JPH04365115A - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

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Publication number
JPH04365115A
JPH04365115A JP3141914A JP14191491A JPH04365115A JP H04365115 A JPH04365115 A JP H04365115A JP 3141914 A JP3141914 A JP 3141914A JP 14191491 A JP14191491 A JP 14191491A JP H04365115 A JPH04365115 A JP H04365115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyboard
keys
keyboard device
key
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP3141914A
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English (en)
Inventor
Daisuke Nakajima
大輔 中島
Shoji Mizoi
章司 溝井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3141914A priority Critical patent/JPH04365115A/ja
Publication of JPH04365115A publication Critical patent/JPH04365115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子計算機の入力装
置であるキーボード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図25は従来のキーボード装置を示す外
観図であり、図において、1はキーボード装置、2は文
字や記号を表わしたキーである。また、図26は、キー
ボード装置1がいわゆるデスクトップタイプのシステム
として使用される場合の一例を示した図であり、図にお
いて3はディスプレイ装置、4はシステムユニットであ
る。また、図27は、キーボード装置1がいわゆるラッ
プトップタイプのシステムとして使用される場合の一例
を示したものであり、図において、3はディスプレイ部
、4はシステム本体である。また、図28は、ラップト
ップタイプのシステム4にテンキーパッド5を付加した
図である。また、図29は、いわゆる電子手帳を示す図
であり、1は、パネルスイッチ等の薄型のキーで構成さ
れたキー入力部、3は、LCDなどの表示部、6は、各
種のプログラムやデータを記憶したICカードであり、
電子手帳の下部より挿脱自在になっている。また、図3
0は、実開昭56−19832号公報に記載された従来
の小型電子機器を示す図であり、3は表示部、11はテ
ンキーを有する本体、12は記号キーを有する蓋体、1
5は本体11と蓋体12を接続するヒンジである。
【0003】次に作用について説明する。従来、キー操
作時のキーボードと、搬送時あるいは収納時のキーボー
ドは、同一形状でありその床面積は同一であった。たと
えば、図26に示すようにキーボード装置1は、システ
ムユニット4の手前に置かれて操作されるが、使用中も
使用後も机上に所定の面積を占めることになる。また、
図27に示すようにラップトップタイプの場合は、可搬
性を特徴としているため、ディスプレイ部3が矢印Xに
示すようにキーボード装置1に重なるように折りたため
る。このため、キーボード装置の占める面積はディスプ
レイ部3の面積以下でなければならず、とりわけ横幅L
の制限を受け、ひとつのキーに複数の文字を割りつけた
り、キーのサイズを小さくして従来と同様の機能が達成
できるようなくふうがされている。また、図28に示す
ように、ラップトップタイプのシステムでは、前述した
ように横幅Lの制限があり、テンキーを独立して設けら
れないため、テンキーパッド5を別個に接続して伝票等
の数値入力を行なえるシステムもある。また、図29に
示すように、電子手帳はポケットサイズの大きさでなけ
ればならないためキー入力部1のキーはアルファベット
の一部とテンキー等の最低限のものが用意されているに
すぎず、また、JIS配列やANSI配列等の規格化さ
れた配列を構成できない。同様に、図30に示す小型電
子機器の場合も、テンキーを有する本体11と記号キー
を有する蓋体12をヒンジ15で接続してテンキーと記
号キーを重ねて収納するようにしているが、キー数も限
られ、キーの大きさも小さく十分な入力が達成できない
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のキーボード装置
は以上のように構成されているので、搬送時あるいは収
納時に必要な占有面積は、キーボード使用時と同等の面
積となり、省スペース型システムを構築する時には、キ
ーボード自体の占有面積を小さくするためにキー配列を
密にしなければならず、人間工学的見地からみるとキー
押下が煩雑であるという問題があった。あるいは、キー
数を限られたものとした場合は、結果としてその電子機
器が電卓や電子手帳等の限られたオペレーションしかで
きない機器になってしまう等の問題があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、搬送時あるいは収納時の占有面
積を小さくすることができるとともに、キー操作時は人
間工学的に十分な操作容易性を確保することができるキ
ーボード装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のキーボー
ド装置は以下の要素を有するものである。 (a)少なくともひとつ以上のキーを有する第1のキー
ボード部、(b)少なくともひとつ以上のキーを有する
第2のキーボード部、(c)使用時と使用時以外におい
て第1のキーボード部の第2のキーボード部に対する位
置を変更可能とし、使用時において、少なくともひとつ
の言語を入力するのに足りるキーを使用可能なように配
置する位置変更手段。
【0007】請求項2記載のキーボード装置は以下の要
素を有するものである。 (a)少なくともひとつの言語を入力するのに足りる複
数のキーを配列したキーボード。 (b)上記キーボードのキーの配列の途中でキーボード
を折り畳む折り畳み手段。
【0008】請求項3記載のキーボード装置は以下の要
素を有するものである。 (a)少なくともひとつ以上のキーを所定の配列面に有
する第1のキー配列、(b)少なくともひとつ以上のキ
ーを上記第1のキー配列の配列面とは異なる配列面に有
する第2のキー配列、(c)上記第1と第2のキー配列
の配列面のなす角度が180度以外であるように第1と
第2のキー配列を配置する傾斜配置手段。
【0009】請求項4記載のキーボード装置は以下の要
素を有するものである。 (a)少なくとも左右方向に配列される複数のキー、(
b)上記左右方向に配列されるキーを、左右方向に形成
された曲面上に配置するキーボード筐体。
【0010】請求項5記載のキーボード装置は以下の要
素を有するものである。 (a)少なくともひとつ以上のキーを有する第1のキー
ボード部、(b)少なくともひとつ以上のキーを有する
第2のキーボード部、(c)第1のキーボード部と第2
のキーボード部を着脱自在に接続する接続手段。
【0011】請求項6記載のキーボード装置は以下の要
素を有するものである。 (a)少なくともひとつ以上のキーを有する第1のキー
ボード部、(b)少なくともひとつ以上のキーを有する
第2のキーボード部、(c)第1と第2のキーボード部
を移動可能とし、第1と第2のキーボード部の間に所定
の空間を作る移動手段。
【0012】請求項7記載のキーボード装置は以下の要
素を有するものである。 (a)手で入力するキーを備えた手入力部、(b)足で
入力するキーを備えた足入力部。
【0013】請求項8記載の処理装置は折り畳んだキー
ボード装置や分離したキーボード装置を処理装置の一部
に出し入れ自由に配置できるようにしたものである。ま
た、処理装置の一部として組み込んだものである。
【0014】
【作用】請求項1記載のキーボード装置における位置変
更手段は、第1と第2のキーボード部の使用時と不使用
時の位置関係を変更できるので、使用時は通常のフルキ
ーボード装置として使用でき、不使用時は折り畳んだり
、分離したりしてその占有面積を小さくする。
【0015】また、請求項2記載のキーボード装置は、
フルキーボード装置自体の中央部または周辺部で折り畳
む折り畳み手段を有し、搬送時あるいは収納時の占有面
積を小さくできる。
【0016】また、請求項3記載のキーボード装置は傾
斜配置手段により第1と第2のキー配列が所定の角度を
もってキーボードが構成できるので、その角度を人間の
(オペレーターの)右手、左手の手のひらのなす角度と
適合させることにより、快適な入力が可能となる。また
、キーボード装置の占有面積も減少する。
【0017】また、請求項4記載のキーボード装置は、
左手と右手の凹部にあわせてキーを凸曲面に配置するの
で、入力操作がしやすくなる。
【0018】また、請求項5記載のキーボード装置は、
装置自体の中央部または周辺部で装置を分離できるよう
にし、不使用部の占有面積を小さくする。
【0019】また、請求項6記載のキーボード装置は、
装置を分離した状態で入力可能としたもので、肩幅にあ
わせてキーボードを配置することが可能となる。
【0020】また、請求項7記載のキーボード装置は、
手と足で入力できるので手入力の操作を楽にする。
【0021】また、請求項8記載の処理装置はキーボー
ド装置が折り畳み可能あるいは分離可能となったので、
処理装置内にキーボード装置を格納したりあるいは組み
込んだりすることが可能となり、キーボード装置の不使
用時の占有面積を処理装置の占有面積と共用することが
できる。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1および図2は、分割したキーボード装置の断
面図であり、図3は分割したキーボード装置を上部から
見た図である。図1、図2、図3において、11は分割
したキーボード装置の一方の筐体、12は同じくもう一
方の筐体、13は筐体11から平行に伸び縮みする継手
、14は同じく筐体12から平行に伸び縮みする継手、
15は継手13と14とを連結している中継手で、中継
手15の両端において継手13および14が回転できる
ようなベアリング接合部18がある。16は継手13が
平行移動するためのガイド、17は継手14が平行移動
するためのガイドである。また、2は文字や記号を表わ
したキーである。
【0023】次に動作について説明する。まず、図1に
示す矢印Aの様に筐体11と12を分割する。次に、継
手13および14が筐体11および12のガイド16お
よび17内で平行移動して筐体11と12が十分離れる
まで横方向に引っ張る。継手13および14がガイド1
6および17に支えられながら平行に移動し、この状態
をキーボード装置上部から見たのが図3である。さらに
、継手13と中継手15の接合部18を中心に継手13
を90゜回転させ、継手14と中継手15の接合部18
を中心に継手14を90゜回転させれば、図2に示す様
に折り畳むことが可能である。また、広げる時は上記の
逆の手順で実施すればよい。
【0024】このように、この実施例における折り畳み
手段は、一対の可動式継手13、14とこれらを結びか
つ回転可能とした継手15から構成され、キーボード装
置を分割し折り畳むことができる。
【0025】実施例2.また、上記実施例では一箇所の
み折り畳む場合について説明したが、図4に示すように
、二箇所またはそれ以上であってもよく、上記実施例と
同等の効果を奏する。また、中継手15の両端は滑りや
すい構造の接合部であればよく、ベアリングを用いなく
ても同等の効果を奏する。
【0026】実施例3.図5、図6、図7は他の実施例
を説明するための図であり、図5、図6において11〜
17は前述した実施例と同様のものである。ただし、中
継手15は左中継手15aと右中継手15bに分けられ
、左中継手15aと右中継手15bは継軸15cにより
連結されるとともに継軸15cの軸を中心として左中継
手15aと右中継手15bが自由に回転できるようにな
っている。
【0027】次に、図7を用いて動作について説明する
。まず、(a)に示すように筐体11と12を矢印Aの
方向に引っ張り、次に、継軸15cを中心として矢印B
の方向に筐体12を回転させる。180度回転させると
(b)のようになり筐体12の裏面が現われる。この時
点で筐体12を矢印Cの方向にベアリング接合部18を
用いて折り畳むと(c)に示すようになる。
【0028】キーボード装置の中には図7(a)に示す
ように奥になるほど厚さwが厚くなる(w1>w2)よ
うにできているものがある。このようなキーボード装置
を実施例1、2のように折り畳むと折り畳み後の厚さが
異なる部分(w2+w2>w1+w1)がでてくる。そ
こで、この実施例3のように180度回転後に折り畳む
ことにより、(c)に示すように折り畳み後の厚さが一
定になり(w1+w2=w1+w2)収納や搬送がしや
すくなる。
【0029】実施例4.図8は他の実施例を説明するた
めの図であり、図において、15は、筐体11と筐体1
2を接続するヒンジである。(a)はキーボード装置1
の側面図、(b)は背面図、(c)はキーボード装置1
をヒンジ15を用いて折り畳んだ状態を示す側面図であ
る。キーボード装置1の使用中は(a)に示した状態で
使用し、使用後は矢印Bの方向に筐体11と12を回動
させ(c)に示した状態になる。再び使用する場合は矢
印Cの方向に筐体11と12を開くことにより(a)の
状態にもどすことができる。
【0030】実施例5.図9は、他の実施例を示す図で
、(a)はキーボード装置1を4ヶ所で折り畳んだ場合
の側面図である。図において15a〜15dはヒンジで
あり、ヒンジ15aと15bは筐体を180度回動させ
、ヒンジ15cと15dは筐体を90度回動させている
。また、(b)はキーボード奥側の背部にヒンジ15を
設けたもので、矢印Bの方向に回動させることができる
。この場合、回動前と後の占有面積は同じであるが、回
動させることにより、横長手形状のキーボード装置が略
正方形に変形できる。このように変形できることにより
、従来システムユニットよりも横長であったキーボード
装置がシステムユニットの横幅以内になる可能性があり
、システムユニット下部等にキーボード装置用の収納部
を設けておけば格納が可能になる。また、アタッシュケ
ースやキャリーケース等にも収納しやすくなる。
【0031】実施例6.図10は他の実施例を示す図で
あり、図において11a,12aは筐体11と12に設
けられたストッパーであり、15は軸15cの周囲を回
動するヒンジである。(a)はキーボード装置1の側面
図、(b)は背面図、(c)はキーボード装置1を傾斜
させた状態を示す側面図である。
【0032】キーボード装置1の使用は、(a)に示す
ように筐体11と12のキー配列面を同一面上にして行
なってもよいが、(a)に示す状態からヒンジ15を用
いて矢印Bの方向に筐体11と12を回動させ(c)の
ような状態で使用してもよい。(c)のように筐体11
と12のキー配列面を180度未満とすることにより、
右手と左手の指を同一面上に保つ必要がなくなり長時間
の入力でも指の疲れが少ない。特に、薬指と小指を平面
方向に保持することがなくなるので薬指と小指の疲れが
少なくなる。
【0033】実施例7.図11は他の実施例を示す図で
あり、ヒンジ15が3カ所に設けられている例を示した
図である。
【0034】実施例8.図12はキーを曲面に配列した
ふたつの場合を示した図であり、(a)、(b)の場合
とも、両手の指を平面に配置する必要がなく、曲面によ
って形成されたなだらかな凸部が手のひらと指で形成さ
れる凹部にフィットするので入力がしやすい。
【0035】実施例9.図13は、同様に曲面にキー配
列した場合を示す図(ただし、各キーは図示していない
)であり、曲面によって形成される凸部が手前から奥に
向かって大きくなる場合を示したものである。
【0036】実施例10.図14は他の実施例を説明す
るための図であり、図において、13は継手、13aは
継手13を筐体12に保持するとともに継手13を回動
させるための支軸、19は継手13を矢印Fの方向に付
勢するための圧力バネ、20は継手13を挿入し、係合
させるための挿入穴である。
【0037】次に、動作について説明する。継手13の
一端でありかつ筐体12から露出している部分を矢印D
の方向に加圧する。すると、支軸13aを中心にして継
手13の他端は矢印Eの方向に回動する。この時点で継
手13を筐体11の挿入穴20に挿入し矢印Dの加圧を
なくすと、継手13の先端の鍵部が挿入穴の鍵部に係合
し、筐体11と12が接合される。接合中は圧力バネ1
9がFの方向に加圧しているため係合がはずれることな
く使用することができる。一方、筐体11と12を分離
するときは矢印Dの方向に加圧し、矢印Aの方向に引っ
張ればよい。
【0038】このように、キーボード装置を分離できる
ようにすると、それぞれを重ねて置いてもよいし、カバ
ン内で搬送する時なども便利である。
【0039】実施例11.図15は他の実施例を示す図
であり、22はスライドバー、23はスライドバー22
をスライドさせるスライドガイドである。このように、
筐体11と12はスライドバー22とスライドガイド2
3のスライド機能により右左の任意の位置にスライドす
ることができる。したがって、使用時に、オペレータの
好きな位置に筐体11と12を位置させることにより、
長時間入力による疲れを軽減することができる。すなわ
ち、人間の腕は肩幅という幅をもって存在しており、そ
の腕が自然に延びた先に手(と指)がある。このため、
手の位置も多少幅をもたせてキーボード装置上に置くの
が最も自然となる。この実施例によればオペレータの好
みにあわせて左手と右手で扱うキーボード位置を決定で
き、操作がしやすくなる。
【0040】また、図16に示すように、ワープロ等の
入力原稿24を筐体11と12の間に置くことにより、
目線下に入力原稿24を置くことができる。このように
することにより、従来行なっていたキーボード横やキー
ボードななめわきにある原稿を顔や首をまげて見るとい
うことが不要になる。また、この分離をフルキーがある
筐体11とテンキーがある筐体12とに分けることによ
り、伝票を筐体11と筐体12の間に置くことができ、
従来のフルキー上に伝票を置いてテンキー入力を行なう
などの操作がなくなる。
【0041】実施例12.図17、18、19は他の実
施例を示す図であり、24は入力原稿、25は入力原稿
の行を指定できる行カーソル、26はローラ、27はロ
ーラを回転させるモータ、28は行カーソル25をロー
ラ26に押しつけるバネである。また、2aはキーのひ
とつであり、入力原稿のフィードを指定するフィードキ
ーである。また、30は、キー2の押下時に発生するス
キャンコードを検出するキースキャン部、31はフィー
ドキー2aの押下を押出するフィードキー押下検出部、
32はモータ27を駆動するモータ駆動部であり、40
は原稿24のフィードを指示する指示手段、41は原稿
24をフィードするフィード手段、42は原稿を保持す
る保持手段である。
【0042】次に動作について説明する。オペレータは
キーボード装置1を前述して実施例のように矢印Aの方
向にスライドさせる。すると、行カーソル25とローラ
26が現われ、この間に入力原稿24を挿入する。図1
1はこの状態を示しており、ローラ26は入力原稿24
の下にあり図中には現われていない。図12は、この状
態の側断面図であり、原稿24が行カーソル25とロー
ラ26の間でバネ28によりはさまれている。オペレー
タがフィードキー2aを押すと指示手段40によりフィ
ード手段41がはたらき、ローラ26が矢印Gの方向に
回転する。このため、入力原稿24が矢印Hの方向にフ
ィードされ原稿24の次の行が行カーソルの上に現われ
る。オペレータがその行の入力が終われば再びフィード
キー2aを押下することにより、原稿24がフィードさ
れ次の行が現れる。
【0043】このように、キーボード装置を分割したう
えに、間に原稿フィード機能をもたせると入力操作が容
易になるうえ、行カーソルにより入力行が即座に判るた
め誤りの少ない入力ができる。
【0044】実施例13.図20は、他の実施例を示す
図である。1aは足により入力操作が可能な入力盤であ
り、この例ではシフトキーと変換キーが備えられている
例を示している。キーボード装置1にもシフトキーや変
換キーは備えられているが、このように足で入力可能に
なることにより指の操作を簡単にできる。たとえば、シ
フトキーと他のキーを同時に押す必要があり、指が片手
で同時にそのふたつのキーに届かない場合は、足で入力
盤1aのシフトキーを押しながら指で他のキーを押すこ
とにより同じことが達成できる。また、変換キーのよう
にカナ漢字変換のため頻度が高く用いられるものを足で
入力できるようにしてもよい。
【0045】実施例14.図21は他の実施例を示す図
であり、1bは足で操作する足マウス、1cはマウス盤
、1dは足を入れるスリッパ型のマウス、1eは足先で
押せる内部ボタンである。従来マウスは手で操作するも
のであるが、キー入力とマウス操作をしなければならな
いときはキー入力とマウス入力のため手をキーボード装
置とマウス間で移動させなければならなかった。そこで
、マウス盤のように足で操作できるようにすることによ
り両手はキーボード装置のみを操作すればよく能率がよ
くなる。
【0046】実施例15.図22、図23はこの発明に
係る処理装置の一例を示す図である。図22はデスクト
ップ型のシステムユニット4内にキーボード装置を格納
する格納部4aを設け、格納部4aにより折り畳んだキ
ーボード装置1を格納した例を示している。このように
キーボード装置1をシステムユニット4に格納するとキ
ーボード装置の占有面積がシステムユニット4の占有面
積と共用できるためスペース効率がよくなる。特に、(
b)に示すようにシステムユニットを縦型にしておく場
合その効果は顕著である。
【0047】図23はラップトップ型に折り畳み式のキ
ーボード装置を組み込んだ例を示している。(a)は使
用時の状態を示し、(b)は格納時の状態を示し、(c
)は他の例を示している。このように畳んだキーボード
を用いれば従来と同様のサイズで約2倍のキー配置が可
能となり、ラップトップ型でもキーのサイズの変更等を
しなくてもすむ。また、(a)の状態ではディスプレイ
部3がキーボード中央でなくなるため、(c)のように
筐体12a、12bをそれぞれ筐体11の両側に設けて
折り畳めるようにしてもよい。
【0048】なお、上記実施例では、キーボード装置の
信号接続について説明しなかったが、以下に説明する。 図24は信号接続の例を示す図である。 (a)は筐体11と12のそれぞれにケーブル30が設
けられている例であり、キーボード装置が折り畳まれた
り、分離されてもそれぞれのケーブル30が信号をシス
テム側に伝達できる。 (b)は、筐体11のみにケーブル30を設け、雄型コ
ネクタ31を設けた例である。また筐体12には雌型コ
ネクタを設け、雄型コネクタ31と結合できるようにな
っている。折り畳まれたときはコネクタは分離するが、
使用時は結合するので筐体12の信号はケーブル30を
伝わって外部に伝達することができる。 (c)は筐体11に受信アンテナ33を設け、筐体34
に発信アンテナを設けた例である。キーボード装置は分
離しても、肩幅程度の距離で使われるため微弱な電波で
よく誤受信も少ない。 (d)はヒンジ15内をケーブル35を通過させている
例を示したものである。筐体11と12が回動してもヒ
ンジ15内に空孔があり、この空孔内にケーブル35を
通すことにより信号の伝達が図れる。
【0049】次に、図3にもどり、キーボード分割の場
合の分割方法について説明する。図1に示すように、い
わゆるフルキーボードというひとつの言語を入力するた
めに足りる複数のキーを配列したキーボードは横方向に
は各キーとも整然と行を形成しているが縦方向には整然
とした列を形成していない。したがって、このキーボー
ドを左右に分割する場合は、筐体11の右端と筐体12
の左端は、図のように直線を形成しない。この場合の端
部の構成方法としては以下のような場合が考えられる。
【0050】(1)図3に示すように、キーの分割と同
様に筐体11と筐体12も形成する。この場合は、筐体
11と12の端部に凹凸が生じ筐体の作成が複雑になる
【0051】(2)図5に示すように、キーの分割とは
別に筐体11と12の端部をできるだけ直線状あるいは
曲線状に形成する。一般にキーはキートップ部とそのキ
ートップを支持する支持部から成っており、支持部は筐
体に配置されている。支持部はキートップに比べて小さ
い専有面積を占めている。したがって、キートップは図
3のように分割する場合であっても、支持部が筐体11
や12に配置された部分も同様に分割する必要はなく、
筐体には位置された支持部にぶつからない様に、図5に
示すように左右に分割すればよいことになる。したがっ
て、支持部にぶつからないように分割すれば、筐体11
と12の端部を直線状に分割できることになる。あるい
はどうしてもぶつかる場合は、なめらかな曲線を用いて
支持部を迂回するように端部を形成できることになる。 このようにすれば、分割あるいは折り畳み後も端部に凹
凸がなくなり、外観上の美観もそこなわれない。なお、
このように、分割すると、キートップの一部が筐体11
や12の端部からはみ出すことになるが、キートップを
保護するためのカバー等を準備してもかまわない。
【0052】なお、キーボード分割位置としては以下の
場合が考えられる。 (1)左手と右手で押すキーが定められている場合左手
用のキーで筐体11を構成し、右手用のキーで筐体12
を構成する。 (2)ファンクションキーやテンキーを配置する場合あ
るいは上下左右へのカーソルキー等の特殊キーを特別に
独立させて配置する場合はこれらの場合をひとつの筐体
として分割することが望ましい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、この発明によればキーボ
ード装置を折り畳めるように、あるいは、分離できるよ
うに構成したので、搬送時あるいは収納時における占有
面積が小さくできる効果がある。
【0054】また、キーボード装置のキー配列面に傾斜
をもたせたり、あるいは、キー配列を曲面に設けたり、
あるいは足入力を可能としたので、入力操作がしやすく
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2記載のキーボード装置の
一例を示す断面側面図。
【図2】請求項1及び請求項2記載のキーボード装置の
折り畳み例を示す断面側面図。
【図3】請求項1及び請求項2記載のキーボード装置の
一例を示す正面図。
【図4】請求項1及び請求項2記載のキーボード装置の
他の折り畳み例を示す断面側面図。
【図5】請求項1及び請求項2記載のキーボード装置の
他の例を示す正面図。
【図6】請求項1及び請求項2記載のキーボード装置の
継手の拡大図。
【図7】請求項1及び請求項2記載のキーボード装置の
折り畳み例を示す図。
【図8】請求項1及び請求項2記載のキーボード装置の
他の例を示す図。
【図9】請求項1及び請求項2記載のキーボード装置の
他の例を示す図。
【図10】請求項3記載のキーボード装置の一例を示す
図。
【図11】請求項3記載のキーボード装置の他の例を示
す図。
【図12】請求項4記載のキーボード装置の一例を示す
図。
【図13】請求項4記載のキーボード装置の他の例を示
す図。
【図14】請求項5記載のキーボード装置の一例を示す
図。
【図15】請求項6記載のキーボード装置の他の例を示
す図。
【図16】請求項6記載のキーボード装置の応用例を示
す図。
【図17】請求項6記載のキーボード装置の他の応用例
を示す図。
【図18】請求項6記載のキーボード装置の応用例を説
明するための断面図。
【図19】請求項6記載のキーボード装置の応用例を説
明するためのブロック図。
【図20】請求項7記載のキーボード装置の一例を示す
図。
【図21】請求項7記載のキーボード装置の他の例を示
す図。
【図22】請求項8記載の処理装置の一例を示す図。
【図23】請求項8記載の処理装置の他の例を示す図。
【図24】この発明に係るキーボード装置の信号伝達方
法の一例を示す図。
【図25】従来のキーボード装置を示す図。
【図26】従来のキーボード装置を用いたシステムの図
【図27】従来のキーボード装置を用いたシステムの図
【図28】従来のキーボード装置を用いたシステムの図
【図29】従来の電子手帳のキー入力部を示す図。
【図30】従来の小型電子機器を示す図。
【符号の説明】
1  キーボード装置 2  キー 11、12  筐体 13、14  継手 15  中継手あるいはヒンジ 16、17  ガイド 18  ベアリング接合部 19  圧力バネ 20  挿入穴 22  スライドバー 23  スライドガイド 24  原稿 25  行カーソル 26  ローラ 27  モータ 28  バネ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  以下の要素を有するキーボード装置(
    a)少なくともひとつ以上のキーを有する第1のキーボ
    ード部、(b)少なくともひとつ以上のキーを有する第
    2のキーボード部、(c)使用時と使用時以外において
    第1のキーボード部の第2のキーボード部に対する位置
    を変更可能とし、使用時において、少なくともひとつの
    言語を入力するのに足りるキーを使用可能なように配置
    する位置変更手段。
  2. 【請求項2】  以下の要素を有するキーボード装置(
    a)少なくともひとつの言語を入力するのに足りる複数
    のキーを配列したキーボード。 (b)上記キーボードのキーの配列の途中でキーボード
    を折り畳む折り畳み手段。
  3. 【請求項3】  以下の要素を有するキーボード装置(
    a)少なくともひとつ以上のキーを所定の配列面に有す
    る第1のキー配列、(b)少なくともひとつ以上のキー
    を上記第1のキー配列の配列面とは異なる配列面に有す
    る第2のキー配列、(c)上記第1と第2のキー配列の
    配列面のなす角度が180度以外であるように第1と第
    2のキー配列を配置する傾斜配置手段。
  4. 【請求項4】  以下の要素を有するキーボード装置(
    a)少なくとも左右方向に配列される複数のキー、(b
    )上記左右方向に配列されるキーを、左右方向に形成さ
    れた曲面上に配置するキーボード筐体。
  5. 【請求項5】  以下の要素を有するキーボード装置(
    a)少なくともひとつ以上のキーを有する第1のキーボ
    ード部、(b)少なくともひとつ以上のキーを有する第
    2のキーボード部、(c)第1のキーボード部と第2の
    キーボード部を着脱自在に接続する接続手段。
  6. 【請求項6】  以下の要素を有するキーボード装置(
    a)少なくともひとつ以上のキーを有する第1のキーボ
    ード部、(b)少なくともひとつ以上のキーを有する第
    2のキーボード部、(c)第1と第2のキーボード部を
    移動可能とし、第1と第2のキーボード部の間に所定の
    空間を作る移動手段。
  7. 【請求項7】  以下の要素を有するキーボード装置(
    a)手で入力するキーを備えた手入力部、(b)足で入
    力するキーを備えた足入力部。
  8. 【請求項8】  少なくとも請求項1、2、3、4、5
    または6記載のキーボード装置の一部を少なくとも自己
    の筐体の一部に、あるいは、自己の筐体の一部として組
    みこむことができる処理装置。
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