JPH0447384Y2 - - Google Patents

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JPH0447384Y2
JPH0447384Y2 JP2694586U JP2694586U JPH0447384Y2 JP H0447384 Y2 JPH0447384 Y2 JP H0447384Y2 JP 2694586 U JP2694586 U JP 2694586U JP 2694586 U JP2694586 U JP 2694586U JP H0447384 Y2 JPH0447384 Y2 JP H0447384Y2
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JP
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radiator
dustproof net
fan
dustproof
fixed
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JP2694586U
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JPS62138826U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トラクタ等の作業車のエンジンの冷
却装置であるラジエータに付設される防塵網の固
定構造に関し、更に詳しくは、冷却風吹き出しタ
イプのラジエータへ塵埃が送り込まれるのを防止
するためにそのラジエータの送風上手に付設され
る防塵網の固定構造に関する。
〔従来の技術〕
前記防塵網は従来、そのラジエータへの冷却風
を発生させるフアンを包囲し保護するフアンシユ
ラウドと前記ラジエータとによつて挟まれるよう
に装着され、固定されていた。具体的には、第5
図に示すように、四辺形状の外枠体1a内に網が
張設された防塵網1は、その外枠体1aを、ラジ
エータ4に外嵌固着される有底四角筒部3c及び
ラジエータ4への冷却風を発生させるフアン2を
包囲し保護する有底円筒部3dを一体化してなる
フアンシユラウド3の有底四角筒部3cと、前記
ラジエータ4の上部タンク部4a及び下部タンク
部4bとによつて挟むことにより、前記ラジエー
タ4に対して装着固定されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構造においては、一般に、フアンシユラウ
ド3とラジエータ4との間に形成する防塵網挿入
用の間隙をやや大きく設定して、防塵網1をこじ
りなく挿入できるようにしているため、運転中に
防塵網が挿入間隙内で振動して騒音が発生する問
題があつた。
そこで、防塵網の振動騒音を防止する手段とし
て、例えば、防塵網1の挾持部位に板バネ等を用
いた弾性クランプを装備して防塵網1の外枠体1
aを弾性挾持することも考えられるが、上記構成
においては弾性クランプをフアンシユラウドの上
下2箇所に取付ける必要があり、構造的に複雑に
なり、コスト高を招くものであつた。
本考案は、フアンシユラウドに簡単な改造を施
こすだけで防塵網を確実に固定できる構造を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る防塵網の固定構造は、冷却風吹き
出しタイプのラジエータのフアンシユラウド側
に、外枠体が前記両者によつて挟まれるように装
着される防塵網の固定構造であつて、両端部が前
記フアンシユラウドに穿設された貫通孔によつて
把持され、中央部が防塵網側へ突出するような形
状とされた、弾性杆状体からなる押圧部材によ
り、前記防塵網が前記ラジエータ側へ押し付けら
れた状態にて固定されることを特徴としている。
〔作用〕
かかる固定構造にて防塵網が固定されている場
合は、その防塵網が弾性杆状体からなる押圧部材
によつてラジエータ側へ押し付けられた状態とさ
れているため、前記フアンシユラウドとラジエー
タとの間の隙間を十分にとつておいても、装着固
定後の防塵網はがたつくことがない。
そして、この場合、押圧部材の中央部が防塵網
の網部に直接作用するが、押圧部材自体が杆状で
あるために、これによる通風抵抗は無視できる程
度である。
〔考案の効果〕
本考案は防塵網の振動を防止するのに、防塵網
の外枠体を弾性挾持するのではなく、網部を直接
押圧する構成としたために、フアンシユラウドに
押圧部材の両端を把持する貫通孔を設けるだけの
簡単な改造でもつて、防塵網全体に作用する弾性
クランプを構成することができ、防塵網外枠体に
作用する弾性クランプをフアンシユラウドの上下
に夫々設ける構造に比較して安価に実施できるも
のである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、4はトラクタのエンジンルー
ム6内に収納されているエンジン7を冷却するた
めのラジエータであり、このラジエータ4へは、
前記エンジン7の出力がベルト8を介して伝達さ
れ回転駆動されるラジエータ4後方のフアン2に
よつて発生させられる冷却風が後方から吹き出さ
れるようになつている。
このラジエータ4には、前記フアン2が配置さ
れている後方側に、そのフアン2を保護するため
のフアンシユラウド3が装着されている。具体的
には、このフアンシユラウド3は、ラジエータ4
の上部タンク部4a及び下部タンク部4bに外嵌
固着されるべき有底四角筒部3c及び前記フアン
2を包囲し保護する有底円筒部3dが一体化され
てなり、前記有底四角筒部3cを前記タンク部4
a,4bに外嵌固着することによつてラジエータ
4の後方側に装着されている。
更に、前記ラジエータ4のフアンシユラウド3
側には、ラジエータ4へ塵埃が送り込まれるのを
防止すべく、四辺形状の外枠体1a内に網体が張
設された防塵網1が装着されているが、この防塵
網1は、第2図に詳しく示すように、上下両端部
5a,5bが前記フアンシユラウド3の有底円筒
部3dの上下に穿設された貫通孔3a,3bによ
つて把持され、中央部5cが防塵網1側へ突出す
るような形状とされた、門構え状の弾性杆状体か
らなる押圧部材5により、前記ラジエータ4側へ
押し付けられた状態にて固定されている。
かかる固定構造にて防塵網1が固定されている
場合は、その防塵網1が弾性杆状体からなる押圧
部材5によつてラジエータ4側へ押し付けられた
状態とされているため、エンジン7を始動して作
業車を動かしても前記防塵網1はがたつくことが
ない。また、前記フアンシユラウド3とラジエー
タ4との間の隙間を十分にとつておいても、装着
後の防塵網1はがたつくことがない。
〔別実施例〕
上述の実施例においては、門構え状の押圧部材
5の上下両端部5a,5bをフアンシユラウド3
の有底円筒部3dの上下に穿設された貫通孔3
a,3bにて把持することとしたが、第3図に示
すように、前記両端部5a,5bを前記有底円筒
部3dの左右に穿設された貫通孔3a,3bにて
把持することとしてもよい。
また、前記押圧部材5は、上述のような門構え
状でなくとも、第4図に示す一本の杆状部材であ
つてもよい。
なお、第1図〜第4図に示す如く、防塵網1の
上部に把手1bを取着しておくこととすれば、そ
の防塵網1を上方へ引き抜くときに好都合であ
る。
また、エアークリーナ10は第1図に示すよう
に、エンジン7に付設された吸気マンホールド9
に共締め固定されたエアクリーナ取付け用ステー
11を用いてエンジン7に取着されているが、そ
のステー11のエアークリーナ10取付部分を予
め後方が低くなるように傾斜させておけば、エア
ークリーナ10の蓋10aを容易に開閉できるよ
うになり、その中に収納されているフイルタ10
bを容易に取り出して清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案に係る防塵網の固定構
造の実施例を示し、第1図はトラクタのエンジン
ルームを示す一部切欠き断面図、第3図は第1図
の−線による一部切欠き断面図、第3図及び
第4図は、別実施例を示す第2図対応断面図であ
る。第5図は従来のトラクタのエンジンルームを
示す一部切欠き断面図である。 1……防塵網、3……フアンシユラウド、3
a,3b……貫通孔、4……ラジエータ、5……
押圧部材、5a,5b……端部、5c……中央
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却風吹き出しタイプのラジエータ4のフアン
    シユランド3側に、外枠体1aが前記両者3,4
    によつて挟まれるように装着される防塵網1の固
    定構造であつて、両端部5a,5bが前記フアン
    シユランド3に穿設された貫通孔3a,3bによ
    つて把持され、中央部5cが防塵網1側へ突出す
    るような形状とされた、弾性杆状体からなる押圧
    部材5により、前記防塵網1が前記ラジエータ4
    側へ押し付けられた状態にて固定されることを特
    徴とする防塵網の固定構造。
JP2694586U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH0447384Y2 (ja)

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JP2694586U JPH0447384Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP2694586U JPH0447384Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JPS62138826U JPS62138826U (ja) 1987-09-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622114Y2 (ja) * 1987-09-30 1994-06-08 株式会社クボタ コンバインのエンジン冷却構造
US8454718B2 (en) * 2009-03-26 2013-06-04 Crown Equipment Corporation Working vehicle having cooling system with suction device

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JPS62138826U (ja) 1987-09-01

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