JPH0443511Y2 - - Google Patents

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JPH0443511Y2
JPH0443511Y2 JP1988035871U JP3587188U JPH0443511Y2 JP H0443511 Y2 JPH0443511 Y2 JP H0443511Y2 JP 1988035871 U JP1988035871 U JP 1988035871U JP 3587188 U JP3587188 U JP 3587188U JP H0443511 Y2 JPH0443511 Y2 JP H0443511Y2
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【考案の詳細な説明】 <本考案の産業上の利用分野> 本考案は、計量装置等に用いられるホツパに関
する。
<従来技術> 物品を収納して、排出されるホツパは、計量装
置等に主に用いられており、その構造は、一般に
箱状に形成された収納部と、収納部の下部を開閉
するように回動自在に形成された排出ゲートから
構成されている。
このようなホツパでは、外部からの駆動力によ
つて排出ゲートを開閉させるために、排出ゲート
の一部に連結された開閉操作部が設けられてお
り、例えば、計量装置等の筐体内部に設けられた
開閉駆動装置からの駆動力が、筐体外部に取付け
られたホツパの開閉操作部に伝達され、排出ゲー
トの開閉駆動がなされる。
なお、このようなホツパを開閉駆動するための
開閉駆動装置は、構成が簡単で、安価にできるこ
とから、エアシリンダ等の往復駆動源が従来より
用いられている。
<本考案が解決しようとする問題点> しかしながら、エアシリンダ等の往復駆動源
は、その駆動速度がほぼ一定であるため、排出ゲ
ート開閉時に排出ゲートおよび、ホツパに急激に
駆動力が伝達され、この開閉時の騒音が非常に大
きいという問題があつた。特にこのようなホツパ
を多数使用する計量装置(組合せ計量装置)で
は、その開閉が連続的に行われるため重大な問題
であつた。
また、このホツパが計量器と連結されている場
合には、開閉駆動装置からホツパに伝達される急
激な力によつて、強い振動が発生し、計量器の性
能を悪化させると共に、この振動によつて被計量
物の計量時間が長くなるという問題もあつた。
これを解決するために、開閉駆動装置の駆動源
としてモータ等を用いて、クラツチ機構やギヤ機
構等によつてこの駆動速度を可変する事も考えら
れるが、多くのホツパを開閉駆動するために、こ
のような装置を多数用いることは、非常に高価
で、構造が複雑となり、実用性が低かつた。
本考案は、上記の問題を解決したホツパの開閉
駆動装置を提供することを目的としている。
<前記問題点を解決するための手段> 前記問題点を解決するために、本考案のホツパ
の開閉駆動装置では、往復駆動源と、この往復駆
動源の往復動を回動動作に変換する変換部と、こ
の変換部に当接してこの開閉操作部を回動させる
カム部材とを備え、このカム部材の外周形状を、
排出ゲートの開閉動作速度が変化するように形成
している。
<作用> したがつて、往復駆動源の往復動は、変換部に
よつて回動動作に変換され、この変換部に連結さ
れたカム部材が回動され、このカム部材の外周部
に当接するホツパの開閉動作部を介して、排出ゲ
ートがその動作速度を変化しつつ開閉される。
<本考案の実施例>(第1〜4図) 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明
する。
第1図は、筐体10の内周部に本考案によるホ
ツパの開閉駆動装置を備え、筐体10の外周に複
数個の計量ホツパを配置した組合せ計量装置の計
量ホツパをはずした状態を示す分解図、第2図
は、筐体10内部からみた開閉駆動装置を示す
図、第3図は、開閉駆動装置と計量ホツパの関係
を側面からみた図、第4図は、計量ホツパの背面
図である。
図において、この組合せ計量装置の筐体10
は、角柱状に形成され、各内壁面10aの中央部
には、計量器11がL字状の取付板12を介して
取付けられている。
この計量器11の先端部は、筐体外壁面10b
より突出しておりこの選択部には、後述する計量
ホツパ40を支持すために凹状に形成された係止
板13が取付けられている。
この係止板13の対向片13a,13bの上部
には、切欠き部14,14が設けられ、下部には
段部15,15がそれぞれ設けられている。
計量器11の両側には、この計量器11に対し
て対称に構成された2組の開閉駆動装置20,3
0が設けられている。
開閉駆動装置20,30には、その駆動源とし
て、エアシリンダ21,31がそれぞれL字状の
取付板22,32によつて内壁面10aと平行に
取付けられている。
エアシリンダ21,31は、電磁弁(図示せ
ず)等の操作によつて、注入される空気の圧力に
よつて、下方に突出したシリンダ軸21a,31
aを往復駆動するものであり、この駆動は、組合
せ計量装置の開閉信号によつて起動される。
シリンダ軸21a,31aの先端には、第1の
連結板23,33の一端23a,33aが回動自
在に取付られており、この第1の連結板23,3
3の他端23b,33bには、第2の連結板2
4,34の一端24a,34aが回動自在に取付
けられている。
第2連結板24,34の他端24b,34bに
は、筐体10の内壁面10aからの外壁面10b
に回動自在に貫通するカム軸25,35が突設さ
れている。
この第1,第2の連結板23,24,33,3
4は、シリンダ軸21a,31aの上下動をカム
軸25,35の回動に変換するための変換部を構
成している。
筐体10の外壁面10b側に突出したカム軸2
5,35の先端には、それぞれカム板26,36
がこのカム軸25,35に直交するように取付け
られている。
このカム板26,36は、ほぼ直方体に形成さ
れ、その外周形状は、その上面部の一端側26
a,36aがほぼ水平に形成され、外側方向に向
いた他端側26b,36bが所定の曲線で側面部
26c,36cと連続している。
したがつて、このカム板26,36は、エアシ
リンダ21,31のシリンダ軸21a,31aが
上昇すると、内壁方向からみてそれぞれ時計回
り、反時計回りに回動し、シリンダ軸21a,3
1aが下降するとそれぞれ反時計回り、時計回り
に回動して、図の位置に戻ることになる。
一方、筐体10の外壁面10bには、計量ホツ
パ40が、計量器11の係止板13に着脱自在に
支持されている。
この支持は、計量ホツパ40の背面よりほぼ凹
状に突設された背面板41の対向片41a,41
b間に横架された上下2本の係止軸42,43
が、係止板13の切欠き部14,14と段部1
5,15に係止されることによつてなされてお
り、これによつて、計量ホツパ40の計量器11
に対する上下移動は規制されている。
この計量ホツパ40は、ほぼ箱状に形成されて
おり、その内部は、支切板45によつて、2つの
収納室46,47が形成されている。
この計量ホツパ40の下部には、2つの収納室
46,47に収納された被計量物を独立して排出
するための排出ゲート48,49が、開閉自在に
取付けられている。
排出ゲート48,49の開閉は、この計量ホツ
パ40の背面部に形成された開閉操作部50を介
して行なわれる。
開閉操作部50は、排出ゲート48,49に回
動自在に取付けられた連結板51,52と、この
連結板51,52を介して、カム板26,36か
らの回動力を排出ゲート48.49に伝達する回
動レバー53,54から構成されている。
即ち、連結板51,52の一端側51a,52
aは、ホツパ40の背面側に屈曲された排出ゲー
ト48,49の端部48a,49aに回動自在に
取付けられ、その他端側51b,52bは、回動
レバー53,54の一端側53a,54aと回動
自在に連結されている。
この回動レバー53,54は、ほぼL字状に形
成され、そのほぼ中央部53b,54bは、背面
板41の延設部41c,41dに回動自在に取付
けられている。
回動レバー53,54の内側方向に傾斜した他
端側53c,54cには、軸部55,56が突設
されており、カム板26,36の上方に近接する
軸部55,56の先端には、当接ローラ57,5
8がそれぞれ取付けられている。
また、連結板51,52と回動レバー53,5
4の連結部には、それぞれの連結部を内側方向に
引くバネ60の両端が係止されている。また、第
4図中61,62は、排出ゲート48,49の端
部にする当接ストツパである。
なお、この組合せ計量装置では、上記同様の開
閉駆動装置20,30が、外壁面10bに係止さ
れた計量ホツパ40の数に対応して設けられてお
り、この計量ホツパ40の上方には、ほぼ同様に
構成された中間ホツパやフイーダ装置(ともに図
示せず)等の供給装置が設けられている。
さらに、計量ホツパ40の下方には、この計量
ホツパ40によつて計量され、組合せに選定され
た被計量物を集合排出するためのシユート70が
設けられている。
また、この計量ホツパ40に対する被計量物の
供給は、収納室46,47に片方ずつ行なわれ、
供給前と供給後の差重量に基づいて、供給された
被計量物の重量を検出するようにしている。
<前記実施例の動作>(第5〜6図) 次に、前記実施例の動作について説明する。
供給装置(図示せず)から計量ホツパ40の収
納室46,47に収納された被計量物は計量器1
1によつてそれぞれの重量が検出され、組合せ選
定される。
なお、この時、計量ホツパ40の両排出ゲート
48,49は、バネ60の引張り力によつて、そ
れぞれ内側方向に付勢され閉じた状態となる。
計量ホツパ40のいずれか一方の収納室、例え
ば、収納室46に収納された被計量物が組合せに
選定されると、一方の開閉駆動装置20に対して
開信号が送出され、電磁弁(図示せず)等が作動
して、エアシリンダ21に空気が注入される。
この結果、シリンダ軸21aはほぼ一定の速度
で上昇し、この動きは、第1、第2の連結板2
3、24によつて回動運動に変換され、カム板2
6が筐体10の内壁面10a側からみて時計回り
にほぼ定速回動する。
したがつて、このカム板26の回動は、その上
面部の一端側26aと当接する当接ローラ57を
介して、回動レバー53に伝達される。
なお、このとき、カム板26の回動力は、計量
ホツパ40を持上げる方向に働くが、計量ホツパ
40の上下動は、計量器11の係止板13の上下
に係止された背面板41によつて規制されるた
め、計量ホツパ40の浮上り等は起こらない。
カム板26の回動によつて回動レバー53も反
時計回りに回動するが、第5図に示すように、カ
ム板26の当接ローラ57との当接位置は、カム
板26の上面部の水平な一端側26aから所定の
湾曲線に形成された他端側26bおよび側面26
cに移動するため、カム板26の回動角に対する
回動レバーの回動角は、第6図のように変化し、
連結板51を介して排出ゲート48に伝達され
る。
したがって、排出ゲート48は、外周方向から
みて時計回りに回動して開かれ、その開閉動作の
初期および終期の速度は、その中間の速度より遅
くなり、緩かに開くことになる。
これによつて、収納室46に収納されていた被
計量物は排出され、他の計量ホツパ(図示せず)
から排出された被計量物とともにシユート70に
よつて集合排出される。
次に、開閉駆動装置20に対する閉信号が送出
されると、エアシリンダ21のシリンダ軸21
a,が下降し、カム板26が逆に回動して元の位
置に戻る。
したがつて、回動レバー53は、前記第6図に
示した回動角に従つて逆方向に回動し、排出ゲー
ト48は、閉じ初め、閉じ終りに穏やか回動し
て、この開閉が終了する。
なお、他方側の排出ゲート49の開閉動作も全
く同様にして開閉駆動装置30によつてなされ、
以後計量ホツパ40に収納された被計量物は、計
量後順次組合せ選定されて排出される。
<本考案の他の実施例> なお、前記実施例では、本考案の開閉駆動装置
を、両開きの排出ゲートをもつ組合せ計量装置の
計量ホツパ40に適用していたが、片開きの排出
ゲートをもつ他の計量装置のホツパについても本
考案を同様に適用できる。
また、前記実施例では、往復駆動源としてエア
シリンダ21,31を用い、往復動作を回動動作
に変換するための変換部として第1,第2の連結
板23,24,33,34を用いていたが、往復
駆動源と変換部とを一体に有するロータリソレノ
イドを用い、回動動作をカム部材に伝達するよう
にしてもよい。
また、カム部材についても本考案は、前記実施
例に限定されるものでなく、ホツパの開閉操作部
の構成や排出ゲートの開閉に必要な回動角に応じ
て、その外周形状や回動径を種々変形することが
可能である。
<本考案の効果> 本考案のホツパの開閉駆動装置は、前記説明の
ように構成されているため、開閉動作時にホツパ
に与える衝撃が少なく、開閉時の騒音を低く抑え
ることができる。
また、ホツパに計量器が連結されている場合で
あつても、計量器に与える振動が少なくこの振動
による計量時間の延びを抑えることができる。
さらに、駆動源として構成の容易な往復駆動源
を用いているため、モータ、クラツチおよびギア
機構等を用いる方法より、構造が簡単で安価に構
成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を用いた計量装置
の一部を示す斜視図、第2図は、第1図の筐体内
壁側からみた要部の正面図、第3図は、第2図の
概略側面図、第4図は、ホツパの背面図である。
第5図は、一実施例の要部の動作を示す部分正面
図、第6図は、カム板の回動角に対する回動レバ
ーの回動角を示す図である。 20,30……開閉駆動装置、21,31……
エアシリンダ、23,33……第1の連結板、2
4,34……第2の連結板、26,36……カム
板、40……計量ホツパ、48,49……排出ゲ
ート、50……開閉操作部、53,54……回動
レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外部から伝達される駆動装置からの回動力を、
    開閉操作部を介して排出ゲートに伝達し、該排出
    ゲートの開閉を行なうようにしたホツパにおい
    て、 前記開閉操作部は、一端側が前記排出ゲートに
    回動自在に連結された連結部材と、中央部に回動
    支点を有し一端側が前記連結部材の他端側に回動
    自在に連結された回動レバーとを備え、 前記回動レバーの他端側を内側方向に駆動する
    ことによつて前記排出ゲートを開くようにしたこ
    とを特徴とするホツパ。
JP1988035871U 1988-03-18 1988-03-18 Expired JPH0443511Y2 (ja)

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JP1988035871U JPH0443511Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

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JPS6236097U (ja) * 1986-07-21 1987-03-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5958326U (ja) * 1982-10-09 1984-04-16 株式会社石田衡器製作所 自動計量装置における両開きホツパ

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JPS6236097U (ja) * 1986-07-21 1987-03-03

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