JPH0440693B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、激運動時に眼鏡を使用する場合、眼
鏡を、眼鏡と固定用締紐との連結で構成した小さ
い輪で、眼鏡を眼前に記置して頭周囲を締付固定
でき、又眼鏡の脱着が激しい場合、眼鏡を、眼鏡
と固定用締紐と二本の懸垂用紐との連結で構成し
た大きい輪で頸にかけ、外した眼鏡を胸上に吊置
できる眼鏡固定装置に関する。

図面について説明すると、雌ネジ２を穿設した
紐脱着腕３を回転自在に設けた取付器５の上辺に
被覆鈎片の突出を設けて、フレーム１の上辺に引
掛けて設置し、上辺被覆鈎片に対峠して下辺被覆
鈎片を具備した締付片４をフレーム１の下辺に引
掛けてネジで締付けて取付器５をフレーム１の任
意個所に設置する。固定用締紐６は伸縮性を有
し、両端に設けた同一の取付雄ネジ８と雌ネジ２
とを連結して小さい輪を、又固定用締紐６の両端
に懸垂用紐７を連結雌ネジ９と取付ネジ雄８とで
連結し、混成紐端となつた取付雄ネジ８′と雌ネ
ジ２とを連結して大きい輪を構成する。眼鏡と固
定用締紐６とで構成した小さい輪は伸縮する固定
用締紐６の収縮力で眼鏡を眼前に固定する。懸垂
用紐７は無伸縮の物を二本用意し、一端に連結雌
ネジ９を、他端に取付雄ネジ８′を備え、連結雌
ネジ９と取付雄ネジ８および取付雄ネジ８′と雌
ネジ２、さらに眼鏡とを連結して大きい輪を構成
し、混成紐輪中に頭を入れて輪を頸にかける。眼
鏡を掛けた時は、混成紐輪の一部は頸の後周に自
然にかゝつている。眼鏡を外した時は、混成紐輪
により頸にかけて胸上に吊置する。雌ネジ２、連
結雌ネジ９に嵌合する取付雄ネジ８、８′は同一
寸法でいずれにも嵌合できる。眼鏡を固定する時
は、左右のフレーム１に設置した取付器５に伸縮
性を有する固定用締紐６を接続して伸縮自在な頭
周より小さい輪を構成し、これを頭周に被ぶせて
眼鏡を眼前に固定用締紐６を後頭部に掛けて固定
用締紐６の収縮力で眼鏡を固定する。眼鏡の脱着
が激しい時は、左右のフレーム１に設置した取付
器５に懸垂用紐７を各々接続し、これらを一本の
固定用締紐６で連結して大きい輪を構成して中に
頭を入れる。眼鏡を掛ける時は普通に掛け、混成
紐輪の後部分は頸にかゝつている。眼鏡を外した
時は眼鏡は混成紐輪で頸に係止されて胸上に設置
する。眼鏡の使用に対応して、伸縮する小さい輪
で眼鏡を眼前に固定し、又大きい輪を頸にかけて
外した眼鏡を胸上に吊置して体より分離しない。

使用法は、激しい移動をする時は、フレーム１
の任意個所に設置した取付器後に、伸縮する固定
用締紐６を接続して小さい輪を構成して頭に嵌被
し、収縮力により眼鏡を眼前に固定して脱外，脱
落等を防止する。眼鏡を頻繁に着脱する時は、眼
鏡，懸垂用紐７二本，固定用締紐６で混成の大き
い輪を構成して頸にかけ、眼鏡を使用する時は普
通に掛け、外した時は眼鏡を胸上に吊置する。眼
鏡は常に眼前か胸上にあり体より分離する事がな
い。即時使用、脱着の頻繁な使用等に最適であ
る。置き忘れを防止し、眼鏡探しを無くす。

【図面の簡単な説明】

第１図はフレームに取付けた取付器の一部切欠
した所の正面図、第２図は第１図をＡ−A′線に
て切断した断面図、第３図は固定用締紐と懸垂用
紐を連結し一部切欠した正面図、第４図は取付雄
ネジの側面図、第５図は固定用締紐を取付た眼鏡
の斜視図、第６図は懸垂用紐と固定用締紐とを取
付た眼鏡の斜視図である。 １……フレーム、２……雌ネジ、３……紐脱着
腕、４……締付片、５……取付器、６……固定用
締紐、７……懸垂用紐、８……取付雄ネジ、８′
……取付雄ネジ、９連結雌ネジ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 雌ネジ２を設けた回転自在の紐脱着腕３を有
   し、眼鏡の左右両側のフレーム１の任意位置に設
   置できる一対の取付器５と、前記雌ネジ２に螺合
   できる取付雄ネジ８を両端に備え、伸縮性を有す
   る固定用締紐６と、前記取付雄ネジ８と螺合でき
   る連結雌ネジ９を一端に備え、前記取付雄ネジ８
   と同一寸法の取付雄ネジ８′を他端に備える二本
   の懸垂用紐７とからなる眼鏡固定装置。