JPH0443196B2 - - Google Patents
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- JPH0443196B2 JPH0443196B2 JP62082694A JP8269487A JPH0443196B2 JP H0443196 B2 JPH0443196 B2 JP H0443196B2 JP 62082694 A JP62082694 A JP 62082694A JP 8269487 A JP8269487 A JP 8269487A JP H0443196 B2 JPH0443196 B2 JP H0443196B2
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- JP
- Japan
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- shot
- specific gravity
- shotguns
- shotgun
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Landscapes
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は命中率を向上させた散弾銃用装弾に関
する。 (従来技術および問題点) 散弾銃において発射された散弾集団は、拡がり
(パターン)と長さ(シヨツトコロン長)をもつ
て標的に向つて飛行する。 散弾が銃口から出たのち、空中での散弾の拡が
り(パターン)は銃口から一定距離における垂直
面の一定直径の円内に入る散弾の数を全散弾の数
で割つて100を乗じた百分率でもつて、その大小
を比較されている。 この散弾のパターンが命中率に大きな影響を及
ぼすといわれており、パターンが小さく拡がりの
大きい場合命中率は向上するが、反面、被射撃物
に対する、破壊効果は下がるので、それぞれの使
用目的により最適なパターンがあることが知られ
ている。 パターンのコントロールは散弾銃の銃口のチヨ
ーク度で行われるが、そのコントロール可能な範
囲は限られているため装弾の構造面での工夫が行
われている。例えば散弾の拡がりを大きくして命
中率を向上させるため、散弾を装填する椀状体の
側壁の厚さを現在用いられている0.5〜0.9mmより
薄くして銃口を出てから速やかに開くようにした
り、またはその椀状体の一部を薄くしたり、きず
をつけたりして胞弱部を設けることが提案されて
いる。(例えば、特開昭52−55300号公報) 一方、飛行する散弾群の先頭の粒と後端の粒と
の間隔、すなわちシヨツトコロンの長さは、有効
射程の範囲ではおよそ1.5〜3m程度あるといわ
れている。従来このシヨツトコロンの長さが長い
と命中率が悪いとされ、シヨツトコロンの長さを
積極的にコントロールして延長する試みはなされ
ていなかつた。 本願発明者らはシヨツトコロンの長さをコント
ロールする方法を鋭意研究の結果、散弾の比重差
を利用して、シヨツトコロンの長さを従来の装弾
より長くすることにより、命中率が従来の装弾に
比し著しく向上することを見い出し本発明を完成
するに至つた。 (問題点を解決するための手段) すなわち本発明は、2種以上の粒径が等しく比
重の異なる散弾を装填することを特徴とする散弾
銃用装弾である。 本発明に使用する比重の異なる散弾の材質はい
かなる金属、合金を用いてもよいが通常は鉛を主
体とし、これに各種の金属を配合した合金が用い
られる。鉛に配合する金属としてはアンチモン、
スズ、ビスマス等から選ばれた1種又は2種以上
の金属である。 散弾の比重に応じて鉛とこれらの金属の配合比
率は適宜選択できるが、通常鉛に対し、アンチモ
ンその他の金属を0.5〜10重量%配合して行うの
が良い。添加金属が10重量%以上では、真球の散
弾の製造がむつかしくなるので好ましくない。ま
た本発明に使用する散弾の直径は、クレー射撃用
あるいは猟用に通常使用されるもので、直径1.0
〜5.0mmの範囲のものである。 本発明の装弾の構造は、図1〜2に例示した普
通に用いられる構造のものでよく、そのシヨツト
カツプ部に2種以上の比重の異なる散弾を装填す
ればよい。比重の異なる散弾の配合比は適宜選ぶ
ことができるが、例えば比重の異なる2種類の散
弾の場合、重量比で95/5〜5/95の範囲で配合
すればよい。また、2種以上の比重の異なる散弾
のシヨツトカツプ部への装填方法は、図1に示し
たように均一に混合した状態で装填してもよく、
図2に示したように比重の異なる散弾を2層また
は3層以上の層状に装填してもよい。 (発明の効果) 本発明の2種以上の粒径が等しく比重の異なる
散弾を装填した散弾銃用装弾は、発射されると飛
行する散弾群は比重の違いによる運動量の差によ
り、シヨツトコロンの長さが適度な大きさに延長
され、飛行標的と弾道の効果的なクロス状態を発
生させ命中率を飛躍的に向上させるものである。 (実施例) 実施例1〜3、比較例 鉛に対しアンチモンを2.5重量%および5重量
%を溶融配合して、比重11.22の散弾Aと比重
11.11の散弾Bの2種類の71/2号散弾を製造し
た。 散弾A16gと散弾B16gを均一に混合して装填
した装弾、散弾A16gを上層に散弾Bを下層にし
て2層に装填した装弾、逆に散弾A16gを下層に
散弾B16gを上層に装填した装弾の3種類の装弾
を作製した。 これらの装弾と市販の71/2号装弾について日
本クレー射撃協会のAAAランキング選手3名に
よるクレー射撃の命中率を比較した結果を表1に
示す。クレー射撃方法は国際ルールに従い100発
射撃中命中した弾の数を点数で表わした。 【表】
する。 (従来技術および問題点) 散弾銃において発射された散弾集団は、拡がり
(パターン)と長さ(シヨツトコロン長)をもつ
て標的に向つて飛行する。 散弾が銃口から出たのち、空中での散弾の拡が
り(パターン)は銃口から一定距離における垂直
面の一定直径の円内に入る散弾の数を全散弾の数
で割つて100を乗じた百分率でもつて、その大小
を比較されている。 この散弾のパターンが命中率に大きな影響を及
ぼすといわれており、パターンが小さく拡がりの
大きい場合命中率は向上するが、反面、被射撃物
に対する、破壊効果は下がるので、それぞれの使
用目的により最適なパターンがあることが知られ
ている。 パターンのコントロールは散弾銃の銃口のチヨ
ーク度で行われるが、そのコントロール可能な範
囲は限られているため装弾の構造面での工夫が行
われている。例えば散弾の拡がりを大きくして命
中率を向上させるため、散弾を装填する椀状体の
側壁の厚さを現在用いられている0.5〜0.9mmより
薄くして銃口を出てから速やかに開くようにした
り、またはその椀状体の一部を薄くしたり、きず
をつけたりして胞弱部を設けることが提案されて
いる。(例えば、特開昭52−55300号公報) 一方、飛行する散弾群の先頭の粒と後端の粒と
の間隔、すなわちシヨツトコロンの長さは、有効
射程の範囲ではおよそ1.5〜3m程度あるといわ
れている。従来このシヨツトコロンの長さが長い
と命中率が悪いとされ、シヨツトコロンの長さを
積極的にコントロールして延長する試みはなされ
ていなかつた。 本願発明者らはシヨツトコロンの長さをコント
ロールする方法を鋭意研究の結果、散弾の比重差
を利用して、シヨツトコロンの長さを従来の装弾
より長くすることにより、命中率が従来の装弾に
比し著しく向上することを見い出し本発明を完成
するに至つた。 (問題点を解決するための手段) すなわち本発明は、2種以上の粒径が等しく比
重の異なる散弾を装填することを特徴とする散弾
銃用装弾である。 本発明に使用する比重の異なる散弾の材質はい
かなる金属、合金を用いてもよいが通常は鉛を主
体とし、これに各種の金属を配合した合金が用い
られる。鉛に配合する金属としてはアンチモン、
スズ、ビスマス等から選ばれた1種又は2種以上
の金属である。 散弾の比重に応じて鉛とこれらの金属の配合比
率は適宜選択できるが、通常鉛に対し、アンチモ
ンその他の金属を0.5〜10重量%配合して行うの
が良い。添加金属が10重量%以上では、真球の散
弾の製造がむつかしくなるので好ましくない。ま
た本発明に使用する散弾の直径は、クレー射撃用
あるいは猟用に通常使用されるもので、直径1.0
〜5.0mmの範囲のものである。 本発明の装弾の構造は、図1〜2に例示した普
通に用いられる構造のものでよく、そのシヨツト
カツプ部に2種以上の比重の異なる散弾を装填す
ればよい。比重の異なる散弾の配合比は適宜選ぶ
ことができるが、例えば比重の異なる2種類の散
弾の場合、重量比で95/5〜5/95の範囲で配合
すればよい。また、2種以上の比重の異なる散弾
のシヨツトカツプ部への装填方法は、図1に示し
たように均一に混合した状態で装填してもよく、
図2に示したように比重の異なる散弾を2層また
は3層以上の層状に装填してもよい。 (発明の効果) 本発明の2種以上の粒径が等しく比重の異なる
散弾を装填した散弾銃用装弾は、発射されると飛
行する散弾群は比重の違いによる運動量の差によ
り、シヨツトコロンの長さが適度な大きさに延長
され、飛行標的と弾道の効果的なクロス状態を発
生させ命中率を飛躍的に向上させるものである。 (実施例) 実施例1〜3、比較例 鉛に対しアンチモンを2.5重量%および5重量
%を溶融配合して、比重11.22の散弾Aと比重
11.11の散弾Bの2種類の71/2号散弾を製造し
た。 散弾A16gと散弾B16gを均一に混合して装填
した装弾、散弾A16gを上層に散弾Bを下層にし
て2層に装填した装弾、逆に散弾A16gを下層に
散弾B16gを上層に装填した装弾の3種類の装弾
を作製した。 これらの装弾と市販の71/2号装弾について日
本クレー射撃協会のAAAランキング選手3名に
よるクレー射撃の命中率を比較した結果を表1に
示す。クレー射撃方法は国際ルールに従い100発
射撃中命中した弾の数を点数で表わした。 【表】
図1および図2は本発明の装弾の例を示す断面
図である。図1は粒径が等しく比重の異なる散弾
を均一に混合して装填した場合の一例であり、図
2は層状に装填した場合の一例である。 1:薬莢、2a:比重の大きい散弾、2b:比
重の小さい散弾、3:クツシヨンワツズ、4:発
射薬、5:ベースワツズ、6:底金、7:雷管。
図である。図1は粒径が等しく比重の異なる散弾
を均一に混合して装填した場合の一例であり、図
2は層状に装填した場合の一例である。 1:薬莢、2a:比重の大きい散弾、2b:比
重の小さい散弾、3:クツシヨンワツズ、4:発
射薬、5:ベースワツズ、6:底金、7:雷管。
Claims (1)
- 1 2種以上の粒径が等しく比重の異なる散弾を
装填することを特徴とする散弾銃用装弾。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8269487A JPS63247599A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 散弾銃用装弾 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8269487A JPS63247599A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 散弾銃用装弾 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63247599A JPS63247599A (ja) | 1988-10-14 |
JPH0443196B2 true JPH0443196B2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=13781518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8269487A Granted JPS63247599A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 散弾銃用装弾 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63247599A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640699U (ja) * | 1992-10-06 | 1994-05-31 | 幸蔵 笠原 | 散弾銃用装弾 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3074344A (en) * | 1959-02-24 | 1963-01-22 | Devaux Raymond Henri Pierre | Shotgun shell having a divided charge adapted to explode in bursts |
US3796157A (en) * | 1972-03-03 | 1974-03-12 | R Anderson | Shotgun shell |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP8269487A patent/JPS63247599A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3074344A (en) * | 1959-02-24 | 1963-01-22 | Devaux Raymond Henri Pierre | Shotgun shell having a divided charge adapted to explode in bursts |
US3796157A (en) * | 1972-03-03 | 1974-03-12 | R Anderson | Shotgun shell |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63247599A (ja) | 1988-10-14 |
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