JPH04423Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH04423Y2
JPH04423Y2 JP10317687U JP10317687U JPH04423Y2 JP H04423 Y2 JPH04423 Y2 JP H04423Y2 JP 10317687 U JP10317687 U JP 10317687U JP 10317687 U JP10317687 U JP 10317687U JP H04423 Y2 JPH04423 Y2 JP H04423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
digitizer
light emitting
backlight
incident
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10317687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6410835U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10317687U priority Critical patent/JPH04423Y2/ja
Publication of JPS6410835U publication Critical patent/JPS6410835U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH04423Y2 publication Critical patent/JPH04423Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は面上の位置座標を読取るためのデジタ
イザに関するもので、特に該面上に被読取シート
を載置し、この被読取シートに基づきデータ入力
を行う際、上記被読取シートを見やすくしたバツ
クライト型デジタイザに関する。
〔従来の技術〕
写真フイルム等透明シートまたは半透明シート
から直接それに描かれた画像を入力するためデジ
タイザを用いることは極めて便利である。この場
合、写真フイルム等をデジタイザの座標入力面上
に載置固定してカーソル等の指示部材により特定
位置を入力するものであるが、透明シートまたは
半透明シートを座標入力面に密着して使用するた
め非常に見づらくなる欠点があつた。
この欠点をなくすため、従来写真フイルム等を
デジタイザ板面(背面)から光照射する言わゆる
バツクライト型デジタイザがあつた。
この従来装置は第5図に示す構成を一般的に有
していた。第5図において、1は座標入力面、2
はグリツド板、21はグリツド導体、3は拡散
板、4はケース、5は蛍光管である。
座標入力面1上には透明シート等が載置固定さ
れ、指示部材(図示せず)の位置付けによりその
座標値が図示しないコンピユータに入力される。
グリツド板2にはグリツド導体21が配設され上
述の指示部材との相互作用により位置座標が読取
られる。拡散板3はすりガラスにより構成され均
一な背面光を得るものである。ケース4内には蛍
光管5が座標入力面1の大きさに応じて必要個数
設けられている。
使用に際しては、蛍光管5の光が拡散板3によ
り拡散され、略均一な光がグリツド板2および座
標入力面1を通り抜け、透明シート等の背面光と
なる。
ところで、このように第5図に示す装置におい
ては、蛍光管5を保持するケース4は、その構造
上の理由から少なくとも10cm程度の高さを必要と
する。従つて、グリツド板2をこのケース4の下
方側に設けることは指示部材との相互作用が極端
に弱くなるという理由でケース4の上面に設けな
ければならない。そのため、グリツド板2は光透
過物すなわち透明または半透明にしなければなら
ず装置が高価となる欠点があつた。
また、同様な理由により装置が大型になつてし
まう欠点があつた。
このため、この欠点を除去するものとして、従
来第4図に示す装置が提案されている。この装置
は、背面光照射手段として、蛍光管5の入射光に
対し、傾斜面42を形成するとともに、この傾斜
面42上に微細な凹凸421を設けかつ、その下
方に反射鏡41を設けていた。このような構造に
することにより、背面光照射手段を薄型にしてい
る。これにより、上述した欠点を克服している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような背面光照射手段は傾
斜面を形成することをその要件としているため、
その製作コストが上昇するという欠点があつた。
また、この背面光照射手段は光を散乱させる部分
が上記の傾斜面であるため、均一な背面光を得る
ためには、蛍光管と傾斜面の位置調整に厳密さが
必要であつた。
本考案はこの点について改善することを目的と
したもので、小型で、かつ安価なバツクライト型
デジタイザを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この考案においては、 デジタイザ面上に載置された被読取シートに背
面照射して被読取シートを視認し易くしたバツク
ライト型デジタイザにおいて、 平板状に形成された透明アクリル基板から成
り、この透明アクリル基板の発光面、入光面以外
の面を粗面化加工するとともに、上記加工した粗
面に接して反射シートを設け、上記入光面から光
を入射し、上記粗面化加工による光散乱体、上記
反射シートによる光反射体により、該入射光を発
光面に導く面発光体と該面発光体の発光面に接す
る光拡散板とからなる背面光照射手段と、さらに
この背面光照射手段と積層してデジタイザの読取
板を設けている。
〔作用〕
このような面発光体は10mm程度以下の厚みにす
ることが容易である。
背面光は光散乱体と光拡散体とで散乱させてい
るので均一な背面照射が得られる。
さらに、平板状の透明アクリル基板を使用する
方式であるので安価に製造できる。
〔実施例〕
第1図、第2図および第3図は本考案に関わる
バツクライト型デジタイザのそれぞれ一実施例を
示すものである。
第1図、第2図および第3図において、6は面
発光体、61は拡散板、62は反射シート、63
は粗面、64は透明アクリル基板、7は被読取透
明シート、8は指示部材である。
まず、第1図に示すバツクライト型デジタイザ
について説明する。一枚の平板状透明アクリル基
板64の背面および後面には筋状のスリツトから
成る粗面63が設けられ、その粗面63が光散乱
体として作用する。第2図はこの透明アクリル基
板64の構成斜視図で、入光面641および第2
図示下方面すなわち第1図示発光面642を除い
て筋状のスリツトが設けられ粗面63となつてい
る。この光散乱体すなわちすべての粗面63に接
して反射板62が設けられている。そして、透明
アクリル基板64の上面の発光面642にはそれ
と接して拡散板61が設けられている。なお、6
21はこの面発光体の筐体である。そして、この
面発光体6の下方面(すなわち下側の筐体の背
面)にグリツド導体21が直接スクリーン印刷に
より形成されている。
今、蛍光管5の光が入光面641から入射され
ると、この入射光はほぼ以下の3つに分けられ
る。第1の光束Aは直接発光面642に到達し、
拡散板61に当たり、拡散する。第2の光束Bは
ほぼ直進し、この透明アクリル板64の対角面に
形成された粗面63により一部が散乱される。残
りの光はこの粗面63と接する反射シート62に
より反射される。第3の光束Cは透明アクリル板
64の下方面に向かって進み、下方面に形成され
た粗面63と反射シート62により散乱および反
射される。このように構成しているので、光は結
局発光面642を通つて拡散板61を通して上方
に向けて照射されることになる。この場合、粗面
63を用いて散乱させるとともに、拡散板61に
よりさらに光を拡散させているので、均一な背面
光が得られる。
透明アクリル基板64は、この実施例において
は通常の平板状に形成したものを利用しているの
で安価であるとともに光源との位置関係において
厳密さを必要としない利点がある。
支持部材8との相互作用により位置座標を読み
取るグリツド導体21は下方に設けられている。
反射シート62の離面に設けられた筐体621に
直接スクリーン印刷して形成している。
今、電磁誘導作用を利用したデジタイザを例に
して説明すれば、指示部材8には励磁電流により
交流磁界が発生される。この交流磁界はグリツド
導体21に作用し、指示部材8の位置に応じた誘
起電圧が生じる。この誘起電圧は図示しない装置
の電気回路により測定され、適切な処理が行われ
位置座標が決定される。この場合、この透明アク
リル板64は例えば10mm程度の厚みにすることが
でき、指示部材8とグリツド導体21との間に面
発光体6を介在させた場合であつても、極めて近
接した距離に設計することができるので、検出不
能となるようなレベル低下は来さない。
また、このような電磁誘導作用を利用しない方
式例えばタツチ式デジタイザのように指示部材8
による押圧接触または圧力検知をする方法におい
ては、第1図示のようにその間に介在物をできる
だけなくさなければならないので、面発光体の発
光面642上に読取板を設置する必要があるが、
この場合でも、従来のバツクライトデジタイザに
比較して著しくその厚み寸法を小さくすることが
でき小型化を容易にすることができる。また、第
1図示に示すように入光面641および発光面6
42以外の面をすべて反射板62でおおつている
ので、入射する光を効率良くデジタイザの背面光
として利用することができるので、消費電力を低
減することができる。
第3図は本考案に関わる第2の実施例を示す構
成説明図で、特に大型のデジタイザに好適なもの
である。すなわち、第1図に示す面発光体6の4
つの側面を入光面641としたものである。この
ため、蛍光管5も4本必要としているが、大型デ
ジタイザにおける照度不足を解消している。
なお、この実施例装置においては、読取板とし
てグリツド板でなく透明型のタツチパネル9を利
用している。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案によれば、背面光
発生手段として平板状に形成した透明アクリル基
板を用いて効率の良い面発光体を利用しているの
で、安価でかつ小型化の可能なバツクライト型デ
ジタイザを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本考案に関わる
バツクライト型デジタイザのそれぞれ一例を示す
説明図、第4図および第5図は従来のバツクライ
ト型デジタイザの説明図である。 1……座標入力面、2……グリツド板、6……
面発光体、7……被読取透明シート、8……指示
部材、9……透明タツチパネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デジタイザ面上に載置された被読取シートに背
    面照射して被読取シートを視認し易くしたバツク
    ライト型デジタイザにおいて、 平板状に形成された透明アクリル基板から成
    り、この透明アクリル基板の発光面、入光面以外
    の面を粗面化加工するとともに、上記加工した粗
    面に接して反射シートを設け、上記入光面から光
    を入射し、上記粗面化加工による光散乱体、上記
    反射シートによる光反射体により、該入射光を発
    光面に導く面発光体と該面発光体の発光面に接す
    る光拡散板とからなる背面光照射手段と、さらに
    この背面光照射手段と積層してデジタイザの読取
    板を設けたことを特徴とするバツクライト型デジ
    タイザ。
JP10317687U 1987-07-03 1987-07-03 Expired JPH04423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10317687U JPH04423Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10317687U JPH04423Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6410835U JPS6410835U (ja) 1989-01-20
JPH04423Y2 true JPH04423Y2 (ja) 1992-01-08

Family

ID=31333761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10317687U Expired JPH04423Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04423Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2597868B2 (ja) * 1988-01-18 1997-04-09 日立照明株式会社 図形入力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6410835U (ja) 1989-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101592998B (zh) 电子装置
JP4801411B2 (ja) 対話式ディスプレイ表面用の縁部照明システム及び縁部照明方法
US5001306A (en) Distributed optical fiber device for digitizer tablet
TW200925964A (en) Touch panel display device
US20040061689A1 (en) Coordinate input and detection device and information display and input apparatus
JPH0243282B2 (ja)
TW201409324A (zh) 觸控顯示面板及其光學式觸控面板
JP2002107716A (ja) 液晶表示装置
WO2017033582A1 (ja) 発光装置、表示装置および照明装置
US6243150B1 (en) Liquid crystal display device
JPH04423Y2 (ja)
JPH05127159A (ja) バツクライト
JPH0679119B2 (ja) 面発光装置
KR20010046582A (ko) 표시 장치용 백라이트 장치
CN109870847A (zh) 用于提供面板显示装置的区域背光照明的背光面板
JP2002100231A (ja) 面光源型照明装置
JPH06300924A (ja) バックライト
JPH0729526U (ja) 液晶表示装置
JP2005116267A (ja) 面光源装置
EP0167289A2 (en) Transparency apparatus
JP3073300B2 (ja) 導光板装置
JP2019160633A (ja) 面光源装置
JPH01183724A (ja) 図形入力装置
JPS6239423Y2 (ja)
JP2005005067A (ja) 面光源装置