JPH0446879Y2 - - Google Patents

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JPH0446879Y2
JPH0446879Y2 JP1985181737U JP18173785U JPH0446879Y2 JP H0446879 Y2 JPH0446879 Y2 JP H0446879Y2 JP 1985181737 U JP1985181737 U JP 1985181737U JP 18173785 U JP18173785 U JP 18173785U JP H0446879 Y2 JPH0446879 Y2 JP H0446879Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、海水から淡水を製造する真空蒸発式
造水設備において、その真空蒸発室から蒸発後の
ブラインを、動力駆動式のブラインポンプにて抽
出するための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
海水から淡水を製造する真空蒸発式の造水装置
には、例えば特公昭33−6314号公報に記載されて
いるように単効用浸管型蒸発式のもの、特公昭37
−7722号公報又は特公昭34−2455号公報等に記載
されているように一段フラツシユ型蒸発式のも
の、例えば特開昭57−130582号公報の第1図等に
記載されているように貫流式多段フラツシユ蒸発
式のもの、更には、特開昭50−20981号公報、特
公昭49−29070号公報、実公昭57−5096号公報又
は特開昭50−158569号公報等に記載されているよ
うに多重効用蒸発式のもの等が存在するが、これ
ら真空蒸発式造水設備においては、蒸発後におけ
るブラインを、前記各公報に記載されているよう
に、真空蒸発室から動力駆動式のブラインポンプ
にて抽出するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、蒸発後におけるブラインの温度は、
真空蒸発室内の真空度に対応する飽和温度に等し
い。
一方、この真空蒸発室内のブラインを、動力駆
動式のブラインポンプにて吸い出す場合におい
て、前記ブラインポンプから真空蒸発室内のブラ
イン液面までの高さつまり押込水頭をHs、ブラ
イン温度の飽和蒸気圧力と等しい真空蒸発室内の
飽和蒸気圧力をPo、ブラインの比重量をγ、前
記ブラインポンプの吸い込み部におけるブライン
の全圧力をPとしたとき、当該ブラインポンプの
吸い込み部におけるブラインの全水頭P/γは、
真空蒸発室からの水頭より、真空蒸発室からブラ
インポンプの吸い込み部に至るブライン管路の損
失水頭heを差し引いた値〔(Po/γ)+Hs−he〕
になるが、少なくともこの全水頭は、吸込液の温
度に対する飽和蒸気圧力の水頭換算値Po/γよ
り大でなければポンプの作動に伴つて蒸発現象が
起こるために好ましくない。
更に、動力駆動式のブラインポンプとして一般
に用いられる渦巻きポンプでは、この吸い込み部
での飽和蒸気圧力に水頭換算値に加えて、ポンプ
に要求される性能(吐出量及び吐出水頭)に応じ
た余裕、一般にはNPSHregと言われるものが必
要であり、この余裕を下まわつただけでもブライ
ンポンプのインペラー部分等でいわゆるキヤビテ
ーシヨンと言う蒸発現象が起こるのである。
すなわち、このようにブラインポンプの吸い込
み部における全圧力Pが、ブラインの温度に対応
する飽和蒸気圧力Po+NPSHreg/γより小さく
なると、ブラインの蒸発及びブラインに溶解して
いるガスの分離などにより、ブライン中に無数の
気泡が発生するいわゆるキヤビテーシヨンが発生
し、ブラインポンプによるブラインの抽出が不能
になると共に、キヤビテーシヨンによつてブライ
ンポンプ及び配管が腐食する等の不具合が生じる
ことになり、特に、船舶に搭載される真空蒸発式
造水装置の場合には、真空蒸発室とブラインポン
プとは、同じ床面に設置され、前記押込水頭がき
わめて低いことから、前記のキヤビテーシヨンは
一層顕著に発生するのであつた。
本考案は、ブラインを真空蒸発室から動力駆動
式のブラインポンプにて抽出する場合において、
前記キヤビテーシヨンの発生を抑制するか、発生
したキヤビテーシヨンを消去することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、蒸発後のブ
ラインを真空蒸発室内から抽出するための動力駆
動式ブラインポンプを備えた真空蒸発式造水装置
において、前記真空蒸発室からブラインポンプの
吸い込み部に至るブライン管路に、前記真空蒸発
式造水装置における真空蒸発室に対する凝縮部へ
の冷却用海水供給管路より分岐した分岐管路を、
前記ブライン管路に接続する構成にした。
〔考案の作用・効果〕
真空蒸発式造水装置における真空蒸発室に対す
る凝縮部に供給される冷却用海水の温度は、当該
真空蒸発室内における飽和蒸気圧力に対応する温
度、つまり真空蒸発室内におけるブラインの温度
よりも低いから、この冷却用海水の一部を、ブラ
インポンプに吸入されるブラインに導入混合する
ことにより、ブラインポンプに吸入されるブライ
ンの温度を、真空蒸発室内の飽和蒸気圧力に対応
する温度よりも低くすることができるのである。
すなわち、動力駆動式ブラインポンプに吸入さ
れるブラインの温度を、真空蒸発室内の飽和蒸気
圧力に対応する温度よりも低くすることができる
ことにより、ブラインポンプに吸入されるブライ
ンの温度に対応する飽和蒸気圧力は、前記先行技
術の場合よりも前記のように冷却用海水の混合に
よつて温度が下がる分だけ低くなるから、冷却用
海水の場合によりブラインの飽和蒸気圧力がブラ
インポンプの吸い込み部における全圧力を越えて
高くなるおそれは少なくなり、キヤビテーシヨン
の発生を確実に抑制できるのであり、また、キヤ
ビテーシヨンの発生の都度冷却用海水を混合する
ことにより発生したキヤビテーシヨンを確実に消
去できるのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面について説明する
に、第1図は単効用浸管型の真空蒸発式造水装置
の場合を示し、この図において符号1は、真空発
生装置1aによつて大気圧以下の真空に保持され
た真空蒸発室を示し、該真空蒸発室1内には、そ
の下部には、船舶におけるデイーゼル機関に対す
る冷却用循環水を熱源とする浸管型の加熱器2
を、上部に内部を冷却用海水が流れる凝縮器3を
各々備え、前記加熱器2の一端にデイーゼル機関
の冷却用循環水の供給管4を、他端にデイーゼル
機関の冷却用循環水の出口管5を各々接続する、
また、前記凝縮器3の一端に冷却用海水の供給管
6を、他端に冷却用海水の出口管7を各々接続
し、前記冷却用海水の出口管7における海水の一
部を管路8を介して前記加熱器2の箇所に供給し
て加熱蒸発し、発生した蒸気をデミスター9にお
いてミストを除去したのち前記凝縮器3に導いて
凝縮し得られた凝縮水を淡水として管路10より
取り出す一方、真空蒸発室1内における蒸発後の
ブラインは、ブライン室11にオーバーフローさ
せたのちブライン管路12を経て、モータ等の動
力にて駆動されるブラインポンプ13にて抽出す
るようになつている。
そして、前記凝縮器3に対する冷却用海水の供
給管6から分岐した分岐管路14を、前記ブライ
ン管路12に接続し、該分岐管路14の途中に流
量調整弁15と絞りオリフイス16とを設けて、
一部の冷却用海水を、ブラインポンプ13に吸い
込まれるブラインに混合するように構成する。
このように冷却用海水の一部を、ブラインポン
プ13に吸い込まれるブラインに混合することに
より、ブラインポンプ13に吸い込まれるブライ
ンの温度を下げることができるのである。
一般に、動力駆動式のポンプより高い位置に、
真空蒸発室内におけるブラインの液面がある場合
においてキヤビテーシヨンの発生に対する安全性
は、10(Pa−Pv)/γ+Hs−he=NPSHavaに
示され(但し、この式において、Paは液面に作
用する絶対圧力、Pvは前記モータ駆動式ポンプ
に吸引する液体の温度に対応する絶対飽和蒸気圧
力、Hsは前記ポンプから液面までの高さつまり
押込水頭、heは管路の損失水頭、γは液体の比
重量)、このNPSHavaが大きい程キヤビテーシ
ヨンの発生に対する安全性が高いものであるとさ
れている。
そこで、前記第1図に示した造水装置におい
て、真空蒸発室1内を650mmHgの真空度(飽和温
度54℃)に保ち、30℃の冷却用海水を使用し、且
つ、ブラインポンプ13から液面17までの押込
水頭(Hs)を0.3mとし、ブライン管路12より
5.7m3/hのブラインを抽出する場合における
NPSHavaを求めてみる。
真空度650mmHgの絶対圧力(Pa)は0.153Kg/
cm2で、ブラインの比重量は0.988g/cm3で、Pa=
Pvであるから、ブライン管路12における損失
水頭heがないものとすると、ブライン管路12
に管路14より30℃の冷却用海水を混合していな
い場合、つまり従来の場合におけるNPSHavaは
10(0.153−0.153)/0.988+0.3≒0.3mとなる。
これに対して、30℃の冷却用海水を0.46m3/h
の量だけ分岐管路14よりブライン管路12内に
混合したとすると、混合後の温度は52.2℃であ
り、これに対応する絶対飽和蒸気圧力Pvは0.139
Kg/cm2であるから、このときにおけるNPSHava
は、10(0.153−0.139)/0.988+0.3≒0.44mとな
り、キヤビテーシヨンの発生に対する安全性を、
従来の場合よりも0.14mも向上できるのである。
このように造水装置に対する冷却用海水をブラ
インに混合することにより、ブラインをブライン
ポンプ13にて抽出する場合におけるキヤビテー
シヨンの発生を防止できるものであるから、冷却
用海水の供給は連続して行う場合に限らず、第2
図に示すようにブラインポンプ13からの吐出管
路18に吐出圧を検出する圧力センサー19を設
け、この圧力センサー19からの信号を制御回路
20を介して前記分岐管路14中の流量調整弁1
5に対して伝えて、この流量調整弁15を、ブラ
インポンプ13にキヤビテーシヨンが発生してそ
の吐出圧が下がつたときのみ開くように構成する
ことによつて、キヤビテーシヨンの発生の都度、
冷却用海水の混合によつてキヤビテーシヨンを消
去するようにしても良いのである。
また、前記実施例の単効用浸管型の真空蒸発式
造水装置のほか、加熱器を真空蒸発室の外側に設
け、海水をこの加熱器によつて加熱したからのち
に真空蒸発室内に供給してフラツシユ蒸発するよ
うにした貫流式のフラツシユ型真空蒸発式造水装
置についても同様に適用できるのである。
第3図は、従来公知の貫流式多段フラツシユ型
真空蒸発式造水装置におけるブラインの抽出に適
用した場合の実施例を示す。
すなわち、この貫流式多段フラツシユ型真空蒸
発式造水装置は、海水加熱器21、多段の真空蒸
発室22とから成り、前記各真空蒸発室22に
は、蒸発段23と凝縮器24とを各々備え、原料
である海水は海水供給管路25より前記各真空蒸
発室22の凝縮器24の管内を低温段より高温段
へと順次流れ、その蒸発段23から発生する蒸気
により加熱され、次いで海水加熱器21において
ボイラー等からの高温蒸気等によつて加熱され、
そして、海水は各真空蒸発室22のうち高温段の
真空蒸発室における蒸発段に供給され、以下各真
空蒸発室22における蒸発段23におけるフラツ
シユ蒸発を繰り返し、蒸発後のブラインは最終の
低温蒸発段23よりブライン管路26を経て、モ
ータ等の動力にて駆動されるブラインポンプ27
にて系外に抽出される一方、各蒸発段23で発生
した蒸気は凝縮器24の管外で凝縮し、淡水にな
つて管路28から取り出されるのであり、前記各
真空蒸発室22は、その低温の真空蒸発室に接続
した真空発生装置22aにて不凝縮性ガスを抽気
することにより低温の真空蒸発室程高い真空度に
なるように構成されている。
そして、蒸発後のブラインをブライン管路26
から前記ブラインポンプ27にて系外に抽出する
に際して、このブライン管路26に、前記海水供
給管路25より分岐した流量調整弁30付き分岐
管路29を接続して、海水の一部をブラインポン
プ27に吸い込まれるブラインに混合することに
より、ブライン管路26又はブラインポンプ27
におけるキヤビテーシヨンの発生を抑制でき、ま
た、ブライン管路26又はブラインポンプ27に
おいて発生しているキヤビテーシヨンを消去でき
るのである。
第4図は、多重効用真空蒸発式造水装置におけ
るブラインの抽出に適用した場合の実施例を示
す。
この多重効用真空蒸発式造水装置は従来から良
く知られているように、冷却用海水は供給管路3
1より低温真空蒸発室32内の凝縮器33に供給
され、その一部は、第1効用蒸発室34、第2効
用蒸発室35及び第3効用蒸発室36の各々にお
ける予熱器37を低温段から高温段へと順次通過
したのち、第1効用蒸発室34における加熱器3
8の管外に散布され、この加熱器38の管内に供
給される高温蒸気の加熱にて蒸発し、蒸発後の海
水は第2効用蒸発室35における加熱器39の管
外に散布されて蒸発し、蒸発後の海水は第3効用
蒸発室36における加熱器40の管外に散布され
て蒸発し、蒸発後のブラインは第3効用蒸発室3
6の底に溜り、ブライン管路41を経て、同じく
モータ等の動力にて駆動されるブラインポンプ4
2にて系外に抽出される一方、第1効用蒸発室3
4で発生した蒸気は、第2効用蒸発室35におけ
る加熱器39の管内に供給されて凝縮すると同時
にその管外に散布された海水を蒸発させ、第2効
用蒸発室35で発生した蒸気は、第3効用蒸発室
36における加熱器40の管内に供給されて凝縮
すると同時にその管外に散布された海水を蒸発さ
せ、そして、第3効用蒸発室36で発生した蒸気
は、前記低温真空蒸発室32内に入り、その凝縮
器33の管外で凝縮して淡水となり、他の加熱器
38,39,40の管内で凝縮した淡水と共に管
路43より系外に取り出されるのであり、前記低
温真空蒸発室32及び各効用蒸発室34,35,
36は、低温真空蒸発室32に接続した真空発生
装置44にて不凝縮性ガスを抽気することによ
り、低温の真空蒸発室程高い真空度になるように
構成されている。
そして、蒸発後のブラインを、ブライン管路4
1からブラインポンプ42にて系外に抽出するに
際して、このブライン管路41に、前記冷却用海
水の供給管路31より分岐した流量調整弁46付
き分岐管路45を接続して、海水の一部をブライ
ンポンプ42に吸い込まれるブラインに混合する
ことにより、ブライン管路41又はブラインポン
プ42におけるキヤビテーシヨンの発生を抑制で
き、また、ブライン管路41又はブラインポンプ
42において発生しているキヤビテーシヨンを消
去できるのである。
なお、本考案は、前記した形式の真空蒸発式造
水装置に限らず、他の形式の真空蒸発式造水装置
に対しても適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す図、第2図
は本考案の第2実施例を示す図、第3図は本考案
の第3実施例を示す図、第4図は本考案の第4実
施例を示す図である。 1,22,34,35,36……真空蒸発室、
3,24,33……凝縮器、6,25,31……
冷却用海水の供給管路、12,26,41……ブ
ライン管路、13,27,42……動力駆動式ブ
ラインポンプ、14,29,45……分岐管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蒸発後のブラインを真空蒸発室内から抽出する
    ための動力駆動式ブラインポンプを備えた真空蒸
    発式造水装置において、前記真空蒸発室からブラ
    インポンプの吸い込み部に至るブライン管路に、
    前記真空蒸発式造水装置における真空蒸発室に対
    する凝縮部への冷却用海水供給管路より分岐した
    分岐管路を、前記ブライン管路に接続したことを
    特徴とする真空蒸発式造水設備におけるブライン
    抽出装置。
JP1985181737U 1985-11-25 1985-11-25 Expired JPH0446879Y2 (ja)

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JPS6290790U JPS6290790U (ja) 1987-06-10
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144565A (en) * 1974-10-15 1976-04-16 Babcock Hitachi Kk Zosuihoho oyobi sochi
JPS5235950U (ja) * 1975-09-05 1977-03-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144565A (en) * 1974-10-15 1976-04-16 Babcock Hitachi Kk Zosuihoho oyobi sochi
JPS5235950U (ja) * 1975-09-05 1977-03-14

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