JPH054412Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054412Y2 JPH054412Y2 JP16070986U JP16070986U JPH054412Y2 JP H054412 Y2 JPH054412 Y2 JP H054412Y2 JP 16070986 U JP16070986 U JP 16070986U JP 16070986 U JP16070986 U JP 16070986U JP H054412 Y2 JPH054412 Y2 JP H054412Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- synthetic resin
- core material
- thin
- skin material
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 17
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車用サンバイザに関するものであ
る。
る。
(従来の技術)
所要の形状に成形された芯板にカバーを被せて
その端末を芯体の周囲に固定した自動車用サンバ
イザは構造が簡単なため広く使用されているが、
従来のこの種自動車用サンバイザは特公昭54−
14363号公報に見られるように、芯板周縁に係合
溝を設けてこの係合溝に表皮材の端末を埋め込み
固定するのを普通とする。
その端末を芯体の周囲に固定した自動車用サンバ
イザは構造が簡単なため広く使用されているが、
従来のこの種自動車用サンバイザは特公昭54−
14363号公報に見られるように、芯板周縁に係合
溝を設けてこの係合溝に表皮材の端末を埋め込み
固定するのを普通とする。
(考案が解決しようとする問題点)
このため、従来は芯材として係合溝を周縁に形
成するに充分な厚みのものを使用しなければなら
ず、軽量化が困難なうえ係合溝に対する表皮材端
末の固定にも手数を要し、また、この端末固定部
分も体裁よく仕上り難いものであつた。
成するに充分な厚みのものを使用しなければなら
ず、軽量化が困難なうえ係合溝に対する表皮材端
末の固定にも手数を要し、また、この端末固定部
分も体裁よく仕上り難いものであつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記のような問題点を解決した自動車
用サンバイザに関するもので、周縁所要部を肉薄
部に形成した基板の上縁にフツク係合部とステー
取付部とを設けられるとともに該基板の表面に下
細のテーパリブを配設した合成樹脂製芯材と、表
皮材の端末部を該表皮材に内張りされた保形薄板
の周縁に折り返し固定した2つ折りのカバーとよ
りなり、前記合成樹脂製芯材は2つ折りされたバ
ー内に差し込まれて前記肉薄部と端末部との接着
により該カバーで被覆一体化されていることを特
徴とするものである。
用サンバイザに関するもので、周縁所要部を肉薄
部に形成した基板の上縁にフツク係合部とステー
取付部とを設けられるとともに該基板の表面に下
細のテーパリブを配設した合成樹脂製芯材と、表
皮材の端末部を該表皮材に内張りされた保形薄板
の周縁に折り返し固定した2つ折りのカバーとよ
りなり、前記合成樹脂製芯材は2つ折りされたバ
ー内に差し込まれて前記肉薄部と端末部との接着
により該カバーで被覆一体化されていることを特
徴とするものである。
(作用)
このような自動車用サンバイザは、従来のこの
種自動車用サンバイザと同様、車体側に取付けら
れたステーにステー取付部をもつて回動自在に保
持されるとともに、フツク係合部を車体側のフツ
ク部に掛止させて使用する。
種自動車用サンバイザと同様、車体側に取付けら
れたステーにステー取付部をもつて回動自在に保
持されるとともに、フツク係合部を車体側のフツ
ク部に掛止させて使用する。
(実施例)
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すれば、1は所要のサンバイザ形状に成形され
た合成樹脂製芯材であつて、該合成樹脂製芯材1
は両側から下側にわたる周縁所要部を肉薄部2と
した基板3の上縁にフツク係合部4と筒状のステ
ー取付部5を一体成形するとともに表裏両面に並
行する下細のテーパリブ6を上下方向に配設して
なるものである。7は前記合成樹脂製芯材1を被
覆するカバーであつて、該カバー7はクツシヨン
層8が積層された合成樹脂地などの表皮材9を前
記合成樹脂製芯材1の2倍より僅か大きめに裁断
してその裏面に前記合成樹脂製芯材1の2倍相当
大の保形薄板10としてパルプ、合成繊維に合成
樹脂を加えて圧縮成形した繊維ボートを内張り
し、この保形薄板10の周縁から張出される表皮
材9の端末部9aを保形薄板10の周縁に折り返
して接着剤など任意の手段で固定し、その後これ
を中央部分により前記合成樹脂製芯材1と略同形
に2つ折りして成形したものである。そして、こ
の合成樹脂製芯材1は2つ折りされたカバー7内
に差し込まれ、周縁所要部に形成された肉薄部2
とカバー7の内面周縁に折り返し固定されている
端末部9aとを接着一体化することにより該カバ
ー7で被覆一体化され、保形薄板10は合成樹脂
製芯材1のテーパリブ6に当接されて各テーパリ
ブ6,6間は中空部11に形成されている。
明すれば、1は所要のサンバイザ形状に成形され
た合成樹脂製芯材であつて、該合成樹脂製芯材1
は両側から下側にわたる周縁所要部を肉薄部2と
した基板3の上縁にフツク係合部4と筒状のステ
ー取付部5を一体成形するとともに表裏両面に並
行する下細のテーパリブ6を上下方向に配設して
なるものである。7は前記合成樹脂製芯材1を被
覆するカバーであつて、該カバー7はクツシヨン
層8が積層された合成樹脂地などの表皮材9を前
記合成樹脂製芯材1の2倍より僅か大きめに裁断
してその裏面に前記合成樹脂製芯材1の2倍相当
大の保形薄板10としてパルプ、合成繊維に合成
樹脂を加えて圧縮成形した繊維ボートを内張り
し、この保形薄板10の周縁から張出される表皮
材9の端末部9aを保形薄板10の周縁に折り返
して接着剤など任意の手段で固定し、その後これ
を中央部分により前記合成樹脂製芯材1と略同形
に2つ折りして成形したものである。そして、こ
の合成樹脂製芯材1は2つ折りされたカバー7内
に差し込まれ、周縁所要部に形成された肉薄部2
とカバー7の内面周縁に折り返し固定されている
端末部9aとを接着一体化することにより該カバ
ー7で被覆一体化され、保形薄板10は合成樹脂
製芯材1のテーパリブ6に当接されて各テーパリ
ブ6,6間は中空部11に形成されている。
このように構成されたものは、合成樹脂製芯材
1の基板3の上縁に設けられているステー取付部
5を車体側に取付けられているステーに嵌装して
回動自在に保持されるとともにフツク係合部4を
車体側のフツク部に掛止させて使用するものであ
るが、合成樹脂製芯材1は基板3の表面に下細の
テーパリブ6を配設したものであるから肉薄のも
のとして軽量化しても充分な強度を有しており、
しかも、カバー7に肉張りされた保形薄板10が
前記テーパリブ6に当接されるので充分なボリユ
ーム感を保持できる。さらに、カバー7はその表
皮材9の端末部9aを内張りされた保形薄板10
の周縁に折り返し固定されたものとしてその内部
に前記合成樹脂製芯材1を差し込み、その周縁所
要部の肉薄部2に前記折り返された端末部9aを
接着することにより被覆されているので、芯板の
周縁に係合溝を設けてこれに表皮材端末を埋込み
固定する従来のものに比べ端末固定部分が体裁良
く仕上るうえに製作の手数も簡略化される。
1の基板3の上縁に設けられているステー取付部
5を車体側に取付けられているステーに嵌装して
回動自在に保持されるとともにフツク係合部4を
車体側のフツク部に掛止させて使用するものであ
るが、合成樹脂製芯材1は基板3の表面に下細の
テーパリブ6を配設したものであるから肉薄のも
のとして軽量化しても充分な強度を有しており、
しかも、カバー7に肉張りされた保形薄板10が
前記テーパリブ6に当接されるので充分なボリユ
ーム感を保持できる。さらに、カバー7はその表
皮材9の端末部9aを内張りされた保形薄板10
の周縁に折り返し固定されたものとしてその内部
に前記合成樹脂製芯材1を差し込み、その周縁所
要部の肉薄部2に前記折り返された端末部9aを
接着することにより被覆されているので、芯板の
周縁に係合溝を設けてこれに表皮材端末を埋込み
固定する従来のものに比べ端末固定部分が体裁良
く仕上るうえに製作の手数も簡略化される。
(考案の効果)
本考案は前記説明から明らかなように、軽量な
うえに表皮材端末の固定が適宜容易で体裁が良
く、しかも、構造が簡単で安価に量産できるもの
で、ステー取付部やフツク係合部が一体成形され
た合成樹脂製芯材を使用するので寸法精度もよく
て操作も容易となる利点と相俟ち、従来のこの種
自動車用サンバイザの問題点を解決したものとし
て実用的価値極めて大なものである。
うえに表皮材端末の固定が適宜容易で体裁が良
く、しかも、構造が簡単で安価に量産できるもの
で、ステー取付部やフツク係合部が一体成形され
た合成樹脂製芯材を使用するので寸法精度もよく
て操作も容易となる利点と相俟ち、従来のこの種
自動車用サンバイザの問題点を解決したものとし
て実用的価値極めて大なものである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は同じく縦断側面図である。 1……合成樹脂製芯材、2……肉薄部、3……
基板、4……フツク係合部、5……ステー取付
部、6……テーパリブ、7……カバー、9……表
皮材、9a……端末部、10……保形薄板。
図、第2図は同じく縦断側面図である。 1……合成樹脂製芯材、2……肉薄部、3……
基板、4……フツク係合部、5……ステー取付
部、6……テーパリブ、7……カバー、9……表
皮材、9a……端末部、10……保形薄板。
Claims (1)
- 周縁所要部を肉薄部2に形成した基板3の上縁
にフツク係合部4とステー取付部5とを設けると
ともに該基板3の表面に下細のテーパリブ6を配
設した合成樹脂製芯材1と、表皮材9の端末部9
aを該表皮材9に内張りされた保形薄板10の周
縁に折り返し固定した2つ折りのカバー7とより
なり、前記合成樹脂製芯材1は2つ折りされたカ
バー7内に差し込まれて前記肉薄部2と端末部9
aとの接着により該カバー7で被覆一体化されて
いることを特徴とする自動車用サンバイザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16070986U JPH054412Y2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16070986U JPH054412Y2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6364520U JPS6364520U (ja) | 1988-04-28 |
JPH054412Y2 true JPH054412Y2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=31086341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16070986U Expired - Lifetime JPH054412Y2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054412Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-20 JP JP16070986U patent/JPH054412Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6364520U (ja) | 1988-04-28 |