JPH0446148Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0446148Y2 JPH0446148Y2 JP1986154389U JP15438986U JPH0446148Y2 JP H0446148 Y2 JPH0446148 Y2 JP H0446148Y2 JP 1986154389 U JP1986154389 U JP 1986154389U JP 15438986 U JP15438986 U JP 15438986U JP H0446148 Y2 JPH0446148 Y2 JP H0446148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air outlet
- gas
- gas supply
- vortex tube
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 12
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、シール流体を加熱する加熱装置を備
えたシールユニツトに関するものである。
えたシールユニツトに関するものである。
例えばセグメントシールをつかつて流体をシー
ルする場合、該シール流体がタールを含むもので
あるときや低温時に粘度が低くなつたり固化する
ようなものであるときに回転機器の起動時または
停止時に該流体を加熱する必要がある。
ルする場合、該シール流体がタールを含むもので
あるときや低温時に粘度が低くなつたり固化する
ようなものであるときに回転機器の起動時または
停止時に該流体を加熱する必要がある。
本考案は以上の点に鑑み、バツフアガスをつか
つてシール流体を加熱する加熱装置付きのシール
ユニツトを提供せんとするもので、該加熱を効果
的に行なうため、バツフアガス供給源側に流入口
を接続したボルテツクスチユーブの熱風出口を、
シールユニツトの摺動部に向けて開口したガス送
給口に接続し、該ボルテツクスチユーブの冷風出
口を開度調節自在なストツプバルブを介して外部
へ開放してなる構成とした。
つてシール流体を加熱する加熱装置付きのシール
ユニツトを提供せんとするもので、該加熱を効果
的に行なうため、バツフアガス供給源側に流入口
を接続したボルテツクスチユーブの熱風出口を、
シールユニツトの摺動部に向けて開口したガス送
給口に接続し、該ボルテツクスチユーブの冷風出
口を開度調節自在なストツプバルブを介して外部
へ開放してなる構成とした。
すなわち本考案のシールユニツトはボルテツク
スチユーブをつかつてバツフアガスの温度を高
め、該高温ガスによりシール流体を加熱する。
スチユーブをつかつてバツフアガスの温度を高
め、該高温ガスによりシール流体を加熱する。
第２図はボルテツクスチユーブ１の構成の概略
と該チユーブ１内を流れるガスの動きを示してい
る。符号３は筒状本体２の一端を設けたジエネレ
ーシヨンチヤンバ、４は該チヤンバ３の外周に設
けた流入口を示し、前記筒状本体２の両端に絞り
部６を有する冷風出口５とコントロールバルブ８
を有する熱風出口７が設けられている。冷風出口
５は熱風出口７より開口が小さく（狭く）構成さ
れている。流入口４から噴き付けられたガス（圧
縮ガス）はチヤンバ３内で非常に速い速度の渦流
となつて熱風出口７へ向かつて流れ、そのまま該
出口７から流出するものとバルブ８にぶつかつて
内周側を反対方向に向かつて冷風出口５から流出
するものに二分され、強制的に同期回転せしめら
れる内側の渦流から外側の渦流へ運動エネルギー
が熱として移動するため、熱風出口７から流出す
るガスは高温、冷風出口５から流出するガスは低
温となる。
と該チユーブ１内を流れるガスの動きを示してい
る。符号３は筒状本体２の一端を設けたジエネレ
ーシヨンチヤンバ、４は該チヤンバ３の外周に設
けた流入口を示し、前記筒状本体２の両端に絞り
部６を有する冷風出口５とコントロールバルブ８
を有する熱風出口７が設けられている。冷風出口
５は熱風出口７より開口が小さく（狭く）構成さ
れている。流入口４から噴き付けられたガス（圧
縮ガス）はチヤンバ３内で非常に速い速度の渦流
となつて熱風出口７へ向かつて流れ、そのまま該
出口７から流出するものとバルブ８にぶつかつて
内周側を反対方向に向かつて冷風出口５から流出
するものに二分され、強制的に同期回転せしめら
れる内側の渦流から外側の渦流へ運動エネルギー
が熱として移動するため、熱風出口７から流出す
るガスは高温、冷風出口５から流出するガスは低
温となる。
前記熱風出口７からの高温のガスは、ガス送給
口１３を経由してシールユニツトの摺動部に供給
され、該摺動部を介してシール流体を加熱する。
また、熱風出口７からのガスの温度は、冷風出口
５からの冷風の流出量をストツプバルブ１５で加
減することにより容易に制御することができる。
口１３を経由してシールユニツトの摺動部に供給
され、該摺動部を介してシール流体を加熱する。
また、熱風出口７からのガスの温度は、冷風出口
５からの冷風の流出量をストツプバルブ１５で加
減することにより容易に制御することができる。
つぎに本考案の実施例を第１図にしたがつて説
明する。
明する。
回転機器のハウジング９と該ハウジング９の軸
孔に挿通したシヤフト１０の間をシールするため
に符号１１で示すセグメントシールが装着されて
おり、シール流体を加熱するよう前記シール１１
の摺動部１２に向けてガス送給口１３が開設され
ている。該送給口１３は流路１４を介して図示し
ないガス供給源に接続され、該流路１４の中途に
前記ボルテツクスチユーブ１が流入口４をガス供
給源側に、熱風出口７をガス送給口１３側に向け
て接続されている。
孔に挿通したシヤフト１０の間をシールするため
に符号１１で示すセグメントシールが装着されて
おり、シール流体を加熱するよう前記シール１１
の摺動部１２に向けてガス送給口１３が開設され
ている。該送給口１３は流路１４を介して図示し
ないガス供給源に接続され、該流路１４の中途に
前記ボルテツクスチユーブ１が流入口４をガス供
給源側に、熱風出口７をガス送給口１３側に向け
て接続されている。
上記構成のシールユニツトにおいて、ガス供給
源から供給されるガスはボルテツクスチユーブ１
を経て高温となり、そのままセグメントシール１
１の摺動部１２へ噴き付けられて該部１２の内側
に存するシール流体を加熱する。ボルテツクスチ
ユーブ１の冷風出口５にはストツプバルブ１５が
取り付けられており、これを全閉とすることによ
り通常運転時には常温のバツフアガスを送ること
ができ、また該バルブ１４の開度調節によりバツ
フアガスの温度を調節することができる。
源から供給されるガスはボルテツクスチユーブ１
を経て高温となり、そのままセグメントシール１
１の摺動部１２へ噴き付けられて該部１２の内側
に存するシール流体を加熱する。ボルテツクスチ
ユーブ１の冷風出口５にはストツプバルブ１５が
取り付けられており、これを全閉とすることによ
り通常運転時には常温のバツフアガスを送ること
ができ、また該バルブ１４の開度調節によりバツ
フアガスの温度を調節することができる。
本考案の加熱装置付きシールユニツトは以上説
明したように、バツフアガスの流路の中途にボル
テツクスチユーブを接続して高温のガスを送給可
能になるもので、これに伴ないシール流体を加熱
して粘性の低下や固化等の不具合を未然に解消す
ることができ、しかもボルテツクスチユーブの冷
風出口に設けたストツプバルブの開度調節によつ
て、熱風出口からの送給ガスの温度を高温から常
温まで容易に制御できるため、逆にシール摺動部
の温度上昇を抑制できるといつた効果も兼備する
ものである。
明したように、バツフアガスの流路の中途にボル
テツクスチユーブを接続して高温のガスを送給可
能になるもので、これに伴ないシール流体を加熱
して粘性の低下や固化等の不具合を未然に解消す
ることができ、しかもボルテツクスチユーブの冷
風出口に設けたストツプバルブの開度調節によつ
て、熱風出口からの送給ガスの温度を高温から常
温まで容易に制御できるため、逆にシール摺動部
の温度上昇を抑制できるといつた効果も兼備する
ものである。
第１図は本考案の実施例に係るシールユニツト
の要部断面図、第２図はボルテツクスチユーブの
説明図である。 １……ボルテツクスチユーブ、４……流入口、
５……冷風出口、７……熱風出口、９……ハウジ
ング、１０……シヤフト、１１……セグメントシ
ール、１３……ガス送給口、１４……流路。
の要部断面図、第２図はボルテツクスチユーブの
説明図である。 １……ボルテツクスチユーブ、４……流入口、
５……冷風出口、７……熱風出口、９……ハウジ
ング、１０……シヤフト、１１……セグメントシ
ール、１３……ガス送給口、１４……流路。
Claims (1)
- バツフアガス供給源側に流入口を接続したボル
テツクスチユーブの熱風出口を、シールユニツト
の摺動部に向けて開口したガス送給口に接続し、
該ボルテツクスチユーブの冷風出口を開度調節自
在なストツプバルブを介して外部へ開放してなる
ことを特徴とする加熱装置付きシールユニツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986154389U JPH0446148Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986154389U JPH0446148Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6360771U JPS6360771U (ja) | 1988-04-22 |
| JPH0446148Y2 true JPH0446148Y2 (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=31074137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986154389U Expired JPH0446148Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0446148Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57144352A (en) * | 1981-02-28 | 1982-09-06 | Toshiba Corp | Shaft sealing system |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP1986154389U patent/JPH0446148Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57144352A (en) * | 1981-02-28 | 1982-09-06 | Toshiba Corp | Shaft sealing system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6360771U (ja) | 1988-04-22 |
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| JPS6115478Y2 (ja) |