JPH0439396Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439396Y2 JPH0439396Y2 JP4537486U JP4537486U JPH0439396Y2 JP H0439396 Y2 JPH0439396 Y2 JP H0439396Y2 JP 4537486 U JP4537486 U JP 4537486U JP 4537486 U JP4537486 U JP 4537486U JP H0439396 Y2 JPH0439396 Y2 JP H0439396Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- gas turbine
- temperature
- exhaust
- control valve
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 4
- 230000002528 anti-freeze Effects 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 8
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- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 7
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drying Of Gases (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は化学工業の酸化プロセス等で動力回収
の目的で用いられる排ガスタービン出口で水蒸気
が凍結するのを防止するための排ガスタービン出
口の凍結防止装置に関するものである。
の目的で用いられる排ガスタービン出口で水蒸気
が凍結するのを防止するための排ガスタービン出
口の凍結防止装置に関するものである。
[従来の技術]
化学工業のプロセスでは、従来、第2図に示す
如く、圧縮機1をモータ2で回転させて空気を約
7Kg/cm2に圧縮し、圧縮された空気を反応筒、た
とえば酸化筒3に流し、その排ガスを大気へ棄て
ていたが、排ガスタービン4により動力を回収す
るケースが増加し、図示の如く、酸化筒3からの
排ガス(約5Kg/cm2)を排ガスタービン4に導い
た後、該排ガスタービン4から大気へ放出させる
ようにしている。
如く、圧縮機1をモータ2で回転させて空気を約
7Kg/cm2に圧縮し、圧縮された空気を反応筒、た
とえば酸化筒3に流し、その排ガスを大気へ棄て
ていたが、排ガスタービン4により動力を回収す
るケースが増加し、図示の如く、酸化筒3からの
排ガス(約5Kg/cm2)を排ガスタービン4に導い
た後、該排ガスタービン4から大気へ放出させる
ようにしている。
しかし、圧縮機1で圧縮された空気や酸化筒3
からの該ガスの中には水蒸気があり、一方、排ガ
スタービン4は仕事をすると断熱膨張して温度が
下がるため、排ガスタービン4の出口で上記水蒸
気が凍結し、タービン翼、ケーシングが削られて
破損させるおそれが出て来た。
からの該ガスの中には水蒸気があり、一方、排ガ
スタービン4は仕事をすると断熱膨張して温度が
下がるため、排ガスタービン4の出口で上記水蒸
気が凍結し、タービン翼、ケーシングが削られて
破損させるおそれが出て来た。
そのため、従来では、第2図の如く酸化筒3の
入側に除湿器5を組み入れて除湿したり、あるい
は酸化筒3の出側にヒータ6を組み付けて排ガス
を加熱していた。
入側に除湿器5を組み入れて除湿したり、あるい
は酸化筒3の出側にヒータ6を組み付けて排ガス
を加熱していた。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、除湿器5を組み入れて空気中の水蒸
気を除去することはエネルギーロスがあつて好ま
しくなく、又、ヒータ6を組み付けて排ガスを加
熱し排ガスタービン出口で0℃以下にならないよ
うにすることは、設備費が嵩みコストアツプとな
る欠点があつた。
気を除去することはエネルギーロスがあつて好ま
しくなく、又、ヒータ6を組み付けて排ガスを加
熱し排ガスタービン出口で0℃以下にならないよ
うにすることは、設備費が嵩みコストアツプとな
る欠点があつた。
そこで、本考案は、ヒータを設けることなく排
ガスタービンの出口温度を凍結しない温度になる
ようにして水蒸気の凍結を防ぐようにしようとす
るものである。
ガスタービンの出口温度を凍結しない温度になる
ようにして水蒸気の凍結を防ぐようにしようとす
るものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、上記目的のために、空気の圧縮機を
駆動させるモータに、動力回収のための排ガスタ
ービンを連結し、該排ガスタービンの出口側排ガ
スライン途中に、排圧コントロールバルブを設け
ると共に、上記排ガスタービンの出口温度を検出
する温度検出器を設け、且つ上記排圧コントロー
ルバルブの開度を上記温度検出器からの信号に応
じて調節して排圧をコントロールさせるための温
度指示調節計を備えてなる構成とする。
駆動させるモータに、動力回収のための排ガスタ
ービンを連結し、該排ガスタービンの出口側排ガ
スライン途中に、排圧コントロールバルブを設け
ると共に、上記排ガスタービンの出口温度を検出
する温度検出器を設け、且つ上記排圧コントロー
ルバルブの開度を上記温度検出器からの信号に応
じて調節して排圧をコントロールさせるための温
度指示調節計を備えてなる構成とする。
[作用]
排ガスタービンの下流側に設けた排圧コントロ
ールバルブを調整して排圧を上昇させると、排ガ
スタービンの出口温度も上昇するので、排ガスタ
ービンと排圧コントロールバルブとの間の温度を
測定してその温度が0℃以下にならないように排
圧をコントロールすることにより排ガスタービン
出口での凍結が防止できる。
ールバルブを調整して排圧を上昇させると、排ガ
スタービンの出口温度も上昇するので、排ガスタ
ービンと排圧コントロールバルブとの間の温度を
測定してその温度が0℃以下にならないように排
圧をコントロールすることにより排ガスタービン
出口での凍結が防止できる。
[実施例]
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図は本考案の実施例を示すもので、モータ
2により空気の圧縮機1を回転させて空気を圧縮
させて反応筒、たとえば、酸化筒3に送り、動力
回収を目的とする排ガスタービン4に上記酸化筒
3からの排ガスを導いた後、排ガスライン7を経
て大気へ放出させる構成において、上記排ガスラ
イン7の途中に、排圧コントロールバルブ8を設
けると共に、該排圧コントロールバルブ8の上流
側で排ガス温度を検出する温度検出器9を接続し
て設置し、且つ上記排圧コントロールバルブ8に
温度指示調節計10を接続し、上記温度検出器9
からの信号により温度指示調節計10にて排圧コ
ントロールバルブ8の開度を調整し、排ガスター
ビン4の出口温度が0℃以下にならないようにす
る。
2により空気の圧縮機1を回転させて空気を圧縮
させて反応筒、たとえば、酸化筒3に送り、動力
回収を目的とする排ガスタービン4に上記酸化筒
3からの排ガスを導いた後、排ガスライン7を経
て大気へ放出させる構成において、上記排ガスラ
イン7の途中に、排圧コントロールバルブ8を設
けると共に、該排圧コントロールバルブ8の上流
側で排ガス温度を検出する温度検出器9を接続し
て設置し、且つ上記排圧コントロールバルブ8に
温度指示調節計10を接続し、上記温度検出器9
からの信号により温度指示調節計10にて排圧コ
ントロールバルブ8の開度を調整し、排ガスター
ビン4の出口温度が0℃以下にならないようにす
る。
本考案の実施例では、排ガスタービン4と排圧
コントロールバルブ8との間の排ガス温度を常時
温度検出器9により検出し、その温度が0℃以下
であれば、温度指示調節計10にて排圧コントロ
ールバルブ8の開度を絞り、排ガスの流れに抵抗
を与えて排圧を上昇させ、排ガス温度を3℃以上
になるようにする。これにより排ガスタービン4
内で排ガス中の水蒸気が凍結することがなくな
る。
コントロールバルブ8との間の排ガス温度を常時
温度検出器9により検出し、その温度が0℃以下
であれば、温度指示調節計10にて排圧コントロ
ールバルブ8の開度を絞り、排ガスの流れに抵抗
を与えて排圧を上昇させ、排ガス温度を3℃以上
になるようにする。これにより排ガスタービン4
内で排ガス中の水蒸気が凍結することがなくな
る。
[考案の効果]
以上述べた如く、本考案の排ガスタービン出口
の凍結防止装置によれば、排ガスタービン出口の
温度を常時測定して排圧コントロールバルブの開
度を調節し、排ガスタービンの排圧をコントロー
ルして排ガスタービン出口温度を0℃以下になら
ないようにしてあるので、排ガス中の水蒸気が排
ガスタービン出口で凍結することを防止できて、
水蒸気が凍結することによるタービン翼、ケーシ
ングが破損するという事態を未然に防止でき、
又、従来の如きヒータや除湿器を不用にできてエ
ネルギーロスもなく、コストも低減できる、等の
優れた効果を奏し得る。
の凍結防止装置によれば、排ガスタービン出口の
温度を常時測定して排圧コントロールバルブの開
度を調節し、排ガスタービンの排圧をコントロー
ルして排ガスタービン出口温度を0℃以下になら
ないようにしてあるので、排ガス中の水蒸気が排
ガスタービン出口で凍結することを防止できて、
水蒸気が凍結することによるタービン翼、ケーシ
ングが破損するという事態を未然に防止でき、
又、従来の如きヒータや除湿器を不用にできてエ
ネルギーロスもなく、コストも低減できる、等の
優れた効果を奏し得る。
第1図は本考案の実施例を示す概要図、第2図
は従来の例を示す概略図である。 1は圧縮機、2はモータ、4は排ガスタービ
ン、7は排ガスライン、8は排圧コストロールバ
ルブ、9は温度検出器、10は温度指示調節計を
示す。
は従来の例を示す概略図である。 1は圧縮機、2はモータ、4は排ガスタービ
ン、7は排ガスライン、8は排圧コストロールバ
ルブ、9は温度検出器、10は温度指示調節計を
示す。
Claims (1)
- 空気の圧縮機を駆動させるモータに、動力回収
のための排ガスタービンを連結し、該排ガスター
ビンの出口側排ガスライン途中に、排圧コントロ
ールバルブを設けると共に、上記排ガスタービン
の出口温度を検出する温度検出器を設け、且つ上
記排圧コントロールバルブの開度を上記温度検出
器からの信号に応じて調節して排圧をコントロー
ルさせるための温度指示調節計を備えてなること
を特徴とする排ガスタービン出口の凍結防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4537486U JPH0439396Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4537486U JPH0439396Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158133U JPS62158133U (ja) | 1987-10-07 |
JPH0439396Y2 true JPH0439396Y2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=30864055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4537486U Expired JPH0439396Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439396Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP4537486U patent/JPH0439396Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62158133U (ja) | 1987-10-07 |
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