JPH0445674B2 - - Google Patents

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JPH0445674B2
JPH0445674B2 JP6649486A JP6649486A JPH0445674B2 JP H0445674 B2 JPH0445674 B2 JP H0445674B2 JP 6649486 A JP6649486 A JP 6649486A JP 6649486 A JP6649486 A JP 6649486A JP H0445674 B2 JPH0445674 B2 JP H0445674B2
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JP
Japan
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insulating material
hermetic compressor
hermetic
heat insulating
temperature
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Expired
Application number
JP6649486A
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English (en)
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JPS62223479A (ja
Inventor
Hideo Hirano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6649486A priority Critical patent/JPS62223479A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和装置に使用されている密閉
型圧縮機に関する。
従来の技術 従来のこの種の密閉型圧縮機は、モータの巻線
の絶縁低下および摺動部の潤滑不良に結びつく異
常な温度上昇を防ぐため、たとえば実公昭52−
26291号公報に示されているように、液インジエ
クシヨン冷却方式が用いられていた。
第4図に従来の密閉型圧縮機の構成を示す。す
なわち、圧縮機1から四方弁2、室外熱交換器
3、逆止弁4、キヤピラリチユーブ5、室内側熱
交換器6を経て四方弁2、圧縮機1へと戻る冷房
時のサイクルと、圧縮機1から四方弁2、室内側
熱交換器6、逆止弁7、暖戻用膨張弁8、室外側
熱交換器3を経て四方弁2、圧縮機1へと戻る暖
房時のサイクルとが形成されている。このうち、
上記逆止弁4と膨張弁8またはキヤピラリチユー
ブ5と逆止弁7は、それぞれ並列に配設されてい
る。この両逆止弁4,7の中間点9からインジエ
クシヨンパイプ10を分岐させ、このインジエク
シヨンパイプ10を介してインジエクト流量を圧
縮機1に供給することにより、この圧縮機1を冷
却するようにしている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような従来の構成では、イ
ンジエクシヨンパイプ10の入口における圧力
は、冷暖房時ともにほぼ圧縮機1の吐出圧力に等
しい。その結果、圧縮機1を適宜温度に冷却する
には、冷房時により多くのインジエクト流を必要
とする。このため、暖房時にはそのインジエクト
流量は少なくて足るが、暖房時におけるインジエ
クト流量の減量が行なわれず、圧縮機1を過冷す
る難点があつた。
本発明は、上記問題点に鑑み、冷暖房の負荷に
応じて温度を制御する密閉型圧縮機を提供するも
のである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の密閉型圧
縮機は、モータ部と圧縮機構部とを内蔵した密閉
容器と、密閉容器の外周に設けられた断熱材と、
雰囲気温度を検知して断熱材を密閉容器に密着さ
せたり密閉容器から離したりする放熱制御装置と
を具備したものである。
作 用 本発明は、上記構成によつて、雰囲気温度を検
知し、放熱制御装置により断熱材を密閉容器に密
着させたり離したりして密閉容器からの放熱量を
制御し、密閉型圧縮機の温度を適切に保つもので
ある。すなわち、高外気温における冷房運転時に
は、放熱制御装置は断熱材を密閉容器から離して
この密閉容器の間に隙間を作り、その隙間で生じ
る自然対流が放熱量を増大し、密閉型圧縮機の温
度上昇を抑える。一方、低外気温における暖房運
転時には、放熱制御装置は断熱材を密閉容器に密
着し、密閉容器からの放熱を抑えて密閉型圧縮機
の過冷を防ぐ。
実施例 以下、本発明の実施例による密閉型圧縮機につ
いて、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における密閉型
圧縮機の縦断面図を示すものであり、第2図は第
1図に示す密閉型圧縮機のA−A断面を示す図で
ある。第1図および第2図において、11は密閉
型圧縮機であり、密閉容器12とモータ部13と
圧縮機構部14により構成されている。モータ部
13のステータ15と圧縮機構部14は密閉容器
12に固定されている。
密閉容器12の外周には断熱材16が巻付くよ
うに設けられ、この断熱材16は、周方向の両端
部において一部重ね合わされている。17は双方
向性の形状記憶合金よりなる帯状の放熱制御装置
であり、断熱材16の外周に接着固定され、密閉
型圧縮機11の雰囲気に曝されている。放熱制御
装置17は、密閉型圧縮機11の雰囲気温度が一
定値(春または秋の平均気温)を超えると、その
曲率半径が密閉容器12の半径に断熱材16の厚
さを加えた値より大きくなり、雰囲気温度が一定
以下になると、その曲率半径が密閉容器12の半
径と断熱材16の厚さを加えた値以下となるよう
に形状記憶されている。なお、吸入管18は圧縮
機構部14に接続され、吐出管19は密閉容器1
2に接続されている。
以下、上記構成にもとづく動作について説明す
る。
圧縮機構部14はモータ部13にて駆動され、
吸入管18よりガス冷媒を吸入して圧縮し、高温
かつ高圧のガス冷媒を密閉容器12の内部に吐出
する。その後、高温のガス冷媒は、モータ部13
のステータ15と密閉容器12とにより形成され
ている通路を通り、密閉容器12の上部の吐出管
19に至り、密閉容器12より流出する。ここで
ステータ15は発熱があり、ガス冷媒よりさらに
高温である。したがつて、密閉容器12は高温の
ガス冷媒およびステータ15と直接に接触してい
るため、高温になつている。
冷房運転を行なう夏は、密閉型圧縮機11の雰
囲気温度は高く、したがつて断熱材16が密閉容
器12に密着していると放熱が弱くなつて密閉型
圧縮機11は異常高温になろうとするが、雰囲気
温度が一定値を超えるため放熱制御装置17が働
き、その曲率半径が密閉容器12の半径と断熱材
16の厚さを加えた値より大きくなる。そのた
め、断熱材16は密閉容器12より離れ、断熱材
16と密閉容器12の間に隙間が形成され、そこ
で自然対流が発生する。これにより密閉型圧縮機
11の温度に比べれば十分温度の低い空気が流れ
こみ、密閉容器12からの放熱が助長される。そ
の結果、密閉型圧縮機11は冷却され、適切な温
度になる。
一方、暖房運転を行なう冬は、密閉型圧縮機1
1の雰囲気温度が一定値より低いため、放熱制御
装置17が働き、その曲率半径は密閉容器12の
半径と断熱材16の厚さを加えた値以下となる。
したがつて、断熱材16は密閉容器12に密着さ
れる。その結果、密閉型圧縮機11は低温の空気
で冷却されて過冷(暖房運転時の密閉型圧縮機1
1の温度は高温とはいえね若干低い)になること
はなく、密閉型圧縮機11は適切な温度になる。
以上のように本実施例によれば、断熱材16に
雰囲気温度により曲率半径が変わる双方向性の形
状記憶合金よりなる帯状の放熱制御装置17を設
けることにより、冷房や暖房に関係なく、密閉型
圧縮機11の温度を適切に保つことができる。そ
の結果、密閉型圧縮機11の運転可能な負荷範囲
を拡大でき、かつ信頼性を向上できる。さらに、
冷房時は、冷却により密閉型圧縮機11の入力が
減少するため、EERを向上でき、暖房時は、断
熱材16により放熱放熱ロスが減少するので暖房
能力を向上できる。
第3図は本発明の第2の実施例を示す密閉型圧
縮機の横断面図である。同図において、11は密
閉型圧縮機であり、密閉容器12とモータ部13
と圧縮機構部(図示せず)を有している。16は
断熱材であり、密閉型圧縮機11の外周に巻付く
ように設けられかつ周方向の端部において一部重
ね合わされている。17は双方向性の形状記憶合
金よりなるバネ状の放熱制御装置であり、密閉型
圧縮機11の雰囲気温度を検知できるように、断
熱材16の外周に設けられ、断熱材16の周方向
両端部間にわたつて配置されている。この放熱制
御装置17は、密閉型圧縮機11の雰囲気温度が
一定値(春又は秋の平均気温)を超えるとその長
さが伸び、また雰囲気温度が一定値以下になると
その長さが縮み、密閉容器12に断熱材16を密
着させるように形状記憶されている。
以下、上記構成における動作について説明す
る。
冷房運転を行なう夏は、密閉型圧縮機11の雰
囲気温度は一定値より高く、したがつて、バネ状
の放熱制御装置17は伸び、断熱材16が密閉容
器12から離れ、密閉容器12と断熱材16との
間に隙間が形成される。これにより、その隙間に
おいて自然対流が発生し、密閉型圧縮機11より
十分温度の低い空気により、密閉容器12が冷却
される。その結果、密閉型圧縮機12は適切な温
度になる。
一方、暖房運転を行なう冬は、密閉型圧縮機1
1の雰囲気温度は一定値より低く、したがつて放
熱制御装置17は縮み、断熱材16は密閉容器1
2に密着される。その結果、密閉型圧縮機11は
低温の空気に冷却されて過冷になることがなく、
適切な温度になる。
以上のように、密閉型圧縮機11の雰囲気温度
により伸び縮みするバネ状の放熱制御装置17を
断熱材16の両端部間にわたつて配置したことに
より、密閉型圧縮機12の温度を適切なものとす
ることができる。また断熱材16の両端部間に設
けるため放熱制御装置17を小さなものとするこ
とができる。すなわち、これを低コストなものと
することができる。
以上、放熱制御装置17として双方向性の形状
記憶合金を用いたが、バイアスを有する単方向性
の形状記憶合金、バイメタル、内部に相変化する
液体が封入されているベローズなどを用いても放
熱制御装置17として同様の作用、効果が得られ
る。
発明の効果 以上のように本発明は、モータ部と圧縮機構部
とを内蔵した密閉容器と、密閉容器の外周に設け
られた断熱材と、雰囲気温度を検知して断熱材を
密閉容器に密着させたり離したりする放熱制御装
置とを具備したものであり、密閉型圧縮機を適切
な温度に保つことができるだけでなく、雰囲気温
度のもとづく制御を行なうものであるため、冬期
は断熱効果により暖房能力を大きくできるうえに
夏期は放熱効果により消費電力を小さくでき、こ
のため負荷範囲の拡大、信頼性の向上などの効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における密閉型
圧縮機の縦断面図、第2図は第1図に示す密閉型
圧縮機の横断面図、第3図は第2の実施例におけ
る密閉型圧縮機の横断面図、第4図は従来の密閉
型圧縮機の冷却方法を示す冷凍サイクル図であ
る。 12…密閉容器、13…モータ部、14…圧縮
機構部、16…断熱材、17…放熱制御装置、1
9…吐出管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータ部と圧縮機構部とを内蔵した密閉容器
    と、密閉容器の外周に設けられた断熱材と、雰囲
    気温度を検知して断熱材を密閉容器に密着させた
    り密閉器から離したりする放熱制御装置とを具備
    したことを特徴とする密閉型圧縮機。
JP6649486A 1986-03-24 1986-03-24 密閉型圧縮機 Granted JPS62223479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6649486A JPS62223479A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 密閉型圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

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JP6649486A JPS62223479A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 密閉型圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62223479A JPS62223479A (ja) 1987-10-01
JPH0445674B2 true JPH0445674B2 (ja) 1992-07-27

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ID=13317416

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JP6649486A Granted JPS62223479A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 密閉型圧縮機

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CN104712531A (zh) * 2013-12-17 2015-06-17 珠海格力电器股份有限公司 压缩机及空调设备

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JPS62223479A (ja) 1987-10-01

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