JPH0440862Y2 - - Google Patents

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JPH0440862Y2
JPH0440862Y2 JP2625887U JP2625887U JPH0440862Y2 JP H0440862 Y2 JPH0440862 Y2 JP H0440862Y2 JP 2625887 U JP2625887 U JP 2625887U JP 2625887 U JP2625887 U JP 2625887U JP H0440862 Y2 JPH0440862 Y2 JP H0440862Y2
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handle
outer casing
casing body
base hole
flange
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動式手持ち工具に関し、特に外側ケ
ーシング体とハンドルとを屈曲可能とし、調整ダ
イヤルにより屈曲角度を調整可能にし、回転速度
の異なつた2つの出力軸を選択できる電動式手持
ち工具に関するものである。
従来の電動式手持ち工具は通常その用途に応じ
てそれぞれ電気ドリル、電気ドライバー、電動成
形研磨、電動ボツクススパナ、電動ブラシ等に分
類され、これらの工具に必要な回転速度やトルク
条件が異なる為、通常別々に独立して製造されて
おり、又これらの工具は各種の作業状況に適応で
きるように上向き、水平、下向き、斜向き等の作
業方向で使用する必要があり、便利性を増大させ
るために各種の工具はそのハンドルを所望の方向
に屈曲させてある。
上述した従来の電動式手持ち工具では各種の作
業角度に応じてハンドルを所望する方向に屈曲さ
せることはできず、又屈曲角度を簡単に調整でき
ず、往々にして作業中に作業員が手を滑らせて工
具を落してしまうことがあり、又ある一定の角度
位置で使用する場合には不便である。更に電気ド
リル、電動成形研磨器又は電動ブラシは高速の低
いトルクで駆動させることが必要であり、他方電
気ドライバー、電動ボツクスは低速の高いトルク
で駆動させることが必要であり、前者が直接又は
比較的小さい減速比を経て駆動するのに対して、
後者は比較的大きい減速比を経て出力駆動するた
め、両者を用いる場合は2つの工具が必要であつ
た。
本考案の目的は外側ケーシング体とハンドルと
を屈曲可能に取付け、その屈曲角度を調整可能に
し、又高速で駆動させる電気ドリル、研磨砥石、
ブラシ等の工具と、低速で駆動させる電気ドライ
バー、ボツクススパナー等の工具とを共に使用で
きる電動式手持ち工具を提供することにある。
本考案に係る電動式手持ち工具は外側ケーシン
グ体にハンドルを屈曲可能に取付け、その屈曲角
度を調整可能にし、外側ケーシング体には前部ベ
ース穴を形成し、該ベース穴にはスイツチを介し
て電源に接続させた導電片を取付け、前部ベース
穴にはモーターを有すると共に回転速度の異なる
モータの出力軸をそれぞれ突設させた内装ケース
をその両端のいずれの側からも嵌合可能とし、内
装ケースにはモータに接続させると共に前部ベー
ス穴に配設した導電片と接触する導電片を取付け
たものである。
次に添付図面に示した実施例について本考案を
詳細に説明する。
第1図に示した実施例において、本考案の電動
式手持ち工具は一端に凹溝切欠部101を有し且
つ該切欠部101と垂直にその両側に軸孔102
を形成したケーシング体103と、一端にフラン
ジ104を有し且つ該フランジ104に軸孔10
5を形成したハンドル106とから成り、外側ケ
ーシング本体103の切欠部101にハンドル1
06のフランジ104を嵌合し、外側ケーシング
体103の軸孔102とハンドル106の軸孔1
05にスピンドル107を貫通させて外側ケーシ
ング体103にハンドル106を係合させてあ
る。第1−1図に示したようにスピンドル107
はその一側にキヤツプ108を突設し、別の一側
には調整ダイヤル111を螺合させるネジ山を備
えてあり、スピンドル107のネジ山に調整ダイ
ヤル111を締付けることによつてハンドル10
6を位置決めし、ハンドル106と外側ケーシン
グ体103との間を自由に屈曲させ、その角度を
調整し、ハンドル106に外側ケーシング体10
3を押付けて、ハンドル106と外側ケーシング
体103と間の角度関係を固定する。外側ケーシ
ング体103の凹溝切欠部101とハンドル10
6のフランジ104とが係合する摺動面上には鋸
歯面112を設け、調整ダイヤルの締付けにより
両者を強く固定できるようにしてある。ハンドル
106は電源に通じる電導線を有する電源コード
を有するか又は蓄電池を内装することが可能であ
る。
第2図及び第2−1図に示した実施例の電動式
手持ち工具は回転速度が異なる2つの出力軸を有
する共用モーター201を備えた引掛け式の内装
ケース202と、該内装ケース202を接合させ
る前部ベース穴203を有する外側ケーシング体
204とから成り、外側ケーシング体204に備
えたハンドル205はその上面にスイツチ206
を設けると共に、該スイツチ206に接続した電
源コード207又は電池207を備えている。そ
の外側ケーシング体204は前部ベース穴203
を有し、該ベース穴203の内部には導電片20
8(リング状又は欠円状を含む)を配設してあ
り、導電片208はスイツチ206を介して電源
コード207又は電池207′に接続してある。
前部ベース穴203には内装ケース202を嵌め
込み、内装ケース202は左右いずれの側からで
もベース穴203に嵌合できるので、その出力軸
を選択することができる。内装ケース202はそ
の両端に共用モータ201の出力軸209,21
1を有し、その一方の出力軸209は比較的小さ
い減速比を有るか又は直接駆動される高速出力軸
であり、他方の出力軸211は比較的大きい減速
歯車セツト210を介して減速される比較的低い
出力回転速度及び比較的大きいトルクの低速出力
軸である。低速出力軸211はドライバーセツト
又は嵌め管ボツクスを駆動する接合継手212を
設け、高速出力軸209はチヤツク213を有し
ており、チヤツク213はドリル又は成形砥石車
又は電気ブラシのシヤフトを挾付けるために使用
される。前部ベース穴203と内装ケース202
の断面は入れ子式に嵌合できる円筒形に形成し、
円筒形のベース穴20に垂直に突設した締付けボ
ルトを備えて摺動回転を防ぎ、内装ケース202
には共用モータ201に接続させた導電片220
を配設し、内装ケース202を前部ベース203
に差込んで導電させるようになつている。
内装ケース202はその両端に出力軸を有する
モータ201を内装し、モータ201には減速歯
車セツト210を設け、モータ202の一方の出
力軸は比較的大きい減速比の減速歯車セツト21
0を介して駆動され、この比較的大きい減速比の
減速歯車セツトの低速出力軸211にはドライバ
ー及び嵌め管セツトを駆動するのに供される接合
継手212を連結し、モータ202のもう一つの
出力軸は直接出力で駆動されるか、又は比較的小
さい減速比の歯車セツトを介して駆動されるよう
にしてあり、この直接出力軸又は比較的小さい減
速比の高速出力軸209はチヤツク213を駆動
し、このチヤツク213はドリルの柄、成形砥石
車のシヤフト及びブラシのシヤフトを挾付けるよ
うになつており、内装ケース202上には絶縁し
た2つの導電片220を配設し、該導電片220
を内装ケース102の内部のモータに接続させ、
内装ケース202を正方向か又は反対方向から外
側ケーシング体204の前部ベース穴203に引
掛けた場合、前部ベース穴203内の導電片20
8と内装ケース202の導電片220とが接触
し、モータ201に電気エネルギーを電送する。
外側ケーシング体204内には導電片208に
接続させた導電線を配設し、その導電線をケーシ
ング体204の一端から延長させてスイツチ20
6を介して折曲げ可能又は折曲げ不可能式のハン
ドル205内に備えた電源コード207又は電池
207′に接続させ、外側ケーシング体204の
前部ベース穴203に内装ケース202を嵌合さ
せた時にスイツチ206及び電源と通じ合う前部
ベース穴203の導電片208が内装ケース20
2の両導電片220とそれぞれ通電する。
内装ケース202と外側ケーシング体204の
断面形状は三角又は三角以上の多角形とすること
ができ、第2−2図は三角形の断面形状を有する
実施例を示したもので、第2−3図は四角形の接
合断面形状を有する実施例で、第2−4図は六角
形の接合断面形状を有する実施例を示したもので
あり、出力軸を駆動操作する場合に反対トルクが
生じて両者が摺動してしまうのを防止するもので
ある。更に両者の断面形状を円形に形成すること
が可能で、第2−5図に示したように外側ケーシ
ング体204の横側に締付けボルト231を取付
けて内装ケース202を固定することができ、又
第2−6図に示したように両者の一方にキー23
5を取付け、他方に溝236を形成して両者を接
合して位置決めすることができ、更に第2−7図
に示したように円形断面の外側ケーシング体20
4の一端に開口切欠部240を形成し、その開口
切欠部240上にねじ山241を形成し、外側ケ
ーシング体204に内装ケース202を挿入後に
取付けナツト242を開口切欠部240上のねじ
山241に螺合させ、内装ケース202を締付け
るようにしてある。
内装ケース202の挿入深さの位置決めは導電
片の接触状態に関係し、その深さの位置決め方向
を確保する為、第2図に示すように、外側ケーシ
ング体204の前部ベース穴203内に直径が比
較的小さい位置決めフランジ251を設け、内装
ケース202の挿入深さを限定し、更に内装ケー
ス202上の導電片220を弾性凹溝に形成し、
外側ケーシング体204の前部ベース穴203の
導電片208を弾性凸リングに形成して位置決め
可能にしてある。
本考案は上述した構造であるから、1つの電動
式手持ち工具の両端に高速及び低速出力軸を有す
る内装ケースの挿入方向を変化させることによ
り、挾付け工具を選択することができ、低速出力
軸により電気ドライバー、ボツクススパナ及び電
気ドリルを利用でき、他の高速出力軸により電気
ブラシの成形研磨機能を備えることができ、1つ
で両方を共に使用できるので、非常に便利である
と共に、経済性が極めて高く、実用に富むもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の電動式手持ち工具の実施例を示し
たもので、第1図は調整ダイヤルを備えた折曲げ
可能なハンドルを有する手持ち工具の一部を切欠
して示した一部縦断正面図、第1−1図はその分
解斜視図、第2図は共用モータの両端に出力軸を
備えた嵌合式の内装ケースを有する電動式手持ち
工具の一部を切欠して示した一部縦断正面図、第
2−1図は第2図のA−A線の断面図、第2−2
図は第2図の変形例のA−A線の断面図、第2−
3図は第2図の他の変形例のA−A線の断面図、
第2−4図は第2図の別の変形例のA−A線の断
面図、第2−5図はボルトで内装ケースを固定す
る電動式手持ち工具の斜視図、第2−6図はキー
溝で内装ケースを固定する電動式手持ち工具の斜
視図、第2−7図は取付けナツトで内装ケースを
締付ける電動式手持ち工具の斜視図である。 103,204……外側ケーシング体、201
……モータ、202……内装ケース、209……
高速出力軸、111……調整ダイヤル、211…
…低速出力軸、106,205……ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外側ケーシング体にハンドルを屈曲可能に取
    付け、その屈曲角度を調整可能にし、外側ケー
    シング体には前部ベース穴を形成し、該ベース
    穴内にはスイツチを介して電源に接続させた導
    電片を取付け、前部ベース穴にはモータを有す
    ると共に両端に回転速度の異なるモータの出力
    軸をそれぞれ突設させた内装ケースをその両端
    のいずれかの側からも嵌合可能とし、内装ケー
    スにはモータに接続させると共に前部ベース穴
    に配設した導電片と接触する導電片を取付けた
    ことを特徴とする電動式手持ち工具。 2 外側ケーシング体の一端に凹溝切欠部を設け
    ると共に該切欠部と垂直にその両側に軸穴を形
    成し、ハンドルの一端にはフランジを備えると
    共にそのフランジに軸孔を形成し、外側ケーシ
    ング体の凹溝切欠部にハンドルのフランジを嵌
    合し、外側ケーシングとハンドルの軸孔にスピ
    ンドルを貫通し、スピンドルの一側にはキヤツ
    プを突出し、その他側には調整ダイヤルを螺合
    させるネジ山を形成し、外側ケーシングの凹溝
    切欠部とハンドルのフランジとが係合する摺動
    面上に鋸歯面を形成し、外側ケーシング体とハ
    ンドルとを屈曲可能にすると共に屈曲角度を調
    整可能にし、ハンドルには電源に通じる電源コ
    ード又は蓄電池を備えた実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の電動式手持ち工具。
JP2625887U 1987-02-24 1987-02-24 Expired JPH0440862Y2 (ja)

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