JPH0437890Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0437890Y2 JPH0437890Y2 JP12219286U JP12219286U JPH0437890Y2 JP H0437890 Y2 JPH0437890 Y2 JP H0437890Y2 JP 12219286 U JP12219286 U JP 12219286U JP 12219286 U JP12219286 U JP 12219286U JP H0437890 Y2 JPH0437890 Y2 JP H0437890Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plenum chamber
- metal strip
- water
- collection gutter
- water collection
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 35
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 27
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 13
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000000112 cooling gas Substances 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案は、連続焼鈍炉等の熱処理設備の冷却帯
に設けられ、加熱された金属帯板に冷却水を噴霧
するプレナムチヤンバに関する。
に設けられ、加熱された金属帯板に冷却水を噴霧
するプレナムチヤンバに関する。
＜従来の技術＞
連続焼鈍炉等の熱処理設備の冷却帯において
は、加熱された金属帯板に冷却水を単相で噴霧し
たり或いは冷却水粒を気体との混合状態で噴霧し
たりすることによつてこの金属帯板に冷却を施し
ている。
は、加熱された金属帯板に冷却水を単相で噴霧し
たり或いは冷却水粒を気体との混合状態で噴霧し
たりすることによつてこの金属帯板に冷却を施し
ている。
冷却水を噴霧する従来のプレナムチヤンバを第
２図Ａ，Ｂに示す。図示のように、プレナムチヤ
ンバ１は通板される金属帯板Ｓの上方に設置され
ており、プレナムチヤンバ１の下面に多数設けら
れたノズル（図示せず）から冷却水Ｍを単相又は
気体との混合状態で金属帯板Ｓに噴霧して、この
金属帯板Ｓに冷却を施す。
２図Ａ，Ｂに示す。図示のように、プレナムチヤ
ンバ１は通板される金属帯板Ｓの上方に設置され
ており、プレナムチヤンバ１の下面に多数設けら
れたノズル（図示せず）から冷却水Ｍを単相又は
気体との混合状態で金属帯板Ｓに噴霧して、この
金属帯板Ｓに冷却を施す。
ここで、上記のような冷却作業を実施する場
合、プレナムチヤンバ１から霧状に噴霧された冷
却水の飛散抹がプレナムチヤンバ１の下面に凝縮
して水滴Ｄとなり、この水滴Ｄが金属帯板Ｓ上に
落下してしまうことがある。このように金属帯板
Ｓ上に水滴Ｄが落下すると金属帯板Ｓが極部的に
過冷却されて材質的、形状的品質を損うという不
具合があるため、従来ではプレナムチヤンバ１を
金属帯板Ｓの幅方向に傾斜した形状として、水滴
Ｄを側方へ流れさせて金属帯板Ｓ上への落下を防
止している。
合、プレナムチヤンバ１から霧状に噴霧された冷
却水の飛散抹がプレナムチヤンバ１の下面に凝縮
して水滴Ｄとなり、この水滴Ｄが金属帯板Ｓ上に
落下してしまうことがある。このように金属帯板
Ｓ上に水滴Ｄが落下すると金属帯板Ｓが極部的に
過冷却されて材質的、形状的品質を損うという不
具合があるため、従来ではプレナムチヤンバ１を
金属帯板Ｓの幅方向に傾斜した形状として、水滴
Ｄを側方へ流れさせて金属帯板Ｓ上への落下を防
止している。
＜考案が解決しようとする問題点＞
上記のようにプレナムチヤンバ１を傾斜した形
状として水滴Ｄの金属帯板Ｓへの落下を防止する
方策は、金属帯板Ｓの幅が小さい場合には比較的
効果がある。しかしながら、対象とする金属帯板
Ｓの幅が大きくプレナムチヤンバ１の幅が大きい
（例えば1m以上）場合には、水滴Ｄがプレナムチ
ヤンバ１の下面を伝わつて側部へ流れる間に金属
帯板Ｓ上に落下してしまい、十分なる効果を上げ
ることができなかつた。
状として水滴Ｄの金属帯板Ｓへの落下を防止する
方策は、金属帯板Ｓの幅が小さい場合には比較的
効果がある。しかしながら、対象とする金属帯板
Ｓの幅が大きくプレナムチヤンバ１の幅が大きい
（例えば1m以上）場合には、水滴Ｄがプレナムチ
ヤンバ１の下面を伝わつて側部へ流れる間に金属
帯板Ｓ上に落下してしまい、十分なる効果を上げ
ることができなかつた。
本考案は上記従来の事情に鑑みなされたもの
で、水滴の落下による金属帯板の極部的過冷却を
有効に防止するプレナムチヤンバを提供すること
を目的とする。
で、水滴の落下による金属帯板の極部的過冷却を
有効に防止するプレナムチヤンバを提供すること
を目的とする。
＜問題点を解決するための手段＞
本考案のプレナムチヤンバは、加熱された金属
帯板の上方に設置されて該金属帯板に向けて冷却
水を噴霧するプレナムチヤンバにおいて、プレナ
ムチヤンバの下面に集水樋を設けたことを特徴と
する。
帯板の上方に設置されて該金属帯板に向けて冷却
水を噴霧するプレナムチヤンバにおいて、プレナ
ムチヤンバの下面に集水樋を設けたことを特徴と
する。
＜作用＞
プレナムチヤンバの下面に凝縮した水滴を集水
樋にて補収し、金属帯板上への落下を防止する。
樋にて補収し、金属帯板上への落下を防止する。
＜実施例＞
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
尚、従来と同一部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。
尚、従来と同一部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。
第１図Ａは本考案の一実施例に係るプレナムチ
ヤンバの正面図、第１図ＢはそのＩ−Ｉ矢視断面
図、第１図Ｃはプレナムチヤンバの一部を表す裏
面図である。図示のように、本実施例のプレナム
チヤンバ１はその下面に集水樋２ａと集水樋２ｂ
とを格子状に多数配設したものであり、集水樋２
ａ，２ｂはそれぞれ一定のピツチで配設されてい
る。集水樋２ａは金属帯板Ｓの幅方向に延在し、
集水樋２ｂはプレナムチヤンバ１の傾斜の上方へ
向けて開放し且つ集水樋２ｂに直交する方向へ延
在しており、これら集水樋２ａ，２ｂは互いに連
通している。そして、冷却水Ｍを噴霧するプレナ
ムチヤンバ１のノズル１ａはこれら集水樋２ａ，
２ｂの間に配設されている。
ヤンバの正面図、第１図ＢはそのＩ−Ｉ矢視断面
図、第１図Ｃはプレナムチヤンバの一部を表す裏
面図である。図示のように、本実施例のプレナム
チヤンバ１はその下面に集水樋２ａと集水樋２ｂ
とを格子状に多数配設したものであり、集水樋２
ａ，２ｂはそれぞれ一定のピツチで配設されてい
る。集水樋２ａは金属帯板Ｓの幅方向に延在し、
集水樋２ｂはプレナムチヤンバ１の傾斜の上方へ
向けて開放し且つ集水樋２ｂに直交する方向へ延
在しており、これら集水樋２ａ，２ｂは互いに連
通している。そして、冷却水Ｍを噴霧するプレナ
ムチヤンバ１のノズル１ａはこれら集水樋２ａ，
２ｂの間に配設されている。
従つて、プレナムチヤンバ１の下面に凝縮した
水滴Ｄは、プレナムチヤンバ１の傾斜或いは冷却
水に混合されている冷却ガスの噴流により集水樋
２ｂ側へ押しやられて集水樋２ｂ内に落下し、集
水樋２ｂ内から集水樋２ａ内を流れて金属帯板Ｓ
の側方へ排出され、金属帯板Ｓ上への落下が防止
される。
水滴Ｄは、プレナムチヤンバ１の傾斜或いは冷却
水に混合されている冷却ガスの噴流により集水樋
２ｂ側へ押しやられて集水樋２ｂ内に落下し、集
水樋２ｂ内から集水樋２ａ内を流れて金属帯板Ｓ
の側方へ排出され、金属帯板Ｓ上への落下が防止
される。
上記構成のプレナムチヤンバ１において、冷却
水を噴出するノズル１ａを100mmピツチで設けた
直径10mmの円孔形ノズルとし、冷却水を１個のノ
ズル当り200c.c.／minで供給される水とすると共
にこの冷却水に混合される気体を50m／secで供
給される空気とし、集水樋２ａの縁ａの高さを10
mm、集水樋２ａ及び集水樋２ｂのそれぞれのピツ
チを100mmとして実験を行つたところ、集水樋２
ａ，２ｂを設けない場合には金属帯板Ｓ上に１m2
当り15点水滴Ｄの落下があつたが、集水樋２ａ，
２ｂを設けるとこれが１〜２点に減少された。
水を噴出するノズル１ａを100mmピツチで設けた
直径10mmの円孔形ノズルとし、冷却水を１個のノ
ズル当り200c.c.／minで供給される水とすると共
にこの冷却水に混合される気体を50m／secで供
給される空気とし、集水樋２ａの縁ａの高さを10
mm、集水樋２ａ及び集水樋２ｂのそれぞれのピツ
チを100mmとして実験を行つたところ、集水樋２
ａ，２ｂを設けない場合には金属帯板Ｓ上に１m2
当り15点水滴Ｄの落下があつたが、集水樋２ａ，
２ｂを設けるとこれが１〜２点に減少された。
＜考案の効果＞
本考案のプレナムチヤンバによれば、プレナム
チヤンバ下面に凝縮した水滴を集水樋により集収
して排出するようにしたので、この水滴の金属帯
板上への落下が効果的に防止できて金属帯板の品
質を向上させることができる。尚、本考案の効果
は例えば厚さ0.1mm〜0.5mmという薄い金属帯板を
対象とした場合に特に顕著である。
チヤンバ下面に凝縮した水滴を集水樋により集収
して排出するようにしたので、この水滴の金属帯
板上への落下が効果的に防止できて金属帯板の品
質を向上させることができる。尚、本考案の効果
は例えば厚さ0.1mm〜0.5mmという薄い金属帯板を
対象とした場合に特に顕著である。
第１図Ａは本考案の一実施例に係るプレナムチ
ヤンバの正面図、第１図ＢはそのＩ−Ｉ矢視断面
図、第１図Ｃはプレナムチヤンバの一部を表す裏
面図、第２図Ａは従来のプレナムチヤンバを表す
正面図、第２図Ｂはその−矢視断面図であ
る。 図面中、１はプレナムチヤンバ、１ａはノズ
ル、２ａ，２ｂは集水樋、Ｄは水滴である。
ヤンバの正面図、第１図ＢはそのＩ−Ｉ矢視断面
図、第１図Ｃはプレナムチヤンバの一部を表す裏
面図、第２図Ａは従来のプレナムチヤンバを表す
正面図、第２図Ｂはその−矢視断面図であ
る。 図面中、１はプレナムチヤンバ、１ａはノズ
ル、２ａ，２ｂは集水樋、Ｄは水滴である。
Claims (1)
- 加熱された金属帯板の上方に設置されて該金属
帯板に向けて冷却水を噴霧するプレナムチヤンバ
において、プレナムチヤンバの下面に集水樋を設
けたことを特徴とするプレナムチヤンバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12219286U JPH0437890Y2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12219286U JPH0437890Y2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6330346U JPS6330346U (ja) | 1988-02-27 |
| JPH0437890Y2 true JPH0437890Y2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=31012159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12219286U Expired JPH0437890Y2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0437890Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-11 JP JP12219286U patent/JPH0437890Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6330346U (ja) | 1988-02-27 |
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