JPH0436407Y2 - - Google Patents

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JPH0436407Y2
JPH0436407Y2 JP10632486U JP10632486U JPH0436407Y2 JP H0436407 Y2 JPH0436407 Y2 JP H0436407Y2 JP 10632486 U JP10632486 U JP 10632486U JP 10632486 U JP10632486 U JP 10632486U JP H0436407 Y2 JPH0436407 Y2 JP H0436407Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、粉流体の質量流量を計測するコリオ
リ力式流量計の構造に関する。
従来技術 第3図は、コリオリ流量計の動作原理を説明す
るための構成図で、図中、1は被測定流体が流れ
るU字形の導管で流入流出端は支持部材2に固定
されている。導管1の先端で対称軸XX′と交わる
位置に、支持部材2上のYY′軸まわりに導管1を
加振する磁石6が保持板7を介して配設されてお
り、磁石6と対向して電磁力を与える電磁コイル
5がXX′軸上に一端を支持部材2に固定された往
復動部材4の他端に配設されている。往復動部材
4と導管1とはYY′軸まわり固有振動数を等しく
してあるので、支持部材2を節とした音叉状の振
動をすることとなる。このような振動のもとにQ
方向の流れを与えるとU字形の導管1を流れる流
体にコリオリの力が発生する。このコリオリの力
の大きさは駆動周波数が一定であれば導管1内を
流れる流体の質量流量に比例する。また、力の方
向は流体の運動方向とYY′軸まわりの角速度のベ
クトル積の方向である。流体の流れ方向は流入側
と流出側とで反対になるので、コリオリの力は導
管に振動周波数と等しいXX′軸まわりのトルクを
与える。このトルクは導管1のYY′軸まわりの振
動に加えられるので、基準位置に固定された光検
出器8と、U字形の導管1の腕の対称位置に固定
された遮光板9とにより光変化として位置検出を
行ない、導管1の基準面を通過する両腕の光検出
信号の時間差を求めている。
従来技術の問題点 上述のコリオリ流量計に発生するコリオリの力
は、流体の微少部分の質量mが導管内をQ方向に
移動する過程で第1軸であるYY′軸まわりの振動
により生ずる第3図の紙面に垂直方向の運動の変
化によつて生ずる微少な力の総和としてあらわれ
るものである。なお、ここでは流体の微少部分が
受ける力がすべて等しく、導管に与えられる振動
と同一の振幅の運動するものと仮定されている。
しかし、流体が粉流体の場合は圧縮性の気体が含
まれているため、導管を加振することにより粒子
が導管内壁面に接触している部分はチユーブにコ
リオリの力を伝達するが、接触していない部分は
伝達されない。従つて、粉流体の場合に計測され
る質量流量は小さい値となり、誤差が大きくな
る。
問題点解決のための手段 上述の問題を解決するため、導管内を流通する
粉流体に旋回流を与えて、粉流粒子が受ける遠心
力により粒子を導管内壁に当接させ乍ら全体とし
てQ方向の流れた得られ、遠心力による影響を導
管断面内で打ち消すもので、具体的には導管内に
導管と同軸な軸をもつ螺旋状の支切板を挿入して
粉体粒子に上記の運動を与えるものである。
実施例 第1図は、本案における導管1内に螺旋状支切
板3を挿入し、該支切板3を該導管1内壁に固接
した図で、第3図にしめした従来例の質量流量計
を構成する支持部材2、往復動部材4、電磁コイ
ル5、磁石6、保持板7、光検出器8、遮光板9
は第1図においても同様に構成されるものとして
省略してある。螺旋状支切板3は第2図に示すよ
うに平板をヘリカル状に捩ることにより得られ
る。第1図Aは、導管内全範囲に亘つて挿入固設
したもの、第1図Bは、導管1の直管部11のみ
に挿入固設したものである。固設の手段はスポツ
ト溶接で部分的に固着すればよく、必ずしも螺旋
状支切板3の外周31が全てに亘つて溶着するこ
とはいらない。粉流体が導管内壁と螺旋状支切板
の外周31との隙間から旋回することなしに流出
するということがなく導管に加えられた振動が、
そのまま螺旋支切板3に伝達できる程度に固着さ
れればよい。第1図Cは、導管が直管の場合で、
直管の場合の流量計は第1図A,Bに示したU字
形管の場合と異なり導管1の両端支持点E,Fを
節として中央GでZZ′軸方向に振動させること
で、導管1が支持点E,Fに関して反対向きに回
転し、その結果、ZZ′方向に各々反対向きのコリ
オリの力が発生することを利用する方式のもので
あるが、粉流体に対する導管1からの振動伝達機
構は等しく、第2図の場合と同様の効果が得られ
る。従つて、本考案は、上に述べた従来例に関し
てのみ適用されるのではなく、交番振動を流体に
与える方式のコリオリ流量計のすべてに適用され
るものである。尚、螺旋状支切板3のピツチPは
粉流体の性状である粉体材質、粒子形状、大きさ
等の物理的、化学的ミクロ要素と、流量気体含有
量等マクロ的要素により決められている。
効 果 上述のように、本案によるコリオリ流量計によ
ると簡単な形状である螺旋状支切板3を導管内に
挿入固設することにより、粉流体の質量流量を正
確に計測することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案におけるコリオリ流量計の実施
例を示す要部構成図で、A,B図は導管がU字
管、C図は直管の場合を示す図、第2図は、本案
における螺旋状支切板の斜視図、第3図は、従来
のコリオリ流量計の一例を示す図である。 1……導管、2……支持部材、3……螺旋状支
切板、4……往復動部材、5……電磁コイル、6
……磁石、9……光検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉体が流れている導管の所定間隔を隔てた2点
    を支持して該導管の中央部を該導管と直交する方
    向に加振し、この加振により前記導管の支持点ま
    わりに生ずる角速度と流速とに比例するコリオリ
    の力から粉体の質量流量を求める質量流量計にお
    いて、上記所定間隔の導管内に、該導管と同軸な
    螺旋状の支切板を内装したことを特徴とする質量
    流量計。
JP10632486U 1986-07-11 1986-07-11 Expired JPH0436407Y2 (ja)

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JP10632486U JPH0436407Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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Publication Number Publication Date
JPS6312718U JPS6312718U (ja) 1988-01-27
JPH0436407Y2 true JPH0436407Y2 (ja) 1992-08-27

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