JPH0436051A - エンジンの始動燃料供給装置 - Google Patents

エンジンの始動燃料供給装置

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Publication number
JPH0436051A
JPH0436051A JP13910390A JP13910390A JPH0436051A JP H0436051 A JPH0436051 A JP H0436051A JP 13910390 A JP13910390 A JP 13910390A JP 13910390 A JP13910390 A JP 13910390A JP H0436051 A JPH0436051 A JP H0436051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
negative pressure
regulating valve
temperature
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13910390A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Matsuzaki
和夫 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carburetor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Carburetor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Carburetor Co Ltd filed Critical Nippon Carburetor Co Ltd
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Publication of JPH0436051A publication Critical patent/JPH0436051A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明はエンジンの始動燃料、詳しくは気化器付きガソ
リンエンジンの極低温時における始動燃料を供給する装
置に関するものである。
[従来の技術] 低温時は燃料の気化性がよくなくエンジン始動は燃料中
の低沸点成分によって行なわなければならないので、常
温時のエンジン始動に比べて大量の燃料を供給する必要
がある。
気化器付きエンジンにおいては、手動または自動チョー
ク装置を気化器に設けて低温時に気化器入口をチョーク
弁で閉じ、その下流を高負圧とすることによって燃料が
大量に吸出されるようにしていることは周知の通りであ
る。
しかしながら、寒冷地で例えば−30℃程度の酷寒のと
きなどにはチョーク作用だけでは始動可能な量の燃料を
供給することができず、特に手動式の汎用エンジンでは
りコイルスタータを20〜30回以上操作しないと始動
させることかで鮒ないなど、極低温時におけるエンジン
始動はきわめて困難である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明が解決しようとする課題は、気化器付きガソリン
エンジンの極低温時における始動性がチョーク装置では
不充分であってきわめて困難である、という点である。
即ち、本発明は極低温時に気化器内の燃料系とは別の燃
料系によって燃料を供給し容易に始動させることができ
る手段を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、可動部材によって仕切られ
た燃料室および負圧室と、可動部材に互いに反対方向へ
取付けられた燃料調整弁および負圧調整弁と、温度によ
り伸縮して可動部材に作用する初期荷重が変わる感温ば
ねとを有する始動燃料供給器を用いた。また、燃料室お
よび負圧室をエンジンの吸気通路の絞り弁よりも下流側
と燃料送出路および負圧導入路によってそれぞれ接続し
、且つ燃料室および負圧室に燃料導入路および大気導入
口をそれぞれ接続した。そして、燃料調整弁および負圧
調整弁に感温ばねの伸縮に応じて燃料送出路および大気
導入口に対して反対の開閉動作を行なわせるようにした
尚、可動部材はダイヤフラムが好適であり、感温ばねは
形状記憶合金またはバイメタルで作られる。
[作用] 既存の始動燃料増量手段では始動困難な極低温時にエン
ジン吸入負圧が発生したとき、この負圧により燃料調整
弁が燃料送出路を大きく開き負圧調整弁が大気導入口を
狭くするかまたは閉鎖させるように感温ばねが変形して
いるので大量の燃料が供給される。温度が上昇すると感
温ばねの荷重が変わって燃料送出路を閉鎖させるととも
に大気導入口を大きく開かせ、負圧室の負圧が低下する
ことによってこの状態が維持される。
[実施例コ 本発明を汎用手動式エンジンの極低温時始動対策に実施
した例を図面に基いて説明する。
第1図においてlは気化器、11は吸気マニホルド、1
2はエンジン、13は始動燃料供給器である。
気化器lは入口から順にチョーク弁3、ベンチュリ4、
絞り弁5を具えた吸気路6を有する本体2の下方に浮子
室7を設け、浮子室7の中心部に主ジェツト8、空気ブ
リード管9、主ノズルIOを竪方向へ配置したよく知ら
れている構成であって、浮子室7の燃料は主ジェツト8
で計量され空気ブリード管9で空気と混合して主ノズル
lOからベンチュリ4に吸出される。また、チョーク弁
3は手動操作で開閉するのが一般である。
始動燃料供給器13はダイヤフラム14の周縁部を本体
15とカバ一体16とによって挟み固定し、ダイヤフラ
ム14と本体15とによって燃料室17を形成するとと
もにダイヤフラムとカバ一体16とによって負圧室18
を形成し、またダイヤフラム14の中心部に針状の燃料
調整弁19および負圧調整弁20を取付けて互いに反対
方向へ突出させ、更にダイヤフラム14に作用させた感
温ばね21を負圧室18に装入した構成である。
燃料室17は浮子室7および吸気マニホルド11と燃料
導入路22および燃料送出路23によってそれぞれ接続
されており、また負圧室18は吸気マニホルド11およ
び大気と負圧導入路24および大気導入口25によって
接続されており、燃料送出路23と大気導入口25との
開口部は燃料調整弁19と負圧調整弁20とによってそ
れぞれ開閉されるようになっている。
感温ばね21は低温時に収縮し高温時に伸長するように
形状記憶合金で作られたコイルばねであって、設定温度
を境に初期荷重が変わる。
次に、このような構成の始動燃料供給装置の動作を説明
する。
極低温時には感温ばね21が収縮して初期荷重が小さく
なっており、リコイルスタータを操作してエンジン12
が回転を始めたとき吸気マニホルド11に発生する負圧
が負圧導入路24を経て負圧室18に作用しダイヤフラ
ム14を負圧室18の方へ大きく移動させる。このため
、燃料調整弁19は燃料送出路23を大きく開き、また
負圧調整弁20は大気導入口25の開口部を狭くするか
または閉鎖して負圧室18を吸気マニホルド11と同程
度の高負圧に維持し、浮子室7から燃料導入路22を経
て燃料室17に入った燃料を大量に吸気マニホルド11
へ吸出させエンジン12に供給するのである。
始動燃料供給器13をエンジン12に接近させて設置し
ておくことにより、エンジン12が完爆して発熱したと
き周囲空気が暖められることにより或いはエンジン12
の輻射熱により感温ばね21がエンジン温度を感知し、
設定温度になったとき感温ばね21は伸長してダイヤフ
ラム14を燃料室17の方へ移動させる。このため燃料
調整弁19は燃料送出路23を閉鎖し、また負圧調整弁
2oは大気導入口25を最大に開き吸気マニホルド負圧
が作用するにもかかわらず負圧室18を大気に近い低負
圧に維持する。このとき吸気マニホルド負圧が高くなっ
ても感温ばね21は伸長して初期荷重が大きくなってい
るので、燃料送出路23を開かせないかまたは開かせて
もごく僅かである。
尚、感温ばね21はチョーク作用によって気化器l内部
の燃料系で供給される燃料のみでは始動が困難となる温
度域で収縮しこの温度域以上で伸長するように変形温度
を設定しておく二とにより、極低温度にのみ充分な始動
燃料を供給することができる。
第2図は始動燃料供給器13の感温ばね26をコイル状
に巻いた帯状のバイメタルで構成した実施例であって、
低温で収縮し高温となるに従って次第に伸長するように
なっている。
このような感温ばね26を用いると、極低温時に充分収
縮して燃料送出路23を最大に開かせるとともに大気導
入口25を閉鎖させて大量の燃料をエンジン12に供給
するが、エンジン12が完爆して暖まるに従って次第に
伸長し荷重を少しずっ増大してダイヤフラム14を徐々
に燃料室17の方へ移動させ、負圧室18の負圧を低下
させるとともに燃料供給量を減少させる。即ち、大気ま
たはエンジンエ2の温度に応じて始動燃料の供給量や供
給時間を適正にすることが可能であり、極低温時におけ
る始動を容易ならしめるとともに以後の燃料増量を過不
足なく行なわせることができる。
また、この実施例の感温ばね26もチョーク作用によっ
て気化器1内部の燃料系で供給される燃料のみで始動容
易な温度域で燃料送出路23を閉鎖するように設定する
ことにより、それよりも低温域で所要の始動燃料を供給
することができる。
尚、燃料室17へは浮子室7の代りに燃料タンクまたは
燃料タンクと気化器1とを接続した燃料管の適所から燃
料を導入させることができる。
また、負圧室18へ作用させる負圧を得る場所および燃
料室17からの燃料を吸出させる場所は吸気マニホルド
11に限らず吸気通路の絞り弁5とエンジン12との間
であればどこでもよく、エンジン12が多気筒のときは
吸気マニホルド11のブランチ毎に燃料送出路23を分
岐開口させることもある。更に1本発明は自動車用エン
ジンの始動燃料供給にも使用できることは言うまでもな
い、更にまた、燃料室17と負圧室18とを仕切るとと
もに燃料調整弁19と負圧調整弁20とを連動させて反
対の開閉動作を行なわせる可動部材はダイヤフラム14
に限らずベローズやピストンであってもよい。
[発明の効果コ 本発明によると、温度によって初期荷重を変える感温ば
ねとエンジン吸入負圧とを利用する簡単な手段で既存の
燃料系による燃料増量では始動困難な極低温時に充分な
量の燃料を供給し、エンジンを容易に始動させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は本発
明の異なる実施例を示す縦断面部分図である。 1・・・気化器、+1・・・吸気マニホルド、12・・
・エンジン、 13・・始動燃料供給器、14・・・ダ
イヤフラム、17・・・燃料室、+8・・・負圧室、1
9・・・燃料調整弁、2゜・・・負圧調整弁、21.2
6・・・感温ばね、22・・・燃料導入路、23・・・
燃料送出路、24・・・負圧導入路、25・・・大気導
入口、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  可動部材によって仕切られた燃料室および負圧室と、
    前記可動部材に互いに反対方向へ取付けられた燃料調整
    弁および負圧調整弁と、温度により伸縮して前記可動部
    材に作用する初期荷重が変わる感温ばねとを有する始動
    燃料供給器と; エンジンの吸気通路の絞り弁よりも下流側と前記燃料室
    および負圧室とをそれぞれ接続した燃料送出路および負
    圧導入路と、前記燃料室に接続した燃料導入路と、前記
    負圧室に接続した大気導入口と; を具えており、前記燃料調整弁および負圧調整弁は前記
    感温ばねの伸縮に応じて前記燃料送出路および大気導入
    口に対し反対の開閉動作を行なう構成とされていること
    を特徴とするエンジンの始動燃料供給装置。
JP13910390A 1990-05-29 1990-05-29 エンジンの始動燃料供給装置 Pending JPH0436051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13910390A JPH0436051A (ja) 1990-05-29 1990-05-29 エンジンの始動燃料供給装置

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JP13910390A JPH0436051A (ja) 1990-05-29 1990-05-29 エンジンの始動燃料供給装置

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Publication Number Publication Date
JPH0436051A true JPH0436051A (ja) 1992-02-06

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ID=15237555

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JP13910390A Pending JPH0436051A (ja) 1990-05-29 1990-05-29 エンジンの始動燃料供給装置

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JP (1) JPH0436051A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177336A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Hitachi Koki Co Ltd エンジンおよびそれを備えたエンジン作業機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177336A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Hitachi Koki Co Ltd エンジンおよびそれを備えたエンジン作業機

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