JPH0443985A - 受信機のデータ処理装置 - Google Patents
受信機のデータ処理装置Info
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- JPH0443985A JPH0443985A JP2152401A JP15240190A JPH0443985A JP H0443985 A JPH0443985 A JP H0443985A JP 2152401 A JP2152401 A JP 2152401A JP 15240190 A JP15240190 A JP 15240190A JP H0443985 A JPH0443985 A JP H0443985A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 230000010356 wave oscillation Effects 0.000 claims description 7
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 4
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005295 random walk Methods 0.000 description 2
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S19/00—Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
- G01S19/01—Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
- G01S19/13—Receivers
- G01S19/23—Testing, monitoring, correcting or calibrating of receiver elements
- G01S19/235—Calibration of receiver components
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、例えばクロック(発振器)を用いて衛星等
の電波発振源からの電波のドツプラ周波数を測定し、電
波発振源との相対速度を測定して運動体の航法計算を行
うG P S (GlobalPositioning
5ystell)受信機等のクロック(発振器)を備
えた受信機に係り、特に、その性能解析試験等に供され
るクロック誤差データを算出するデータ処理装置に関す
る。
の電波発振源からの電波のドツプラ周波数を測定し、電
波発振源との相対速度を測定して運動体の航法計算を行
うG P S (GlobalPositioning
5ystell)受信機等のクロック(発振器)を備
えた受信機に係り、特に、その性能解析試験等に供され
るクロック誤差データを算出するデータ処理装置に関す
る。
(従来の技術)
この種の受信機は、第7図に示すように電波発振源1か
らの電波を受信機2で受信して、そのドツプラ周波数を
クロック(発振器)3で測定することにより、電波発振
源1との相対速度を測定する構成のために、その性能が
ドツプラ周波数を測定するためのクロック3の特性に大
きく寄っている。そのため、従来より、このような受信
機にあっては、その性能解析試験を実施する場合には、
その内蔵されるクロック3の誤差をシミュレートするこ
とにより行われる。このクロック3の特性を示す指標と
しては、クロック3の出力周波数の平均より統計的に求
められる短期安定度σが用いられる。この短期安定度σ
は、クロック3の出力周波数yの時間〔t、−τ、t*
コにおける時間平均(平均時間τ)をykとすると、 62ml/2< (ym、++ −ym )>・・・
(1)の式で定義され、第8図に示す特性を有する。こ
の際、i k−i 、+、−τの関係式か成り立つ。な
お、記号く 〉は相平均(ensemble a+ea
n )を示す。
らの電波を受信機2で受信して、そのドツプラ周波数を
クロック(発振器)3で測定することにより、電波発振
源1との相対速度を測定する構成のために、その性能が
ドツプラ周波数を測定するためのクロック3の特性に大
きく寄っている。そのため、従来より、このような受信
機にあっては、その性能解析試験を実施する場合には、
その内蔵されるクロック3の誤差をシミュレートするこ
とにより行われる。このクロック3の特性を示す指標と
しては、クロック3の出力周波数の平均より統計的に求
められる短期安定度σが用いられる。この短期安定度σ
は、クロック3の出力周波数yの時間〔t、−τ、t*
コにおける時間平均(平均時間τ)をykとすると、 62ml/2< (ym、++ −ym )>・・・
(1)の式で定義され、第8図に示す特性を有する。こ
の際、i k−i 、+、−τの関係式か成り立つ。な
お、記号く 〉は相平均(ensemble a+ea
n )を示す。
ところか、上記短期安定度σを基に受信機の性能解析試
験を行うものにあっては、その短期安定度σか上述した
ように統計的に求めた指標のために、クロック3の実際
の時間的なゆらぎかどのようになっているか、いわゆる
誤差の動きを微分方程式で表した誤差ダイナミクスがど
のようになっているかが考慮されていないことにより、
受信機の性能解析試験が信頼性の点で満足のいくもので
なかった。
験を行うものにあっては、その短期安定度σか上述した
ように統計的に求めた指標のために、クロック3の実際
の時間的なゆらぎかどのようになっているか、いわゆる
誤差の動きを微分方程式で表した誤差ダイナミクスがど
のようになっているかが考慮されていないことにより、
受信機の性能解析試験が信頼性の点で満足のいくもので
なかった。
また、これによると、例えばGPS受信機に適用した場
合、検出した相対速度を基に航法計算を行うのに、受信
システムにおけるダイナミックモデルを持つカルマンフ
ィルタが用いられていることにより、その性能の高精度
化が図られている。
合、検出した相対速度を基に航法計算を行うのに、受信
システムにおけるダイナミックモデルを持つカルマンフ
ィルタが用いられていることにより、その性能の高精度
化が図られている。
このため、GPS受信機にあっては、その受信機性能を
支配するクロックのダイナミックモデルが重要な構成要
素となることから、そのモデル化の良し悪しにより航法
精度に影響を及はすという問題を有する。
支配するクロックのダイナミックモデルが重要な構成要
素となることから、そのモデル化の良し悪しにより航法
精度に影響を及はすという問題を有する。
(発明か解決しようとする課題)
以上述べたように、従来の受信機のクロック誤差の指標
では、クロックの出力周波数の短期安定度を基にしてい
るために、受信機の性能解析試験の信頼性が劣るという
問題を有していた。
では、クロックの出力周波数の短期安定度を基にしてい
るために、受信機の性能解析試験の信頼性が劣るという
問題を有していた。
また、従来のように、クロックの出力周波数の短期安定
度によるクロック誤差を用いて航法計算を行うと、クロ
ックの誤差ダイナミクスの信頼性の点から航法精度にも
悪影響を及ぼす虞を有していた。
度によるクロック誤差を用いて航法計算を行うと、クロ
ックの誤差ダイナミクスの信頼性の点から航法精度にも
悪影響を及ぼす虞を有していた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、構成簡
易にして、信頼性の高い高精度なりロック誤差ダイナミ
ックモデルの検出を実現し得るようにした受信機のデー
タ処理装置を提供することを目的とする。
易にして、信頼性の高い高精度なりロック誤差ダイナミ
ックモデルの検出を実現し得るようにした受信機のデー
タ処理装置を提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段及び作用)この発明は発振
器を用いて電波発振源からの電波のドツプラ周波数を測
定する受信機のデータ処理装置において、前記発振器の
出力周波数の平均より求められる短期安定度情報を検出
する検出手段と、この検出手段で検出した短期安定度情
報を基に、該短期安定度情報を模擬する誤差ダイナミク
スを算出する発振器誤差同定部とを備えて受信機のデー
タ処理装置を構成した。
器を用いて電波発振源からの電波のドツプラ周波数を測
定する受信機のデータ処理装置において、前記発振器の
出力周波数の平均より求められる短期安定度情報を検出
する検出手段と、この検出手段で検出した短期安定度情
報を基に、該短期安定度情報を模擬する誤差ダイナミク
スを算出する発振器誤差同定部とを備えて受信機のデー
タ処理装置を構成した。
上記構成によれば、発振器の誤差は、その出力周波数よ
り求めた短期安定度情報を基に該短期安定度情報を模擬
する誤差ダイナミクスとして求められることにより、発
振器の実際の時間的なゆらぎに対応した誤差がシミュレ
ートされる。これにより、発振器の正確な誤差精度が把
握され、発振器の取扱い精度の向上が図り得る。
り求めた短期安定度情報を基に該短期安定度情報を模擬
する誤差ダイナミクスとして求められることにより、発
振器の実際の時間的なゆらぎに対応した誤差がシミュレ
ートされる。これにより、発振器の正確な誤差精度が把
握され、発振器の取扱い精度の向上が図り得る。
また、この発明は、発振器を用いて電波発振源からの電
波のドツプラ周波数を測定する受信機の性能解析装置に
おいて、前記発振器の出力周波数の平均より求められる
短期安定度情報を検出する検出手段と、この検出手段で
検出した短期安定度情報を基に、該短期安定度情報を模
擬する誤差ダイナミクスを算出する発振器誤差同定部と
、この発振器誤差同定部で算出した誤差ダイナミクスを
基に前記受信機の性能を解析するシミュレータ手段とを
備えて受信機の性能解析装置を構成した。
波のドツプラ周波数を測定する受信機の性能解析装置に
おいて、前記発振器の出力周波数の平均より求められる
短期安定度情報を検出する検出手段と、この検出手段で
検出した短期安定度情報を基に、該短期安定度情報を模
擬する誤差ダイナミクスを算出する発振器誤差同定部と
、この発振器誤差同定部で算出した誤差ダイナミクスを
基に前記受信機の性能を解析するシミュレータ手段とを
備えて受信機の性能解析装置を構成した。
上記構成によれば、発振器の誤差は、その出力周波数よ
り求めた短期安定度情報を基に該短期安走度情報を模擬
する誤差ダイナミクスとして求められる。そして、この
誤差ダイナミクスを基に発振器の誤差をシミュレートし
て、受信機の性能解析試験が行われる。従って、発振器
の実際の時間的なゆらぎに対応した誤差がシミュレート
され、高精度な性能解析試験が可能となる。
り求めた短期安定度情報を基に該短期安走度情報を模擬
する誤差ダイナミクスとして求められる。そして、この
誤差ダイナミクスを基に発振器の誤差をシミュレートし
て、受信機の性能解析試験が行われる。従って、発振器
の実際の時間的なゆらぎに対応した誤差がシミュレート
され、高精度な性能解析試験が可能となる。
(実施例)
以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る受信機のデータ処理
装置を示すもので、例えば図示しないGPS受信機に内
蔵されるクロック(発振器)10は、その出力端に周波
数カウンタ11が接続される。この周波数カウンタ11
は、その出力端に例えばデジタル計算機で構成されるク
ロックシミュレータ12のクロック誤差同定部13が接
続される。このクロック10の出力周波数をカウントし
て前記(1)式より短期安定度σを求め、該クロック誤
差同定部に出力する。クロック誤差同定部13は第2図
に示すように、ステップS1で短期安定度情報σが入力
されると、ステップS2ではクロック誤差の誤差源δ1
を周波数ランダムウオークの誤差源δnI、周波数フリ
ッカノイズの誤差源δn2、周波数ホワイトノイズの誤
差源δn3、位相ホワイトノイズの誤差源δn4の4つ
として、それぞれの誤差源の短期安定度を表す以下の、 σ (δn、)−4yr2h−2・r/6=・ <2)
σ (δn2)−2h−+N −(2) −(3)σ
(δn3)−ho /2r −(4)σ (
δn4 )−3f−bz / (21r) 2r2・・
・ (5) の式に基づいて短期安定度σを多項式近似できるように
、各係数h−2、h−いり。 h2が設定される。即ち
、これら誤差源δn1δn2 δn3 δn4の短期安
定度は、平均時間τに比例、定数、1/τに比例、1/
τ2に比例することにより、多項式近似するのに適する
。また、これら誤差源δn、 δn2、δn3 δn4
はフーリエ周波数fてみると、その電力密度が1/f2
に比例、1/fに比例、定値、f2に比例と、その性質
が異なる。
装置を示すもので、例えば図示しないGPS受信機に内
蔵されるクロック(発振器)10は、その出力端に周波
数カウンタ11が接続される。この周波数カウンタ11
は、その出力端に例えばデジタル計算機で構成されるク
ロックシミュレータ12のクロック誤差同定部13が接
続される。このクロック10の出力周波数をカウントし
て前記(1)式より短期安定度σを求め、該クロック誤
差同定部に出力する。クロック誤差同定部13は第2図
に示すように、ステップS1で短期安定度情報σが入力
されると、ステップS2ではクロック誤差の誤差源δ1
を周波数ランダムウオークの誤差源δnI、周波数フリ
ッカノイズの誤差源δn2、周波数ホワイトノイズの誤
差源δn3、位相ホワイトノイズの誤差源δn4の4つ
として、それぞれの誤差源の短期安定度を表す以下の、 σ (δn、)−4yr2h−2・r/6=・ <2)
σ (δn2)−2h−+N −(2) −(3)σ
(δn3)−ho /2r −(4)σ (
δn4 )−3f−bz / (21r) 2r2・・
・ (5) の式に基づいて短期安定度σを多項式近似できるように
、各係数h−2、h−いり。 h2が設定される。即ち
、これら誤差源δn1δn2 δn3 δn4の短期安
定度は、平均時間τに比例、定数、1/τに比例、1/
τ2に比例することにより、多項式近似するのに適する
。また、これら誤差源δn、 δn2、δn3 δn4
はフーリエ周波数fてみると、その電力密度が1/f2
に比例、1/fに比例、定値、f2に比例と、その性質
が異なる。
そし−で、入力をホワイトノイズとした際の伝達関数(
ダイナミクス)はそれぞれ1/51(TS+1)/ (
10TS+1) 、1、Sで求められる。そこで、ステ
ップS2では、入力した短期安定度情報を誤差源δn、
δn2、δn3、δn4で多項式近似するために、
先ず、各係数h−2、h、、hoSh2を設定する。例
えば入力したクロック誤差の短期安定度σが、第3図に
示すように誤差源δn+、δn2、δn4からのノイズ
の場合には、その3つ誤差源δnl、δn2、δn4か
らの周波数ランダムウオーク、周波数フリッカノイズ、
位相ホワイトノイズかたし合わされて近似される。ステ
ップS3では S (δn、)−h−2/f2 −(6)S (δ
n 2 ) = h −1/ f −(7)
S (δn3 )−ha −(8)S
(δn4)=h2f 2 ゛ −(9)の式を基
に各誤差源δn1 δn2、δn3・δn4からの周波
数スペクトル密度を算出し、ステップS4ではホワイト
ノイズを入力として、各周波数電力密度を持った誤差を
発生するダイナミクス D (δn、)=1/S −(10)D
((5n2 )−TS+1/10TS+1・・・ (
11) D (δn3 )−1−(12) D (δn4 )−S −(13)
に入力した時に、式(6)、(7)、(8)、(9)で
求めたスペクトル密度になるように S (W−2) −(2π) ” h −2S (
w−+)−2πh S (WO) −h。
ダイナミクス)はそれぞれ1/51(TS+1)/ (
10TS+1) 、1、Sで求められる。そこで、ステ
ップS2では、入力した短期安定度情報を誤差源δn、
δn2、δn3、δn4で多項式近似するために、
先ず、各係数h−2、h、、hoSh2を設定する。例
えば入力したクロック誤差の短期安定度σが、第3図に
示すように誤差源δn+、δn2、δn4からのノイズ
の場合には、その3つ誤差源δnl、δn2、δn4か
らの周波数ランダムウオーク、周波数フリッカノイズ、
位相ホワイトノイズかたし合わされて近似される。ステ
ップS3では S (δn、)−h−2/f2 −(6)S (δ
n 2 ) = h −1/ f −(7)
S (δn3 )−ha −(8)S
(δn4)=h2f 2 ゛ −(9)の式を基
に各誤差源δn1 δn2、δn3・δn4からの周波
数スペクトル密度を算出し、ステップS4ではホワイト
ノイズを入力として、各周波数電力密度を持った誤差を
発生するダイナミクス D (δn、)=1/S −(10)D
((5n2 )−TS+1/10TS+1・・・ (
11) D (δn3 )−1−(12) D (δn4 )−S −(13)
に入力した時に、式(6)、(7)、(8)、(9)で
求めたスペクトル密度になるように S (W−2) −(2π) ” h −2S (
w−+)−2πh S (WO) −h。
S (W2 )−h2/ (2π) 2の演算を実施
してホワイトノイズの電力密度を算出する。ここで、f
hはホワイトノイズのカットオフ周波数、Nnは自然対
数、W−2,W−1,WO。
してホワイトノイズの電力密度を算出する。ここで、f
hはホワイトノイズのカットオフ周波数、Nnは自然対
数、W−2,W−1,WO。
W2はノーrズ、S()は電力密度、σ ()は短期安
定度、D()はダイナミクスである。
定度、D()はダイナミクスである。
次に、ステップS5ではそれぞれの電力密度に応じたノ
イズを発生させ、第4図に示すようにこれら式(10)
、 (11)、 (12)、 (13)のダイナミクス
を通すことにより各誤差源δn1δn2 δn3 δn
4を求めて(ステップS6)、 δy(t)−Σδn、(t) の式を基に、例えば3つの誤差源δn1 δn2、δn
4である場合、第5図に示すようにクロック誤差δy(
t)を求める(ステップS7)。
イズを発生させ、第4図に示すようにこれら式(10)
、 (11)、 (12)、 (13)のダイナミクス
を通すことにより各誤差源δn1δn2 δn3 δn
4を求めて(ステップS6)、 δy(t)−Σδn、(t) の式を基に、例えば3つの誤差源δn1 δn2、δn
4である場合、第5図に示すようにクロック誤差δy(
t)を求める(ステップS7)。
上記クロック誤差同定部13の出力端にはGPS受信機
回路シミュレータ(受信機の回路ダイナミクスを模擬し
たもの)14が接続される。このGPS受信機回路シミ
ュレータ14にはクロック誤差同定部13を介してクロ
ック誤差δy(t)が入力される。GPS受信機回路シ
ミュレータ14は入力したクロック誤差δy(t)の影
響で、どれだけの相対速度誤差となるかが算出され、そ
の性能を解析する(第6図参照)。この相対速度誤差は
、例えばGPS受信機の回路設計や、クロック10の選
定の際の情報として用いられる。
回路シミュレータ(受信機の回路ダイナミクスを模擬し
たもの)14が接続される。このGPS受信機回路シミ
ュレータ14にはクロック誤差同定部13を介してクロ
ック誤差δy(t)が入力される。GPS受信機回路シ
ミュレータ14は入力したクロック誤差δy(t)の影
響で、どれだけの相対速度誤差となるかが算出され、そ
の性能を解析する(第6図参照)。この相対速度誤差は
、例えばGPS受信機の回路設計や、クロック10の選
定の際の情報として用いられる。
このように、上記受信機のデータ処理装置は、クロック
10の誤差を、その出力周波数より求めた短期安定度情
報を基に該短期安定度情報を模擬する誤差ダイナミクス
として求め、この誤差ダイナミクスを基にクロック10
の誤差をシミュレートして、GPS受信機の性能を解析
するように構成した。これによれば、クロック10の実
際の時間的なゆらぎに対応した正確な誤差がシミュレー
トされることにより、高精度な性能解析試験が可能とな
る。
10の誤差を、その出力周波数より求めた短期安定度情
報を基に該短期安定度情報を模擬する誤差ダイナミクス
として求め、この誤差ダイナミクスを基にクロック10
の誤差をシミュレートして、GPS受信機の性能を解析
するように構成した。これによれば、クロック10の実
際の時間的なゆらぎに対応した正確な誤差がシミュレー
トされることにより、高精度な性能解析試験が可能とな
る。
なお、上記実施例では、クロック誤差同定部13で算出
したクロック誤差δy (t)を用いてGPS受信機
の性能解析を行うように構成したが、これに限ることな
く、このクロック誤差同定部13で算出したクロック誤
差ダイナミクスを用いて、例えばGPS受信機で検出し
た相対速度を基に航法計算を行うのに用いられるカルマ
ンフィルタのシステム・モデルとして使用することも可
能である。これによれば、GPS受信機の受信機性能を
支配するクロック10の正確な精度が把握できることに
より、高精度なカルマンフィルタの構築が実現されるた
め、高精度な航法か容易に実現される。
したクロック誤差δy (t)を用いてGPS受信機
の性能解析を行うように構成したが、これに限ることな
く、このクロック誤差同定部13で算出したクロック誤
差ダイナミクスを用いて、例えばGPS受信機で検出し
た相対速度を基に航法計算を行うのに用いられるカルマ
ンフィルタのシステム・モデルとして使用することも可
能である。これによれば、GPS受信機の受信機性能を
支配するクロック10の正確な精度が把握できることに
より、高精度なカルマンフィルタの構築が実現されるた
め、高精度な航法か容易に実現される。
また、上記実施例では、短期安定度を周波数カウンタを
用いて検出したがこれに限ることなく、検出することが
可能である。
用いて検出したがこれに限ることなく、検出することが
可能である。
さらに、上記実施例では、受信機として、GPS受信機
に適用した場合で説明したが、これに限ることなく、ド
ツプラ周波数測定用のクロックを備えた各種の受信機に
適用可能である。
に適用した場合で説明したが、これに限ることなく、ド
ツプラ周波数測定用のクロックを備えた各種の受信機に
適用可能である。
よって、この発明は上記実施例に限ることなく、その他
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施
し得ることは勿論のことである。
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施
し得ることは勿論のことである。
[発明の効果]
以上詳述したように、この発明によれば、構成簡易にし
て、信頼性の高い高精度なりロック誤差データの検出を
実現し得るようにした受信機のデータ処理装置を提供す
ることができる。
て、信頼性の高い高精度なりロック誤差データの検出を
実現し得るようにした受信機のデータ処理装置を提供す
ることができる。
第1図はこの発明の一実施例に係る受信機のデータ処理
装置を示す構成図、第2図は第1図のクロック誤差同定
部の動作を示すフローチャート、第3図、第5図及び第
6図は第1図の各部の出力特性を示す図、第4図はクロ
ック誤差をシミュータする部分を示すブロック図、第7
図は受信機の概略を説明するために示した図、第8図は
クロックの短期安定度情報を示す図である。 10・・・クロック、11・・・周波数カウンタ、12
・・・クロックシミュレータ、13・・・クロック誤差
同定部、14・・・GPS受信機回路シミュレータ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 ノイズ 〔電力密度〕 ダイナミクス クロノク誤差源 ◇ 短期安定度 ◇ Σσ(δni) σ 第 図 受信機誤差
装置を示す構成図、第2図は第1図のクロック誤差同定
部の動作を示すフローチャート、第3図、第5図及び第
6図は第1図の各部の出力特性を示す図、第4図はクロ
ック誤差をシミュータする部分を示すブロック図、第7
図は受信機の概略を説明するために示した図、第8図は
クロックの短期安定度情報を示す図である。 10・・・クロック、11・・・周波数カウンタ、12
・・・クロックシミュレータ、13・・・クロック誤差
同定部、14・・・GPS受信機回路シミュレータ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 ノイズ 〔電力密度〕 ダイナミクス クロノク誤差源 ◇ 短期安定度 ◇ Σσ(δni) σ 第 図 受信機誤差
Claims (2)
- (1)発振器を用いて電波発振源からの電波のドップラ
周波数を測定する受信機のデータ処理装置において、 前記発振器の出力周波数の平均より求められる短期安定
度情報を検出する検出手段と、 この検出手段で検出した短期安定度情報を基に、該短期
安定度情報を模擬する誤差ダイナミクスを算出する発振
器誤差同定部とを具備したことを特徴とする受信機のデ
ータ処理装置。 - (2)発振器を用いて電波発振源からの電波のドップラ
周波数を測定する受信機のデータ処理装置において、 前記発振器の出力周波数の平均より求められる短期安定
度情報を検出する検出手段と、 この検出手段で検出した短期安定度情報を基に、該短期
安定度情報を模擬する誤差ダイナミクスを算出する発振
器誤差同定部と、 この発振器誤差同定部で算出した誤差ダイナミクスを基
に前記受信機の性能を解析するシミュレータ手段とを具
備したことを特徴とする受信機のデータ処理装置。
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-
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1991
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