JPH04362205A - インテグラルシュラウド翼の植込み方法 - Google Patents
インテグラルシュラウド翼の植込み方法Info
- Publication number
- JPH04362205A JPH04362205A JP13654791A JP13654791A JPH04362205A JP H04362205 A JPH04362205 A JP H04362205A JP 13654791 A JP13654791 A JP 13654791A JP 13654791 A JP13654791 A JP 13654791A JP H04362205 A JPH04362205 A JP H04362205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shrouds
- shroud
- integral shroud
- clamp
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、火力発電に適用される
蒸気タービンやガスタービンにおけるインテグラルシュ
ラウド翼の植込み方法に関する。
蒸気タービンやガスタービンにおけるインテグラルシュ
ラウド翼の植込み方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】蒸気タービンの動翼は蒸気の漏洩と振動
を防止するために翼の頂部にシュラウドを取り付ける場
合が多い。インテグラルシュラウド翼はこのシュラウド
、翼プロフィル、プラットフォーム、翼根などが一体に
形成されており、ロータディスクへ植込む場合は翼根を
ロータディスクの翼溝にロータディスクの軸方向サイド
から挿入する。翼根と翼溝との間には微少な隙間が設け
られている。蒸気タービンの運転時にインテグラルシュ
ラウド翼はロータディスクの円周方向および軸方向に振
動する。この振動に対する強度を上げ、またシュラウド
端面のフレッチングを防止するためには、互いに隣接す
るシュラウド間の隙間をなくすとともに或る程度の面圧
を保持させることが必要である。このため、インテグラ
ルシュラウド翼をロータディスクに植え込む場合には、
プラットフォームの下面とロータディスクの上面との隙
間にテーパシムを打ち込んでインテグラルシュラウド翼
を隣接するシュラウドの方向に傾斜させる。
を防止するために翼の頂部にシュラウドを取り付ける場
合が多い。インテグラルシュラウド翼はこのシュラウド
、翼プロフィル、プラットフォーム、翼根などが一体に
形成されており、ロータディスクへ植込む場合は翼根を
ロータディスクの翼溝にロータディスクの軸方向サイド
から挿入する。翼根と翼溝との間には微少な隙間が設け
られている。蒸気タービンの運転時にインテグラルシュ
ラウド翼はロータディスクの円周方向および軸方向に振
動する。この振動に対する強度を上げ、またシュラウド
端面のフレッチングを防止するためには、互いに隣接す
るシュラウド間の隙間をなくすとともに或る程度の面圧
を保持させることが必要である。このため、インテグラ
ルシュラウド翼をロータディスクに植え込む場合には、
プラットフォームの下面とロータディスクの上面との隙
間にテーパシムを打ち込んでインテグラルシュラウド翼
を隣接するシュラウドの方向に傾斜させる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにインテグ
ラルシュラウド翼をロータディスクに植込む場合には、
隣接するシュラウド間の隙間をなくすとともに或る程度
の面圧を保持させることが必要で、このためにプラット
フォームの下面とロータディスクの上面との隙間にテー
パシムを打ち込んで本翼を隣接するシュラウドの方向に
傾斜させる。しかしながら、このような方法は翼根を支
点とするモーメントにより面圧を保持するために面圧が
必ずしも十分とは云えない。
ラルシュラウド翼をロータディスクに植込む場合には、
隣接するシュラウド間の隙間をなくすとともに或る程度
の面圧を保持させることが必要で、このためにプラット
フォームの下面とロータディスクの上面との隙間にテー
パシムを打ち込んで本翼を隣接するシュラウドの方向に
傾斜させる。しかしながら、このような方法は翼根を支
点とするモーメントにより面圧を保持するために面圧が
必ずしも十分とは云えない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインテグラ
ルシュラウド翼の植込み方法は上記課題の解決を目的に
しており、シュラウド上面にリブを形成し、該リブを介
して互いに隣接するシュラウド間にクランプを装着し、
該クランプにより上記シュラウド間を締付けてインテグ
ラルシュラウド翼をロータディスクに植込むことを特徴
とする。
ルシュラウド翼の植込み方法は上記課題の解決を目的に
しており、シュラウド上面にリブを形成し、該リブを介
して互いに隣接するシュラウド間にクランプを装着し、
該クランプにより上記シュラウド間を締付けてインテグ
ラルシュラウド翼をロータディスクに植込むことを特徴
とする。
【０００５】
【作用】即ち、本発明に係るインテグラルシュラウド翼
の植込み方法においては、シュラウド上面に形成された
リブを介して互いに隣接するシュラウド間に装着された
クランプによりシュラウド間を締付けてインテグラルシ
ュラウド翼をロータディスクに植込むようにしており、
クランプの締付け力がそのまま互いに隣接するシュラウ
ド間の押圧力として作用し、互いに隣接するシュラウド
間の隙間がなくなるとともに面圧が十分に保持される。
の植込み方法においては、シュラウド上面に形成された
リブを介して互いに隣接するシュラウド間に装着された
クランプによりシュラウド間を締付けてインテグラルシ
ュラウド翼をロータディスクに植込むようにしており、
クランプの締付け力がそのまま互いに隣接するシュラウ
ド間の押圧力として作用し、互いに隣接するシュラウド
間の隙間がなくなるとともに面圧が十分に保持される。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の一実施例に係るインテグラル
シュラウド翼の植込み方法の説明図である。図において
、本実施例に係るインテグラルシュラウド翼の植込み方
法は火力発電に使用される蒸気タービンにおいてインテ
グラルシュラウド翼をロータディスクへ植込む場合など
に使用されるもので、図に示すようにインテグラルシュ
ラウド翼はシュラウド１、翼プロフィル２、プラットフ
ォーム３、翼根４などによって形成されており、ロータ
ディスク５へ植込む場合は翼根４をロータディスク５の
翼溝７にロータディスク５の軸方向サイドから挿入する
。図示はしないが、翼根４と翼溝８との間には微少な隙
間が設けられている。蒸気タービンの運転時にインテグ
ラルシュラウド翼はロータディスク５の円周方向および
軸方向に振動する。この振動に対する強度を上げ、また
シュラウド１端面のフレッチングを防止するためには、
隣接するシュラウド１間の隙間をなくすとともに或る程
度の面圧を保持させることが必要である。
シュラウド翼の植込み方法の説明図である。図において
、本実施例に係るインテグラルシュラウド翼の植込み方
法は火力発電に使用される蒸気タービンにおいてインテ
グラルシュラウド翼をロータディスクへ植込む場合など
に使用されるもので、図に示すようにインテグラルシュ
ラウド翼はシュラウド１、翼プロフィル２、プラットフ
ォーム３、翼根４などによって形成されており、ロータ
ディスク５へ植込む場合は翼根４をロータディスク５の
翼溝７にロータディスク５の軸方向サイドから挿入する
。図示はしないが、翼根４と翼溝８との間には微少な隙
間が設けられている。蒸気タービンの運転時にインテグ
ラルシュラウド翼はロータディスク５の円周方向および
軸方向に振動する。この振動に対する強度を上げ、また
シュラウド１端面のフレッチングを防止するためには、
隣接するシュラウド１間の隙間をなくすとともに或る程
度の面圧を保持させることが必要である。
【０００７】本方法によりインテグラルシュラウド翼を
ロータディスク５へ植込む場合は、各シュラウド１上面
に予め方形のリブ６をシュラウド１と一体に形成してお
き、互いに隣接するシュラウド１上面のリブ６の間にク
ランプ７を装着する。クランプ７はロッドにねじが刻設
されており、このねじにナットを螺合させておいてロッ
ドを廻すことによりクランプ７が伸縮するようになって
いる。このクランプ７により両シュラウド１間を強固に
締付けて面圧を保持させ、両シュラウド１を一体に形成
する。そして、次のインテグラルシュラウド翼をこのよ
うにして植込む。順次このようにしてインテグラルシュ
ラウド翼をロータディスク５へ植込んで行き、植込みが
完了した後に総てのクランプ７を取外し、リブ６は切削
して除去する。
ロータディスク５へ植込む場合は、各シュラウド１上面
に予め方形のリブ６をシュラウド１と一体に形成してお
き、互いに隣接するシュラウド１上面のリブ６の間にク
ランプ７を装着する。クランプ７はロッドにねじが刻設
されており、このねじにナットを螺合させておいてロッ
ドを廻すことによりクランプ７が伸縮するようになって
いる。このクランプ７により両シュラウド１間を強固に
締付けて面圧を保持させ、両シュラウド１を一体に形成
する。そして、次のインテグラルシュラウド翼をこのよ
うにして植込む。順次このようにしてインテグラルシュ
ラウド翼をロータディスク５へ植込んで行き、植込みが
完了した後に総てのクランプ７を取外し、リブ６は切削
して除去する。
【０００８】このように、シュラウド１上面に形成した
リブ６を介して隣接するシュラウド１間をクランプ７に
よって締付けることにより、クランプ７の締付け力がそ
のまま隣接するシュラウド１間の押圧力となり、シュラ
ウド１間の隙間がなくなるとともに面圧が十分に保持さ
れる。これにより、インテグラルシュラウド翼の振動に
対する強度が上がり、またシュラウド１端面のフレッチ
ングが防止される。従って、インテグラルシュラウド翼
の信頼性が向上する。
リブ６を介して隣接するシュラウド１間をクランプ７に
よって締付けることにより、クランプ７の締付け力がそ
のまま隣接するシュラウド１間の押圧力となり、シュラ
ウド１間の隙間がなくなるとともに面圧が十分に保持さ
れる。これにより、インテグラルシュラウド翼の振動に
対する強度が上がり、またシュラウド１端面のフレッチ
ングが防止される。従って、インテグラルシュラウド翼
の信頼性が向上する。
【０００９】
【発明の効果】本発明に係るインテグラルシュラウド翼
の植込み方法は前記のようになっており、互いに隣接す
るシュラウド間の隙間がなくなるとともに面圧が十分に
保持されるので、インテグラルシュラウド翼の振動に対
する強度が上がり、シュラウド端面のフレッチングが防
止される。
の植込み方法は前記のようになっており、互いに隣接す
るシュラウド間の隙間がなくなるとともに面圧が十分に
保持されるので、インテグラルシュラウド翼の振動に対
する強度が上がり、シュラウド端面のフレッチングが防
止される。
【図１】図１は本発明の一実施例に係るインテグラルシ
ュラウド翼の植込み方法の説明図である。
ュラウド翼の植込み方法の説明図である。
１ シュラウド
２ 翼プロフィル
３ プラットフォーム
４ 翼根
５ ロータディスク
６ リブ
７ クランプ
８ 翼溝
Claims (1)
- 【請求項１】 シュラウド上面にリブを形成し、該リ
ブを介して互いに隣接するシュラウド間にクランプを装
着し、該クランプにより上記シュラウド間を締め付けて
インテグラルシュラウド翼をロータディスクに植込むこ
とを特徴とするインテグラルシュラウド翼の植込み方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13654791A JPH04362205A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | インテグラルシュラウド翼の植込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13654791A JPH04362205A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | インテグラルシュラウド翼の植込み方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04362205A true JPH04362205A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15177763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13654791A Withdrawn JPH04362205A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | インテグラルシュラウド翼の植込み方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04362205A (ja) |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP13654791A patent/JPH04362205A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |