JPH0443737B2 - - Google Patents

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JPH0443737B2
JPH0443737B2 JP22061386A JP22061386A JPH0443737B2 JP H0443737 B2 JPH0443737 B2 JP H0443737B2 JP 22061386 A JP22061386 A JP 22061386A JP 22061386 A JP22061386 A JP 22061386A JP H0443737 B2 JPH0443737 B2 JP H0443737B2
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JP
Japan
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piston
pressure
chamber
high pressure
receiving surface
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Takatoshi Hamada
Fumikazu Ko
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NITSUTETSU JITSUGYO KK
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NITSUTETSU JITSUGYO KK
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Priority to CA000529204A priority patent/CA1266416A/en
Priority to NO870491A priority patent/NO166766C/no
Priority to AU68607/87A priority patent/AU567427B2/en
Priority to BR8700585A priority patent/BR8700585A/pt
Priority to US07/013,442 priority patent/US4817737A/en
Priority to KR1019870001093A priority patent/KR910007243B1/ko
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は油圧式ブレーカーに関し、詳しくは、
油圧と窒素ガスを用いて進退運動させるピストン
によりチゼルに打撃を加え、該チゼルを対象物に
押し付けて対象物を破砕するものである。
従来の技術 従来、油圧式ブレーカーとしては、ピストンを
直接油圧で駆動する油圧直動型と、油圧により作
動するピストンでシリンダ内の窒素ガスあるいは
スプリングを圧縮してその反発力でピストンを作
動して打撃させるガス媒介型、あるいはスプリン
グ媒介型があるが、いずれも、給油側の高圧側配
管に油を補給するためのアキユムレータを設ける
と共に、排油側の低圧側配管には脈動の発生を防
止するアキユムレータを設置している。
このように従来の油圧式ブレーカーでは高圧回
路側および低圧回路側のいずれにもアキユムレー
タを設置する必要があるが、アキユムレータはガ
ス漏れよる作動不良を起こし易く、そのため周期
的にガス点検および交換が必要で、点検補修が面
倒であると共に構造が複雑でコスト高になる等の
問題があつた。さらに、ガス媒介型では、高圧油
でピストンが上昇し、打撃を与えるピストンの下
降は窒素ガスの反発力を利用して行つているた
め、高圧回路側にアキユムレータを設置して油圧
および油量を増しても打撃力はあがらない問題が
あつた。
発明の目的 本発明は上記した問題に鑑みてなされたもの
で、ピストンの上昇および下降行程のいずれにお
いても低圧回路に常時一定圧の油圧が流れるよう
にして低圧側回路のアキユムレータを不要とし、
かつ、ピストンの上昇および下降行程のいずれに
おいても高圧油量を必要として高圧回路でのサー
ジ圧変化を少なくし、よつて、高圧回路側でもア
キユムレータを不要とするものである。さらに、
打撃を与えるピストンの下降時に窒素ガスの反発
力に加えて高圧油を利用して打撃力を上げること
を目的とするものである。
発明の構成 本発明は上記した目的を達成するためになされ
たもので、シリンダ内にピストンを摺動自在に嵌
合し、該ピストンの下部にチゼルを嵌装すると共
にピストンの上部に窒素ガス室を設け、ピストン
を油圧と窒素ガス圧とにより昇降して下限時にチ
ゼルを打撃し、かつ、上記油圧の切替をシリンダ
に一体に設けたメインバルブにより行う油圧式ブ
レーカーにして、 上記ピストンを上側より下側に第1、第2、第
3、第4、第5の各段部を5段形状に形成し、上
記第1段部より第2段部を大径としてその段面を
低圧受圧面とし、第2段部より第3段部を小径と
してその段面を上部高圧受圧面とし、第4段部の
直径を最大として第3段部と第4段部との段面を
下部高圧受圧面とし、第5段部と第3段部を同径
として第4段部と第5段部の段面を下部受圧面と
し、該下部受圧面を上記下部高圧受圧面と同面積
とする一方、 上記ピストンとシリンダとの間には、上部より
ピストン低圧室、ピストンパイロツト室、ピスト
ン高圧室、ピストン反転室を形成し、 上記ピストン高圧室を常時高圧ポートと連通さ
せると共に、ピストン低圧室を上記油圧切替用の
メインバルブを介して常時低圧ポートと連通さ
せ、かつ、ピストンパイロツト室およびピストン
反転室を上記メインバルブの各室と連通させ、 上記ピストン第1段部とシリンダ内周面との間
に形成した低油圧流路を、ピストンの下降行程お
よび上昇行程のいずれにおいても常時ピストン低
圧室と連通させ、低圧ポートに低圧油を切れ目な
く送つて低圧側管でのサージ圧変化を抑制する一
方、 ピストン第3段部とシリンダ内周面との間に形
成した高油圧流路をピストンの下降行程および上
昇行程のいずれにおいても常時ピストン高圧室と
連通させ、上部高圧受圧面および下部高圧受圧面
を高圧油で常時押圧し、ピストン下降時には下部
高圧受圧面に作用する高圧油と圧縮した窒素ガス
圧でピストンを下降すると共に、ピストンの上昇
時、メインバルブを介してピストン反転室を高圧
ポートと連通し、該ピストン反転室と連通した下
部受圧面を高圧油で上向きに押圧し、ピストンの
下降および上昇行程のいずれにも高圧油を必要と
することにより高圧配管側でのサージ圧変化を抑
制する構成としたことを特徴とする油圧式ブレー
カーを提供するものである。
このように、低圧側配管および高圧側配管での
サージ圧変化を抑制することにより、従来低圧お
よび高圧側配管で必要とされたアキユムレータを
不要とし、その点検補修作業をなくすと共に構造
を簡単としてコストが低下し、かつ、ピストン下
降時に窒素ガス圧と共に高圧油を利用して打撃力
を高め、さらに、ピストンに作用する油圧を切り
替えるメインバルブをシリンダに一体に設けるこ
とにより、部品点数を少なくし、コストをより低
下させるものである。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に
説明する。
本発明の油圧式ブレーカー全体の構造は第1図
に示すように、シリンダ1内にはピストン2を摺
動自在に嵌合すると共に該ピストン2の下部にチ
ゼル3を嵌装しており、かつ、ピストン2の上部
に窒素ガスを封入した窒素ガス室4を設けてい
る。
上記ピストン2は図示のように、上側より第1
段部2a、第2段部2b、第3段部2c、第4段
部2d、第5段部2eを形成した5段形状として
いる。上記第1段部2a、第3段部2cおよび第
5段部2eは同径で直径をD1とし、第2段部2
bは第1段部2a等より大径としてその直径を
D2とし、第4段部2dを最大径としてその直径
をD3とし、D1<D2<D3に設定している。該形状
のピストン2において、第1段部2aの上端面が
ガス室受圧面Aとなり、第5段部2eの下端面が
チゼル打撃面Bとなる。また、第1段部2aと第
2段部2bとの段面を低圧受圧面C、第2段部2
bと第3段部2Cとの段面を上部高圧受圧面D、
第3段部2cと第4段部2dとの段面を下部高圧
受圧面E、第4段部2dと第5段部2eとの段面
を下部受圧面Fとし、上記各受圧面の断面積の関
係は、C=D<E=Fとなるように設定してい
る。
上記ピストン2とシリンダ1の内周面との間に
は、上側部にピストン2の第2段部2bが摺動自
在に内嵌する低圧油流路5を形成し、該低圧油流
路5の上端部にピストン低圧室6を、下端部にピ
ストンパイロツト室7を連通して形成している。
また、該ピストン2の第4段部2dが摺動自在に
内嵌する高圧油流路8を形成し、該高圧油流路8
の上端部にピストン高圧室9を、下側部にピスト
ン反転室10を連通して形成している。
また、シリンダ1内には、上記ピストン嵌合部
位の側方に、ピストン2を駆動させるために油圧
を切替えるシリンダ11を組み込んで一体に設
け、該シリンダ11内にメインバルブ12を摺動
自在に嵌合している。
該メインバルブ12は図示の如く4段形状で、
小径の上端第1段部12aから下方にかけて中径
の第2段部12b、最大径の第3部12c、第1
段部12aと同径の小径な第4段部12dとから
なる。該メインバルブ12は第1段部12aの上
端面を上部受圧面Gとし、第1段部12aと第2
段部12bとの段面をメインバルブ高圧受圧面H
とし、第3段部12cと第4段部12dとの段面
をメインバルブ中間受圧面Iとし、第4段部12
dの下端面を下部受圧面Jとしている。また、メ
インバルブ12内には中空状の通路15を軸芯に
沿つて貫通して設けている。該メインバルブ12
とシリンダ11の内周面との間には、図示のよう
に、上部よりメインバルブ高圧室13、メインバ
ルブ上部低圧室14、メインバルブパイロツト室
16、メインバルブ下部低圧室17、メインバル
ブ反転室18を形成している。
該メインバルブ12の外周面に形成した各室
と、前記ピストン2の外周面に形成した室とは、
下記のように、シリンダ1内に設けた各通路を介
して、シリンダ1の側端面に設けた高圧ポートP
および低圧ポートTと連通している。
まず、上記ピストン高圧室9は高圧ポートPと
通路20を介して直接に連通し、かつ、該ピスト
ン高圧室9はピストン2の上限時にもピストン第
4段部2dにより閉鎖されずに開口状態で、常
時、ピストン高圧室9と高圧ポートPとを連通し
て上部高圧受圧面Dおよび下部高圧受圧面Eに高
圧油を作用させている。また、上記通路20から
分岐した通路21をメインバルブ高圧室13と連
通し、メインバルブ高圧室13に常時高圧油を供
給してメインバルブ高圧受圧面Hに高圧油を作用
させている。
一方、ピストン低圧室6はピストン第1段部2
aとシリンダ内周面の間の低圧油流路5と常時連
通すると共に、シリンダ1に設けた通路22を介
してメインバルブ下部低圧室17と連通し、該メ
インバルブ下部低圧室17を通路23を介して低
圧ポートTと連通することにより、低圧ポートT
には常時低圧油が排出されるようにしている。さ
らに、該通路23より分岐した通路24をメイン
バルブ上部低圧室14に連通している。
さらに、ピストン反転室10はメインバルブ反
転室18に通路25を介し、かつ、ピストンパイ
ロツト室7はメインバルブパイロツト室16と通
路26を介して連通している。
次に、上記装置の作動を第2図により説明す
る。図中、実線は高圧油の流れを示し、点線は低
圧油の流れを示す。
第2図Aに示すピストン2がチゼル3に打撃を
与えた下限位置の時、ピストン2の下降によりピ
ストン低圧室6とピストンパイロツト室7とは低
圧油流路5でつながつている。よつて、メインバ
ルブパイロツト室16は通路26、ピストンパイ
ロツト室7、低圧油流路5を介してメインバルブ
低圧室6につながり、メインバルブパイロツト室
16内の圧油をメインバルブ12の下降に応じ
て、ピストン低圧室6より通路22、メインバル
ブ下部低圧室17、通路23を経て低圧ポートT
へと排出している。
一方、高圧ポートPより通路20へ流入した高
圧油はピストン高圧室9に流入すると共に、通路
21よりメインバルブ高圧室13に流入する。該
メインバルブ高圧室13内において、高圧油でメ
インバルブ高圧受圧面Hが押圧され、メインバル
ブパイロツト室16が低圧通路と連通しているた
め、圧力差でメインバルブ12は下降する。該メ
インバルブ12が下死点に達すると、メインバル
ブ12の軸芯通路15が通路25と連通しピスト
ン反転室10に高圧油が流入させる。
第2図Bに示す如く、ピストン高圧室9とピス
トン反転室10に高圧油が流入し、高圧油が作用
する上部高圧受圧面Dと下部受圧面Fとの和が、
下部高圧受圧面Eよりり面積が大きいため、この
面積差によりピストン2は上昇する。この時、ピ
ストン2の上昇で低圧油流路5の低圧油はピスト
ン低圧室6から通路22を介してメインバルブ下
部低圧室17、通路23を経て低圧ポートTへ排
出される。ピストン2が上昇して、ピストンパイ
ロツト室7がピストン高圧室9と高圧油流路8で
連通され、通路26を介してメインバルブパイロ
ツト室16に高圧油が流入し、メインバルブ中間
受圧面Iに高圧油が作用する。高圧油が作用して
メインバルブ12を上昇方向に押圧するメインバ
ルブ中間受圧面Iとメインバルブ下部受圧面Jの
和が、メインバルブ12を下降方向に押圧するメ
インバルブ上端の上部受圧面Gとメインバルブ高
圧受圧面Hの和の面積より大きいため、この面積
差でメインバルブ12を上昇させる。
第2図Cに示すように、メインバルブ12が上
死点に達すると、メインバルブ下部低圧室17は
通路25を介してピストン反転室10と連通し、
ピストン反転室10がが低圧ポートTと連通する
ために、ピストン反転室10の圧力が低下する。
よつて、上死点にあるピストン2が窒素ガス室4
内に圧縮された窒素ガスの圧力とピストン高圧室
9の下部高圧受圧面Eに作用する高圧油の圧力の
和により、高圧力でピストンを強く下降する。該
ピストン2の下降でピストン反転室10より通路
25、メインバルブ反転室18、メインバルブ下
部低圧室17、通路23を経て低圧ポートTへ低
圧油が排出される。
第2図Dに示すように、ピストン2が下降して
チゼル3を打撃すると、ピストン低圧室6とピス
トンパイロツト室7が低圧油流路5で連通し、該
ピストンパイロツト室7と通路26を介してメイ
ンバルブパイロツト室16の圧力が低下し、メイ
ンバルブ12は圧力差で下降する。この時、メイ
ンバルブパイロツト室16の低圧油は通路26、
ピストンパイロツト室7、低圧油流路5、ピスト
ン低圧室6を介して通路22、メインバルブ下部
低圧室17、通路23を経て低圧ポートTに排出
され、上記した作動を繰り返す。
打撃時にチゼル3が抜けた場合、高圧ポートP
より高圧油を送つても、ピストン反転室10はピ
ストン2の第4段部2dにより閉鎖されるため、
メインバルブ高圧室13からの高圧油が流入され
ず、ピストン下部受圧面Fに圧力がかからない
為、チゼル3を押し込んでチゼル3でピストン2
を押し上げない限り、ピストン2は上昇しない。
よつて、空打ちするのを防止することができる。
上記した構造の油圧式ブレーカーによれば、ピ
ストン2の上昇および下降行程において、ピスト
ン低圧室6がメインバルブ下部低圧室17を介し
て低圧ポートTと常時つながり、ピストン2の上
昇時には低圧油流路5内の低圧油が低圧ポートT
へ流出すると共に、ピストン2の下降時にはピス
トン反転室10内の低圧油がメインバルブ下部低
圧室17を介して低圧ポートTへ流出し、低圧ポ
ートTには常時切れ目なく低圧油が送られる。よ
つて、低圧ポートTからタンクへ戻される油圧の
脈動は抑えられ、サージ圧が高くならないため、
低圧側回路にアキユムレータを設置する必要がな
くなる。また、高圧ポートPに連通したピストン
高圧室9およびメインバルブ高圧室13は常時開
口状態であり、ピストン2の上昇および下降のい
ずれの行程においても高圧油が送られている。ピ
ストン2の上昇時にはピストン反転室10へ高圧
油が流入してピストン2の上昇に利用すると共
に、ピストン2の下降時にはピストン高圧室9、
高圧油流路8に流入してピストン2の下降に利用
される。このように、ピストン2の上昇および下
降行程に高圧油を必要としているため、高圧側回
路でのサージ圧の変化が少なく、よつて、該高圧
側回路にアキユムレータを設置する必要はない。
さらに、本構造の油圧式ブレーカーにおいて
は、ピストン2を下降してチゼル3に打撃を与え
る時、圧縮した窒素ガスを利用すると共に、高圧
油の圧力を利用しているため、打撃力を強化にす
ることにが出来る。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、本発明によれ
ば、油圧式ブレーカー内部の低圧室はピストンの
上昇および下降行程にかかわらず低圧ポートに送
られるため、低圧配管側におけるサージ圧変化が
少なく、よつて、低圧側配管にアキユムレータを
設ける必要がない。また、高圧油もピストンの上
昇および下降行程にかかわらず必要とされるた
め、高圧側配管におけるサージ圧変化が少なく、
高圧側配管にもアキユムレータを置する必要がな
い。このように、低圧側および高圧側のアキユム
レータを不要とするため、構造が極めて簡単とな
り、コストの低下を図れると共に、アキユムレー
タの点検補修がなくなり、手数がかからない利点
を有する。かつ、ピストンに作用する油圧を切り
替えるメインバルブをシリンダに一体に設け、か
つ、該メインバルブの構造も簡単としているた
め、コストの低下を図ることが出来るものであ
る。
さらに、ガス媒介型の場合は、圧縮したガスの
反発力でピストンの下降を行つているため、圧油
の量および圧力を高めても、打撃力が上がらない
欠点があつたが、本発明では、ガス圧と共に油圧
を併用してピストンを下降しているため、打撃力
が強力になる利点も有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる油圧式ブレーカーの断
面図、第2図A,B,C,Dは作動を示す断面図
である。 1…シリンダ、2…ピストン、2a…第1段
部、2b…第2段部、2c…第3段部、2d…第
4段部、2e…第5段部、C…低圧受圧面、D…
…上部低圧受圧面、E…下部低圧受圧面、3…チ
ゼル、4…窒素ガス室、5…低圧油流路、6……
ピストン低圧室、7…ピストンパイロツト室、8
…高圧油流路、9…ピストン高圧室、10…ピス
トン反転室、11…シリンダ、12…メインバル
ブ、13…メインバルブ高圧室、14…メインバ
ルブ上部低圧室、15…通路、16…メインバル
ブパイロツト室、17…メインバルブ下部低圧
室、18…メインバルブ反転室、20〜26…通
路、P…高圧ポート、T…低圧ポート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリンダ内にピストンを摺動自在に嵌合し、
    該ピストンの下部にチゼルを嵌装すると共にピス
    トンの上部に窒素ガス室を設け、ピストンを油圧
    と窒素ガス圧とにより昇降して下限時にチゼルを
    打撃し、かつ、上記油圧の切替をシリンダに一体
    に設けたメインバルブにより行う油圧式ブレーカ
    ーにして、 上記ピストンを上側より下側に第1、第2、第
    3、第4、第5の各段部を5段形状に形成し、上
    記第1段部より第2段部を大径としてその段面を
    低圧受圧面とし、第2段部より第3段部を小径と
    してその段面を上部高圧受圧面とし、第4段部の
    直径を最大として第3段部と第4段部との段面を
    下部高圧受圧面とし、第5段部と第3段部を同径
    として第4段部と第5段部の段面を下部受圧面と
    し、該下部受圧面を上記下部高圧受圧面と同面積
    とする一方、 上記ピストンとシリンダとの間には、上部より
    ピストン低圧室、ピストンパイロツト室、ピスト
    ン高圧室、ピストン反転室を形成し、 上記ピストン高圧室を高圧ポートと直接に連通
    させると共に、ピストン低圧室を上記油圧切替用
    のメインバルブを介して常時低圧ポートと連通さ
    せ、かつ、ピストンパイロツト室およびピストン
    反転室を上記メインバルブの各室と連通させ、 上記ピストン第1段部とシリンダ内周面との間
    に形成した低油圧流路を、ピストンの下降行程お
    よび上昇行程のいずれにおいても常時ピストン低
    圧室と連通させ、低圧ポートに低圧油を切れ目な
    く送つて低圧側管でのサージ圧変化を抑制する一
    方、 ピストン第3段部とシリンダ内周面との間に形
    成した高油圧流路をピストンの下降行程および上
    昇行程のいずれにおいても常時ピストン高圧室と
    連通させ、上部高圧受圧面および下部高圧受圧面
    を高圧油で常時押圧し、ピストン下降時には下部
    高圧受圧面に作用する高油圧と圧縮した窒素ガス
    圧でピストンを下降すると共に、ピストンの上昇
    時、メインバルブを介してピストン反転室を高圧
    ポートと連通し、該ピストン反転室と連通した下
    部受圧面を高圧油で上向きに押圧し、ピストンの
    下降および上昇行程のいずれにも高圧油を必要と
    することにより高圧側配管でのサージ圧変化を抑
    制する構成としたことを特徴とする油圧式ブレー
    カー。
JP22061386A 1986-03-11 1986-09-17 油圧式ブレ−カ− Granted JPS6374580A (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22061386A JPS6374580A (ja) 1986-09-17 1986-09-17 油圧式ブレ−カ−
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US07/013,442 US4817737A (en) 1986-03-11 1987-02-10 Hydraulic striking device with impact frequency control
KR1019870001093A KR910007243B1 (ko) 1986-03-11 1987-02-10 유압 파쇄기
ZA870936A ZA87936B (en) 1986-03-11 1987-02-10 Hydraulic breaker
US07/290,194 US4951757A (en) 1986-03-11 1988-12-27 Hydraulic striking device with impact frequency control

Applications Claiming Priority (1)

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JP22061386A JPS6374580A (ja) 1986-09-17 1986-09-17 油圧式ブレ−カ−

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JP2018130823A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 アピュアン株式会社 衝撃装置、衝撃装置の打撃力調整方法、及び衝撃装置の打撃音周波数調整方法

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