JPH0440615Y2 - - Google Patents

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JPH0440615Y2
JPH0440615Y2 JP4792288U JP4792288U JPH0440615Y2 JP H0440615 Y2 JPH0440615 Y2 JP H0440615Y2 JP 4792288 U JP4792288 U JP 4792288U JP 4792288 U JP4792288 U JP 4792288U JP H0440615 Y2 JPH0440615 Y2 JP H0440615Y2
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JP
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bowl
perforated
ladle
shaped scoop
fork
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、汁や、この汁の中入つているあら
ゆる種類の具(実)を上手にすくい上げることが
できる万能杓子に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図に従来から見受ける種々の杓子をそれぞ
れ示すが、汁物をすくうには椀状すくい部a(b
は柄)が通常の無孔椀部1のみのものでよいが
(イ参照)、これが実の多い汁で、しかも、実を主
体に拾おうとするには椀状すくい部aに孔あき部
2を設け(ロ参照)、この孔から汁を逃してやる
方法が適する。一方、汁の中に麺や糸コンニヤク
等の細長いものが入つている場合にはこの両者は
適さず、フオーク部3があるようなもの(ハ参
照)でなければならない。
〔考案が解決しようとする課題〕
したがつて、これら細長いものが入つた汁物料
理の場合、杓子もこれら三様のものを揃えておか
なければならず、不経済である上、使用が煩雑で
ある。また、三本をそれぞれ用意しておくにして
も、相応のスペースを取るし、洗つて保管する場
合にも手間がかかる。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この考案は、椀状すくい部と柄からな
る杓子において、前記椀状すくい部に先端が端部
に臨むフオーク部、孔あき部、無孔椀部をそれぞ
れ部分的に形成してなる万能杓子を提供するとと
もに、これにおいて、無孔椀部が、少なくとも椀
状すくい部の半分以上の面積を占め、かつ、左側
位置にある構成も併せて提供したものである。
〔作用〕
以上により、フオーク部、孔あき部、無孔椀部
がそれぞれ特有の機能を奏するから、一本の杓子
であつても、三様の働きをすることになる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
するが、第1図〜第2図はこの考案に係る万能杓
子のそれぞれ平面図、第3図は同じく断面図であ
る。
杓子が椀状すくい部aと、この椀状すくい部a
から上方に延出する柄bから構成される点は前記
と同じである。
そして、この考案では、この椀状すくい部aに
突起1aと空間1bが交互に存在し、この突起1
aの先端が端部に臨むフオーク部1、たくさんの
孔2aを表裏にかけて貫通させた孔あき部2、さ
らに、なにも細工しない無孔椀部3がそれぞれ部
分的に形成されるのである。ところで、これらの
各部1,2,3はそれぞれ適宜な個所に形成され
ればよいのであるが、本来の杓子は汁をすくうこ
とが第一義的に要請される機能であるから、この
無孔椀部3が、少なくとも椀状すくい部aの半分
以上の面積を占め、かつ、その左側位置に設定さ
れるのが望ましい。これにより、椀状すくい部a
を左方向に返すという、右ききの者にとつてもつ
ともやり易い動作でこの操作が可能になる。これ
に伴い、フオーク部1や孔あき部2の形成個所も
自ずから決まつてくるが、少なくともフオーク部
1はその先端が端部に臨んでいる必要がある。具
体的には、右側端部か(第1図参照)、向う側で
やや斜めに向けたもの(第2図参照)等が考えら
れる。さらに、フオークの突起1aの長さを椀状
すくい部aの縁までの長さよりも長くしたり、あ
るいは手前側にややわん曲させたり(第2図b参
照)、さらに端部を上方にややわん曲させたりし
て(第3図参照)、より確実に機能するようにす
ることも考えられる。その他、孔あき部2の孔2
aの大きさや数も適当に設定される。以上によ
り、それぞれの目的に応じて各部1,2,3を使
い分けることになるが、この場合、麺等の長物を
引つ掛けたり、実を掬つたりすることでフオーク
部1や孔あき部2を使用するとき、他の部分が汁
を逃がすのに寄与し(これが良好に行われなけれ
ば、目的のものをうまく引つ掛けたり、掬つたり
することができない)、それだけ、スピーデイー、
かつ、確実に機能することになるのである。すな
わち、フオーク部1使用のときには孔あき部2の
孔2aの存在が、また、孔あき部2使用のときに
はフオーク部1の空間1bの存在がそれぞれ汁の
早期逃がしに関与するのである。
〔考案の効果〕
以上、この考案は、前記したものであるから、
すなわち、杓子の椀状すくい部aにフオーク部
1、孔あき部2、無孔椀部3をそれぞれ部分的に
形成したものであるから、それぞれが機能し、結
局、一本の杓子であつても、従来から存する三本
の杓子の働きをする。なお、こうした場合であつ
ても、もつとも重要な働きをする無孔椀部3の面
積を多くし、しかも、椀状すくい部aの左側に位
置させることにより、本来の杓子の機能をなんら
妨げない(無孔椀部3のみの杓子の代用として使
用してもなんら支障はない)。そして、これら万
能杓子の製造にあたつても、付加部材等を取付け
るのではなく、椀状すくい部aに所定の加工を施
せばよいのであるから、プレス型等を配慮するこ
とによつて廉価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図はこの考案に係る万能杓子のそ
れぞれ平面図、第3図は同じく断面図、第4図は
従来例の杓子の平面図である。 符号、a……椀状すくい部、b……柄、1……
フオーク部、2……孔あき部、3……無孔椀部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 椀状すくい部aと柄bとからなる杓子におい
    て、前記椀状すくい部aに、その先端が端部に
    臨むフオーク部1、孔あき部2及び無孔椀部3
    をそれぞれ集合させて部分的に形成してなる万
    能杓子。 請求額記載の無孔椀部3が、少なくとも椀
    状すくい部aの半分以上の面積を占め、かつ、
    柄bを下にする平面視で左側位置にある万能杓
    子。
JP4792288U 1988-04-09 1988-04-09 Expired JPH0440615Y2 (ja)

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JP4792288U JPH0440615Y2 (ja) 1988-04-09 1988-04-09

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JP4792288U JPH0440615Y2 (ja) 1988-04-09 1988-04-09

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JPH01149747U JPH01149747U (ja) 1989-10-17
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JP6113879B2 (ja) * 2016-02-26 2017-04-12 株式会社レーベン販売 分厚い先端を有する調理器具

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JPH01149747U (ja) 1989-10-17

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