JPH0440663Y2 - - Google Patents

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JPH0440663Y2
JPH0440663Y2 JP1988112026U JP11202688U JPH0440663Y2 JP H0440663 Y2 JPH0440663 Y2 JP H0440663Y2 JP 1988112026 U JP1988112026 U JP 1988112026U JP 11202688 U JP11202688 U JP 11202688U JP H0440663 Y2 JPH0440663 Y2 JP H0440663Y2
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JP
Japan
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cooling
storage container
water
treatment device
cooling treatment
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JP1988112026U
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JPH0232816U (ja
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、身体がスポーツや運動等によつて
生ずる骨折、捻挫、挫傷、擦り傷、打撲等による
怪我に対して緊急に冷却して応急処置と安全を守
るための身体怪我用の冷却治療具に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来この種のスポーツ等によつて生じた怪我に
対しては、その捻挫、擦り傷等の個所に手拭、タ
オル等に水を溢透させて、これに怪我の個所に当
節して冷却するか、又は、薬缶の水又は冷水を直
接に掛けて洗いながら冷却するのが一般的に実施
されている現状である。
(考案が解決しようとする課題) 上記で述べた従来の冷却方法のうち前者におけ
る手拭等では、常時移動くやすく固定して冷却が
できない欠点と、冷却効力が悪く、且つ患部を圧
迫できないために血止め等が不可能である等の問
題点を有していた。また、後者における冷水を掛
けながら冷却するものでは、一般的に冷却できて
も短時間しか処置できないという問題点と、傷口
等に対して固定圧迫はできず、怪我の応急処置と
しては不適応であるという問題点を有していた。
この考案は、上記各問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とする所は、操作が簡単で携
帯に便利であると共に、各種の電源でも自由に使
用できるようにし、且つ冷却部分に冷却弾性ホー
スを捲付けして、固定による長時間の治療と圧迫
を適宜できるようにする。また、氷、冷水による
処置と必要に応じて温水による温水処置をも適宜
可能である便利な怪我用の冷却治療具を提供しよ
うとするものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記目的を達成するために、冷却
治療具1を上部の蓋体3と下部の収納容器2とを
以て構成する。この収納容器2にはモーターポン
プ6を装設すると共に、モーターポンプ6に連通
する揚水口9を形成してある。この揚水口9に
は、適宜長さの伸縮自在の冷却弾性ホース5を接
続してある。該冷却弾性ホース5の先端は、該収
納容器2に還元する連結部10に着脱自在に接続
するようになつている。また、この収納容器2の
内部には氷又は水等の冷却物を挿入するようにな
つている。
(作用) この考案は上述の如き構成からなり、今この冷
却治療具1を身体の怪我部分に使用するには、第
4図に示す如く、足の怪我を冷却する場合には、
予め、冷却治療具1の収納容器2の内部に水と氷
とを一体に挿入し、冷却弾性ホース5の先端を連
結部10より取り外して足部に適宜強弱に捲着す
る。その後冷却弾性ホース5の先端を連結部10
に取着する。そして、電池の場合には、電池用ス
イツチを入れ、アダプター用コンセントを使用し
て電源よりのスイツチを入れることによつて冷水
を冷却弾性ホース5内に通過させながら収納容器
2に還流して再度冷却循環して怪我部分の固定、
圧迫等を繰り返しながら冷却するものである。な
お、冷水を以て怪我部分を洗浄する場合には、冷
却弾性ホース5の先端を連結部10より取り外し
て、冷却弾性ホース5の先端より冷水を散布又は
掛けて冷やせばよいものである。
(実施例) 次に、この考案の実施例を図面について説明す
ると、第1図に示す如く、冷却治療具1は、例え
ば、塩化ビニール樹脂等のプラスチツク又は各種
の断熱材を有する構成材料を以て形成加工され、
上部の蓋体3と下部の収納容器2とを以て構成さ
れている。前記収納容器2には、内部に各種のモ
ーターポンプ6を設置すると共に、氷等がモータ
ーポンプ6に侵入しないための網目状等のフイル
ター7を敷設してある。このモーターポンプ6に
は、内部に冷水の吸入口8を形成すると共に、外
部に突設した揚水口9を形成してある。前記揚水
口9には、伸縮膨張する弾性体よりなる冷却弾性
ホース5の後端部を接続部分20によつて連接し
てある。この冷却弾性ホース5の先端には、怪我
を洗浄できる挿着部11を形成すると共に、途中
に流水量を調整する開閉弁12を装設してある。
この装着部11は、収納容器2の側面に設けた連
結部10に着脱自在に装着できるようになつてい
る。次に、前記蓋体3には、収納容器2との開閉
用の開閉金具22を設けると共に、蓋体3の固定
用の係止金具14を装着してある。また、蓋体3
の上面には、携帯に便利な把手13を装設してあ
る。
更に、該収納容器2の下方内底部には、電池収
納部15を設けると共に、電源にも使用できるア
ダプター用コンセント16を装設するようになつ
ている。また、水を熱する熱源ヒーターを装設す
ることもある。符号17は収納容器2内の冷却水
を示し、18は冷却水17に浮上している氷塊を
示すものである。また、21は、冷却弾性ホース
5の先端部の接続部分を示し、23は人体の足部
を示したものである。
(考案の効果) この考案は、上述のとおり構成されているの
で、携帯に大変便利であり、捻挫、挫傷、打撲及
び擦り傷等における応急としては、患部を容易に
冷却できると共に傷口の汚染物等の洗浄による排
除が敏速且つ確実に実施できるという従来にない
優れた効果と、各怪我の患部に強弱自由に巻き付
けて固定できると共に、血止めの役目も充分に達
成できる実利的な効果もある。そして、収納容器
に装設したモーターポンプによつて、内部の水及
び氷等の冷水が常時循環できるため非常に安心し
て使用できる効果がある。また、揚水口に接続し
た弾性を有する冷却弾性ホースによつては、患部
の廻りを圧迫固定して冷水を循環すると共に、連
続して長時間に亘つて患部を固定して処置できる
優れた効果がある。更に、該冷却弾性ホースの先
端部は、収納容器に還元する連結部に着脱自在に
接続してあるので、必要に応じて脱離して傷口部
分の汚物、砂等の塵埃を容易に洗浄冷却すること
もでき、衛生的な優れた効果がある。
更に、この考案によれば収納容器内に温水を注
入することによつて、温熱治療も充分に可能であ
るという便利な効果もある。また、収納容器の内
部に敷設したフイルターによつては、氷及び埃等
の通過を防止して故障等を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の冷却治療具の全体的な正面
図、第2図は同じく一部欠除した要部の縦断正面
図、第3図は同じく一部欠除した要部の拡大図、
第4図はこの考案を身体の足部に使用した状態の
正面図である。 符号1は冷却治療具、2は収納容器、3は蓋
体、5は冷却弾性ホース、6はモーターポンプ、
7はフイルター、8は吸入口、9は揚水口、10
は連結部、11は挿着部、12は開閉弁、17は
冷却水、18は氷塊、23は足部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 身体の打撲等によつて生じた怪我の個所に冷却
    して治療する身体怪我用の冷却治療具において、
    前記冷却治療具1は、塩化ビニール樹脂等の合成
    樹脂又は各種の断熱材を以て上部の蓋体3と下部
    の収納容器2とを形成し、該収納容器2には内部
    に各種のモーターポンプ6を設置し、且つ該モー
    ターポンプ6には内部に冷水の吸入口8を設ける
    と共に、外部に揚水口9を形成し、該吸入口8の
    上方に氷等の侵入を防止するフイルター7を敷設
    し、前記揚水口9には伸縮膨張する冷却弾性ホー
    ス5の後端部を連接し、該冷却弾性ホース5の先
    端には怪我を洗浄する挿着部11を形成すると共
    に、該挿着部11の後方に流水量を調整する開閉
    弁12を装設し、該挿着部11は収納容器2の側
    面に設けた連結部10に着脱自在に装着し、且つ
    該蓋体3には携帯用の把手13を装設したことを
    特徴とする身体怪我用の冷却治療具。
JP1988112026U 1988-08-25 1988-08-25 Expired JPH0440663Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988112026U JPH0440663Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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JP1988112026U JPH0440663Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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Publication Number Publication Date
JPH0232816U JPH0232816U (ja) 1990-03-01
JPH0440663Y2 true JPH0440663Y2 (ja) 1992-09-24

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JP1988112026U Expired JPH0440663Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148722B2 (ja) * 1980-02-26 1986-10-25 Citizen Watch Co Ltd
JPS629423B2 (ja) * 1976-11-26 1987-02-28 Mitsui Petrochemical Ind

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JPS6148722U (ja) * 1984-08-31 1986-04-01
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Publication number Publication date
JPH0232816U (ja) 1990-03-01

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