JPH04369447A - 振動式センサの試験装置 - Google Patents

振動式センサの試験装置

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JPH04369447A
JPH04369447A JP14603291A JP14603291A JPH04369447A JP H04369447 A JPH04369447 A JP H04369447A JP 14603291 A JP14603291 A JP 14603291A JP 14603291 A JP14603291 A JP 14603291A JP H04369447 A JPH04369447 A JP H04369447A
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JP
Japan
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vibration
type sensor
sensor
vibrating type
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP14603291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihisa Inoue
幸久 井上
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固有振動数の変化から
印加された歪に対応する物理量を検出する振動式センサ
の特性を試験する振動式センサの試験装置に係り、特に
この振動式センサの良否を自動的に判別することができ
るように改良した振動式センサの試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の振動式トランスデュ−サの
構成を示す構成図である。振動式センサ10は、例えば
伝導形式がn形のシリコン単結晶で出来たダイアフラム
11の上に一体に形成されたp形のシリコンで出来た第
1振動子12A、12Bと第2振動子13で構成される
H形の振動子などで構成されている。
【0003】ダイアフラム11は、周囲に厚肉部(図示
せず)を有するn形のシリコン基板の下面の中央部をエ
ッチングして薄肉として形成されており、測定圧力がこ
の面に印加されることによって全体として変位する。こ
のダイアフラム11の上面の結晶面(100)の一部に
はエッチングにより各振動子が収納されるH形状の凹部
14が形成されている。
【0004】この凹部14を跨ぐようにして、梁状の第
1振動子12A、12Bがそれぞれ結晶軸<001>に
平行にダイアフラム11と一体にp形で形成され、これ
等の中央部をこれ等の振動子に直角にp形の梁状の第2
振動子13で結合してH形の振動子が形成されている。 この第1振動子12Aの両端には電極15と16.、更
に第1振動子26Bの両端には電極17と18が形成さ
れている。第2振動子13の上部にはこれと平行に磁石
19が配置され、第1振動子12A、12Bに直角に磁
場を発生させている。
【0005】励振手段として機能する入力トランス20
の出力端子は電極15、16に、その入力端子21の一
端は出力端子22に、他端はコモンラインにそれぞれ接
続されている。振動検出手段として機能する出力トラン
ス23の入力端子は電極17、18に接続され、その出
力端子24、25は増幅器26の入力端にそれぞれ接続
されている。更に、増幅器26の出力端は出力端子22
に接続されている。
【0006】なお、以上の図6においては説明の便宜上
、ダイアフラム11の上部を覆うシェルを除いて記載し
ているが、実際には第1振動子12A、12B、および
第2振動子13の周囲は所定の間隙を以てエピタキシャ
ル成長などの半導体技術でダイアフラム11と一体に覆
われ、さらにこの間隙の内部は真空に保持され振動子の
振動に対して高いQフアクタが維持されるようになって
いる。
【0007】以上の構成において、入力トランス20に
増幅器26から入力された電圧により、第一振動子12
Aが磁石19の磁場との相互作用により励振されて振動
する。この振動により、第一振動子12Bは第二振動子
13を介して振動させられこの振動は磁石19との相互
作用により出力トランス23の入力端に起電力eを発生
させる。
【0008】この起電力eは出力トランス23を介して
増幅器26に入力され増幅されて出力端子22に取出さ
れる。この増幅された電圧は入力トランス20に正帰還
され、これが繰り返されて系が自励発振をする。この発
振周波数を出力端子22から取り出す。
【0009】以上のような振動式センサは、その製造の
過程でのバラツキにより第1振動子12A、12Bなど
に付与される初期張力の不足などに起因して所定の周波
数対振幅特性を示さないものが現れる。この様なものは
、製品として使用することができないので、除去する必
要がある。そこで、この異常な振動式センサを判別する
ために、この振動式センサに所定範囲の周波数信号を1
個1個に印加して発生する振動振幅をそれぞれ測定しな
がら目視により良否の判断をしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような目視による振動式センサの良否の判断では、大量
の振動式センサのチエックをする場合には、時間を要し
、また間違いが起こりやすく、かつコストの上昇となる
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための構成として、固有振動数の変化から印加
された歪に対応する物理量を検出する振動式センサの特
性を試験する振動式センサの試験装置において、この振
動式センサの測定範囲に対応する周波数を掃引して先の
振動式センサに周波数信号を出力すると共に先の振動式
センサから出力される振動振幅信号を検出するスペクト
ラムアナライズ手段と、先の周波数信号と先の振動振幅
信号が入力されこれ等の対応関係から先の測定範囲にお
いて先の振動振幅信号があらかじめ設定された設定値以
上であるか否かを判断して良否表示する演算手段とを具
備するようにしたものである。
【0012】
【作  用】スペクトラムアナライズ手段は、振動式セ
ンサの測定範囲に対応する周波数を掃引して先の振動式
センサに周波数信号を出力すると共に先の振動式センサ
から出力される振動振幅信号を検出する。演算手段は、
先の周波数信号と先の振動振幅信号が入力されこれ等の
対応関係から先の測定範囲において先の振動振幅信号が
あらかじめ設定された設定値以上であるか否かを判断し
て表示する。以上により、自動的に振動式センサの良否
を判別して表示することができるので、効率的にかつ判
断ミスを伴なうことなく良否判定が実行できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の1実施例の構成を示す構成図で
ある。なお、図6に示す従来の構成と同一の機能を有す
る部分には同一の符号を付して適宜にその説明を省略す
る。
【0014】10は振動式センサであり、図6に記載し
た振動式センサ10と同一の構成である。この振動式セ
ンサ10にはスペクトラムアナライザ27からこの振動
式センサ10の測定範囲に対応する周波数f0 〜fm
 の範囲で掃引される一定振幅の周波数信号fR が振
動式センサ10の入力端子21に、例えば同軸ケ−ブル
などの信号線28を介して出力されている。
【0015】この周波数信号fR の印加により振動式
センサ10は振動を起こすが、その振動振幅は出力端子
24、25を介して増幅器26に出力され、出力端子2
2に振動振幅信号SV として得られる。この振動振幅
信号SV はスペクトラムアナライザ27に入力され、
ここで周波数信号fR に対応する振動振幅が測定され
る。
【0016】これ等の周波数信号fR と振動振幅信号
SV とは、スペクトラムアナライザ27と所定規格の
GP−IBケ−ブルなどの通信用ケ−ブル29を介して
パ−ソナルコンピュ−タなどの計算器30に取り込まれ
る。
【0017】計算器30には、正常な振動式センサの場
合の周波数信号fRと振動振幅信号SV との関係を示
す基準特性曲線がメモリなどに格納されており、プロセ
ッサはこのメモリに格納された基準特性曲線と比較して
所定の許容幅の中にあるか否かをメモリに格納された演
算プログラムにしたがって判断し、許容幅を越えている
ときは不良の表示を出力すると共に許容幅を越えたとき
の周波数と振動振幅を出力する。許容幅を越えていない
ときは正常の表示をする。
【0018】次に、以上のように構成された実施例の動
作について図2〜図5を用いて詳しく説明する。スペク
トラムアナライザ27で振動式センサ10を励振させつ
つ周波数を掃引させると、正常な振動式センサ10であ
れば、振動振幅信号SV の大きさを電圧V0 とすれ
ば、                V0 =K(f
−f0 )1/2                 
        (1)なる式にしたがって変化する。 Kは定数、f0 は電圧V0 がレンジの最小値のとき
の周波数、fは振動子の共振周波数である。
【0019】この曲線を図示すると図2(A)に示すよ
うに滑らかな変化を示す曲線となる。横軸は共振周波数
f、縦軸は電圧V0 である。しかし、振動式センサ1
0が正常でない場合には、図2(B)に実線で示すよう
に曲線の途中から(1)式からずれた曲線となる。計算
器30はメモリに格納されたこの理論曲線と常に比較し
ており、所定のレンジ範囲でこの理論曲線からずれると
、このずれた点(fA 、VA )を出力すると共に異
常表示をする。
【0020】例えば、周波数と振幅との組において、1
0点ずつの傾きを最小二乗法で算出し、傾きがある範囲
内にあれば次の10点に進む。もしこの範囲内にない場
合はその点を最大振幅の点とする。同様な演算をあらか
じめ決められたレンジ範囲の範囲内において実行する。
【0021】異常判断を例えば、                 V0 2 =K2 
(f−f0 )                  
      (2)の式にしたがって行なう場合には、
[(f−f0 )、V0 2 ]の組を用いて計算器3
0に格納されている所定のプログラムにしたがって判断
するが、図示すると、正常なときには図3に示すように
横軸に(f−f0 )、縦軸にV0 2 をとることに
よって一定の傾斜となる。しかし、異常な場合には図4
に示すように変曲点が強調され、正確な良否判定と正確
な異常点の把握が可能となる。
【0022】また、[Log(f−f0 )、Log(
V0 )]の組を用いて計算器30に格納されている所
定のプログラムにしたがって判断することもできる。こ
の場合を図示すると図5に示すようになる。図5は横軸
にLog(f−f0 )、縦軸にLog(V0 )をと
ったときの特性曲線を示している。この場合は傾きが1
/2の近傍で最大振幅になる点を求めることになるが、
デ−タのバラツキが大きいときに使用すると効果的であ
る。以上のように、計算器30で良否判断をする場合に
は各種の判断基準を採用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上、実施例と共に具体的に説明したよ
うに本発明によれば、振動式センサの測定範囲に対応す
る周波数を掃引してこの振動式センサに周波数信号を出
力すると共に振動式センサから出力される振動振幅信号
を検出するスペクトラムアナライズ手段と、周波数信号
と振動振幅信号の対応関係から測定範囲において振動振
幅信号があらかじめ設定された設定値以上であるか否か
を判断して表示する演算手段とを用いることによって、
自動的に正確な振動式センサの異常を判別をすることが
でき、測定時間の短縮も可能となる。特に、本発明によ
れば大量の振動式センサの良否判断の処理をするときに
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す実施例での良否判断を説明する特性
図である。
【図3】図1に示す実施例での良否判断を説明する第2
の特性図である。
【図4】図1に示す実施例での良否判断を説明する第3
の特性図である。
【図5】図1に示す実施例での良否判断を説明する第4
の特性図である。
【図6】従来の振動式センサの構成を示す構成図である
【符号の説明】
10  振動式センサ 11  ダイアフラム 12A、12B  第1振動子 13  第2振動子 26  増幅器 27  スペクトラムアナライザ 30  計算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固有振動数の変化から印加された歪に対応
    する物理量を検出する振動式センサの特性を試験する振
    動式センサの試験装置において、この振動式センサの測
    定範囲に対応する周波数を掃引して前記振動式センサに
    周波数信号を出力すると共に前記振動式センサから出力
    される振動振幅信号を検出するスペクトラムアナライズ
    手段と、前記周波数信号と前記振動振幅信号が入力され
    これ等の対応関係から前記測定範囲において前記振動振
    幅信号があらかじめ設定された設定値以上であるか否か
    を判断して良否表示する演算手段とを具備することを特
    徴とする振動式センサの試験装置。
JP14603291A 1991-06-18 1991-06-18 振動式センサの試験装置 Pending JPH04369447A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7934414B2 (en) * 2003-12-18 2011-05-03 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Method and apparatus for manufacturing a measuring device for determining and/or monitoring a process variable and measuring device
CN108151643A (zh) * 2017-12-21 2018-06-12 北京铁科工程检测中心 一种基于振弦式传感器的动态数据测量方法及装置

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