JPH0437779B2 - - Google Patents

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JPH0437779B2
JPH0437779B2 JP59040906A JP4090684A JPH0437779B2 JP H0437779 B2 JPH0437779 B2 JP H0437779B2 JP 59040906 A JP59040906 A JP 59040906A JP 4090684 A JP4090684 A JP 4090684A JP H0437779 B2 JPH0437779 B2 JP H0437779B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
pattern
dimensional effect
embossing
film
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59040906A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS60184846A (en
Inventor
Hiromitsu Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by IG Technical Research Inc filed Critical IG Technical Research Inc
Priority to JP59040906A priority Critical patent/JPS60184846A/en
Publication of JPS60184846A publication Critical patent/JPS60184846A/en
Publication of JPH0437779B2 publication Critical patent/JPH0437779B2/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主に化粧塗膜、またはフイルムからな
る化粧被膜などを有する金属薄板に任意の凹凸模
様をエンボス加工により形成すると共に、この凹
凸模様に立体感助長剤を塗布して機械的な凹凸模
様に、色により立体感を視覚的に簡単に付加し、
より深みのある凹凸模様面を有する化粧面の金属
薄板を容易に製造しうる立体化装置に関するもの
である。 一般に金属薄板、特に有機塗装鋼板、フツソ樹
脂塗装鋼板、ステンレス板、アルミニウム板、銅
板、塩ビ鋼板などが多用途に亘つて使用されつつ
ある。これは、この種鋼板が加工性と意匠性にす
ぐれ、しかも耐久性を有するためである。そし
て、最近では平坦な上記鋼板は表面に立体感やツ
ートンカラー等を付加してフアツシヨン性を強化
した鋼板に需要が移行してきている。これに対応
した鋼板としては、例えば凹凸模様を外周面に刻
設した上下の金属製ロール間に鋼板(平板)を通
して、鋼板に凹凸模様を形成するエンボス加工に
よつて凹凸状の任意模様を形成した鋼板が市販さ
れている。しかしながら、これら鋼板に対し塩水
噴霧試験(JIS−A−2371)を行つたところ、500
〜1000時間で屈曲部に錆、塗膜の剥離が見られ
た。また、この種鋼板の表面を30倍に拡大して観
察すると、凹部、凸部の屈曲部分で塗膜が一部、
剥離してしわになつたり、きずがついていたり、
割れていたり、薄くなつたり、クラツクが生じた
りしていた。これはエンボス加工ラインに無理が
あるためである。また、単に化粧面にツートンカ
ラー等を付加しただけでは、フアツシヨン性と立
体感を視覚的に強化するのに欠ける不利があつ
た。 本発明はこのような欠点を除去するため、エン
ボス加工時に化粧被膜を柔らかくして延性を発揮
させ、化粧被膜の剥離、しわ、きず、クラツクの
ない、しかもエンボス加工時の残留歪を容易に矯
正して美しい化粧面とし、かつ、凹凸模様の少な
くとも凸模様の傾斜面(側面)に一方向のみから
影的機能を発揮する立体感助長剤を塗布するよう
にして視覚的に簡単に立体感を強化した化粧面の
立体化装置を提案するものである。 以下に、図面を用いて本発明に係る化粧面の立
体化装置(以下、単に立体化装置という)につい
て詳細に説明する。第1図は上記装置の一例を示
す構成略図であり、はヒータ部で定尺に切断さ
れた金属薄板A(以下、単にコイルという)をガ
イドすると共に送給するピンチローラ2とコイル
Aの化粧被膜、実質上はコイルAそのものを約30
〜60℃に加温して化粧被膜を柔らかくし、エンボ
ス加工時に化粧被膜が鋼板から剥離したり、化粧
被膜が割れたり、きずがついたり、クラツクが発
生したりしないようにするヒータ3とから構成し
たものである。その加熱方式としては、熱風方
式、直火方式、熱線方式のいずれかである。4は
ピンチローラでコイルAを所定速度でエンボスロ
ール5に送給すると共に、エンボス加工時にコイ
ルAの送給とバタつき抑えとして機能するもので
ある。また、エンボスロール5は雄雌の凹凸部か
らなる模様を外周面に形成した上、下ロール5
a,5bを噛み合わせてコイルAに任意の凹凸模
様、例えば第2図a,bに示すように凹、凸模様
B,Cを施すものであり、上、下ロール5a,5
bのギヤツプは凹凸模様の高さ、コイルAの板厚
によつて定まるものである。はレベラでエンボ
ス加工されたコイルA′に存在する残留歪を矯正
するものであり、上ローラ6a1,6a2,6a3,…
…6ao(第3図では6a3まで示す)、下ローラ6
b1,6b2,6b3,……6bo(第3図では6b×4
で示す)の順にジグザグ状に配列し、かつ、上ロ
ーラ群6aと下ローラ群6b間のギヤツプ7を調
整しうるようにしたものである。8は引張り用ピ
ンチローラでエンボスロール5の回転より速く
し、コイルAを引張つた状態(テンシヨン下)で
エンボスロール5、レベラの工程を通過させる
ようにしたものである。9はマスキング被膜塗布
機(以下、単に被膜塗布機という)でロールコー
タ、刷毛により第2図a,bに示すような凹凸模
様の凹模様B、凸模様Cのうちの凸模様Cの頂面
のみマスキングするマスキング被膜D、例えば塗
料、フイルムを塗布するものである。10は立体
感助長剤塗布機(以下、単に塗布機という)で塗
料、フイルム等よりなる立体感助長剤(以下、単
に助長剤という)Eを凹、凸模様B,Cの一方向
のみから塗布し、第4図a〜cに示すような凹模
様Bと凸模様Cの頂面部と凸模様Cの側面におい
て助長剤Eの塗布方向αとコイルA′の進行方向
βとが衝突する面にのみ助長剤Eを塗布するもの
である。助長剤Eの凹、凸模様B,C面における
分布状態は塗膜状、点状、線状、しま状などであ
る。なお、塗布機10の角度θ1は立体感の要求に
応じて任意に選択するものである。勿論、助長剤
Eを一方向のみから凹、凸模様B,C面に塗布す
るため、立体感が大幅に助長されるばかりでな
く、見る方向によつて凹、凸模様B,Cが逆に見
える錯覚を招くように形成しうるものである。1
1は拭き取り機で凸模様C頂面に存在するマスキ
ング被膜Dと助長剤Eとを拭き取り、コイル
A′自体、もしくは化粧塗膜を露出させるもので
ある。さらに説明すると、拭き取り機11は1
段、あるいは図示しないが、複数段を並列に配列
し、徐々に上記したような部分にあるマスキング
被膜D、助長剤Eを拭き取るものである。その具
体例としては、拭き取りローラ11aとバツクア
ツプローラ11bとフイードローラ11cとドク
ターブレード11dとからなり、フイードローラ
11cには溶剤Fが送給され、拭き取りローラ1
1aの表面に付着したマスキング被膜D、助長剤
Eを洗い流すと共に、新しい拭き取り面をくり返
して形成するものである。12は乾燥炉で凹、凸
模様B,C面の凸模様C頂面を乾燥せしめると共
に、助長剤Eを乾燥、もしくは焼付け等するもの
である。 次に本発明に係る立体化装置の動作について説
明すると、10尺に切断されたコイルAを1枚ず
つ、ピンチローラ2を介してヒータ3に送給し、
ヒータ3は約30〜60℃に加温し、化粧被膜を柔ら
かくしてピンチローラ4に送給する。次にピンチ
ローラ4から送出されたコイルAはエンボスロー
ル5に送給され、コイルAに対して、例えば第2
図a,bに示すように凹模様B、凸模様Cとから
なるエンボス模様を形成するものである。この
際、コイルAにはテンシヨンが付加された状態で
のエンボス加工となるものである。そして、エン
ボスロール5から送出されたコイルA′はレベラ
6によつてエンボス加工時に生じた残留歪をエン
ボスロール5と引張り用ピンチローラ8間の引張
られた状態で矯正し、被膜塗布機9に送給される
ものである。なお、エンボスロール5と引張用ピ
ンチローラ8間のコイルA′に対する力関係はエ
ンボスロール5の回転を基準とした際に、エンボ
スロール5の回転が遅く、引張り用ピンチローラ
8の回転が速い速度関係に設定して、コイル
A′が引張られた状態でエンボス加工と平坦化と
残留歪の除去を行うようにしたものである。な
お、ピンチローラ4とエンボスロール5間におい
てピンチローラ4の速度が遅い場合はコイルAが
エンボスロール5の入口でバタついたりしなくな
る。また、引張り用ピンチローラ8とエンボスロ
ール5、あるいはピンチローラ4と引張り用ピン
チローラ8間の速度差などを設定することによつ
て、コイルAはエンボス加工時にズレたりして模
様が不鮮明となつたり、2重に噛み込むことがな
くなる。また、レベラでは一方向へテンシヨン
が付加された状態となるため、凹、凸模様B,C
を変形することなしに容易に平坦化できると共
に、残留歪も無理なく逃すことができる。勿論、
上記領域内におけるテンシヨンはエンボス模様に
変化を与えない力の範囲内である。また、被膜塗
布機9では、凸模様Cの頂面にマスキング被膜D
を塗布するものである。次に被膜塗布機9から送
出されたコイルA′には塗布機10によつて化粧
被膜と濃度、色相、彩度の少なくとも1つが異な
る助長剤Eを凹、凸模様B,C面全面に対し、θ1
=45°の角度でコイルA′の進行方向に対しスプレ
ーガンで対面するようにして例えば第4図a〜c
に示すような各凹、凸模様B,Cに対し塗布し、
被着するものである。勿論、この際、凹模様B、
凸模様Cの各部において助長剤Eの分布は均一、
不均一、その混合分布、あるいは徐々に濃淡が変
化するような分布となるものである。このような
凹凸化粧面を有するコイルA′は拭き取り機11
に送給され、凸模様Cの頂面にのみ存在するマス
キング被膜D、助長剤Eを拭き取り、乾燥炉12
に送給し、乾燥あるいは焼付け等するものであ
る。 実施例 コイルAとしては板厚が0.27mmの着色亜鉛鉄板
(JIS−G−3312)を用い、ヒータ3の温度10〜80
℃まで変化させ、エンボスの深さ0.9mm、凹模様
Bと凸模様Cの場合を1:1としたものであり、
エンボス加工速度を18m/minとした。また、ピ
ンチローラ4と引張り用ピンチローラ8間の速度
差は3%位とした。さらに、マスキング被膜Dと
しては合成樹脂系塗料、助長剤Eとしては黒色系
のアルキツド樹脂からなる塗料をスプレーガンで
塗布し、乾燥炉12において90℃で5分間予熱
し、200℃で1分間焼付けた。なお、コイルAの
塗料は白色でビヒクルとしてアルキツド樹脂系を
用いたものとする。そして、コイルA表面の温
度、所謂、化粧被膜(この場合は塗膜)の温度を
0〜80℃に変化した際の化粧塗膜の剥離○イ、割れ
○ロ、クラツク○ハ、縮み○ニ、きず○ホの状態を第5

に折れ線グラフで示す。また、レベラから送出
されたコイルA′の平坦度と残留歪の度合(ペコ
ツキ)は目視により観察したものである。なお、
検査法としては(1)コイルA′の1メートル当たり
に存在する見掛上のペコツキの数、(2)ペコツキの
分布状態、(3)ペコツキの高低差(設計上の凹凸状
部の底面、頂面と現実の底面、頂面との差)、(4)
全体の外観についての観察を示す。さらに、(5)
凹、凸模様B,C面の立体感を目視によりコイル
A′の進行方向で、その逆方向の順に立て掛けて
観察した場合の印象を示す。 比較例 上記したようなコイルAに対し、凹凸模様を外
周面に刻設した上下の金属製ロール間に鋼板(平
板)を通して、鋼板に凹凸模様を形成する従前の
工程でエンボス加工し、その後で停止しているコ
イルA′の凹、凸模様B,C面の真上からスプレ
ーガンでコイルの色彩と異なる色彩の塗料を塗布
し、それを乾燥したものをテストピースとした。 【表】 さらに、実施例(化粧塗膜を50℃に加熱した場
合のコイルA)と比較例により形成したコイルと
を塩水噴霧試験(1500時間)した後の結果は下表
のようであつた。 【表】 以上説明したのは本発明に係る立体化装置の一
実施例にすぎず、レベラのローラの段数を凹、
凸模様B,Cの分布割合に応じて増減したり、ロ
ーラの長さを入口から出口に向かつて順々に長く
し、末広がり状に配列したりすることもできる。
また、コイルA′に対して助長剤Eを第6図a〜
cに示す方向から塗布機10で塗布することもで
きる。すなわち、a図はコイルA′の進行方向β
に対し、側面から角θ2,θ3のいずれかで、あるい
は併用して助長剤Eを塗布するものであり、角度
θ2,θ3は90°より小さく、かつ、0°、所謂コイル
A′の化粧面と高さGを保持して平行となる場合
も含むものである。また、b図はコイルA′をダ
ブル幅で形成し、最終的に2分割すると共に端部
を成形するものであり、塗布機10の助長剤Eの
塗布方向が左右側で逆方向α,α′で塗布するもの
であり、c図はコイルA′の真上から塗布するこ
ともできる。なお、a図、c図ではコイルA′の
帆走速度が5〜10m/min以上で、凹、凸模様
B,Cの段差が0.5mm以上あることが必要である。
さらに、ピンチローラ4を除去してコイルAをヒ
ータ部からエンボスロール5に直接送給し、そ
の途中に単なるガイドを両側面に配設することも
できる。また第1図において1点鎖線で示す位置
に拡大鏡またはビデオカメラを設置し、より明確
にエンボス加工後の化粧面を監視するように構成
することもできる。 上述したように本発明に掛かる立体化装置によ
れば、エンボス加工ゾーンにおいてコイルに対
し力の変化がなく、常時一定張力下でエンボス加
工できるため、エンボス模様が加工中にズレたり
せず、美しい凹凸状模様が形成できる。化粧被
膜を加温してエンボス加工に対応できる柔らかさ
にしたため、エンボス加工時に化粧被膜が鋼板か
ら剥離したり、化粧塗膜がしわになつたり、割れ
たり、きずがついたり、クラツクが生じたりせ
ず、美しい化粧塗膜と耐候性、耐スクラツチ性、
耐薬品性にすぐれた化粧被膜を形成できる。エ
ンボス加工によつて形成された歪によるペコツキ
はテンシヨン下での矯正によつて容易に、かつ、
十分に残留歪が除去され、ペコツキのない、か
つ、立体感にあふれる凹凸状模様を形成できる。
ラインを直線状に配列し、コイルに対し無理な
力が付加されない流れによる工程としたため、ス
ムーズにエンボス加工できる。コイルを加温し
てエンボス加工するため、作業環境に左右されな
い。直線ラインのため高速でエンボス加工でき
る。凹凸模様の凸模様の頂面を高反射面とし、
少なくとも凸模様の側面に陰影のように機能する
助長剤を塗布したため、機械的な凹凸模様による
立体感に、さらに視覚的に助長剤によつて従前に
ない立体感、深みを発揮させることができる。
凹凸模様面の形成後に容易に立体感助長剤を塗布
できる。コイルが切り板のため、よりペコツ
キ、捩じれのない化粧面となしうる。等の特徴を
有するものである。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present invention mainly involves forming an arbitrary uneven pattern by embossing on a thin metal plate having a decorative coating or a decorative coating made of film, etc., and applying a three-dimensional effect enhancer to this uneven pattern. It is easy to visually add a three-dimensional effect to the mechanical uneven pattern using color.
The present invention relates to a three-dimensional forming device that can easily produce a decorative thin metal plate having a deeper uneven pattern surface. In general, thin metal sheets, particularly organic coated steel sheets, fluorine resin coated steel sheets, stainless steel sheets, aluminum sheets, copper sheets, vinyl chloride steel sheets, etc., are being used for a wide variety of purposes. This is because this type of steel sheet has excellent workability and design, as well as durability. Recently, demand has shifted from the above-mentioned flat steel plates to steel plates with enhanced fashionability by adding a three-dimensional effect or two-tone color to the surface. As a steel plate that can handle this, for example, a steel plate (flat plate) is passed between upper and lower metal rolls with an uneven pattern engraved on the outer circumferential surface, and an uneven pattern is formed by embossing to form an uneven pattern on the steel plate. Steel plates made of aluminum are commercially available. However, when we conducted a salt spray test (JIS-A-2371) on these steel plates, we found that
Rust and peeling of the paint film were observed on the bent parts after ~1000 hours. In addition, when observing the surface of this type of steel plate under 30x magnification, it is possible to see that some of the paint film is visible at the bent parts of the concave and convex parts.
If it peels off, becomes wrinkled, or has scratches,
It was cracked, thinned, and had cracks. This is because the embossing line is not suitable. Furthermore, simply adding two-tone color or the like to the decorative surface has the disadvantage that it lacks the ability to visually enhance the fashionability and three-dimensional effect. In order to eliminate these defects, the present invention softens the decorative film during embossing to exhibit ductility, thereby eliminating peeling, wrinkles, scratches, and cracks in the decorative film, and easily correcting residual distortion during embossing. A three-dimensional effect can be easily created visually by applying a three-dimensional effect enhancer that exerts a shadow function from only one direction on at least the sloped surface (side surface) of the convex pattern of the uneven pattern. This paper proposes an enhanced three-dimensional device for decorative surfaces. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, a three-dimensional decoration device (hereinafter simply referred to as a three-dimensional device) for a decorative surface according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an example of the above-mentioned device, and 1 shows a pinch roller 2 and a coil A that guide and feed a thin metal plate A (hereinafter simply referred to as a coil) cut to a regular length in a heater section. The cosmetic coating, essentially the coil A itself, is about 30
From the heater 3, which softens the decorative film by heating it to ~60°C to prevent the decorative film from peeling off from the steel plate, cracking, scratching, or cracking during embossing. It is composed of The heating method is one of a hot air method, an open flame method, and a hot wire method. A pinch roller 4 feeds the coil A to the embossing roll 5 at a predetermined speed, and also functions to feed the coil A and prevent flapping during embossing. Further, the embossing roll 5 has upper and lower rolls 5 having a pattern consisting of male and female uneven parts formed on the outer peripheral surface.
A and 5b are engaged to give the coil A an arbitrary uneven pattern, for example, concave and convex patterns B and C as shown in FIG. 2 a and b, and the upper and lower rolls 5a and 5
The gap b is determined by the height of the uneven pattern and the thickness of the coil A. 6 is for correcting the residual strain existing in the coil A' embossed with a leveler, and upper rollers 6a 1 , 6a 2 , 6a 3 , . . .
...6a o (shown up to 6a 3 in Figure 3), lower roller 6
b 1 , 6b 2 , 6b 3 , ... 6b o (shown up to 6b x 4 in Fig. 3) in the order of zigzag, and the gap 7 between the upper roller group 6a and the lower roller group 6b is adjusted. It is made to be moisturized. Reference numeral 8 denotes a tensioning pinch roller which rotates faster than the embossing roll 5, and allows the coil A to pass through the steps of the embossing roll 5 and the leveler 6 while being stretched (under tension). 9 is a masking film applicator (hereinafter simply referred to as a film applicator) which uses a roll coater and a brush to coat the top surface of the convex pattern C of the concave and convex patterns B and C of the concave and convex patterns shown in FIG. 2 a and b. A masking film D for masking only is applied, such as a paint or a film. 10 is a three-dimensional effect enhancer applicator (hereinafter simply referred to as a coating machine) that applies a three-dimensional effect enhancer (hereinafter simply referred to as an enhancer) E made of paint, film, etc. from only one direction of the concave and convex patterns B and C. Then, as shown in Fig. 4 a to c, the top surface of the concave pattern B and the convex pattern C and the side surface of the convex pattern C are the surfaces where the application direction α of the promoter E and the traveling direction β of the coil A' collide. In this case, promoter E is only applied. The distribution state of the promoter E on the concave and convex patterns B and C is in the form of a film, dots, lines, stripes, etc. Note that the angle θ 1 of the coating machine 10 is arbitrarily selected depending on the requirement for a three-dimensional effect. Of course, since the enhancer E is applied to the concave and convex patterns B and C from only one direction, not only the three-dimensional effect is greatly enhanced, but also the concave and convex patterns B and C can be reversed depending on the viewing direction. It can be formed to create an optical illusion. 1
1 wipes off the masking film D and promoter E present on the top surface of the convex pattern C with a wiping machine, and then removes the coil.
It exposes A′ itself or the decorative coating. To explain further, the wiping machine 11 is
A stage or a plurality of stages (not shown) are arranged in parallel, and the masking film D and the promoter E in the above-mentioned areas are gradually wiped off. A specific example thereof includes a wiping roller 11a, a back up roller 11b, a feed roller 11c, and a doctor blade 11d.
The masking film D and promoter E adhering to the surface of 1a are washed away, and a new wiped surface is repeatedly formed. Reference numeral 12 is a drying oven in which the concave and convex patterns B and the top surface of the convex pattern C on the C side are dried, and the promoter E is dried or baked. Next, to explain the operation of the three-dimensionalization device according to the present invention, the coil A cut into 10 shaku pieces is fed one by one to the heater 3 via the pinch roller 2,
The heater 3 heats the cosmetic film to about 30 to 60°C to soften the decorative film and feed it to the pinch roller 4. Next, the coil A sent out from the pinch roller 4 is sent to the embossing roll 5, and the coil A is sent to the embossing roll 5, for example,
As shown in Figures a and b, an embossed pattern consisting of a concave pattern B and a convex pattern C is formed. At this time, the embossing is performed with tension being applied to the coil A. The coil A' sent out from the embossing roll 5 is then corrected by the leveler 6 in the tensioned state between the embossing roll 5 and the tensioning pinch roller 8 to correct the residual strain caused during embossing, and then sent to the film applicator 9. This is what will be sent. Note that the force relationship between the embossing roll 5 and the tensioning pinch roller 8 with respect to the coil A' is such that when the rotation of the embossing roll 5 is taken as a reference, the rotation speed of the embossing roll 5 is slow and the rotation of the tensioning pinch roller 8 is fast. Set in relation to the coil
Embossing, flattening, and removal of residual strain are performed while A′ is in tension. Note that if the speed of the pinch roller 4 is slow between the pinch roller 4 and the embossing roll 5, the coil A will not flap at the entrance of the embossing roll 5. In addition, by setting the speed difference between the tensioning pinch roller 8 and the embossing roll 5, or between the pinch roller 4 and the tensioning pinch roller 8, it is possible to prevent the coil A from shifting during embossing and making the pattern unclear. This will prevent you from getting caught twice. In addition, since leveler 6 is in a state where tension is applied in one direction, concave and convex patterns B and C
It can be easily flattened without deforming it, and residual strain can be easily released. Of course,
The tension within the above region is within a force range that does not change the embossed pattern. Further, in the film applicator 9, a masking film D is applied to the top surface of the convex pattern C.
is applied. Next, the coil A' sent out from the film applicator 9 is coated with a promoter E by the applicator 10, which differs from the decorative film in at least one of density, hue, and saturation, over the entire surface of the concave and convex patterns B and C. , θ 1
For example, in Figures 4 a to c
Apply to each concave and convex pattern B and C as shown in
It is something that is attached. Of course, in this case, the concave pattern B,
The distribution of the promoter E is uniform in each part of the convex pattern C.
This is a non-uniform distribution, a mixed distribution, or a distribution where the density gradually changes. The coil A′ having such an uneven decorative surface is removed by the wiping machine 11.
The masking film D and promoter E present only on the top surface of the convex pattern C are wiped off, and the drying oven 12
It is then sent to a drying or baking process. Example A colored galvanized iron plate (JIS-G-3312) with a plate thickness of 0.27 mm was used as the coil A, and the temperature of the heater 3 was 10 to 80.
℃, the embossing depth is 0.9 mm, and the ratio of concave pattern B to convex pattern C is 1:1.
The embossing speed was 18 m/min. Further, the speed difference between the pinch roller 4 and the tensioning pinch roller 8 was about 3%. Furthermore, a synthetic resin paint as the masking film D and a black alkyd resin paint as the promoter E are applied with a spray gun, preheated at 90°C for 5 minutes in the drying oven 12, and baked at 200°C for 1 minute. Ta. The paint for coil A is white and uses alkyd resin as a vehicle. Then, when the temperature of the surface of the coil A, the so-called temperature of the decorative film (in this case, the paint film) is changed from 0 to 80°C, peeling of the decorative film, cracking, cracking, shrinkage, etc. , the state of the wound is the fifth
This is shown as a line graph in the figure. Further, the flatness and degree of residual strain (pekotsuki) of the coil A' sent out from the leveler 6 were visually observed. In addition,
The inspection method is (1) the apparent number of Pekotsuki existing per 1 meter of coil A', (2) the distribution state of Pekotsuki, (3) the height difference of Pekotsuki (the bottom surface of the designed uneven part, (difference between the top surface and the actual bottom and top surface), (4)
Observations about the overall appearance are shown. Furthermore, (5)
Coil by visually checking the three-dimensional effect of the concave and convex patterns B and C.
This shows the impression when observed while standing upright in the direction of travel of A' and in the opposite direction. Comparative Example Coil A as described above was passed through a steel plate (flat plate) between upper and lower metal rolls with a concavo-convex pattern engraved on the outer circumferential surface, embossed in the previous process of forming a concave-convex pattern on the steel plate, and then A paint of a color different from that of the coil was applied with a spray gun from directly above the concave and convex patterns B and C of the stopped coil A', and when it dried, it was used as a test piece. [Table] Furthermore, the results of a salt spray test (1500 hours) of the example (coil A when the decorative coating was heated to 50°C) and the coil formed according to the comparative example were as shown in the table below. . [Table] What has been described above is only one embodiment of the three-dimensionalization device according to the present invention, and the number of stages of the rollers of the leveler 6 is concave,
The length of the rollers can be increased or decreased depending on the distribution ratio of the convex patterns B and C, or the length of the rollers can be increased from the entrance to the exit, and the length of the rollers can be arranged in a shape that spreads toward the end.
In addition, the promoter E is added to the coil A' in Fig. 6a~
It is also possible to apply with the applicator 10 from the direction shown in c. In other words, diagram a shows the traveling direction β of coil A′.
On the other hand, the promoter E is applied from the side at angles θ 2 and θ 3 or in combination, and angles θ 2 and θ 3 are smaller than 90° and 0°, so-called coil
This also includes the case where it is parallel to the decorative surface of A' while maintaining the height G. In addition, in Figure b, the coil A' is formed to have a double width, and is finally divided into two parts and the ends are formed. It can also be applied from directly above coil A' as shown in figure c. In addition, in figures a and c, it is necessary that the sailing speed of the coil A' is 5 to 10 m/min or more, and that the height difference between the concave and convex patterns B and C is 0.5 mm or more.
Furthermore, it is also possible to remove the pinch roller 4 and directly feed the coil A from the heater section 1 to the embossing roll 5, with simple guides provided on both sides along the way. Alternatively, a magnifying glass or a video camera may be installed at the position indicated by the dashed line in FIG. 1 to more clearly monitor the decorative surface after embossing. As described above, according to the three-dimensional device of the present invention, there is no change in the force applied to the coil in the embossing zone, and embossing can be performed under constant tension at all times, so the embossed pattern does not shift during processing and is beautiful. An uneven pattern can be formed. Because the decorative film is heated to make it soft enough for embossing, the decorative film may peel off from the steel plate during embossing, or the decorative film may wrinkle, crack, scratch, or crack. Beautiful makeup film, weather resistance, scratch resistance,
A cosmetic film with excellent chemical resistance can be formed. The distortion caused by embossing can be easily corrected by correcting it under tension.
Residual distortion is sufficiently removed, and a concavo-convex pattern with no unevenness and full of three-dimensional effect can be formed.
The lines are arranged in a straight line, and the process uses a flow that does not apply unreasonable force to the coil, allowing for smooth embossing. Since the coil is heated and embossed, it is not affected by the working environment. The straight line allows for high-speed embossing. The top surface of the convex pattern of the uneven pattern is a highly reflective surface,
At least the sides of the convex pattern are coated with a facilitator that functions like a shadow, so the three-dimensional effect created by the mechanical concave-convex pattern and the visual facilitator can bring out unprecedented three-dimensionality and depth. .
The three-dimensional effect enhancer can be easily applied after the uneven pattern surface is formed. Since the coil is a cut plate, it is possible to create a decorative surface that is smoother and does not twist. It has the following characteristics.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1図は本発明に係る化粧面の立体化装置の一
例を示す構成略図、第2図a,bは凹凸模様の一
部を示す説明図、第3図は前記装置の1つの構成
であるレベラの一例を示す斜視図、第4図a〜c
は化粧面を形成中の途中を示す拡大説明図、第5
図は化粧被膜の温度とクラツク等の発生状況を示
す特性図、第6図a〜cはその他の実施例を示す
説明図である。 ……ヒータ部、5……エンボスロール、
…レベラ、8……引張り用ピンチローラ、9……
マスキング被膜塗布機、10……立体感助長剤塗
布機、11……拭き取り機、12……乾燥炉、
A,A′……定尺に切断された金属薄板、D……
マスキング被膜、E……立体感助長剤。
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an example of a three-dimensional decorative surface device according to the present invention, FIGS. 2 a and b are explanatory diagrams showing a part of the uneven pattern, and FIG. 3 is one configuration of the device. Perspective view showing an example of a leveler, Figures 4 a to c
5 is an enlarged explanatory diagram showing the process of forming the decorative surface.
The figure is a characteristic diagram showing the temperature of the decorative film and the occurrence of cracks, etc., and Figures 6a to 6c are explanatory diagrams showing other examples. 1 ... Heater part, 5... Emboss roll, 6 ...
...Leveler, 8...Pinch roller for tension, 9...
Masking film applicator, 10... Three-dimensional effect promoter applicator, 11... Wiping machine, 12... Drying oven,
A, A'...Thin metal plate cut to regular length, D...
Masking film, E...stereoscopic effect enhancer.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 定尺に切断された金属薄板の化粧面を立体化
する装置において、金属薄板を送給するピンチロ
ーラと金属薄板を30〜60℃に加温するヒータとか
らなるヒータ部と、該ヒータ部から送給された金
属薄板に対し任意の凹凸模様を施すエンボスロー
ルと、該ロールの後に配したレベラと、該レベラ
の出口に配設した引張り用ピンチローラと、上記
凹凸模様の凸模様頂面にマスキング被膜を塗布す
るマスキング被膜塗布機と、該マスキング被膜を
有する凹凸模様面に対して鋭角方向となるように
立体感助長剤を一方向のみから塗布する立体感助
長剤塗布機と、凹凸模様面の凸模様頂面に存在す
るマスキング被膜と立体感助長剤を拭き取る拭き
取り機と、上記立体感助長剤を乾燥する乾燥炉と
を直列に配列したことを特徴とする化粧面の立体
化装置。
1. In an apparatus for three-dimensionalizing the decorative surface of a thin metal plate cut to a regular length, the heater part includes a pinch roller that feeds the thin metal plate and a heater that heats the thin metal plate to 30 to 60°C; an embossing roll for forming an arbitrary uneven pattern on a thin metal sheet fed from a metal sheet; a leveler disposed after the roll; a tensioning pinch roller disposed at the outlet of the leveler; and a top surface of the uneven pattern. a masking film applicator that applies a masking film to the surface of the uneven pattern; a three-dimensional effect enhancer applicator that applies a three-dimensional effect enhancer from only one direction at an acute angle to the uneven pattern surface having the masking film; A device for creating a three-dimensional decorative surface, characterized in that a wiping machine for wiping off a masking film and a three-dimensional effect promoter present on the top surface of a convex pattern of the surface, and a drying oven for drying the three-dimensional effect enhancer are arranged in series.
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