JPH0445939Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445939Y2 JPH0445939Y2 JP1987010944U JP1094487U JPH0445939Y2 JP H0445939 Y2 JPH0445939 Y2 JP H0445939Y2 JP 1987010944 U JP1987010944 U JP 1987010944U JP 1094487 U JP1094487 U JP 1094487U JP H0445939 Y2 JPH0445939 Y2 JP H0445939Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mating members
- sun visor
- recesses
- head
- skin material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 27
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 22
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車用サンバイザに関するものであ
る。
る。
(従来の技術)
量産化と軽量化を計るために一対の合わせ部材
を重ね合わせたサンバイザ本体を表皮材により被
覆した自動車用サンバイザが特開昭51−64228号
公報等により提案されているが、従来のこの種の
ものには、合わせ部材の結合一体化を両合わせ部
材の内面対向位置に設けた雌雄一対の閉じ合わせ
成形部において行つているため、構造が複雑で金
型が高価となる。そこで、合成樹脂材により成形
された一対の殻状の合わせ部材をその開口縁同志
を対向させて両合わせ部材の表面所要個所に連通
孔により連通される連結具嵌め込み用の凹部を設
け、この凹部内に頭部が嵌め込まれるリベツトに
より結合一体化したものが、実公昭53−48406号
公報などにみられるが、従来のものはリベツト頭
部が体裁を損なうために両合わせ部材をリベツト
で結合させたのちに表皮材で被覆する必要があつ
て表皮材を緊張状態に被覆するのに手数を要する
など製造工程が複雑となるという問題点がある。
を重ね合わせたサンバイザ本体を表皮材により被
覆した自動車用サンバイザが特開昭51−64228号
公報等により提案されているが、従来のこの種の
ものには、合わせ部材の結合一体化を両合わせ部
材の内面対向位置に設けた雌雄一対の閉じ合わせ
成形部において行つているため、構造が複雑で金
型が高価となる。そこで、合成樹脂材により成形
された一対の殻状の合わせ部材をその開口縁同志
を対向させて両合わせ部材の表面所要個所に連通
孔により連通される連結具嵌め込み用の凹部を設
け、この凹部内に頭部が嵌め込まれるリベツトに
より結合一体化したものが、実公昭53−48406号
公報などにみられるが、従来のものはリベツト頭
部が体裁を損なうために両合わせ部材をリベツト
で結合させたのちに表皮材で被覆する必要があつ
て表皮材を緊張状態に被覆するのに手数を要する
など製造工程が複雑となるという問題点がある。
(考案が解決しようとする課題)
本考案が解決しようとするところは、前記のよ
うな自動車用サンバイザの製作上の難点を解決し
て量産性を高めるとともに見栄えのよい自動車用
サンバイザを安価に提供しようとするところにあ
る。
うな自動車用サンバイザの製作上の難点を解決し
て量産性を高めるとともに見栄えのよい自動車用
サンバイザを安価に提供しようとするところにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
前記のような課題を解決しようとする本考案の
自動車用サンバイザは、合成樹脂材により成形さ
れた一対の殻状の合わせ部材をその開口縁同志を
対向させて結合一体化してサンバイザ本体とした
自動車用サンバイザにおいて、前記両合わせ部材
の表面所要個所に連通孔により連通される連結具
嵌め込み用の凹部を設けて両合わせ部材を該凹部
内に一部が引き込まれる表皮材で被覆し、両凹部
には該表皮材を通じ連通孔に挿通されて両合わせ
部材を結合一体化する雌雄で対をなす連結具の頭
部を嵌め込んで該頭部に形成した装飾部または別
の装飾材により両凹部の開口を埋めたことを特徴
とするものである。
自動車用サンバイザは、合成樹脂材により成形さ
れた一対の殻状の合わせ部材をその開口縁同志を
対向させて結合一体化してサンバイザ本体とした
自動車用サンバイザにおいて、前記両合わせ部材
の表面所要個所に連通孔により連通される連結具
嵌め込み用の凹部を設けて両合わせ部材を該凹部
内に一部が引き込まれる表皮材で被覆し、両凹部
には該表皮材を通じ連通孔に挿通されて両合わせ
部材を結合一体化する雌雄で対をなす連結具の頭
部を嵌め込んで該頭部に形成した装飾部または別
の装飾材により両凹部の開口を埋めたことを特徴
とするものである。
(作用)
このように構成された自動車用サンバイザは、
従来のこの種自動車用サンバイザと同様、車体側
に取付けられた軸に回動自在に保持させて使用す
ればよい。
従来のこの種自動車用サンバイザと同様、車体側
に取付けられた軸に回動自在に保持させて使用す
ればよい。
(実施例)
次に、本考案を図示の実施例によつて詳細に説
明する。
明する。
1は上縁に設けたフツク掛け用切欠内にフツク
掛け杆が張架された合成樹脂材によりなるサンバ
イザ本体である。サンバイザ本体1は硬質塩化ビ
ニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、ポ
リアミド樹脂等の合成樹脂材により成形された前
後一対の殻状の合わせ部材2a,2bをヒンジ部
3において連繋された状態でまたは各別に成形
し、この合わせ部材2a,2bをその開口縁同志
を対向させて結合一体化したものである。4a,
4bは合わせ部材2a,2bの表面所要個所に設
けられる連結具嵌め込み用の凹部であつて、該凹
部4a,4bには両者を連通させる連通孔5a,
5bが形成されていて両合わせ部材2a,2bは
両凹部4a,4b内にそれぞれ頭部が嵌め込まれ
る雌雄で対をなす合成樹脂製の連結具6a,6b
により結合一体化されている。7a,7bは凹部
4a,4bを埋める合成樹脂などよりなる装飾材
で、第1の実施例では表面に文字や模様のあるモ
ール状として前記連結具6a,6bとは別材とし
ているが、装飾材7a,7bが連結具6a,6b
の頭部を兼ねるように連結具6a,6bをこの装
飾材7a,7bの裏面に一体化したものとしても
よいし、第2の実施例のように装飾材を使用せず
に連結具6a,6bの頭部表面に装飾加工を施し
ておくだけでもよい。8はサンバイザ本体1の表
面にその一部が該凹部4a,4b内に引き込まれ
るように被覆される表皮材であつて、実施例では
両合わせ部材2a,2bに各別に被装してその周
縁を合わせ部材1a,1bの対向させた開口縁間
に介入挟持させるとともに、前記連結具6a,6
bはこの表皮材8を被装後において凹部4a,4
bに嵌め込んで連結してある。なお、実施例に示
した凹部4a,4bは第1図に示す第1の実施例
では合わせ部材2a,2bの表面の輪郭線に沿う
ようにした幅10〜20mmの連結溝状のものとして連
通孔5a,5bはこの一連の凹部4a,4bの底
部に40〜70mm間隔で配設してあるが、凹部4a,
4bは必ずしも一連のものとする必要はなく、第
2図に示す第2の実施例のように部分的に配設し
てもよい。
掛け杆が張架された合成樹脂材によりなるサンバ
イザ本体である。サンバイザ本体1は硬質塩化ビ
ニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、ポ
リアミド樹脂等の合成樹脂材により成形された前
後一対の殻状の合わせ部材2a,2bをヒンジ部
3において連繋された状態でまたは各別に成形
し、この合わせ部材2a,2bをその開口縁同志
を対向させて結合一体化したものである。4a,
4bは合わせ部材2a,2bの表面所要個所に設
けられる連結具嵌め込み用の凹部であつて、該凹
部4a,4bには両者を連通させる連通孔5a,
5bが形成されていて両合わせ部材2a,2bは
両凹部4a,4b内にそれぞれ頭部が嵌め込まれ
る雌雄で対をなす合成樹脂製の連結具6a,6b
により結合一体化されている。7a,7bは凹部
4a,4bを埋める合成樹脂などよりなる装飾材
で、第1の実施例では表面に文字や模様のあるモ
ール状として前記連結具6a,6bとは別材とし
ているが、装飾材7a,7bが連結具6a,6b
の頭部を兼ねるように連結具6a,6bをこの装
飾材7a,7bの裏面に一体化したものとしても
よいし、第2の実施例のように装飾材を使用せず
に連結具6a,6bの頭部表面に装飾加工を施し
ておくだけでもよい。8はサンバイザ本体1の表
面にその一部が該凹部4a,4b内に引き込まれ
るように被覆される表皮材であつて、実施例では
両合わせ部材2a,2bに各別に被装してその周
縁を合わせ部材1a,1bの対向させた開口縁間
に介入挟持させるとともに、前記連結具6a,6
bはこの表皮材8を被装後において凹部4a,4
bに嵌め込んで連結してある。なお、実施例に示
した凹部4a,4bは第1図に示す第1の実施例
では合わせ部材2a,2bの表面の輪郭線に沿う
ようにした幅10〜20mmの連結溝状のものとして連
通孔5a,5bはこの一連の凹部4a,4bの底
部に40〜70mm間隔で配設してあるが、凹部4a,
4bは必ずしも一連のものとする必要はなく、第
2図に示す第2の実施例のように部分的に配設し
てもよい。
このように構成されたものは、従来のこの種自
動車用サンバイザと同様に使用した場合、サンバ
イザ本体1が合成樹脂材により成形された一対の
殻状の合わせ部材2a,2bをその表面所要個所
に設けた連結具嵌め込み用の凹部4a,4bに頭
部か嵌め込まれて連通孔5a,5bを通じ連結さ
れている雌雄で対をなす連結具6a,6bにより
外側から一体化されているので、連結強度が優れ
ているうえに連結作業が容易であり、また、合わ
せ部材2a,2bの内側に複雑な連結機構を一体
に設ける必要がなくなるので金型設計が容易とな
る。しかも、凹部4a,4bの開口はこれに嵌め
込まれた連結具6a,6bの頭部の装飾部や頭部
を覆つて凹部4a,4bに嵌め込まれている装飾
材7a,7bなどにより装飾的に埋められている
ので見栄えがよく、また、表皮材8の一部が凹部
4a,4bに引き込まれた状態で連結具6a,6
bを合わせ部材2a,2bに被覆された表皮材8
の外側より凹部4a,4bの連結孔5a,5bに
挿し込み連結するようにしたことにより一連の製
造作業が容易となるうえ表皮材8が緊張状態に保
持されて極めて体裁のよい仕上がりが得られるこ
ととなる。
動車用サンバイザと同様に使用した場合、サンバ
イザ本体1が合成樹脂材により成形された一対の
殻状の合わせ部材2a,2bをその表面所要個所
に設けた連結具嵌め込み用の凹部4a,4bに頭
部か嵌め込まれて連通孔5a,5bを通じ連結さ
れている雌雄で対をなす連結具6a,6bにより
外側から一体化されているので、連結強度が優れ
ているうえに連結作業が容易であり、また、合わ
せ部材2a,2bの内側に複雑な連結機構を一体
に設ける必要がなくなるので金型設計が容易とな
る。しかも、凹部4a,4bの開口はこれに嵌め
込まれた連結具6a,6bの頭部の装飾部や頭部
を覆つて凹部4a,4bに嵌め込まれている装飾
材7a,7bなどにより装飾的に埋められている
ので見栄えがよく、また、表皮材8の一部が凹部
4a,4bに引き込まれた状態で連結具6a,6
bを合わせ部材2a,2bに被覆された表皮材8
の外側より凹部4a,4bの連結孔5a,5bに
挿し込み連結するようにしたことにより一連の製
造作業が容易となるうえ表皮材8が緊張状態に保
持されて極めて体裁のよい仕上がりが得られるこ
ととなる。
(考案の効果)
本考案は前記説明から明らかなように、見栄え
がよいので車内装飾上優れており、しかも、金型
設計が容易となるうえ連結作業も簡略化できるの
で一連の製造工程が簡略化されて安価に量産でき
る利点がある。
がよいので車内装飾上優れており、しかも、金型
設計が容易となるうえ連結作業も簡略化できるの
で一連の製造工程が簡略化されて安価に量産でき
る利点がある。
従つて、本考案の従来のこの種自動車用サンバ
イザの問題点を解決した堅牢で体裁がよいうえ量
産容易な自動車用サンバイザとして実用的価値極
めて大なものである。
イザの問題点を解決した堅牢で体裁がよいうえ量
産容易な自動車用サンバイザとして実用的価値極
めて大なものである。
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
斜視図、第2図は本考案の第2の実施例を示す一
部切欠斜視図である。 1……サンバイザ本体、2a,2b……合わせ
部材、4a,4b……凹部、5a,5b……連通
孔、6a,6b……連結具、7a,7b……装飾
材、8……表皮材。
斜視図、第2図は本考案の第2の実施例を示す一
部切欠斜視図である。 1……サンバイザ本体、2a,2b……合わせ
部材、4a,4b……凹部、5a,5b……連通
孔、6a,6b……連結具、7a,7b……装飾
材、8……表皮材。
Claims (1)
- 合成樹脂材により成形された一対の殻状の合わ
せ部材をその開口縁同志を対向させて結合一体化
してサンバイザ本体として自動車用サンバイザに
おいて、前記両合わせ部材の表面所要個所に連通
孔により連通される連結具嵌め込み用の凹部を設
けて両合わせ部材を該凹部内に一部が引き込まれ
る表皮材で被覆し、両凹部には該表皮材を通じ連
通孔に挿通されて両合わせ部材を結合一体化する
雌雄で対をなす連結具の頭部を嵌め込んで該頭部
に形成した装飾部または別の装飾材により両凹部
の開口を埋めたことを特徴とする自動車用サンバ
イザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987010944U JPH0445939Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987010944U JPH0445939Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63119110U JPS63119110U (ja) | 1988-08-02 |
JPH0445939Y2 true JPH0445939Y2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=30797715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987010944U Expired JPH0445939Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445939Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5348406U (ja) * | 1976-09-28 | 1978-04-24 |
-
1987
- 1987-01-28 JP JP1987010944U patent/JPH0445939Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5348406U (ja) * | 1976-09-28 | 1978-04-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63119110U (ja) | 1988-08-02 |
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