JPH04355033A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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JPH04355033A
JPH04355033A JP12755691A JP12755691A JPH04355033A JP H04355033 A JPH04355033 A JP H04355033A JP 12755691 A JP12755691 A JP 12755691A JP 12755691 A JP12755691 A JP 12755691A JP H04355033 A JPH04355033 A JP H04355033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
anode cylinder
input side
vane
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP12755691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Aiga
正幸 相賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジ等に用いられ
るマグネトロンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマグネトロンとしては、
特公昭59−35497号公報に示されるものが知られ
ている。この構成を図5に基づき説明すると、20は無
酸素銅などにより形成された陽極筒体で、この内面には
中心に向かって無酸素銅等からなる複数のベイン21が
設けられ、陽極筒体20とベイン21とで共振空胴を形
成している。前記陽極筒体20の中心線上にはベイン2
1の先端部22によって円筒状の空間が形成され、この
空間内にはトリウムタングステン等を螺旋状に形成した
陰極23が配設されて、陰極23とベイン21との間に
は所定距離に保持された作用空間24が形成されている
。前記陰極23の両側端部にはエンドシ−ルド25、2
6が配設され、このエンドシ−ルド25、26によって
陰極23からの軸方向への電子の逸脱を防止するように
なされている。27、28は前記陽極筒体20の両端に
固定された磁極片で、前記作用空間24に後述する磁石
43、44の磁束を集中させる働きをする。
【0003】29は入力側封着金属で、外周部分を陽極
筒体20に固着して中央部分を膨出形成し、この膨出部
中央を開口30したリング状の外周部品31と、外周部
品31の開口30に位置する一対の中央部品32、33
とからなり、外周部品31の膨出部及び中央部品32、
33はセラミックなどの絶縁物からなる陰極ステム34
に固着している。前記中央部品32、33は互いに間隔
を有して絶縁され、また、外周部品31とも間隔を有し
て絶縁されている。
【0004】35は一端が前記エンドシ−ルド25の中
央に固着され、他端が入力側封着金属29の一方の中央
部品33及び陰極ステム34を貫通して外部に延設され
たモリブデン等からなる陰極リ−ドで、中間部分を前記
封着金属29の一方の中央部品33に固着している。3
6は一端が前記エンドシ−ルド26の側方に固着され、
他側が入力側封着金属29の他方の中央部品32及び陰
極ステム34を貫通して外部に延設されたモリブデン等
からなる陰極リ−ドで中間部分を前記封着金属29の他
方の中央部品32に固着している。そして、前記一対の
陰極リ−ド35、36により前記作用空間24の陰極2
3とベイン21間の距離が一定に保持されるようになし
ている。
【0005】37は前記陽極筒体20の他方の開口縁に
ろう付固定された出力側封着金属、38は封着金属37
に固着されたセラミック等からなる絶縁物、39は絶縁
物38の上端に固着された銅からなる排気管で、出力ア
ンテナとして働く。40は一端が前記ベイン21のうち
1枚と接続され、他端が磁極片27の透孔を貫通して排
気管39のチップオフ時に排気管39に圧接固着される
アンテナ導線、41は排気管39と嵌合した金属カバ−
で、排気管39とアンテナ導線40とを圧接固着した部
分を保護し、この圧着部分に電圧が集中してスパークが
発生するのを防止すると共に、出力アンテナとして働く
【0006】42は前記陽極筒体20外周に嵌着された
放熱フィン、43は環状の永久磁石で、前記入力側封着
金属29の膨出部が挿通する開口を有し、一方の磁極を
入力側封着金属29に当接している。44は出力側封着
金属37が挿通する開口を有する環状の永久磁石で、一
方の磁極を出力側封着金属37に当接している。45は
前記磁石43、44の他方の磁極を磁気的に接続するヨ
−ク、46は図示しないコンデンサとリアクタンスから
なるフィルタ−回路を有するシ−ルドケ−スで、ヨ−ク
45に固定されていると共に、前記入力側封着金属29
の膨出部の外径より小径の透孔を形成し、この透孔に入
力側封着金属29の膨出部を圧入して透孔周縁と入力側
封着金属29との隙間をなくし電波漏れが生じるのを防
止している。
【0007】以上のように構成されたマグネトロンは陰
極リ−ド35、36に電流を流して陰極23を加熱する
と共に陽極筒体20に所定の電圧を印加すると、陰極2
3より電子が放出され、この電子が磁極片27、28の
磁界内に作用して高周波発振動作が行われ、高周波出力
がアンテナ導線40を介して、例えば、電子レンジのオ
−ブン内に供給される。
【0008】しかしながら、上記構成のマグネトロンに
おいては、その陰極23の表面に炭化層W2Cが形成さ
れるため、極めて機械的強度が低く、組立時や輸送時等
にマグネトロンに振動やショックが加えられると、陰極
23の断線が生じやすいということ、さらに陰極リ−ド
35、36がモリブデン等の高価な金属であるためにコ
ストが高いこと、また陰極リ−ド35、36は陰極23
より離れた中央部品32、33に固着されていることか
ら、陰極リ−ド35、36が長いと中心位置精度が出し
にくく、特性が安定しにくいなどの問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、ベインと磁極片の距離を従来のマグネトロンと同
等に保ちながら陰極リ−ドの長さを短縮し、機械的強度
が強く、特性の安定したマグネトロンを提供することを
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情に鑑み
てなされたものであり、複数のベインを中心方向に形成
した陽極筒体と、該陽極筒体の中止線上に配置された陰
極と、前記陽極筒体の入力側開口縁に固着される磁極片
および入力側封着金属としての外周部品と、該外周部品
に固着された絶縁体と、前記陰極を支持し、前記絶縁体
に固着された陰極リ−ドとを備え、前記磁極片はほぼ扁
平状をなし、かつ、前記ベインの先端部を、前記陽極筒
体の管軸方向に沿って入力側に変位さたことを特徴とす
るものである。
【0011】
【作用】上記のように構成されたマグネトロンでは、ベ
インの先端部を陽極筒体の管軸方向に沿って入力側に変
位させることによって、ベインと陽極筒体の固着を従来
と同じ陽極筒体の管軸方向の中央部にすることができ、
ベインと陽極筒体で形成された共振空洞のインダクタン
ス成分を変化させず、陰極リードの短縮を図ると共に、
陽極筒体の径を小径化できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4に基
づいて説明する。
【0013】図1は本発明の要部断面図である。1は陽
極筒体、2はベインであり、陽極筒体1の内面に均等な
間隔を有して、ベイン2が放射状にろう接され、図3の
如く陽極筒体1とベイン2で共振空胴3を形成している
。一般にこの共振空胴3においてはベイン2の陽極筒体
側がインダクタンス成分として、また、先端側がコンダ
クタンス成分として作用する。4は出力導体であり、上
記ベイン2の一つに接続されている。5はセラミックス
製の陰極ステム、6は外部接続リ−ドで陰極ステム5を
貫通しており、封着金属としての中央部品7によって密
閉固定され、かつ、陰極8を支持する陰極リ−ド9と接
続されている。10は陽極筒体1と陰極ステム5に密閉
固着される封着金属としての外周部品であり、また11
は第1の磁極片、12は第2の磁極片である。
【0014】ところで図1において陰極8は図5の従来
例に比べると、第1の磁極片11により近づくように、
管軸に沿って大きく変位している。つまり、これによっ
て陰極リ−ド9の短縮化を図ったものである。そして、
これに伴い陽極筒体1の内周面に固着されたベイン2の
先端部14も、陰極ステム5の方向(入力側)に大きく
変位している。また、第2の磁極片12における膨出部
の変形量はより大きく、第1の磁極片11はほぼ扁平状
に形成されている。
【0015】陰極リ−ド9を短縮化するためには、陰極
8を入力側に近づける必要があり、その結果ベイン2も
第1の磁極片11に近づくこととなる。この場合、ベイ
ン2と第1の磁極片11間の電磁結合によるベイン2の
フラックスの変化は、ベイン2と陽極筒体1で形成され
る共振空洞3のインダクタンス成分を変化させ、共振周
波数の変化、発振効率の低下等を発生させることになる
。そこで、ベイン2を従来と同じ陽極筒体1の管軸方向
の中央部に設け、ベイン2のフラックスを変化させない
ようにすることが必要である。
【0016】そのため、ベイン2の一方端が陽極筒体1
の中央部に固着され、先端部は陰極ステム5に近づき、
ベイン2が図1の如く屈曲した形状、あいは図2のごと
く平行四辺形のような形状となる。
【0017】上記のような構成においては図4の如く、
陽極筒体1の内径が従来例と同じであれば、本発明のベ
イン2の長さl1は従来例のl0に比べて長くなり、そ
の結果共振空胴3のインダクタンスが変化し、基本特性
を乱すことになる。よって、l0=l1とする必要があ
り、そのために陽極筒体1の径は従来例に比べ小さく構
成されている。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の記述にて明らかなように
、従来の基本特性を損なうことなく、陰極リ−ドの短縮
化が図れるため、振動などによる大きな負荷がかかるこ
とがなく、断線が生じにくく、また、材料であるモリブ
デン等の高価な金属の使用量が少なくてすみ、コストダ
ウンが図れるものである。また、陽極筒体の内径を小さ
くできることから、本体の小型化をも実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図3】マグネトロン本体の横断面図である。
【図4】本発明の一実施例と従来例との比較を示す要部
断面図である。
【図5】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1    陽極筒体 2    ベイン 8    陰極 9    陰極リード 10    外周部品 11    第1の磁極片(磁極片)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のベインを中心方向に形成した陽
    極筒体と、該陽極筒体の中止線上に配置された陰極と、
    前記陽極筒体の入力側開口縁に固着される磁極片および
    入力側封着金属としての外周部品と、該外周部品に固着
    された絶縁体と、前記陰極を支持し、前記絶縁体に固着
    された陰極リ−ドとを備え、前記磁極片はほぼ扁平状を
    なし、かつ、前記ベインの先端部を、前記陽極筒体の管
    軸方向に沿って入力側に変位さたことを特徴とするマグ
    ネトロン。
JP12755691A 1991-05-30 1991-05-30 マグネトロン Pending JPH04355033A (ja)

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JP12755691A JPH04355033A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 マグネトロン

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JP12755691A JPH04355033A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 マグネトロン

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JPH04355033A true JPH04355033A (ja) 1992-12-09

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