JPH0437680A - 液状複合肥料の製造法 - Google Patents

液状複合肥料の製造法

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JPH0437680A
JPH0437680A JP2141357A JP14135790A JPH0437680A JP H0437680 A JPH0437680 A JP H0437680A JP 2141357 A JP2141357 A JP 2141357A JP 14135790 A JP14135790 A JP 14135790A JP H0437680 A JPH0437680 A JP H0437680A
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JP
Japan
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fertilizer
liquid
molasses
waste liquid
phosphoric acid
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Pending
Application number
JP2141357A
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English (en)
Inventor
Hidenao Matayoshi
又吉 秀尚
Masaru Nakamoto
仲本 優
Masaomi Otsuka
大束 正臣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIYUUKIYUU HIRYO KK
Original Assignee
RIYUUKIYUU HIRYO KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

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  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、甘蔗の糖蜜廃液を利用した有機入り液状複
合肥料であって、長期保存においても品質の安定化を図
ることができる液状複合肥料の製造法に関する。
[従来の技術] 従来、有機物質を含有する液状肥料は種々提案されてい
る。有機物質としては一般にアルコール醗酵廃液又はそ
の類似液が用いられている。そして、液状肥料の安定化
を図るために予め醗酵廃液のF) l−1を8.0以上
とすることか特公昭4931788号公報に記載されで
いる。
[発明か解決しようとする課題] 従来の有機物質を含有する液状肥料には次に示すような
問題点を有する。即ち使用覆る廃液中に含有されるタン
パク質、アミノ酸と無機塩類等の相互作用、貯蔵時の温
度変化或は溶液のpH値の変化等の要因によって、2層
分離現象が発生しその結果液中に沈殿物が生成するので
商品価値の署しい低下を来すことか多々あった。また現
場での施肥に際しては散布機や施肥用パイプ等か閉塞す
る原因となっていた。これらの現象は、含有有機物質の
種類によって程度差が大きく、特に糖蜜、アミノ酸醗酵
廃液を使用するとき一段と顕著であった。また前記の有
機物質を使用すると混和液にゾル状の生成物が生成し、
得られる肥料の原単位が非常に低かった。
[発明が解決しようとする課題1 この発明は、甘蔗から蔗糖を製造する際に多量に副産さ
れる糖蜜中より蔗糖分を回収する工程で副生する糖蜜廃
液に着目し、該糖蜜廃液の有効利用を図ると共(ご有機
養分(数拾種類のアミノ酸、糖類等)を豊富に含有する
有機物質を含有し、しかも固液分離か僅少tこして該肥
料を入れた容器の膨損を抑え且つ機械施肥が容易な有機
貿含有液状投合肥斜を製造する方法を桿供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は
、甘蔗から蔗糖を製造する際に副生される糖蜜廃液の適
量に、窒素、りん酸、加用等を主成分とする肥料原料と
pH調整材を溶媒例えば水にそれぞれの適量を溶解させ
て添加混合して有機入り液状複合肥料を製造することに
ある。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明ぐおい
て沈殿防止剤を添加混合して有機入り液状複合肥料を製
造する方法である。
[作  用] 甘蔗から蔗糖を製造する際に副産される糖蜜中より蔗糖
分を回収するにはクロマト分離装置によって行なわれて
おり糖蜜廃液か副生される、この糖蜜廃液は現在有効利
用方法かないので産業廃棄物とじて処理されているのが
実情である。この発明はかかる糖蜜廃液の有効利用を図
ることを技術課題として開発したものである。
上記糖蜜廃液の分析値の一例を法衣に示す。
表−1糖蜜廃液の分析値 成   分   名         分 析 値(%
〉全窒素      丁N     1.38アンモニ
ア性窒素 AN     0.40水溶性りん酸  W
F205  0.08水溶性加里   WK20   
5.63水分     49.20 比重      1,25 pH5,02 上記のように糖蜜廃液はpl−15程度でおる。
上表が示すように、糖蜜廃液のDHは5程度が普通であ
るが、糖蜜廃液をそのまま使用すると糖蜜か醗酵して醗
酵カスを発生し、製造された液状複合肥料を容れる容器
がその発生カスによって膨らみ破損するおそれがあるの
で、pl−1調整材の添加によってD l−(値を3〜
4位に調整することが好ましい。調整材としては肥料成
分を考慮して燐酸液、硝酸によってph副調整るとよい
。このようにpH調整された糖蜜廃液を用いて液状複合
肥料を製造すると、得られた肥料は、数カ月間は固液分
離もなく且つ品質の安定化が図られる。しかしながら、
長期間の保存において品質を維持するためには、沈殿防
止剤を添加することが好ましい。
沈殿防止剤でしては、クエン酸、酢酸、シコウ酸等のカ
ルボン酸、EDTA等のキレート剤が使用することがで
きる。
以下、この発明の実施例に基づいて説明する。
[実 施 例〕 実施例 1 糖蜜廃液50(重@)部を撹拌用タンクに容れた後、尿
素、リン安、増加、リン酸液を水に溶解させ、この溶液
か窒素12.0%、燐酸8,5%、加里3,5%の肥料
成分比になるように調整した。
この溶液50(重量)部を前記糖蜜廃液を容れたタンク
内に加えて撹拌機にて2時間撹拌した。この際、pH調
整材としてりん酸液4〜5(手Φ)%を使用した。
得られた液状複合肥料の肥料成分はN:6.50%、P
205 :4.52%、K2O:4.34%、pH3,
6でおった。この液状複合肥料をカラス製計量シリンダ
ー(1児)に容れて静置し、固液分離の状態を測定した
結果は次のとありで市つ 1こ 。
静置6力月後の固液分離  固形分 痕跡静置10力月
後の固液分離 固形分 1.0%このように、10力月
位から固液分離が見られるので機械施肥はこの範囲内で
行うのが好ましい。
実施例 2 糖蜜廃液50(重量)部を撹拌用タンクに容れた後、尿
素、リン安、増加、リン酸液、クエン酸を水に溶解させ
、この溶液か窒素12.0%、燐酸8.5%、加甲3.
5%の肥料成分比になるように調整し、この溶液50(
小穴)部を糖蜜廃液を容れたタンクに加えて撹拌機にて
2時間撹拌しlご 。
pl−1調整材とし・てりん酸液を糖蜜廃液のD +@
顧に応じて4〜5(千尾)%と沈殿防什剤としてクエン
酸1〜10(重量)%を使用した。
得られた液状複合肥料の肥料成分はN:6.b3%、P
2O5: 4.32%、K2O:4.45%、I)I−
(3,34であった。この液状複合肥料を実施例1に2
<tじて固液分離の状態を測定した結果(4次のとおり
てめった。
静置6力月後の固液分離   痕跡 静置1年後の固液分離    痕跡 実施例 3 糖蜜廃液/10(Φ早)部を撹拌用タンクに容れた後、
尿素、リン安、リン酸液、り王ン酸を水(ご溶解さけ、
この溶液か窒素5%、燐酸12.3%の肥料成分比にな
るJ−うcJ副調整・た。この溶液60(手帳)部を前
記糖蜜廃液を容れたタンク内に加えて撹拌機により2日
)間撹拌した。DH調整材としてりん酸液を糖蜜廃液の
pHに応じて6〜8(重量)%と沈殿防止剤(ま実施例
2に準じて使用した。
得られた′fi状複合肥Hの肥料成分はN:3.64%
、P205 : 7.72%、K2O:2.35%、p
l−13,4でめった。
かくして得られた液状複合肥料の固液分離状態の測定結
果は次のとおりてあった。
静置12カ月の固液分離   痕跡 上記の各実施例か示すように、本発明の方法によって得
られた液状複合肥料は固形分か痕跡程磨で必って長時間
晶質の保訂か保たれることを示している。
この発明方法によって得られ7J糖蜜廃液に含まれる有
機買入り液状複合肥料の肥効及びJ11′+害試験を行
なった結果の一例を次に示めす。
試験例 (イ)供試肥和1及び対照肥料のトF類及び分析成績試
験容器は、縦31 CmX横53cmx高さ11m23
002 crAのプラスブック容器(以後プランタ−と
記す)を使用した。
(ニ)供誠作物の種類及び品(Φ並びに播種早こまつな
(品種番号1008) 、  1プランタ−当り100
粒播種、1 (小)施肥の設ム↑及び試験[メの名相1((])供試
1mの+111、沖積」−又(。u)1、枯1の別古[
−−−−−」−−−−−−L−一−−1−−−−」−−
−一−−−−−−1(ハ)試験容器 注1 > 100(Pl用と(よ、用いた液肥の希釈イ
8率を示覆。
2)播種前に両試験区に1プランタ−当り堆肥2.5K
gを施用し、生育状況に合わせて供試肥料及び対照肥料
を追肥とし・て土壌に施用し。
Iこ 。
3)施肥量は、1プランタ−当たり(ご使用した供試肥
料及び対照肥料の総量である。
4)成分量は、1プランタ−当たりの各成分の合計昂で
ある。
(へ)試験結果 ※ 注1)葉枝4J1、プランタ−からこまつイー2をラン
ダムに10本抽出し、実験台で測定した甲均植である。
2)牛体Φは、プランタ−から抽出した仝体手である。
上記の試験結果か示すよ慣こ、本発明り法【Jよって得
られた液肥は無機液肥に比較覆ると、葉長については両
者(Jは差胃か認められないが、牛体φは高くなってお
り糖蜜廃液の肥効は一般の液肥と同等双手の効果を発現
づることか認められた。
また、枦!蜜l倉液(ご」、る桶害作用はqI台期聞中
(,1全く認められイヱかった。
[発明のすJ宋J この発明によれば、従来産業廃液物とし、′(完史され
ていI:l″I蔗の糖蜜廃液を有効に1用りろことかて
さる利点を41し、しがち従来の液状複合肥料と遜色の
ない肥効を持ち、かつ固油分鰭ヤ)容器の膨損もなく長
明間品′i′1の安定化が図られる等の効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 甘蔗から蔗糖を製造する際に副生される糖蜜廃液に
    、肥料原料とpH調整材とを水に溶解させて混合して液
    状とした有機入り液状複合肥料の製造法。 2 甘蔗から蔗糖を製造する際に副生される糖蜜廃液に
    、肥料原料とpH調整材と沈殿防止剤とを水に溶解させ
    て混合して液状とした有機入り液状複合肥料の製造法。
JP2141357A 1990-06-01 1990-06-01 液状複合肥料の製造法 Pending JPH0437680A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191864A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Idemitsu Kosan Co Ltd 菌根菌の効果発現促進資材及びそれを用いた植物の栽培方法
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