JPH0446522A - 電力系統の操作装置 - Google Patents
電力系統の操作装置Info
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- JPH0446522A JPH0446522A JP15259590A JP15259590A JPH0446522A JP H0446522 A JPH0446522 A JP H0446522A JP 15259590 A JP15259590 A JP 15259590A JP 15259590 A JP15259590 A JP 15259590A JP H0446522 A JPH0446522 A JP H0446522A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 11
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し発明の目的]
〈産業上の利用分野)
本発明は電力系統の操作装置に係り、特に被融通区間に
対し他の健全な配電線から融通送電を行なう場合に、制
約条件を満たず最適な配電系統の形態を1’$L、この
計算結果に基づいて操作する電力系統の操作装置に関す
る。
対し他の健全な配電線から融通送電を行なう場合に、制
約条件を満たず最適な配電系統の形態を1’$L、この
計算結果に基づいて操作する電力系統の操作装置に関す
る。
(従来の技術)
従来の電力系統の操作装置の構成ブロック図を第8図に
示し、電力系統図は第9図に示す。第9図において、S
Si (i=1.2,3,4.x )は配電変電所で
あり、通常変圧器を介してf#線からフィーダ(配電線
)しゃ断器CBiを介して配電線[1を導出している。
示し、電力系統図は第9図に示す。第9図において、S
Si (i=1.2,3,4.x )は配電変電所で
あり、通常変圧器を介してf#線からフィーダ(配電線
)しゃ断器CBiを介して配電線[1を導出している。
この配電線[1は、複数の区分開閉器514iによりそ
れぞれ配電区間Kl 、 K2 、 K2 。
れぞれ配電区間Kl 、 K2 、 K2 。
・・・、Kxに区分されると共に、他の配電線にも連系
されるように構成されている。一方、各フィーダには図
示はしてないがフィーダ電流(配電線導出部の電流)を
検出するために変流器とフィーダ電流測定器が設けられ
、これら電流測定器の出力信号及びフィーダしゃ断器C
Biや区分開閉器S14等の開閉器の開閉状態信号など
のオンライン情報は、各局に設けた信号伝送装置を構成
するテレコン子局及びテレコン親局TCoを介して、第
8図に示す制御所内の操作装置の融通送電操作器(電子
計算機等のデジタル演算装置で構成されている)CON
Tや図示しない監視盤に入力される。監視盤は、配電系
統の現在時点の開閉器状態、フィーダ電流等を表示し、
一方融通送電操作器C08Tは、そのメモリ部に前記信
号伝送装置から得られるオンライン情報を記憶する他、
各配電区間例えばKt。
されるように構成されている。一方、各フィーダには図
示はしてないがフィーダ電流(配電線導出部の電流)を
検出するために変流器とフィーダ電流測定器が設けられ
、これら電流測定器の出力信号及びフィーダしゃ断器C
Biや区分開閉器S14等の開閉器の開閉状態信号など
のオンライン情報は、各局に設けた信号伝送装置を構成
するテレコン子局及びテレコン親局TCoを介して、第
8図に示す制御所内の操作装置の融通送電操作器(電子
計算機等のデジタル演算装置で構成されている)CON
Tや図示しない監視盤に入力される。監視盤は、配電系
統の現在時点の開閉器状態、フィーダ電流等を表示し、
一方融通送電操作器C08Tは、そのメモリ部に前記信
号伝送装置から得られるオンライン情報を記憶する他、
各配電区間例えばKt。
K2 、に3.・・・毎に予定された区間負荷電流値を
記憶している。なお、区間負荷電流は信号伝送装置を介
してオンライン情報として取り込むことも可能である。
記憶している。なお、区間負荷電流は信号伝送装置を介
してオンライン情報として取り込むことも可能である。
融通送電操作器C0NTは、配電系統に事故が発生した
場合、過負荷を検出した場合、更にオペレータの指示に
基づく作業停電を行なう場合に、予め記憶されている情
報とオンライン情報とから、融通送電のための計算(以
下、融通計算と称する)を行ない、その計算結果を信号
伝送装置を介して開閉器へ制御信号として送出する。
場合、過負荷を検出した場合、更にオペレータの指示に
基づく作業停電を行なう場合に、予め記憶されている情
報とオンライン情報とから、融通送電のための計算(以
下、融通計算と称する)を行ない、その計算結果を信号
伝送装置を介して開閉器へ制御信号として送出する。
この融通計算とは、与えられた制約条件で、ある1つ以
上の停電区間と配電系統の状態(区分開閉器と区間のつ
ながりを示す情報、すなわちある配電区間の両端に接続
されている区分開閉器のどちらが始端でどちらが終端で
あるかという情報や、開閉器の開閉状態信号、更には変
圧器や配電線の電流、各配電区間の負荷電流)を基にし
て、健全な配電線から融通送電の対象となっている停電
区間群に対し、融通送電するために目的間数に合致した
最適な開閉器操作手順(最適解)を求める計算をいう。
上の停電区間と配電系統の状態(区分開閉器と区間のつ
ながりを示す情報、すなわちある配電区間の両端に接続
されている区分開閉器のどちらが始端でどちらが終端で
あるかという情報や、開閉器の開閉状態信号、更には変
圧器や配電線の電流、各配電区間の負荷電流)を基にし
て、健全な配電線から融通送電の対象となっている停電
区間群に対し、融通送電するために目的間数に合致した
最適な開閉器操作手順(最適解)を求める計算をいう。
なお、この目的関数とは例えば供給支障を最小化するこ
とや、融通送電後の各配電線の予備力が平均化すること
等をいう。
とや、融通送電後の各配電線の予備力が平均化すること
等をいう。
ここで、従来の融通送電操作器C0NTの機能(融通計
算)について第9図乃至第10図の配電系統図を参照し
ながら説明する。第9図は健全時の状態を示し、ハツチ
ングで示すエリアに1 、 K2 。
算)について第9図乃至第10図の配電系統図を参照し
ながら説明する。第9図は健全時の状態を示し、ハツチ
ングで示すエリアに1 、 K2 。
K3が後で停電区間となる配電区間群である。今、配電
区間群に1 、に2 、に3は全て配電線Fxから送電
されており、これら配電区間群に1.に2 。
区間群に1 、に2 、に3は全て配電線Fxから送電
されており、これら配電区間群に1.に2 。
K3に隣接する配電線F1 、F2 、F3の予備力は
、それぞれFl :50[A]、F2 :60[Al
F2 :10[A]であると仮定する。なお、図中開閉
器のシンボルを黒丸で示したしのは閉状態、白丸で示し
たものは開状態を示す。
、それぞれFl :50[A]、F2 :60[Al
F2 :10[A]であると仮定する。なお、図中開閉
器のシンボルを黒丸で示したしのは閉状態、白丸で示し
たものは開状態を示す。
さて、この第9図の状態において、配電lFxの配電区
間1TKxに事故が発生したとか、あるいは配電線F×
か過負荷となり、配電区間群Kl 。
間1TKxに事故が発生したとか、あるいは配電線F×
か過負荷となり、配電区間群Kl 。
K2 、に3に送電することがてきず、開閉器SWxを
開にした場合、第10図の如く配電区間に1.に2゜K
3が全て停電する。すると、融通送電操作器C0NTは
、停電区間群に1 、に2 、に3の区間負荷の大きさ
(K1 :3(l[A] 、 K2 :20[A]
、 K3 :10[A])、これら配電区間群に隣接す
る配電線の予備力(Fl :50[A] 、F2
:60[A] 、F3 :10[A])、開閉器51
41〜5143 、3144〜5146の状態信号のオ
ンライン情報を基に融通計算を行なう。
開にした場合、第10図の如く配電区間に1.に2゜K
3が全て停電する。すると、融通送電操作器C0NTは
、停電区間群に1 、に2 、に3の区間負荷の大きさ
(K1 :3(l[A] 、 K2 :20[A]
、 K3 :10[A])、これら配電区間群に隣接す
る配電線の予備力(Fl :50[A] 、F2
:60[A] 、F3 :10[A])、開閉器51
41〜5143 、3144〜5146の状態信号のオ
ンライン情報を基に融通計算を行なう。
以下、かかる融通計算について表を用いて説明する。
まず、停電区間Kl 、に2 、に3への融通計算を開
始するにあたり、停電区間群Kl 、 K2 。
始するにあたり、停電区間群Kl 、 K2 。
K3に直接接続され得る開閉器SW1〜5W(3を仮想
的に全て開状態にしておく。次に、停電区間群に1 、
に2 、に3を区間負荷の小さい順に並べる(表1)。
的に全て開状態にしておく。次に、停電区間群に1 、
に2 、に3を区間負荷の小さい順に並べる(表1)。
表 1
そして、配電線F1〜F3が実際の配電区間相互の接続
状態を無視して区間負荷の大きさのみを判断要素として
、停電区間群に1〜に3に送電したと仮定な場合、それ
ぞれの配電線F1〜F3が幾つの区間数まで送電できる
かについて判断する。
状態を無視して区間負荷の大きさのみを判断要素として
、停電区間群に1〜に3に送電したと仮定な場合、それ
ぞれの配電線F1〜F3が幾つの区間数まで送電できる
かについて判断する。
この判断結果を表2に示す。
表
表
そして、与えられた停電区間数をα(この場合α=3)
とし、式α≧aI +a2 +a3 ”Σatを用いて
、各配電線の送電区間数a+の組み合わせを求め、これ
を表3とする。
とし、式α≧aI +a2 +a3 ”Σatを用いて
、各配電線の送電区間数a+の組み合わせを求め、これ
を表3とする。
但し、0≦a1≦a 11aX
O≦a2≦azlsaX
O≦a3≦a3riax
(以下余白)
表3からal 、a2 、a3それぞれの組み合わせの
ゲースについて、系統のつながり上の制約条件及び融通
すべき区間の負荷合計が、融通側配電線F1〜F3の予
備力を越えない範囲で融通区間を決定する。この決定さ
れた融通区間の組み合わせをパターン化して示す(表4
) 表 4 なお、表4のうち、パターン■、0.o及び■の如く、
1つの区間に1〜に3が同時に2つの配電線から融通送
電される場合は実用解ではないので、*印を付けて以後
の計算にはこれを除外する。
ゲースについて、系統のつながり上の制約条件及び融通
すべき区間の負荷合計が、融通側配電線F1〜F3の予
備力を越えない範囲で融通区間を決定する。この決定さ
れた融通区間の組み合わせをパターン化して示す(表4
) 表 4 なお、表4のうち、パターン■、0.o及び■の如く、
1つの区間に1〜に3が同時に2つの配電線から融通送
電される場合は実用解ではないので、*印を付けて以後
の計算にはこれを除外する。
次に、各パターンが目的関数(例えば供給支障の最小化
、融通後の各配電線の予備力の均平度KPの最小化)に
合致するか否かの評価を行なう。
、融通後の各配電線の予備力の均平度KPの最小化)に
合致するか否かの評価を行なう。
評価のための指標は表5に示す通りである。なお、前記
均平度に、は次の式から求める。
均平度に、は次の式から求める。
K、−57L7
ここで、F I YBは配電線iの融通送電後の予備力
である。
である。
(以下余白)
(以下余白)
表5から供給支障最小化及び均平度KPの最小化という
目的関数からみると、パターン■が最適解となる。
目的関数からみると、パターン■が最適解となる。
次に、通過電流の面からの評価を行なう。
以下、予備力均千度の面から最適解として求められたパ
ターン@とパターン[株]を用いて説明する。
ターン@とパターン[株]を用いて説明する。
配電線の通過電流について区間の通過電流と回路を構成
する配電線の許容通過電流を各径間毎に持っているので
、径間単位での説明を行なうために第10図に示す配電
系統を第7図を用いて具体的に示し、仮に各径間の通過
電流が表6の如くであったとする。これに基づき通過電
流とその区間を構成する径間の許容通過電流値をそれぞ
れパターン@、[株]について表すと表7になる。この
表7によれば、パターン@の区間に2の径間に10を通
過する電流がその許容通過電流値を越えてしまう。これ
によりパターン@が最適解の候補から除外される。よっ
て通過電流の面からの評価を加えると、パターン■の方
が優れた融通送電パターンであると算出される。
する配電線の許容通過電流を各径間毎に持っているので
、径間単位での説明を行なうために第10図に示す配電
系統を第7図を用いて具体的に示し、仮に各径間の通過
電流が表6の如くであったとする。これに基づき通過電
流とその区間を構成する径間の許容通過電流値をそれぞ
れパターン@、[株]について表すと表7になる。この
表7によれば、パターン@の区間に2の径間に10を通
過する電流がその許容通過電流値を越えてしまう。これ
によりパターン@が最適解の候補から除外される。よっ
て通過電流の面からの評価を加えると、パターン■の方
が優れた融通送電パターンであると算出される。
表
ここで、通過電流の評価について、複数区間に対する共
通の供給径路となる共通径間が存在する場合の例を、第
11図を用いて具体的に述べる。
通の供給径路となる共通径間が存在する場合の例を、第
11図を用いて具体的に述べる。
第11図における配電系統において、区rf11に1〜
に6を融通対象区間とし、前述のように融通計算を行な
うとする。従来、区間の通過電流が許容値内であるか判
定する場合、許容通過電流値をSW*に持たせている。
に6を融通対象区間とし、前述のように融通計算を行な
うとする。従来、区間の通過電流が許容値内であるか判
定する場合、許容通過電流値をSW*に持たせている。
許容通過電流値とは、S−自体の定格電流及び径間毎の
配電線の素材、サイズによる通過電流の許容値から決め
られ、この場合、各Swに対する径間の持たせ方は、該
S■の両端の径間と共通径間(第11図のに、に8)と
している。
配電線の素材、サイズによる通過電流の許容値から決め
られ、この場合、各Swに対する径間の持たせ方は、該
S■の両端の径間と共通径間(第11図のに、に8)と
している。
第11図の径間ks、ksのように、直接S−に所属し
ていない径間は、共通径間として、その区間に属する電
源S−1分岐Skの全S−に対して、許容通過電流値を
決める要素となるものとする。これを表8に示す。
ていない径間は、共通径間として、その区間に属する電
源S−1分岐Skの全S−に対して、許容通過電流値を
決める要素となるものとする。これを表8に示す。
(以下余白)
表 8
仮に、第11図で示す配電系統の各区間の通過電流値と
径間の許容通過電流値が表9の如くであったとする。こ
の表によれば、区間に2の共通径間に5を通過する電流
がその許容通過電流値を越えてしまうため、Flに予備
力がありながらも、融通送電は行なえにことになる。
径間の許容通過電流値が表9の如くであったとする。こ
の表によれば、区間に2の共通径間に5を通過する電流
がその許容通過電流値を越えてしまうため、Flに予備
力がありながらも、融通送電は行なえにことになる。
(以下余白)
表 9
(発明が解決しようとする課題)
第11図において配電系統を構成する配電線の主たる供
給径路である幹線については、許容通過電流容量には余
裕がありながら、通過電流は共通径間の許容通過電流値
により制約されている。
給径路である幹線については、許容通過電流容量には余
裕がありながら、通過電流は共通径間の許容通過電流値
により制約されている。
また、配電線区l5lff毎の通過電流が許容値内であ
るか判定する際、共通径間については、全Swに所属す
るものとして判定を行なっているため、処理に時間がか
かる。
るか判定する際、共通径間については、全Swに所属す
るものとして判定を行なっているため、処理に時間がか
かる。
本発明の目的は配電系統上の各設備の持つ能力を最大限
に活用することで、事故等に伴なう配電系統の復旧手順
を高速に作成し、短時間で事故復旧を行なう電力系統の
操作装置を提供することにある。
に活用することで、事故等に伴なう配電系統の復旧手順
を高速に作成し、短時間で事故復旧を行なう電力系統の
操作装置を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の電力系統の操作装置は、配電系統を構成する全
ての配電線銘の許容通過電流値及び区分開閉器などのオ
ンライン情報を記憶する記憶手段と、配電系統において
高圧線の径間毎に負荷側の針を認識する負荷測針認識手
段と、記憶手段及び負荷側SW認識手段からの値を用い
個々の区間における通過電流を算定してこの通過電流が
区間の許容通過電流以下かを判定する通過電流判定手段
と、融通計算を行なうパターン決定において、通過電流
判定手段の判定条件を加え、最適の融通操作手順を決定
するよう構成した。
ての配電線銘の許容通過電流値及び区分開閉器などのオ
ンライン情報を記憶する記憶手段と、配電系統において
高圧線の径間毎に負荷側の針を認識する負荷測針認識手
段と、記憶手段及び負荷側SW認識手段からの値を用い
個々の区間における通過電流を算定してこの通過電流が
区間の許容通過電流以下かを判定する通過電流判定手段
と、融通計算を行なうパターン決定において、通過電流
判定手段の判定条件を加え、最適の融通操作手順を決定
するよう構成した。
(作 用)
被融通区間に対して融通送電を行なう際、通過電流判定
手段は、融通後の配電線区間毎の通過電流が許容値内に
なるか判定する場合、共通径間の高圧線通過電流許容値
は当該径間の負荷側のSuに持たせるよう負荷側S−認
識手段を加えた通過電流判定を行なう、融通手段はこれ
により最適耐過手順を決定し、融通送電を行なう。
手段は、融通後の配電線区間毎の通過電流が許容値内に
なるか判定する場合、共通径間の高圧線通過電流許容値
は当該径間の負荷側のSuに持たせるよう負荷側S−認
識手段を加えた通過電流判定を行なう、融通手段はこれ
により最適耐過手順を決定し、融通送電を行なう。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の電力系統の操作装置の構成例を示すも
のである。
のである。
融通送電操作器1 (CONT)は、径間毎に負荷側8
Mを認識する負荷側S−認識手段1Cと送電形態のパタ
ーンを決定する都度、各区間における通過電流を算定し
所定値以下か否かを判定する通過電流判定手段1Bと、
この通過電流の判定の条件を加えた融通計算の結果に基
づき、区分開閉器の操作指令をテレコン親局TCoを介
して送出する融通送電手段1Aとを備えている。
Mを認識する負荷側S−認識手段1Cと送電形態のパタ
ーンを決定する都度、各区間における通過電流を算定し
所定値以下か否かを判定する通過電流判定手段1Bと、
この通過電流の判定の条件を加えた融通計算の結果に基
づき、区分開閉器の操作指令をテレコン親局TCoを介
して送出する融通送電手段1Aとを備えている。
また、通過電流判定手段1Bが参照する各区間の許容通
過電流値を記憶するための記憶装置2と、オペレータが
操作するための操作卓Deskとを備える。
過電流値を記憶するための記憶装置2と、オペレータが
操作するための操作卓Deskとを備える。
第2図は上述の記憶装置2内における各区間の許容通過
電流値の持ち方の一例を示すものである。
電流値の持ち方の一例を示すものである。
図中のに1oは後述する第4図中に示すような、配電区
間に1の各径間の許容通過電流の値である。
間に1の各径間の許容通過電流の値である。
次に、上記構成の電力系統の操作装置の動作について説
明する。
明する。
まず、通過電流判定手段1Bの動作フローを第3図に示
す。ステップST1において、テレコン親局TCoから
のオンライン情報をもとに融通送電手段1^から指示さ
れた配電線の送出電流を得、これを該配電線の第1区間
の通過電流として記憶保持する。
す。ステップST1において、テレコン親局TCoから
のオンライン情報をもとに融通送電手段1^から指示さ
れた配電線の送出電流を得、これを該配電線の第1区間
の通過電流として記憶保持する。
表10は第4図に示す各配電径間の通過電流Iを記憶す
るワークエリアの一例である。
るワークエリアの一例である。
表 10
(以下余白)
ステップST2において、さらに指定配電線の送電する
区間と、各区間に接続するS14を求め、前記ワークエ
リアに保存する。そしてステップST3からST6の0
0ループにおいて、ステップS72で求めた送電区間数
分の通過電流の算出と、これか許容値以下かの判定を繰
り返す。
区間と、各区間に接続するS14を求め、前記ワークエ
リアに保存する。そしてステップST3からST6の0
0ループにおいて、ステップS72で求めた送電区間数
分の通過電流の算出と、これか許容値以下かの判定を繰
り返す。
このステップST4及びST5を第5図のフロー図を用
いて訂しく説明する。ステップST9において、区間1
の持つ分岐S14の数分、以下のステップ8110〜5
T15を繰り返す9ステツプ5110では区間1の電源
SWとステップST9のDOループから決まる5III
Jの間(ルート)に流れる電流を求める。第4図に示す
ように仮に5141と3142の間に流れる電流は、区
間に3.区間に5.区間に6の消費電力と区間に2の消
費電力を分岐数2にて除した後、これらを加算し求める
ことがてきる。実際には負荷点を考慮し精度を高めるこ
とを行なうが、ここては説明の便宜上省略する。
いて訂しく説明する。ステップST9において、区間1
の持つ分岐S14の数分、以下のステップ8110〜5
T15を繰り返す9ステツプ5110では区間1の電源
SWとステップST9のDOループから決まる5III
Jの間(ルート)に流れる電流を求める。第4図に示す
ように仮に5141と3142の間に流れる電流は、区
間に3.区間に5.区間に6の消費電力と区間に2の消
費電力を分岐数2にて除した後、これらを加算し求める
ことがてきる。実際には負荷点を考慮し精度を高めるこ
とを行なうが、ここては説明の便宜上省略する。
次にステップ5T11では区間1を構成する径間数をm
とし、ステップ5T12において区間Iの3ffi過電
流iと径間の通過電流とを比較する。その結果、通過電
流(1)〉径間(JJ)の許容通過電流となった場合は
、ステップ5T12〜5T14の00ループを脱出し、
ステップ5T17へ処理を移行する。又、前記条件が満
たされぬ場合は、ステップ5T12〜5T14の処理を
m回繰り返し、その後ステップ5T16へ処理を移行す
る。
とし、ステップ5T12において区間Iの3ffi過電
流iと径間の通過電流とを比較する。その結果、通過電
流(1)〉径間(JJ)の許容通過電流となった場合は
、ステップ5T12〜5T14の00ループを脱出し、
ステップ5T17へ処理を移行する。又、前記条件が満
たされぬ場合は、ステップ5T12〜5T14の処理を
m回繰り返し、その後ステップ5T16へ処理を移行す
る。
ステップ5T1G及び5T17では、それぞれ与えられ
た区間1の通過電流が許容通過電流値より小か、大かを
それぞれ出力するステップである。
た区間1の通過電流が許容通過電流値より小か、大かを
それぞれ出力するステップである。
以上の第5図の処理が第3図ステップST4における通
過電流算定の評細処理である。
過電流算定の評細処理である。
この判定結果により、ステップST5は、通過電流が許
容通過電流値より小であると判定された時、ステップS
T6へ進み、大であると判定された時、ステップST8
へ進む。ステップST6は、ステップST3に対する0
0ルーズの継続で、全送電区間に対しての実行が終了す
るまではステップST3へ戻り、終了していれはステッ
プST7へ進む、ステップST7では、通過電流が許容
通過電流値内であるという結果を、第1図の融通送電手
段1Aに対して出力する。また、ステップST8では反
対に許容通過電流値以上であるという結果を出力する。
容通過電流値より小であると判定された時、ステップS
T6へ進み、大であると判定された時、ステップST8
へ進む。ステップST6は、ステップST3に対する0
0ルーズの継続で、全送電区間に対しての実行が終了す
るまではステップST3へ戻り、終了していれはステッ
プST7へ進む、ステップST7では、通過電流が許容
通過電流値内であるという結果を、第1図の融通送電手
段1Aに対して出力する。また、ステップST8では反
対に許容通過電流値以上であるという結果を出力する。
上述の融通送電操作器を備える電力系統の操作装置にお
いて、系統事故が発生すると融通送電手段1^がスター
トし、第6図においてオンラインに基づく開閉器の開閉
状態信号1区分開閉器と配電区間とのつながり情報、配
電線の予備力、予め設定された区間負荷の大きさ等の情
報に基づいて融通計算を行なう、すなわち、融通パター
ン決定の都度ステップ5T19においてコマンドを送出
し、配電線毎に通過電流判定手段1Bに対し、当該配電
線から送電される全区間について通過電流が許容通過電
流値内か否かの判定処理を開始させる。ステップ5T2
0において、通過電流判定手段1Bは、負荷側S−認識
手段1Cからのデータを記憶装置から判定読み出しを行
なう。ステップ5T21において、その判定完了を待ち
、ステップ5T22において、そのパターンが通過電流
条件を満たすものであるか否かを判定する。
いて、系統事故が発生すると融通送電手段1^がスター
トし、第6図においてオンラインに基づく開閉器の開閉
状態信号1区分開閉器と配電区間とのつながり情報、配
電線の予備力、予め設定された区間負荷の大きさ等の情
報に基づいて融通計算を行なう、すなわち、融通パター
ン決定の都度ステップ5T19においてコマンドを送出
し、配電線毎に通過電流判定手段1Bに対し、当該配電
線から送電される全区間について通過電流が許容通過電
流値内か否かの判定処理を開始させる。ステップ5T2
0において、通過電流判定手段1Bは、負荷側S−認識
手段1Cからのデータを記憶装置から判定読み出しを行
なう。ステップ5T21において、その判定完了を待ち
、ステップ5T22において、そのパターンが通過電流
条件を満たすものであるか否かを判定する。
この結果、通過電流条件を満たさないパターンは最適解
の候補から除外され、残りの中から通過電流条件を満足
するパターンが最適解として選ばれることになる。
の候補から除外され、残りの中から通過電流条件を満足
するパターンが最適解として選ばれることになる。
次に」−述した処理内容について第11図を用いて具体
的に述べる。区間に1〜に6に融通送電を行なう場合、
前述した従来例では径間に5の許容通過電流値率のため
に、Flの予備力、幹線の許容通過電流値を活かした融
通操作が実施できなかったが、上述した本実施例のもの
では配電線の通過電流について共通径間の許容通過電流
値を負荷側St+にのみ持たせているので、有効な融通
送電を行なうことができる。
的に述べる。区間に1〜に6に融通送電を行なう場合、
前述した従来例では径間に5の許容通過電流値率のため
に、Flの予備力、幹線の許容通過電流値を活かした融
通操作が実施できなかったが、上述した本実施例のもの
では配電線の通過電流について共通径間の許容通過電流
値を負荷側St+にのみ持たせているので、有効な融通
送電を行なうことができる。
この配電線通過電流を決める要素を示したものが表11
である。これによれば第11図の配電系統における幹線
(k 、k 、k 、k >への融通送電は径
間に5の許容通過電流値にとられれることなく行なうこ
とができる。
である。これによれば第11図の配電系統における幹線
(k 、k 、k 、k >への融通送電は径
間に5の許容通過電流値にとられれることなく行なうこ
とができる。
(以下余白)
表 11
なお、以上の説明では配電系統に事故が発生した場合の
融通操作について述べたが、本発明は上述の実總例に限
定されるものではなく、オペレータがある配電線の配電
区間を作業停電させる場合や、配電線に過負荷か生じた
場合にも同様に適用することができる。前者の場合には
、融通送電操作器C0NTはオペレータからの作業停電
指令に基づいて、被融通区間を判定する機能を併せ持た
せればよく、後者の場合には過負荷の自動検出と、切り
離すべき区間を判定し得る状態を併せ持たせるようにす
ればよい。
融通操作について述べたが、本発明は上述の実總例に限
定されるものではなく、オペレータがある配電線の配電
区間を作業停電させる場合や、配電線に過負荷か生じた
場合にも同様に適用することができる。前者の場合には
、融通送電操作器C0NTはオペレータからの作業停電
指令に基づいて、被融通区間を判定する機能を併せ持た
せればよく、後者の場合には過負荷の自動検出と、切り
離すべき区間を判定し得る状態を併せ持たせるようにす
ればよい。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば高圧線の負荷側S
−を認識する手段を加えたなめ、共通径間の許容通過電
流値を負荷側5II4にのみ持たせることができた。こ
れにより設備毎の能力を最大限に活用することができ、
事故等に伴なう配電系統の復旧手順を有効にかつ高速に
作成し、短時間で確実な事故復旧を行なうことが可能な
信頼性の高い電力系統の操作装置が提供できる。
−を認識する手段を加えたなめ、共通径間の許容通過電
流値を負荷側5II4にのみ持たせることができた。こ
れにより設備毎の能力を最大限に活用することができ、
事故等に伴なう配電系統の復旧手順を有効にかつ高速に
作成し、短時間で確実な事故復旧を行なうことが可能な
信頼性の高い電力系統の操作装置が提供できる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、第2
図は同実施例における記憶装置内の各区分WJ開閉器情
報の持ち方の一例をす図、第3図は同実施例の通過電流
判定手段の動作フロー図、第4図は同実施例の動作を説
明するための配電線例系統構成図、第5図は同実施例の
通過電流の算定処理フロー図、第6図は同実施例におけ
る送電融通手段の機能を説明するためのフロー図、第7
図は径間を具体的に説明するための系統構成図、第8図
は従来例の構成ブロック図、第9図は健全時の系統構成
図、第10図は停電時の系統構成図、第11図は本実施
例の共通径間について説明するための系統構成図である
。 1・・・融通送電操作器 1B・・・通過電流判定手段 2・・・記憶装置 Fi 、Fx・・・配電線 Ski・・・区分開閉器 1^・・・融通送電手段 1C・・・負荷測針認識手段 TCo・・・信号伝送装置 に1・・・配電区間
図は同実施例における記憶装置内の各区分WJ開閉器情
報の持ち方の一例をす図、第3図は同実施例の通過電流
判定手段の動作フロー図、第4図は同実施例の動作を説
明するための配電線例系統構成図、第5図は同実施例の
通過電流の算定処理フロー図、第6図は同実施例におけ
る送電融通手段の機能を説明するためのフロー図、第7
図は径間を具体的に説明するための系統構成図、第8図
は従来例の構成ブロック図、第9図は健全時の系統構成
図、第10図は停電時の系統構成図、第11図は本実施
例の共通径間について説明するための系統構成図である
。 1・・・融通送電操作器 1B・・・通過電流判定手段 2・・・記憶装置 Fi 、Fx・・・配電線 Ski・・・区分開閉器 1^・・・融通送電手段 1C・・・負荷測針認識手段 TCo・・・信号伝送装置 に1・・・配電区間
Claims (1)
- 配電系統のフィーダしや断器の開閉状態信号、配電線を
複数区間(開閉器で区分された配電線の範囲)に区分あ
るいは配電線相互間を連系する区分開閉器の開閉状態信
号、各配電線の負荷電流信号、予め設定されているかあ
るいは遠方監視制御装置を用いてオンラインで取り込ん
だ区間負荷電流信号、配電区間相互がどのように接続さ
れているかを示すつながり情報を用いて配電系統を運用
し、前記区分開閉器の開路に応じて生じた被融通区間に
対して他の配電線から融通送電を行なうようにした電力
系統の操作装置において、融通後の配電区間毎の通過電
流が許容値内になるように融通手順を算出するに際し、
各径間の負荷側に許容通過電流値を持たせ、前記融通計
算結果に基づいて区分開閉器を操作することを特徴とす
る電力系統の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15259590A JPH0446522A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 電力系統の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15259590A JPH0446522A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 電力系統の操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0446522A true JPH0446522A (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=15543869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15259590A Pending JPH0446522A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 電力系統の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0446522A (ja) |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP15259590A patent/JPH0446522A/ja active Pending
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