JPH0440019B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440019B2 JPH0440019B2 JP63105860A JP10586088A JPH0440019B2 JP H0440019 B2 JPH0440019 B2 JP H0440019B2 JP 63105860 A JP63105860 A JP 63105860A JP 10586088 A JP10586088 A JP 10586088A JP H0440019 B2 JPH0440019 B2 JP H0440019B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- slice
- cutting
- dimensional
- mark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 claims description 8
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 210000005036 nerve Anatomy 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000013480 data collection Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 206010033799 Paralysis Diseases 0.000 description 1
- 230000001537 neural effect Effects 0.000 description 1
- 230000000399 orthopedic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は三次元画像を処理して手術時の支援を
行うようにした装置に関するものである。
行うようにした装置に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決すべき課題)
例えば整形科医が生体の骨の手術をする場合、
その骨の目的部位表面を削り取る必要がある。従
来は直接骨に切削部材を使つて削り取つて行くこ
とが行われていたが、削り過ぎて中心部に位置す
る神経層を傷付けてしまうと神経をマヒさせてし
まうという問題が起る。
その骨の目的部位表面を削り取る必要がある。従
来は直接骨に切削部材を使つて削り取つて行くこ
とが行われていたが、削り過ぎて中心部に位置す
る神経層を傷付けてしまうと神経をマヒさせてし
まうという問題が起る。
ところで最近では、被検体の目的部位を含む透
視像やスライス像を表示して、これらの表示像に
基づいて例えば骨の表面とのその中の神経層との
間の位置関係を観察し、そのときの削り取る深さ
を目測し、その後に実際の手術を行えるようにし
た手術支援装置が考えられている。
視像やスライス像を表示して、これらの表示像に
基づいて例えば骨の表面とのその中の神経層との
間の位置関係を観察し、そのときの削り取る深さ
を目測し、その後に実際の手術を行えるようにし
た手術支援装置が考えられている。
しかしながら、前記支援装置にあつては、透視
像によつてもスライス像によつても目的部位、例
えば骨の表面のキズ等を認識することが困難であ
るため、前記骨の表面から内部の神経層までの距
離は予測できても正確な位置と削り取る深さを知
ることはできなかつた。このため、削り残しや削
り過ぎがどうしても生じてしまうという問題があ
つた。
像によつてもスライス像によつても目的部位、例
えば骨の表面のキズ等を認識することが困難であ
るため、前記骨の表面から内部の神経層までの距
離は予測できても正確な位置と削り取る深さを知
ることはできなかつた。このため、削り残しや削
り過ぎがどうしても生じてしまうという問題があ
つた。
本発明は前記課題を解決するために為されたも
のであり、被検体の目的部位を切削手術する場合
には切削すべき位置と深さを予め正確に知ること
ができる三次元手術支援装置を提供することを目
的とするものである。
のであり、被検体の目的部位を切削手術する場合
には切削すべき位置と深さを予め正確に知ること
ができる三次元手術支援装置を提供することを目
的とするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するために本発明は、被検体の
目的部位を含む範囲の複数のスライ画像を作成す
る手段と、該スライス画像に基づいて前記目的部
位を含む範囲の三次元画像を作成する手段と、該
三次元画像と前記複数のスライス画像とを対応付
けて同一画面上に表示する手段と、前記三次元表
示画像上の切削位置マークを設定する手段と、前
記三次元表示画像上におけるマーク設定位置に該
当する画像部分を順次削り取ると共に、削り取ら
れた状態を表示されているスライス画像上にも反
映させる画像切削手段とを設けたものである。
目的部位を含む範囲の複数のスライ画像を作成す
る手段と、該スライス画像に基づいて前記目的部
位を含む範囲の三次元画像を作成する手段と、該
三次元画像と前記複数のスライス画像とを対応付
けて同一画面上に表示する手段と、前記三次元表
示画像上の切削位置マークを設定する手段と、前
記三次元表示画像上におけるマーク設定位置に該
当する画像部分を順次削り取ると共に、削り取ら
れた状態を表示されているスライス画像上にも反
映させる画像切削手段とを設けたものである。
(作用)
三次元画像によつて目的部位の全体の様子を知
ることができるのでキズのある位置を容易に判断
でき、また、マークを指定して三次元画像とスラ
イス画像の双方に切削状態を表示するため切削深
さを確実に知ることができ、実際の手術のための
支援装置として最適なものとなる。
ることができるのでキズのある位置を容易に判断
でき、また、マークを指定して三次元画像とスラ
イス画像の双方に切削状態を表示するため切削深
さを確実に知ることができ、実際の手術のための
支援装置として最適なものとなる。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。
ある。
同図において1は例えばX線CT装置等のデー
タ収集手段であり、被検体の断層像データを収集
する。2はスライス画像作成手段であり前記断層
像データからスライス画像データを作成し格納し
ている。3は例えばボクセル法等により前記スラ
イス画像データに基づいて三次元画像データを作
成し、格納している。4は表示制御手段であり、
前記スライス画像及び三次元画像を表示手段5に
表示すると共に、後述する画像切削手段7によつ
て指定された切削位置の座標に基づく前記スライ
ス画像及び三次元画像の切削状態の表示をも制御
するようになつている。5は前記各画像を表示す
る表示手段である。6は操作パネル上に設けられ
て表示画像上にマークを設定するマーク設定手段
である。7は前記マーク設定手段により設定され
たマークの位置に対応する座標を計算すると共に
この座標に対応する画像を順次切削する画像切削
手段である。8は前記各ブロツクの制御を司る制
御手段(例えばCPU)である。
タ収集手段であり、被検体の断層像データを収集
する。2はスライス画像作成手段であり前記断層
像データからスライス画像データを作成し格納し
ている。3は例えばボクセル法等により前記スラ
イス画像データに基づいて三次元画像データを作
成し、格納している。4は表示制御手段であり、
前記スライス画像及び三次元画像を表示手段5に
表示すると共に、後述する画像切削手段7によつ
て指定された切削位置の座標に基づく前記スライ
ス画像及び三次元画像の切削状態の表示をも制御
するようになつている。5は前記各画像を表示す
る表示手段である。6は操作パネル上に設けられ
て表示画像上にマークを設定するマーク設定手段
である。7は前記マーク設定手段により設定され
たマークの位置に対応する座標を計算すると共に
この座標に対応する画像を順次切削する画像切削
手段である。8は前記各ブロツクの制御を司る制
御手段(例えばCPU)である。
次に前記装置の作用を説明する。
前記スライス画像作成手段2によつて作成され
たスライス画像及び前記三次元画像作成手段3に
よつて作成された三次元画像は表示制御手段4を
介して表示手段5に同時表示される。この表示態
様を第2図に示す。第2図においてPが三次元画
像であり、S1,S2,S3,S4……Soがそれぞれスラ
イス画像である。
たスライス画像及び前記三次元画像作成手段3に
よつて作成された三次元画像は表示制御手段4を
介して表示手段5に同時表示される。この表示態
様を第2図に示す。第2図においてPが三次元画
像であり、S1,S2,S3,S4……Soがそれぞれスラ
イス画像である。
そして、前記マーク設定手段6によつて画像上
にマークM1を設定すると、このマークM1が三次
元画像と、それに対応する座標位置におけるスラ
イス画像上に表示される。尚、各スライス画像中
の円形領域O1,O2,O3,O4,……は神経層を示
している。その後、マーク設定手段6を操作して
マークの位置を移動させると共に画像切削手段7
を動作させると、マーク移動領域が切削され、そ
の切削状態が三次元画像及びスライス画像の両方
に表示される。この様子を第3図a,bに示す。
同図aは骨の三次元画像の一部を示すものであり
同図bはスライス画像を示すものである。同図a
におけるG0がキズの部分であり、しかもこの範
囲を切削するようにマークを移動させたとする
と、対応する座標に含まれる複数のスライス画像
S3乃至S6に亘つて切削状態G3乃至G6が表示され
ることになる。この切削状態の表示は必ずしもそ
の領域を削り取つたような表示にする必要はな
く、他の部位と異ならせた色としたり黒く塗りつ
ぶすような表示としてもよい。
にマークM1を設定すると、このマークM1が三次
元画像と、それに対応する座標位置におけるスラ
イス画像上に表示される。尚、各スライス画像中
の円形領域O1,O2,O3,O4,……は神経層を示
している。その後、マーク設定手段6を操作して
マークの位置を移動させると共に画像切削手段7
を動作させると、マーク移動領域が切削され、そ
の切削状態が三次元画像及びスライス画像の両方
に表示される。この様子を第3図a,bに示す。
同図aは骨の三次元画像の一部を示すものであり
同図bはスライス画像を示すものである。同図a
におけるG0がキズの部分であり、しかもこの範
囲を切削するようにマークを移動させたとする
と、対応する座標に含まれる複数のスライス画像
S3乃至S6に亘つて切削状態G3乃至G6が表示され
ることになる。この切削状態の表示は必ずしもそ
の領域を削り取つたような表示にする必要はな
く、他の部位と異ならせた色としたり黒く塗りつ
ぶすような表示としてもよい。
このようにして得られた画像上で例えばスライ
ス画像の切削距離をスケールで測定するか、ある
いは計算回路によつて計算することによつて実際
に切削する位置と、切削深さを確実に知ることが
できる。この結果に基づいて切削手術を行えば従
来の欠点は除去できる。
ス画像の切削距離をスケールで測定するか、ある
いは計算回路によつて計算することによつて実際
に切削する位置と、切削深さを確実に知ることが
できる。この結果に基づいて切削手術を行えば従
来の欠点は除去できる。
尚、三次元画像上で目的部位のキズの状態が十
分に判別できないときは、三次元画像を回転させ
ればよい。この回転に伴つて、スライス画像も回
転することになる。
分に判別できないときは、三次元画像を回転させ
ればよい。この回転に伴つて、スライス画像も回
転することになる。
ここで、前記三次元画像とスライス画像との対
応関係を第4図を用いて説明する。
応関係を第4図を用いて説明する。
第4図aは三次元画像を示すものであり、被検
体部位Pの幅方向をx、法線方向をy、深さ方向
をzとする座標を示している。点P1の座標はx0,
y0,z0で示される。そして、同図bに示すように
法線方向(y方向)にy0,y1,y2……の如く順次
スライス面を移動させると、同図cの如くそれぞ
れx方向とz方向に二次元面を持つスライス画像
S1乃至S6が得られる。三次元画像を法線を中心に
回転させるとそれに対応付けられたスライス画像
も回転した画像となる。従つて、画像切削も各画
像に関連させて行うことができる。
体部位Pの幅方向をx、法線方向をy、深さ方向
をzとする座標を示している。点P1の座標はx0,
y0,z0で示される。そして、同図bに示すように
法線方向(y方向)にy0,y1,y2……の如く順次
スライス面を移動させると、同図cの如くそれぞ
れx方向とz方向に二次元面を持つスライス画像
S1乃至S6が得られる。三次元画像を法線を中心に
回転させるとそれに対応付けられたスライス画像
も回転した画像となる。従つて、画像切削も各画
像に関連させて行うことができる。
[発明の効果]
以上詳述した本発明によれば、三次元画像と、
それに対応するスライス画像の双方に切削状態を
表示しているので切削位置とその深さを正確に知
ることができ、手術計画に最適な三次元手術支援
装置を提供することができる。特に、切削深さが
複数のスライス画像上で認識できるため、最大切
削距離と最小切削距離の判別が容易に行えること
になる。
それに対応するスライス画像の双方に切削状態を
表示しているので切削位置とその深さを正確に知
ることができ、手術計画に最適な三次元手術支援
装置を提供することができる。特に、切削深さが
複数のスライス画像上で認識できるため、最大切
削距離と最小切削距離の判別が容易に行えること
になる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は表示態様を示す図、第3図a,bは本発
明の作用を示すための三次元画像及びスライス画
像説明図、第4図a,b,cは三次元画像とスラ
イス画像の座標の対応関係を示す図である。 1……データ収集手段、2……スライス画像作
成手段、3……三次元画像作成手段、4……表示
制御手段、5……表示手段、6……マーク設定手
段、7……画像切削手段。
第2図は表示態様を示す図、第3図a,bは本発
明の作用を示すための三次元画像及びスライス画
像説明図、第4図a,b,cは三次元画像とスラ
イス画像の座標の対応関係を示す図である。 1……データ収集手段、2……スライス画像作
成手段、3……三次元画像作成手段、4……表示
制御手段、5……表示手段、6……マーク設定手
段、7……画像切削手段。
Claims (1)
- 1 被検体の目的部位を含む範囲の複数のスライ
画像を作成する手段と、該スライス画像に基づい
て前記目的部位を含む範囲の三次元画像を作成す
る手段と、該三次元画像と前記複数のスライス画
像とを対応付けて同一画面上に表示する手段と、
前記三次元表示画像上に切削位置マークを設定す
る手段と、前記三次元表示画像上におけるマーク
設定位置に該当する画像部分を順次削り取ると共
に、削り取られた状態を表示されているスライス
画像上にも反映させる画像切削手段とを設けたこ
とを特徴とする三次元手術支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63105860A JPH01274744A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 三次元手術支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63105860A JPH01274744A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 三次元手術支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01274744A JPH01274744A (ja) | 1989-11-02 |
JPH0440019B2 true JPH0440019B2 (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=14418738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63105860A Granted JPH01274744A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 三次元手術支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01274744A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4197108B2 (ja) * | 2002-06-25 | 2008-12-17 | テラリコン・インコーポレイテッド | 医用画像複合観察装置 |
EP1757229B1 (en) * | 2004-05-14 | 2016-04-13 | Konica Minolta, Inc. | Ultrasonic diagnosing apparatus and ultrasonic image display method |
WO2023188510A1 (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | 富士フイルム株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP63105860A patent/JPH01274744A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01274744A (ja) | 1989-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |