JPH0443238Y2 - - Google Patents

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JPH0443238Y2
JPH0443238Y2 JP11707686U JP11707686U JPH0443238Y2 JP H0443238 Y2 JPH0443238 Y2 JP H0443238Y2 JP 11707686 U JP11707686 U JP 11707686U JP 11707686 U JP11707686 U JP 11707686U JP H0443238 Y2 JPH0443238 Y2 JP H0443238Y2
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pressure gauge
fire extinguisher
flange portion
pressure
protection structure
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は消火器の圧力計保護構造に関し、さら
に詳しくは、特に蓄圧式消火器において、消火器
本体の内圧を検知する圧力計を備えた消火剤放出
弁の圧力計保護構造に関する。
[従来の技術] 蓄圧気体を内蔵する消火器においては、消火器
本体の頂部に取付けられた消火剤放出弁に内圧を
検知するための圧力計が取付けられており、これ
に近接させて圧力計の破損を防止するための保護
部材が設けられている。
この種の消火剤放出弁は一般的には上向きにば
ね付勢された弁体が下向き圧接面を有する弁座に
圧接され、上下方向に弁体と一体的に形成された
弁軸をレバーを押し下げることにより弁体が前記
弁座から離れ、内部の蓄圧ガスが放出される構造
となつている。したがつて、使用前の常態におけ
る内圧を検知するための圧力計は弁体と弁座との
圧接部より下方の消火器本体側と連通している必
要があり、通常は消火剤放出弁の前記圧接部の下
方部分に水平方向に連通孔が穿設され、該連通孔
の外端部に圧力計取付口が形成されていた。
また、このような圧力計の従来の保護部材は、
板材を圧力計の周囲、通常は上半分程度の範囲に
わたつて弯曲近接させ、その板材の基部を消火剤
放出弁と消火器本体との螺着部分にこれら両部材
で挟んで固定支持するか、または板材基部を消火
剤放出弁にねじ止めして固定していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、通常、圧力計は正立した圧力表示面を
有し、従来の圧力計は比較的その径が大きいもの
であつたため、側方下部にこの圧力計を取付けた
従来の消火剤放出弁は自ずと縦長とならざるを得
なかつた。
また、上記従来の圧力計保護部材にあつては、
その取付けが簡易でなく、また、固定支持部から
圧力計周辺部まで延設する必要があり、必要以上
に大きな部材となつており、消火器操作上邪魔に
なるという欠点があつた。
本考案は上記従来技術の欠点を解消するために
なされたものであつて、圧力計及びその保護部材
を備えた消火剤放出弁の構造を簡素化すると共
に、その組立てを容易にした消火器の圧力計保護
構造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案は、消火剤放出
弁の圧力計取付口に圧力計の外径より大きい外径
を有するフランジ部を設け、該フランジ部の周縁
に圧力計を包囲する保護筒体を着脱可能に取付け
るようになした。
[作用] 上記構成の本考案に係る圧力計保護構造にあつ
ては、圧力計はその圧力表示部前方を除く全周囲
を、圧力計に極めて近接する筒状の保護部材によ
つて保護されるので、圧力計の保護が完全となる
と共に、この保護部材が消火器取扱時に邪魔とな
ることもない。また、該保護筒体は螺着等により
圧力計取付口に固着することができるので組立て
も極めて容易となる。しかも保護筒体は圧力計を
取付けた後に取付けることが可能であるから、保
護筒体を取外した状態で石けん水等を用いて圧力
計取付部のガス洩れ検査を行なうことができる。
保護筒体が取外されているので、圧力計の取付部
を直接点検することが可能である。そして、ガス
洩れ検査が終了したら、保護筒体を圧力計に嵌装
してその端部をフランジ部の周縁に取付ける。
[実施例] 第1図は本考案に係る圧力計保護構造の一実施
例を示す消火剤放出弁の分解斜視図、第2図は同
消火剤放出弁を消火器本体に取付けた状態を示す
縦断面図である。
本実施例の消火剤放出弁10は、液化ハロンガ
ス等の液化ガスを消火剤として用いた消火器の頂
部に取付けられるもので、消火器本体60(第2
図)に螺着するための雄ねじ部12と、消火用ホ
ース(図示せず)を取付けるための雌ねじ部14
とを有し、該雌ねじ部14の両側部には、規定以
上に内圧が上昇した場合にガスを外部に逃す役割
を果す安全弁16と、内圧を検知するための圧力
計18及びこれの保護筒体20とが取付けられ
る。また、消火剤放出弁10の頂部には消火器を
持ち運びするためのハンドル21及び消火剤を噴
射させるためのレバー22が取付けられている。
消火剤放出弁10は第2図に示すように中心に
上下動される弁軸24を有し、該弁軸24の拡径
された弁体26の下部が弁内に内装されたコイル
スプリング28により上方にばね付勢され、常態
では弁体26が弁座30に圧接されて閉止状態と
なつている。弁体26は弁軸24の頂部をレバー
22を押し下げることにより開放され、消火剤が
空間32に吐出され、雌ねじ部14を介して消火
用ホースに吐出されるようになつている。
圧力計18は非常に小型(例えば外径約23mm程
度)のもので、圧力検知部を内蔵するほぼ円筒形
の筺体34の外周は適当な工具により締付けでき
るように面取りされ、正面には圧力表示部36を
有すると共に、その反対側には雄ねじ部38を有
し、雄ねじ部38の中心には筺体34内の圧力検
知部に連通し雄ねじ部38の先端で開口する連通
孔を有している。この圧力計18はパツキン40
を介し、その外周部を回動させて圧力計取付口4
2に直接螺着される。圧力計取付口42は、圧力
計18の雄ねじ部38と係合する雌ねじ部44
が、放出弁10内を垂直に延びて消火器本体60
内と連通する連通孔46と連通しており、また、
圧力計取付口42の外端部にはフランジ部48が
形成されている。フランジ部48は外径が圧力計
18の外径よりわずかに大きく、その外周にはね
じ山が形成されており、ここに圧力計18を包囲
する保護筒体20の端部が螺着されるようになつ
ている。
上記構成の消火器においては、組立て及び消火
剤充填後に、ガス洩れ検査が行なわれる。この検
査は通常、石けん水等を利用して視覚的に行なわ
れ、圧力計取付部は特に、圧力計取付口42と圧
力計18の境界部分における洩れが検査される。
本実施例の圧力計保護構造にあつては、保護筒体
20が圧力計18を取付けた状態で着脱可能であ
るので、保護筒体20を外した状態で上記検査を
行なうことができ、検査終了後、圧力計18の圧
力表示部36側から保護筒体20を嵌装させ、フ
ランジ部48に螺着することができる。
なお、本実施例においては、フランジ部48は
圧力計取付口42の端部に一体的に形成したが、
このフランジ部48を別部品として形成し、これ
を圧力計取付口42の端部に固着するようにして
もよい。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案に係る圧力計保護構
造は、消火剤放出弁の圧力計取付口に圧力計の外
径より大きい外径を有するフランジ部を設け、該
フランジ部の外周に圧力計を包囲する保護筒体を
着脱可能に取付けるようにしたので、組立て及び
ガス充填後のガス洩れ検査に支障をきたすことな
く、圧力計及びその保護部材周りの構造が簡素化
され、消火剤放出弁全体形状を小型化することが
可能となると共に、組立ても非常に容易になる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る圧力計保護構造の一実施
例を示す消火剤放出弁の分解斜視図、第2図は同
放出弁を消火器本体に取付けた状態を示す縦断面
図である。 10……消火剤放出弁、18……圧力計、20
……保護筒体、42……圧力計取付口、48……
フランジ部、60……消火器本体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 消火器本体の内圧を検知する圧力計を備えた
    消火剤放出弁の圧力計保護構造であつて、該消
    火剤放出弁の圧力計取付口に圧力計の外径より
    大きい外径を有するフランジ部を設け、該フラ
    ンジ部の周縁に圧力計を包囲する保護筒体を着
    脱可能に取付けることを特徴とする消火器の圧
    力計保護構造。 (2) 前記フランジ部が圧力計取付口に一体的に成
    形されている実用新案登録請求の範囲第(1)項に
    記載の消火器の圧力計保護構造。 (3) 前記フランジ部が圧力計取付口に螺着される
    実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の消火器
    の圧力計保護構造。 (4) 前記保護筒体が前記フランジ部周縁に螺着さ
    れる実用新案登録請求の範囲第(1)項から第(3)項
    までのいずれかに記載の消火器の圧力計保護構
    造。
JP11707686U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0443238Y2 (ja)

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JPS6322946U JPS6322946U (ja) 1988-02-15
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JP5547014B2 (ja) * 2010-09-27 2014-07-09 株式会社コーアツ ガス系消火剤貯蔵容器用容器弁
JP5784342B2 (ja) * 2011-03-30 2015-09-24 宮田工業株式会社 バルブ、バルブアタッチメントおよびエアゾール式消火器

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JPS6322946U (ja) 1988-02-15

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