JPH0438896B2 - - Google Patents

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JPH0438896B2
JPH0438896B2 JP63503541A JP50354188A JPH0438896B2 JP H0438896 B2 JPH0438896 B2 JP H0438896B2 JP 63503541 A JP63503541 A JP 63503541A JP 50354188 A JP50354188 A JP 50354188A JP H0438896 B2 JPH0438896 B2 JP H0438896B2
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fluid
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D15/00Varying compression ratio
    • F02D15/04Varying compression ratio by alteration of volume of compression space without changing piston stroke
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L9/00Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B25/00Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

本発明の背景および概要 本発明は、2サイクルエンジンの作動を制御す
るための方法およびシステム、並びに適切な空
気/燃料比が生ずるようにシリンダからの流体の
所定量の排除を可能にする装置に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする課題 2サイクルエンジンの利点はコストの低減およ
び構造の単純性である。このエンジンはしかし著
しい難点を有する。それは、常に若干の、時には
著しい残留燃焼ガス量であつて、この燃焼ガスは
シリンダ内に残留して空気並びに燃料の充てん物
と混合される。その結果、2サイクルエンジンに
よつて発生される出力は燃焼ガスのすべてが排出
された場合に可能な出力よりも小さい。加えて、
旧来のエンジンにおける吸気並びに排気ポートの
配置のために、排ガスが大量の炭化水素を含み、
2サイクル気化器付きエンジンに関しては生ガス
が直接排気系へ入り込む。
また、2サイクルエンジンの性能は、特にアイ
ドリング、クルージング又は惰走のような低負荷
時において、望ましい値よりも小さくて、過度の
不正点火や失火を特徴とする。このような短所は
次のことから理解できる。すなわち、アイドリン
グ状態の時、すなわちスロツトルが事実上閉鎖さ
れている場合、比較的小量新気しか燃焼室へ入る
ことを許されない。その結果、点火時に燃焼室内
の排ガスに対する空気の比が燃焼を助けるのに十
分でない。低負荷時は5回の内4回失火すること
も珍しくない。
この種の公知技術はGB805640、GB150430お
よびUS1456337によつて示す通りである。
US1456337に示されている2サイクルエンジンは
掃気ポートを有する少なくとも1つのシリンダ
と、燃焼に先立つて掃気ポートを介してシリンダ
から排除される作動流体量を制御する1つの弁と
を備えている。この弁はハウジング内に収容され
て1つの室の一部を形成している1つのピストン
から成つており、ハウジングは前記室の周囲に形
成されて出口通路に連通している開口とこの開口
の上流側の入口と有している。前記ピストンは前
記開口と入口との間の連通部の開放および閉鎖の
ために第1の位置と第2の位置とにわたつて可動
であり、前記入口はシリンダからの加圧された流
体を受け入れるように適合されている。又、弁は
ピストンをその上流側へ押圧する手段も備えてい
る。
本発明の第1の課題は2サイクルエンジンの性
能を改良するために、適切な点火がなされるよう
に、2サイクルエンジンの燃焼室内に残留する排
ガス量を選択的に制御すると共に、さらに、有効
な空気/燃料比を調整するために、シリンダから
所定量の作動流体を選択的に排除する2サイクル
エンジンの運転方法を提供することである。本発
明のさらに別のの第2の課題は、2サイクルエン
ジンの性能を調整するための長寿命かつ安価な掃
気弁を備えた2サイクルエンジンを提供すること
である。
課題を解決するための手段 本発明の上記の第1の課題は、請求の範囲第1
項に記載されている、ピストンを有する1つのシ
リンダ、空気源へ接続された1つの吸気ポート、
排気系へ接続された1つの排気ポートおよび通路
へ接続された1つの掃気ポートを有する2サイク
ルエンジンの運転法であつて、 a) 吸気ポートが露出するようにシリンダピス
トンを戻し、 b) 吸気ポートを通じてシリンダ内へ新気を充
てんし、 c) 通路を開放状態に保つて、シリンダピスト
ンが掃気ポートへ向かつて前進する時に通路を
介してシリンダ内の所定量の流体をシリンダか
ら排除し、 d) シリンダから所定量の流体が排除された後
に通路を閉ざし、 e) シリンダ内に残る流体を圧縮し、 f) 空気中へ燃料を導入し、 g) 流体を燃焼させる形式のものにおいて、 前記通路の開放および閉鎖を、排気系へ通ずる
掃気ポートの下流側に配置された1つの弁によつ
て制御し、掃気ポートと弁との間に1つのピスト
ンが配置されており、前記通路を開放状態に保つ
ステツプ及び閉鎖するステツプが、前記通路の開
放および閉鎖のためにピストンを動かすようにこ
のピストンへ作用する圧力差を生ぜしめるために
弁を操作するステツプを含むことを特徴とする、
2サイクルエンジンの運転法によつて、解決され
ている。
本発明の上記の第2の課題は、請求の範囲第1
項に記載されている、ピストンを有する1つのシ
リンダ、空気源へ接続された1つの吸気ポート、
排気系へ接続された1つの排気ポート、1つの掃
気ポートおよびシリンダから流体を選択的に排除
するための系を有するタイプの2サイクルエンジ
ンであつて、シリンダから流体を選択的に排除す
るための系が通路手段と、1つのピストンと、第
1の手段とからなつており、前記通路手段は前記
掃気ポートから延びていて少なくとも1つの開口
を有しており、前記ピストンは前記通路手段に滑
動可能に配置されていて前記の少なくとも1つの
開口に対して相対的に、力の差に応じて可動であ
り、かつ前記ピストンがその一部分内に形成され
た第1の通路を有しており、このピストンは前記
通路手段と協働してピストンの下流側に1つの可
変容積室を形成しており、前記第1の手段はシリ
ンダピストンの運動に関連して操作されて前記可
変容積室内の圧力を選択的に制御し、これによつ
て第1の態様において不つり合いの力の差が生ぜ
しめられてピストンを第1の方向へ押し、シリン
ダピストンの運動に応じて前記少なくとも1つの
開口を介してシリンダ内の流体を排除することを
可能にし、第2の態様において力のつり合つた状
態が生ぜしめられてピストンを反対側の第2の方
向へ押し、前記少なくとも1つの開口を介する連
通をしや断する形式のものにおいて、 前記掃気ポートが、シリンダ内の空気/燃料混
合気の燃焼中にシリンダピストンによつて覆われ
る位置に配置されていることを特徴とする、2サ
イクルエンジンによつて、解決されている。
本発明の他の多くの対象および目的は以下の図
面の詳細な説明によつて明らかにすることにす
る。
【図面の簡単な説明】
図面において、第1図は2サイクルエンジンに
おける吸気および排気ポート作用を概略的に図示
している。第2図は2サイクルエンジンと共に使
用するための掃気弁を断面図で示している。
図面の詳細な説明 第1a図〜第1d図は2サイクルエンジンの単
気筒の運転の種々相を図示している。たんに1つ
のシリンダしか示されていないが、このエンジン
はこの種の多数のシリンダから成つていてもよ
い。符号10で全体を示すこのエンジンは、吸気
ポート14および排気ポート16を有するシリン
ダ12から成つている。ピストン20がシリンダ
12内に滑動可能に収容されている。ピストン2
0は公知の連結機構22によつてクランクシヤフ
ト24に付属している。排気ポート16は公知の
形式の排気系に通じている。吸気ポート14を通
る空気流は符号26で全体を示すスロツトル26
によつて制御される。吸気を加圧するためにスロ
ツトル26と直列に1つの送風機27を任意に配
置してもよい。シリンダ12の上端部に燃料イン
ジエクタ28および点火プラグ29が位置してい
る。またシリンダ12の上端部内に位置する掃気
ポート30が掃気又はパイロツト弁32のような
1つの弁に通じており、この弁の出口が符号34
で全体を示す通路を介して排気系に通じている。
本発明のこの有利な実施例の場合弁32は電気的
に操作される圧力平衡型掃気弁である。
本発明について述べる前に従来の2サイクルエ
ンジンの作動をふり返つて見ることにする。従来
のこの種の2サイクルエンジンは掃気ポート30
を有してなく、以下このポートがないものとして
論ずる。第1a図において、ピストン20は両方
の吸気並びに排気ポートが露出するまで下降して
いる。この状態で新気の充てんがスロツトル26
および又は送風機27の制御のもとにシリンダ1
2内へ導入される。第1b図は燃焼サイクルの圧
縮部分の開始を図示している。図示のように、ピ
ストン20の上昇運動が排気ポートを閉鎖し、ク
ランクシヤフトが回転を続けるのでピストンはシ
リンダ内のガスを圧縮しながら上向きに運動を続
ける。燃料がシリンダ12内へ導入され、点火プ
ラグ29が第1c図に示されているように励起さ
れて燃焼を惹起する。第1d図は排気サイクルの
部分を示していて、この場合ピストンは部分的に
シリンダ12内で下降して排気ポート16を露出
させ、排気系への排ガスの流出を可能にする。
上述のように、2サイクルエンジンの特徴の1
つは著しい量の排ガスがシリンダ12内に残留す
ることである。このことは第1a図から容易に理
解でき(送風機27は無視)、この場合ピストン
20がその下端位置へ戻されるのでシリンダ内に
部分真空が生ぜしめられる。大気圧へ通じている
排気ポートにより、排ガスはシリンダ内へ残留又
は逆流の傾向を示す。作動流体中の排ガスの割合
も、少量の新気しか吸気ポート14からシリンダ
へ入ることを許されないゼロスロツトル又は部分
スロツトルの状態のの時に大きい。その結果、圧
縮サイクルの間残留排ガスのために空気/排ガス
比が燃焼を助長するのに十分でなくなる。この不
適性な比は不正点火および失火を生ぜしめる。
次に、掃気弁32を詳細な横断面図で示す第2
図について述べることとする。弁32は段付き孔
42を有する第1のハウジング40から成つてい
る。孔42の出口端部43は符号44でまとめて
示す排気系へ通じている。ハウジング40の中空
の細い部分又はボス48内に横孔46が形成され
ている。この横孔46は狭い通路46aを有し、
この通路は、段付き孔42の上部52の口径より
もわずかに大きな口径を有するリング状の通路又
は切欠き50に通じている。段付き孔42の上部
52内に電磁操作される弁54が位置している。
有利にはこの弁54は通常閉ざされている形式の
ものである。この弁はインレツト56およびアウ
トレツト58を有している。第2図に示されてい
るように、インレツトは弁54の周面に位置する
多数の開口から成つている。これらの開口は通路
又は切欠き50に通じている。弁54の詳細は本
発明に属することではなく、可動の弁部材を有
し、この弁部材が通常は閉ざされて、開いた時に
流体を弁54を介してそのインレツト56からア
ウトレツト58へ流出させる点を述べるにとどめ
る。可動の弁部材は弁座へバイアスされた可動子
ばねを有しているとよい。自動車技術において使
用される公知のいかなる電磁弁も弁54として利
用することができる。
ボス48を中心としてリテーナ66がねじ付け
られている。このリテーナ66はインレツト69
を形成する細い部分68を有し、この部分68は
掃気ポート30のところでシリンダ12の壁部7
0内にねじ付けられている。リテーナ66の内部
は、ハウジング40の細い部分又はボス48と協
働して1つの室74を形成している。リテーナ6
6はさらに多くの開口76a−nを有し、これら
の開口は室74を排気系44へ連通させる。本発
明の運転法の説明から理解されるように、開口7
6a−nは必ずしも排気系44へ連通する必要は
なく、外気へ直接通じていてもよい。
室74内には段付きピストン80が配置されて
いる。このピストンは、軸線方向で突出した壁部
82を有するカツプ形の部材81から成つてい
る。壁部82は周面にみぞ83を有し、このみぞ
83は、間隔をおいて半径方向で突出する2つの
区分84,86を形成している。区分84,86
の周面はリテーナ66の内径88内で滑動可能に
受容されている。みぞ83についていえば、本発
明の運転法にとつて必須のものではないといえ
る。しかしこのみぞ83は、リテーナ66の内径
88と接触する壁部82の両範囲を減少し、これ
によりすべり摩擦を減少するという点で有利であ
る。第2図に示されているように、底部又は交差
部材94が区分84,86の側面又は端面106
a,106bからオフセツトされている。この形
状の場合区分84,86の側面又は端面が、向き
合つて位置するリング状の圧力受け面106a,
106bを形成する。この場合明らかなように、
交差部材94は両方の面106a,106bから
引つ込んでいる必要はなくて、上流側の面106
aと平行に形成することができる。
いずれにせよ、下流側の面106bに対して相
対的な交差部材94のオフセツトによつて、1つ
のカツプ形のポケツトが形成されており、この場
合壁部82の内径90はボス48の外径92に滑
動的に係合するように寸法をきめられている。さ
らに、壁部82は次のように寸法をきめられてい
る。すなわち段付きピストン80がその左端位置
にある時壁部82がボス48の一部にオーバーラ
ツプし、その結果室74を2つの部分74a,7
4bに分けるように寸法をきめられている。2つ
の室部分74a,74b間の連通はボス48内の
1つ又は多数のスロツト78によつてなされる。
段付きピストン80は左端位置へ、つまり通路4
6内に受容されたばね100によつてリテーナ6
6内に形成されている肩部102へ向かつて付勢
されている。ピストン80はさらに交差部材94
の上流側に延びている段付き部分95を有してい
る。この段付き部分95は掃気ポート30の壁部
に滑動的に係合するようにサイズをきめられてい
るか、或いは第2図中に示されているように、リ
テーナ66の壁部69内に滑動可能に受容されて
いる。段付き部分95の上流側の端面107は円
形の圧力受け面を形成している。この段付き部分
95を中心として位置している交差部材94の範
囲はリング状圧力受け面を形成している。もし交
差部材94が端面106aから引つ込んでいなく
て、端面106aと平行に位置しているならば、
リング面108a,106aは同一面になる。以
下の記述から理解されるように、段付き部分95
の端面107の範囲が残りの端面、つまり端面1
06a,108aよりも著しく小さいと有利であ
る。
以下の記述から理解されるように、圧力受け面
を設ける目的は、a)段付きピストン80を圧力
バランスさせること、およびb)段付きピストン
80の転位の機能としてピストンへ作用する上流
側の圧力をを増大させるための手段を設けること
である。
以上の有利な実施例は圧力応動ピストンとして
の段付きピストン80を備えていて、このピスト
ンがエンジンの掃気ポートへ通ずる1つの弁32
の部分であるが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。一例として、段付きエンジン80は、
ばね100、段付き孔42、横孔46、開口76
をエンジンの一体部分として製作することができ
る。このような構成の場合、段付きピストン80
の下流側から排気系へ通じている制御用の電磁弁
54のような弁を備えることもできる。
本発明の目的の1つは、特に低負荷時のシリン
ダ12内の作動流体(空気および排ガス)の量を
制御することである。この目的は次の通り達成さ
れ、図面を参照して良く理解できよう。すなわ
ち、燃焼サイクルの点火部分を図示する第1c図
についていえば、ピストン20が完全に掃気ポー
ト30を閉鎖し、これにより弁32を燃焼の作用
から絶縁していることがわかる。この配置の著し
い利点は、高温で腐食性の排ガスがピストン80
および弁54を流過せず、その効果としてこれら
の構成部分の耐用寿命を長くするということであ
る。加えて、これらの構成部材が排ガスに連続的
にさらされることはないので経済的である。とい
うのは、これらの構成部材を高価でない材料から
製作することができるからである。このサイクル
部分の間、電磁弁54は制御器200から受ける
信号に応動してあらかじめ閉ざされている。ピス
トン20が第1d図に示れているように燃焼サイ
クル排気部分を経て動く時、詳しくはピストン2
0が排気ポート16を開放した後、電磁弁は開く
ように命令を受ける。第2図から理解されるよう
に、極めてわずかな流れが弁32を介して生ず
る。というのは、掃気ポート並びに排気ポートが
連通してほぼ同じ圧力レベルになるからである。
サイクルの吸気部分の間、第1a図に示されて
いるように新気の充てんが掃気ポート14からシ
リンダ12内へ導入される。このサイクル部分の
間電磁弁54は開いた状態に保たれる。クランク
シヤフトが回転を続けるとピストン20は第1b
図に示されているように上昇運動を開始する。ピ
ストン20はシリンダ12内の作動流体(空気お
よび排気ガス)をわずかに圧縮し始めて弁32の
前後に圧力差を生ぜしめ、この圧力差は、第2図
に示されているように、段付きピストン80を右
へばね100の力に抗して押し動かす方向および
強さである。シリンダ12内の流体の圧力作用は
最初たんに円形面107に働く。ピストン80が
右へ動いて円形面107が肩部102を通り過ぎ
た時、面108a,106aはシリンダ12内の
圧力にさらされるに至る。この時点で圧力は面1
07,108a,106aに作用してピストン8
0を今や大きな力で右へ押し動かし、開口76を
開放させる。開口76が開放されるのに伴つて、
ピストン20の引き続く上昇運動がシリンダ12
内の作動流体を開口76を介して排除させること
ができる。この状態はピストン20の運動に比例
する作動流体の所定の量がシリンダ12から排除
されるまで続く。エンジンの低負荷時はスロツト
ル26が新気の著しい量をシリンダ12へ入り込
ませるに十分な程度開かれると考えられる。種々
の性能特性に関連して、スロツトル26は低負荷
時部分的にか又は完全に開いたままに保つことが
できる。新気の導入を助けるために送風機27を
任意に使うことができる。いずれにせよ吸入され
る新気はシリンダ12内の残留排ガスを著しく希
釈し、シリンダから排除された作動流体は開口7
6を通つて排気系を経由しないで直接外気へ通じ
させることができる。スロツトルのポジシヨンは
機械的なリンクのような公知の手段および又は電
気モータのようなアクチユエータによつて制御す
ることができる。
シリンダ12内に残留した作動流体の量が点火
の前にパージングにより減少すると、20:1より
も少ない標準の空気/燃料比での調整された少量
の燃料によつて燃焼を生ぜしめることが可能であ
る。このことは、燃焼がエンジンの特に低負荷時
生ずるように保証する。
圧縮サイクルの所定の時点において電磁弁54
は閉ざされて排気系44と室74との間の連通を
しや断する。ピストン20がその上昇運動を続け
るので、上流側の面106a,107,108a
に作用するシリンダ12内の加圧された作動流体
も下流側の面106b,108bへ通ずる。詳し
くは、加圧された流体は先ず最初通路96を経て
面108bへ通じ、次いでボス48内に形成され
た縦孔又はスロツト78を経て室74bへ、ひい
ては壁部82の下流側の端面106bへ通ずる。
この状態でピストン80の上流側の面および下流
側の面に同じ圧力が及ぼされ、上流側の面積が下
流側の面積と等しいので、圧力作用をバランスさ
れた状態が生ぜしめられる。第2図に示された本
発明の実施例において、面106a,106bの
面積は等しく、面107,108aの面積の合計
は面108bの面積に等しい。ピストン80が圧
力バランスされると、ばね100がピストン80
を左へ押し動かし、開口76を閉ざして作動流体
の引き続く排除を阻止する。ピストン20はその
上昇運動を続けて掃気ポート30を覆つて弁32
を燃焼した混合気から保護する。エンジンへの燃
料量は適正なエンジン回転速度、出力等を得るた
めに公知の形式で制御することができる。
注目すべきこととしては、電磁弁54を開く直
前にはその可動の内部パーツ(可動子、閉鎖部材
等)へわずかに流体圧が作用するか又は何ら流体
圧が作用せず、その結果このようなソレノイド弁
は比較的ゆつくり動作し、低電力、低コストの設
計のものにすることができる。加えて、圧力が弁
54へ通じている間、その圧力差は弁の内部弁部
材の閉鎖速度およびシール性質を高める方向で作
用する。
電磁弁54の動作、ひいては弁32の動作は調
整されたサイクル、クランク角の割合によつてか
又は開放クランク角および閉鎖クランク角の特別
な組合せによつて制御することができ、エンジン
の出力が所望のレベルに制御される。
さらに、本発明の有利な実施例は排気系に接続
された通路を選択的に開閉する電磁弁54を有し
ているが、機械的に操作される弁に代えることも
できる。このような機械的な弁はクランクシヤフ
トに連結されたリンク機構を介して操作すること
ができる。
加えて、有利な実施例では燃料噴射式エンジン
における本発明による運転について述べたが、こ
れもまた本発明の必須要件ではない。燃料噴射式
エンジンはシリンダから排除される空気量とシリ
ンダへ供給される燃料量とを有利な形式で独立に
制御することができる。
本発明の思想は気化器付きエンジンにおいても
適用できる。しかし、吸気ポートにおいて受け入
れられる流体が空気および燃料の混合物なので、
シリンダからのこの流体の排除中に点火に先立つ
て生の炭化水素がシリンダから大気中へ排出され
ることを事実である。また、すべてのエンジン
が、自動車用エンジンに適用される空気汚染規制
の限度内で運転することを要求されるとは限らな
いことも明らかである。規制されないエンジンの
例は発電機又は船舶に使われるエンジンであつ
て、両方共低負荷時不十分な性能を呈するが、こ
のような性能も本発明の適用によつて改良するこ
とができる。
以上述べた本発明の実施例の多くの変化形も本
発明の範囲内で可能である。要するに本発明の範
囲は請求の範囲によつてのみ限定される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1請求の範囲 1 ピストン20を有する1つのシリンダ12、
    空気源へ接続された1つの吸気ポート14、排気
    系44へ接続された1つの排気ポート16および
    通路34へ接続された1つの掃気ポート30を有
    する2サイクルエンジンの運転法であつて、 a) 吸気ポート14が露出するようにシリンダ
    ピストン20を戻し、 b) 吸気ポート14を通じてシリンダ12内へ
    新気を充てんし、 c) 通路34を開放状態に保つて、シリンダピ
    ストン20が掃気ポート30へ向かつて前進す
    る時に通路34を介してシリンダ12内の所定
    量の流体シリンダ12から排除し、 d) シリンダ12から所定量の流体が排除され
    た後に通路34を閉ざし、 e) シリンダ12内に残る流体を圧縮し、 f) 空気中へ燃料を導入し、 g) 流体を燃焼させる形式のものにおいて、 前記通路34の開放および閉鎖を、排気系44
    へ通ずる掃気ポート30の下流側に配置された1
    つの弁32によつて制御し、掃気ポート30と弁
    32との間に1つのピストン80が配置されてお
    り、前記通路34を開放状態に保つステツプ及び
    閉鎖するステツプが、前記通路34の開放および
    閉鎖のためにピストン80を動かすようにこのピ
    ストン80へ作用する圧力差を生ぜしめるために
    弁32を操作するステツプを含むことを特徴とす
    る、2サイクルエンジンの運転法。 2 空気/燃料混合気の燃焼に先立つてシリンダ
    ピストン20が掃気ポート30を閉ざすステツプ
    を有する、請求項1記載の運転法。 3 燃料導入のステツプを圧縮のステツプの開始
    後に行う、請求項1記載の運転法。 4 燃料導入以前のシリンダ12内の残留流体量
    を少なくとも1つのエンジンパラメータに応じて
    選定する、請求項3記載の運転法。 5 新気充てんのステツプがシリンダ12への新
    気の吹込みから成つている、請求項1記載の運転
    法。 6 エンジンが吸気ポート14の上流側にスロツ
    トル26を有していて、空気導入のステツプがア
    イドリング、クルージングおよび減速のようなエ
    ンジンの低負荷時にスロツトル26を開放状態に
    保つステツプを有している、請求項1記載の運転
    法。 7 スロツトル26を低負荷時に著しく大幅な開
    放状態に保つ、請求項6記載の運転法。 8 弁54がこの弁54を介して排気系44への
    流体の流れを許す開放状態と、このような流れを
    阻止する閉鎖状態とを有し、弁54が開かれた場
    合圧力差がピストン80の反対側に生ぜしめられ
    て通路34を介した流れを可能にする、請求項7
    記載の運転法。 9 弁が電磁弁54であり、運転ステツプが制御
    信号に応じた弁54の開閉を含んでいる、請求項
    8記載の運転法。 10 運転ステツプがシリンダピストン20の運
    動を指示する制御信号の発信を含んでいる、請求
    項9記載の運転法。 11 ピストン20を有する1つのシリンダ1
    2、空気源へ接続された1つの吸気ポート14、
    排気系44へ接続された1つの排気ポート16、
    1つの掃気ポート30およびシリンダ12から流
    体を選択的に排除するための系を有する2サイク
    ルエンジンであつて、シリンダ12から流体を選
    択的に排除するための系が通路手段42,46,
    50,69と、1つのピストン80と、第1の手
    段54,200とからなつており、前記通路手段
    42,46,50,69は前記掃気ポート30か
    ら延びていて少なくとも1つの開口76を有して
    おり、前記ピストン80は前記通路手段42,4
    6,50,69に滑動可能に配置されていて前記
    の少なくとも1つの開口76に対して相対的に、
    力の差に応じて可動であり、かつ前記ピストン8
    0がその一部分94内に形成された第1の通路9
    6を有しており、このピストン80は前記通路手
    段と協働してピストン80の下流側に1つの可変
    容積室74を形成しており、前記第1の手段5
    4,200はシリンダピストン20の運動に関連
    して操作されて前記可変容積室74内の圧力を選
    択的に制御し、これによつて第1の態様において
    不つり合いの力の差が生ぜしめられてピストン8
    0を第1の方向へ押し、シリンダピストン20の
    運動に応じて前記少なくとも1つの開口76を介
    してシリンダ12内の流体を排除することを可能
    にし、第2の態様において力のつり合つた状態が
    生ぜしめられてピストン80を反対側の第2の方
    向へ押し、前記少なくとも1つの開口76を介す
    る連通をしや断する形式のものにおいて、 前記掃気ポート30が、シリンダ12内の空
    気/燃料混合気の燃焼中にシリンダピストン20
    によつて覆われる位置に配置されていることを特
    徴とする、2サイクルエンジン。 12 通路手段42,46,50,69が掃気ポ
    ート30の下流側に出口端部43を有していて、
    この出口端部43は排気ポート16に通じてお
    り、第1の手段54,200が前記出口端部43
    へ室74を選択的に連通させるための弁手段54
    を有している、請求項11記載の2サイクルエン
    ジン。 13 弁手段54が、通常閉ざされていて制御信
    号に応じて動作可能な1つの電磁弁から成つてい
    る、請求項12記載の2サイクルエンジン。 14 第1の手段54がピストン80を第2の方
    向へ押すための付勢手段100を有している、請
    求項13記載の2サイクルエンジン。
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