JPH0440657Y2 - - Google Patents

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JPH0440657Y2
JPH0440657Y2 JP13372688U JP13372688U JPH0440657Y2 JP H0440657 Y2 JPH0440657 Y2 JP H0440657Y2 JP 13372688 U JP13372688 U JP 13372688U JP 13372688 U JP13372688 U JP 13372688U JP H0440657 Y2 JPH0440657 Y2 JP H0440657Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本考案は、義歯のプラスチツク製床部成形用フ
ラスコなどのように、プラスチツクやゴムを成形
するための成形用型の締付け具に関するものであ
る。
{従来の技術} プラスチツクまたはゴムを成形するための成形
用型として、例えば、第12〜14図に示した、
義歯を製作するための歯科技工用フラスコが知ら
れている。
第12〜14図において、31は下輪で、これ
は筒部32と、その下端内側に突設されたフラン
ジ状の係止縁33に載置される底板34とで構成
されている。35は筒部32の上端部外周の複数
位置に突設された係止部材で、これにボルト挿通
用の孔36が設けられている。37は筒部32の
上端部外面に係止部材35と間隔をおいて形成さ
れた保持片である。
38は筒状に形成された上輪、39は前記各係
止部材35と重なる位置において、上輪38の外
面に、その軸線方向に形成された支持溝、40は
上輪38の外面に、その下端縁から突出させて設
けられた挿入片で、これを係止部材35と保持片
37間に挿入して、下輪31と上輪38とを互い
固定する。41は上輪38の上端の相対した位置
に形成された係止凹部である。(第14図参照) 42は上輪38に重ねるふた板で、その前記各
支持溝39と重なる位置に支持孔43が形成され
ている。44は前記各係止凹部41に入り、一部
が上輪38の内側に挿入可能にしてふた板42に
設けられた倒L字状の係止凸部(第14図参照)
で、これでふた板42を上輪38に固定する。
45,46は互いに重ねた前記下輪31、上輪
38、ふた板42を結合して締付けるボルトとナ
ツトである。
この歯科技工用フラスコは、歯牙を立設してパ
ラフインワツクスで形成された義歯の原型(図示
省略)の下部を、底板34で底部が閉鎖された下
輪31内の石膏に埋め込む。
そして、上輪38を重ねて石膏を充填する。な
お、下輪31内の石膏と、上輪38内の石膏の間
には分離剤を介在させて、下輪31と上輪38を
分離可能にする。
この状態でフラスコを湯の中で加熱して、前記
パラフインワツクスを軟化してから、下輪31と
上輪38を分離し、パラフインワツクスを除い
て、義歯成形用の型を形成する。
この成形用の型に義歯の床部を形成するプラス
チツク原料を充填して、下輪31と上輪38、ふ
た板42とを重ね、かつこれらをプレスで加圧し
てから、孔36から支持溝39と支持孔43にボ
ルト43を挿通し、ナツト46をかみ合わせて締
め付ける。
これを水に入れて加熱し沸騰させるか、または
ヒータなどで加熱して、前記プラスチツク原料の
重合反応を進行させて、床部を成形し義歯をう
る。床部の成形が終了後、ボルト45とナツト4
6を分離し、義歯を取り出して仕上げるものであ
る。
{考案が解決しようとする課題} 前記従来の歯科技工用フラスコは、それに石膏
で形成した型にプラスチツクの成形原料を充填し
て義歯を成形するときに、ボルト45とナツト4
6を締付け、かつ成形終了後にそれらを除くこと
が必要であるから、ボルト45とナツト46の着
脱に多くの手間が必要であるとともに、ナツト4
6の締め付けにかなり大きな力を要する問題があ
る。
そして、複数個のナツト46を各別に締付ける
ことが必要であるから、これらの締付けにむらが
生じて、成形が終了した床部の精度が低下し、そ
の仕上げに多くの手間を要する問題がある。
本考案は上記のような問題を解決するものであ
つて、型の締め付けと、その解除の操作が簡単に
できるとともに、型の全体をほぼ均一に締め付け
ることが可能な締付け具をうることを目的とする
ものである。
{課題を解決するための手段} 本考案の成形用型の締付け具は、プラスチツク
またはゴム成形用型で両端が保持、または一端が
成形用型で、他端が成形用型の締付け補助具で保
持されて成形用型を締付ける成形用型の締付け具
において、その締付け具の全体または一部が形状
記憶合金で形成され、かつこの形状記憶合金が、
加熱によつて成形用型を締付ける方向に形状が変
形するように、形状を記憶していることを特徴と
するものである。
締付け部材を構成する形状記憶合金に対する形
状の記憶は、そのほぼ全体または一部にするなど
任意である。
そして、成形用金型を締付けるときの形状記憶
合金の変形方向は、それが収縮する方向でも、伸
長する方向でもよい。したがつて、締付け具を構
成する形状記憶合金の形状も、スパイラルまたは
ジグザグ状、凹形状、く字状その他任意の形状に
することができる。
{作 用} この締付け具による成形用型の締付けは、その
両端部を係止するなどして成形用型に取付ける
か、また、一端を成形用型で保持させるととも
に、他端を成形用型の締付け補助具で保持させる
などして、両端部を保持させて締付け具を加熱し
て、その形状記憶合金を、記憶させた形状に変形
させることによつて、成形用型を締付けてそれを
加圧するものである。
このように、形状記憶合金が加熱されて記憶し
た形状になると、その硬度が高くなつて締付けた
状態を維持する。
成形用型から締付け具を除くときは、前記形状
記憶合金を、その形状記憶の設定温度以下になる
まで放置、または水などで冷却する。すると、形
状記憶合金は、結晶構造が変化して柔軟になり、
締付け応力が解除されるから、それを分離して成
形用型を開くものである。
{実施例} 本考案の実施例を、第1〜4図に示した歯科技
工用フラスコについて説明する。
第1〜4図において、1は下輪で、これは筒部
2と、その下端内周に突設された係止縁3に載置
される底板4とで構成されている。5は筒部2の
外周の複数位置に突設された係止部材で、孔6が
設けられている。7は筒部2の上端部外面に、係
止部材5と間隔をおいて形成された保持片であ
る。
8は筒状の上輪、9は前記各係止部材5と重な
る位置で、上輪8の外面に、その軸線方向に設け
られた支持溝、10は上輪8の下端縁から突出さ
せて、上輪8の外面に設けられた挿入片で、これ
を保持片7と係止部材5間に挿入して、下輪1と
上輪8の位置関係を一定にする。
12は上輪8に重ねるふた板で、前記各支持溝
9と重なる位置に支持孔13が形成されている。
15は互いに重ねた下輪1、上輪8、ふた板1
2を結合して締付ける締付け具で、これはスパイ
ラル状に、かつそれが収縮するように形状を記憶
させた線状の形状記憶合金で形成された形状記憶
部16の一端に、前記係止部材5に係止される係
止体17を取付けるとともに、他端に取付けられ
た端部が凹形状の支持体18の内部に、回転係止
体19を、その中間部で軸着し構成されている。
この歯科技工用フラスコによる義歯の床部成形
の手順は、締付け具15による下輪1と上輪8、
ふた板12の締付けと、その解放手段が、前記従
来例と異なるのみで、他はすべて同じである。し
たがつて、締付け具15による下輪1と上輪8、
ふた板12の締付けと、その解放手段を説明す
る。
互いに重ねた下輪1と上輪8、ふた板12の締
付けは、支持体18に対して回転係止体19が、
第3〜4図で鎖線で示したように直線状になるよ
うにして、回転係止体19と支持体18、形状記
憶部16を、係止部材5の孔6に挿通して、係止
体17を係止部材5に係止する。なお、形状記憶
部16を構成する形状記憶合金は、その形状設定
温度以下である常温では柔軟であり、その取扱い
は容易である。
そして、形状記憶部16を上輪8の支持溝9に
はめ込み、回転係止体19と支持体18を、ふた
板12の支持孔13に挿通してから、回転係止体
19を、第4図に実線で示したように、支持体1
8に対して直交状態にして、ふた板12の上面に
係止する。
この状態で、形状記憶部16を、その形状記憶
の設定温度以上に湯などで加熱する。すると、形
状記憶部16が、第4図に鎖線で示したように、
記憶した形状であるスパイラル状になつて、その
全長が短くなり、かつその硬度が高くなつて、係
止部材5とふた板12とに係止した係止体17と
回転係止体19とを介して、下輪1と上輪8、ふ
た板12を締付けて加圧する。
このようにして、締付け具15で締付けて加圧
した下輪1と上輪8、ふた板12を湯で加熱して
プラスチツクの成形原料の重合反応を進行させ
る。
プラスチツクの成形原料の反応が終了すると、
形状記憶部16を水などで冷却する。すると、形
状記憶部16が軟化するから、締付け具15を下
輪1と上輪8、ふた板12から分離する。
前記成形原料の加熱は、一般的には水から加熱
するから、形状記憶部16の形状記憶の設定温度
に前記水の温度が達するまでは、形状記憶部16
は元の状態に軟化して、下輪1と上輪8、ふた板
12を締付けから解放するようになるが、水が前
記設定温度以上になると形状記憶部16が、記憶
した形状になつて、下輪1と上輪8、ふた板12
を締付け加圧し、かつ形状記憶部16の硬度が高
くなつて締付けた状態を維持する。
したがつて、石膏で形成した成形型にプラスチ
ツクの成形原料を充填して、下輪1と上輪8、ふ
た板12をプレスしたときに、それが不十分であ
つた場合も、それを湯で加熱すると、前記プラス
チツクの形成原料が反応の進行などで軟化し、か
つこの成形原料が軟化した状態で、締付け具15
の形状記憶部16が記憶した形状に変形して下輪
1と上輪8、ふた板12を締付けるから、この締
付けで前記プレスの不足を補うことができ、精度
の高いプラスチツク製床部を成形することができ
る。
上記のように、締付け具15の形状記憶部16
を加熱するのみで、下輪1と上輪8、ふた板12
を締付けることができ、締付けの手間が不要で簡
単である。そして、複数の締付け具15のすべて
で下輪1と上輪8、ふた板12をむらなく締付け
ることができる。
加熱が終了して締付け具15を除くときは、そ
れを水などで冷却すれば、記憶形状部16が軟化
するから、締付け具15を下輪1とふた板12か
ら分離することが極めて簡単である。
形状記憶部16に記憶させる形状は、その長さ
が短くなる形状にすればよく、前記スパイラルに
限定することなく、ジグザグ状や半円状にするな
ど任意である。そして、上輪8の支持溝9を設け
ることは任意である。
第5図は締付け具15の別実施例である。
この締付け具15は、スパイラル状など、その
長さが短くなる形状を記憶させた線状の形状記憶
部16の両端のそれぞれに、フツク状の係止体2
0a,20bを取付け構成されている。
下輪1と上輪8、ふた板12の結合締付けは、
例えば、前記実施例の下輪1の係止部材5の孔6
と、ふた板12の支持孔13に、前記係止体20
a,20bの先端を挿入係止する。このとき、形
状記憶部16は柔軟であるから、図面の実線のよ
うに、円弧状などにわん曲させれば、係止体20
aを係止部材5の孔6に係止した状態を維持され
ることができる。
そして、形状記憶部16を湯などで加熱し、そ
れを鎖線で示したように、記憶したスパイラル状
などにして、その長さを短くして下輪1と上輪
8、ふた板12を締付けるものである。
この実施例では、係止体20a,20bを孔6
または支持孔13に係止するのみであるから、締
付け具15の着脱操作が一層簡単である。
第6図も締付け具15の他の実施例である。
この締付け具15は、L状状に折曲した棒状の
形状記憶合金で形成した一対の形状記憶係止体2
1a,21bの各端部を、パイプからなる連結部
材22にねじで進退可能に挿入する。なお、連結
部材22に設けるねじは、その両端で逆にして、
連結部材22を回転させると、形状記憶係止体2
1a,21bのそれぞれが同時に離れる方向、ま
たは近くなる方向に移動するように構成されてい
る。
そして、形状記憶係止体21a,21bのそれ
ぞれが、各辺の角度が90度以下の適当な角度の形
状を記憶しており、形状記憶係止体21a,21
bを加熱すると、それらの平行部が鎖線で示した
ように、互いに近くなる。
この締付け具15は、その形状記憶係止体21
a,21b間に、互いに重ねた下輪1、上輪8、
ふた板12を挿入状にする。そして、連結部材2
2の回転で、形状記憶係止体21a,21bの端
部を下輪の底面と、ふた板の上面に接した状態に
する。
この状態で形状記憶係止体21a,21bを加
熱して、これらを図面に鎖線で示したように、記
憶させた形状に変形させて、下輪1、上輪8、ふ
た板12を締付ける。
なお、形状記憶係止体21a,21bの端部
を、第1図に示した実施例の係止部材5の孔6
と、ふた板12の支持孔13などに係止すること
も可能である。
また、第7図に示したように、締付け具15の
全体を、棒状または板状の形状記憶合金で凹形状
に形成し、その相対した係止部23a,23b
が、前記第6図に示した実施例のように、互いに
近くなるように形状を記憶させる。そして、係止
部23a,23bの間隔を、重ねた下輪、上輪、
ふた板の高さにほぼ合わせて、締付け具15を形
成する。
この実施例も、その係止部23a,23b間
に、重ねた下輪、上輪、ふた板を挿入する。この
場合、係止部23a,23bは比較的容易に変形
させることができるから、係止部23a,23b
をやや変形させて、それらの間に下輪、上輪、ふ
た板を挿入することも可能である。そして、締付
け具15を湯などで加熱する。
第8図も締付け具15の別実施例である。
この実施例も、締付け具15の全体が、棒状ま
たは板状の形状記憶合金で凹形状に形成され、そ
の係止部23a、23b間の連結部24に、その
一部が、鎖線で示したように、く字状に折曲状態
になるようになるように形状を記憶させている。
そして、係止部23a,23bの間隔を、重ねた
下輪とふた板の係止位置の間隔にほぼ合わせて、
締付け具15をあらかじめ形成する。
この締付け具15による重ねた下輪、上輪、ふ
た板の締付けは、それらを係止体23a,23b
間に挿入するなどして、連結部24を加熱し、そ
の一部を記憶させた形状に変形させる。この締付
けを解除するときは、締付け具15を、その形状
の設定温度以下に冷却して軟化させる。
なお、この実施例も、締付け具15を2個に分
割して、これらを、第6図に示した連結部材22
で連結することも可能である。
なお、下輪1の孔6と、ふた板12の支持孔1
3は、締付け具15の構成に対応して形成するも
のであつて、凹部にするなど任意である。また、
前記孔や凹部を形成することなく、下輪1の底面
とふた板12の上面に締付け具15の端部を係止
することも可能である。
第9図も締付け具15の別実施例である。
この締付け具15は、棒または板状の形状記憶
合金を凹形状にわん曲させ、かつその両端部をや
や内方に折曲して係止体23a,23bを設けた
ものである。そして、設定温度以上に加熱される
と、鎖線で示したように、締付け具15が変形を
して係止体23a,23bの間隔が小さくなるよ
うに、形状を記憶させている。
これによる成形用金型の締付けは、第8図に示
した実施例と同じである。
第10図は別実施例で、ゴムまたはプラスチツ
クを成形する金型を締付けるものである。
25a、25bは成形用金型で、そのキヤビテ
イ(図示省略)にゴムまたはプラスチツクの成形
原料を充填してから、断面方形の筒状の締付け補
助具26内に挿入されている。15は成形用金型
25aの上面と補助具26内面間に挿入された締
付け具で、これは線状の形状記憶合金をスパイラ
ル状にして形成され、かつそのピツチが大きくな
るように形状を記憶したものであつて、前記ピツ
チが小さくなるように変形させて成形用金型25
aと補助具26間に挿入されている。
そして、前記ゴムの加硫またはプラスチツクの
反応を進めるために、成形用金型25a,25b
を加熱する。すると、締付け具15も加熱され、
その温度が設定温度以上になると、あらかじめ記
憶した形状に伸長するが、締付け具15は、その
両端が成形用金型25aと補助具26で保持され
るから、締付け具15が記憶したの記憶した形状
に移行する力で成形用金型25a,25bを締付
け加圧する。
ゴムまたはプラスチツクの成形が終了し、成形
用金型25a、25bの温度を低下させると、締
付け具15も温度が低下して柔軟になるから、変
形させて補助具26内から取出し、成形用金型2
5a,25bを解放するものである。
第11図は第10図に示したゴムまたはプラス
チツクを成形する金型の締付けにおいて、その締
付け具15の別実施例を示すものである。
この実施例の締付け具15は、板状の形状記憶
合金をU字状にわん曲して形成され、設定温度以
上に加熱されると、平行状になつた部分の間隔が
大きくなるように形状を記憶させている。
他の構成は第10図の実施例と同じであるか
ら、同符号を付して示した。
この締付け具15による成形用金型25a,2
5bの締付けも、第10図の実施例と同じで、成
形用金型25aと補助具26間に締付け具15を
挿入する。そして、締付け具15を加熱して、記
憶させた形状に移行させることによつて、成形用
金型25a,25bを締付ける。プラスチツクな
ど成形終了後に締付け具15を冷却して除き開き
をする。
{考案の効果} 本考案の成形用型の締付け具は、上記のよう
に、そ全体または一部を形状記憶合金で形成して
いる。そして、形状記憶合金は、その設定温度以
上に加熱されると硬度が高くなり、変形が困難に
なるが、前記設定温度以下の温度では、柔軟であ
つて容易に変形させることが可能である。
したがつて、成形用型に締付け具をセツトする
場合と、それを分離するときの取扱いが容易であ
るとともに、締付け具は、その両端を成形用型な
どに係止などするのみであつて、従来のナツトを
回すなどの手間はまつたく不要であるから、セツ
トの操作も極めて簡単である。
そして、この締付け具は、それを設定温度以上
に加熱して、記憶している形状に変形する力で成
形用型を締付けて加圧するから、常にほぼ同じ程
度に成形用型を加圧することができる。また、複
数の締付け具を使用した場合も、そのすべてを同
じ程度に変形させることができるから、複数の締
付け具のすべてでむらなく成形用型を締付けるこ
とができ、ゴムやプラスチツクを所定の形状に成
形することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例を示し、第1図は
一部を断面した正面図、第2図は同平面図、第3
図は締付け具の拡大正面図、第4図は同拡大側面
図、第5図、第6図、第7図、第8図、第9図、
第10図、第11図はそれぞれ異なつた締付け具
の実施例の正面図、第12〜14図は従来例を示
し、第12図は一部を断面した正面図、第13図
は同平面図、第14図は上輪の一部の断面図であ
る。 1……下輪、8……上輪、12……ふた板、1
5……締付け具、15……形状記憶部、25a,
25b……成形用金型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツクまたはゴム成形用型で両端が保
    持、または一端が成形用型で、他端が成形用型の
    締付け補助具で保持されて成形用型を締付ける成
    形用型の締付け具において、その締付け具の全体
    または一部が形状記憶合金で形成され、かつこの
    形状記憶合金が加熱によつて成形用型を締付ける
    方向に形状が変形するように、形状を記憶してい
    る成形用型の締付け具。
JP13372688U 1988-10-13 1988-10-13 Expired JPH0440657Y2 (ja)

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