JPH04357705A - Fet電力増幅器 - Google Patents

Fet電力増幅器

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JPH04357705A
JPH04357705A JP15743891A JP15743891A JPH04357705A JP H04357705 A JPH04357705 A JP H04357705A JP 15743891 A JP15743891 A JP 15743891A JP 15743891 A JP15743891 A JP 15743891A JP H04357705 A JPH04357705 A JP H04357705A
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JP
Japan
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resistor
transistor
voltage
gate
fet
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Withdrawn
Application number
JP15743891A
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English (en)
Inventor
Osamu Osawa
修 大沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFET 電力増幅器、た
とえば自動車電話機や携帯電話機におけるFET 電力
増幅器、とくにその調整回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車電話機や携帯電話機には従来、小
信号用の前段増幅器とこれに続く高出力用の後段増幅器
の2段の増幅回路からなるFET 電力増幅器が用いら
れている。前段増幅器は、小信号用のため、自己バイア
スされそのバイアス回路も含めてモノリシックに集積さ
れる。しかし後段増幅器は高出力用であるため固定バイ
アスをとらざるを得ず、したがって同じモノリシック集
積回路に形成できなかった。
【0003】図3にこのような従来の電力増幅器の回路
例を示す。これはGaAs−FETによる2段の増幅回
路を有する電力増幅器である。本例で前段増幅器のトラ
ンジスタQ1は自己バイアス、後段増幅器のトランジス
タQ2が固定バイアス法でバイアス電圧が印加されてい
る。バイアスの設定は前段トランジスタQ1および後段
トランジスタQ2のピンチオフ電圧Vpの値に適合した
電圧値に、本回路例においてはそれぞれ抵抗器Rsおよ
びR1、R2の設定で行なう。トランジスタQ1は前段
増幅回路を構成し小信号用FET であるため、通常、
FET チップ内に抵抗Rsを導入したモノリシックF
ET として実現される。しかしトランジスタQ2は同
Q1と異なり高出力用FET であるため、ドレイン・
ソース間電流Ids 値が大きく、製造技術的制約によ
りモノリシック化および自己バイアス法を採用できず、
現状ではハイブリッド回路および固定バイアス法によら
ざるを得ない。
【0004】固定バイアス法とは図示のように、抵抗器
R1およびR2の電圧分割により、FETのピンチオフ
電圧Vp値に適合するゲート・ソース間電圧Vgs を
調整印加する手法を言う。従来、この固定バイアス法に
おける抵抗器R1およびR2は固定抵抗器、例えばチッ
プ抵抗器を用いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの特定の従来
例では、FET Q2のドレイン・ソース間電流Ids
 が3mA の場合におけるピンチオフ電圧Vpの規格
値は、図2に示すごとく−2.5〜−3.5V であり
、FET の「Vgs−Ids 特性」が高感度である
ため、同一抵抗値で設定したゲート・ソース間電圧Vg
s に対して、入力信号Piが0Vの場合のドレイン・
ソース間電流Ids off (以後「無入力信号時ド
レイン・ソース間電流」という)の値のバラツキが大き
くなり、規格外製品が大量に発生するという問題点があ
った。例えば従来技術の状態でゲート・ソース間電圧V
gs を −2.1Vに設定すると、図2に示すごとく
FET の特性のバラツキのため無入力信号時ドレイン
・ソース間電流Ids offの値は 150〜400
mA となる。
【0006】FET 電力増幅器のIds off 電
流値が大きな場合、携帯電話機の送信または受信信号待
機中のパワーコントロール使用時にも大きな損失電流が
流れ、装置の消費電力が大きくなり、通話時間の大幅な
低下、バッテリ寿命の短縮等、種々な問題を生じさせる
こととなる。 このため装置の回路設計、機器調整における消費電流管
理は装置の性能管理上、重要な問題である。
【0007】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、高出力増幅段FET の無入力信号時ドレイン・ソ
ース電流Ids off 特性のバラツキを圧縮し、同
特性の優れた電力増幅器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来生じていた上述の問
題点を解決するため、FET 電力増幅器の電力増幅段
のトランジスタの固定バイアス電圧を作成する2本の分
圧抵抗器のうち1本を可変抵抗器とする。この可変抵抗
器の抵抗値調整により、同トランジスタに印加するゲー
ト・ソース間電圧値を個々のトランジスタ固有のピンチ
オフ電圧値に適合した電圧値とする。
【0009】
【作用】上述の手段によれば、個々のトランジスタに大
きな特性上の相違がある場合にも、それぞれの電力増幅
器ごとに、最適なIds off 特性となるゲート・
ソース間電圧値を容易に設定できる。
【0010】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による電力増
幅器の実施例を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。同図に示す電力増幅器は、たとえば自動車電話機や
携帯電話機などの移動体電話機に適用され、2つのトラ
ンジスタQ1およびQ2を有する。両トランジスタQ1
およびQ2はGaAs−FETであり、トランジスタQ
1は前段増幅器を形成し小信号を、同Q2は後段増幅器
を形成して大信号をそれぞれ扱う。各増幅器は回路要素
F1〜F6によって信号波形の整形・整合等を行う。ト
ランジスタQ1のソース10には抵抗器Rsの一端が接
続されている。抵抗器Rsは、その他端が接地され、前
段増幅器のバイアス電圧を設定する自己バイアス回路を
形成している。
【0012】一方のトランジスタQ1のドレイン12は
回路要素F4を介して他方のトランジスタQ2のゲート
14に接続されている。後段のトランジスタQ2は、そ
のゲート14に図示のような1対の抵抗器R1およびR
2の直列接続の中点が接続されている。
【0013】一方の抵抗器R1は、本実施例では可変抵
抗器であり、その中点14と反対側の端子28は基準電
位、たとえば地気に接続されている。他方の抵抗器R2
は、本実施例では固定抵抗器であり、その他方の端子3
0は電源電圧−Vg に接続されている。抵抗器R1,
R2 は後段増幅器のバイアス電圧を設定する固定バイ
アス回路を形成している。
【0014】両トランジスタQ1およびQ2のドレイン
12および16は、それぞれ回路要素F3およびF5を
介して電源電圧18および20に接続され、それぞれ電
源電圧Vd1 およびVd2が印加される。また、トラ
ンジスタQ1のゲート22は、回路要素F2を介して入
力端子24に接続され、同端子24には入力信号Piが
入力される。トランジスタQ2のドレイン16はまた、
回路要素F6を通して出力端子26に接続され、これか
ら出力信号Poutが出力される。
【0015】本回路において印加電圧Vd1 およびV
d2 をそれぞれ5.2Vおよび6Vとし、無入力信号
時ドレイン・ソース間電流Ids off が50〜1
50mA の範囲に含まれるように抵抗器R1を調整す
る。その手順を以下に詳述する。
【0016】トランジスタQ2を含む電力増幅器の固定
バイアス回路の印加電圧Vg、同設定抵抗器R2の値を
それぞれ下記数値とする。
【0017】     −Vg=−5V,     R2=3.6KΩ
             ・・・・・(1)この場合
のゲート・リーク電流値Igl は近似的に下記式によ
って得られる。
【0018】     Igl=Vg/(R1+R2)       
               ・・・・・(2)上記
調整後のゲート・リーク電流値Igl は、1mA 以
下となることが経験的に知られている。また抵抗器R1
の調整は図2の「Vgs−Ids 特性」に示すように
、    Vgs=−2.1〜−2.95V     
               ・・・・・(3)とな
るよう設定する。またバイアス回路印加電圧Vgとゲー
ト・ソース間電圧Vgsの関係は次式で表すことができ
る。
【0019】     −Vgs={R1/(R1+R2)}・(−V
g)             ・・・・・(4)式(
4)と定数(1)および(3)より、−5={R1/(
R1+3600)}・(−2.1)−5={R1/(R
1+3600)}・(−2.95)の関係式が成立し、
両式より抵抗器R1の抵抗値として、2.6KΩ〜5.
2KΩが求められる。この値より抵抗器R1は 10K
Ωのボリューム抵抗器が適当と言える。また抵抗器R1
は厚膜印刷でも実現可能であり、ドレイン・ソース間電
流Ids を監視しながらのレーザトリミング抵抗値調
整によっても形成できる。
【0020】
【発明の効果】このように本発明によれば、簡単な回路
構成および調整により、電力増幅器の製造の際、その高
出力増幅段FET の無入力信号時ドレイン・ソース間
電流Ids off の値の管理が容易に行える。この
ため、特性のバラツキが小さく高効率電力増幅器の量産
が可能となり、製造工程の直行率が大幅に改善される。 さらに携帯電話機や自動車電話機の消費電力の低減、通
話許容時間の拡大、バッテリ寿命の長期化等の効果を生
じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の従来例に本発明を導入した実施例の電力
増幅器を示す機能回路図である。
【図2】FET 電力増幅器におけるゲート・ソース間
電圧Vgs[V]およびドレイン・ソース間電流Ids
[mA] の相関特性の例を表した図である。
【図3】従来の自動車電話機、携帯電話機における電力
増幅器の回路の例を示す回路図である。
【符号の説明】
Q1,Q2   GaAs−FET Rs,R1,R2  バイアス電圧設定抵抗器Ids 
  ドレイン・ソース間電流 Igl   ゲートリーク電流 Pi    入力信号 Pout  出力信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ゲート電極に入力信号を受けるFET
     トランジスタを有し、該トランジスタによって該入力
    信号を電力増幅して出力する増幅回路と、前記ゲート電
    極にバイアスを与えるバイアス回路とを有するFET 
    電力増幅回路において、前記バイアス回路は、互いに直
    列に接続された第1および第2の抵抗を有し、第1の抵
    抗は、前記ゲート電極と第1の基準電位との間に接続さ
    れた可変抵抗器であり、第2の抵抗は、第1の基準電位
    とは異なる第2の基準電位と前記ゲート電極との間に接
    続されていることを特徴とするFET 電力増幅器。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の増幅器において、第
    2の抵抗は第1の可変抵抗とともに前記トランジスタの
    ゲート電圧の基準値を規定する抵抗であり、前記可変抵
    抗器は、前記トランジスタの無入力信号時のドレイン・
    ソース間電流値が50mAないし150mA の間の値
    をとるように調整されていることを特徴とするFET電
    力増幅器。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載の増幅器において、前
    記可変抵抗器は、前記トランジスタのゲートリーク電流
    の値が1mA 以下になるように調整されていることを
    特徴とするFET 電力増幅器。
JP15743891A 1991-06-03 1991-06-03 Fet電力増幅器 Withdrawn JPH04357705A (ja)

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JPH04357705A true JPH04357705A (ja) 1992-12-10

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JP15743891A Withdrawn JPH04357705A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 Fet電力増幅器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017135448A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 三菱電機株式会社 低雑音増幅回路及び低雑音増幅器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017135448A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 三菱電機株式会社 低雑音増幅回路及び低雑音増幅器

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