JPH0435362Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、紐状身飾品に関する。

従来の技術 近年、ブラジヤーやスリツプの下着について
も、下着でありながら種々の趣向をこらしたフア
ツシヨナブルものが市販されている。そのため、
ブラジヤーやスリツプの肩紐についても、チエー
ン紐や模様入り紐が使用されつつある。

考案が解決しようとする問題点 しかし、従来のブラジヤーやスリツプの肩紐
は、装飾がこらされて付加価値を生じているもの
の、ブラジヤーやスリツプの肩紐専用に作られて
おり、他の身飾用に流用できるように配慮されて
いないものあつた。

問題点を解決するための手段 本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上
記の問題を解決するために、色彩や模様、チエー
ン、その他の装飾部品で装飾した細長状の装飾紐
体の一端部にリング状の着脱具を取着するととも
にその他端部に上記リング状の着脱具に嵌脱して
脱着自在な丸状の被着脱具を取着してブラジヤー
およびスリツプの肩紐部材を形成し、一端部に上
記のような丸状の被着脱具、リング状の着脱具を
それぞれ取着した係留紐および係留調整紐を上記
肩紐部材の端部のリング状の着脱具および丸状の
被着脱具にそれぞれ着脱自在に接続して係留紐、
係留調整紐を介してブラジヤー、スリツプの下着
を吊り下げ自在に形成し、さらに上記肩紐部材の
両端の着脱具、被着脱具を接続して１本のループ
状にしてブレスレツトにしたり、２本をループ状
にしてネツクレスとして利用可能な長さに肩紐部
材を形成したことを特徴とするブラジヤーおよび
スリツプの肩紐を提供することにある。

実施例 以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。

第１図〜第３図は、本考案の一実施例である。
装飾紐体１は、第１図のようにダイヤモンド様に
多面状に形成した光沢のある装飾部品２を多数連
接して、所要の長さの紐状としている。上記装飾
部品２は、合成樹脂材の台座３に嵌合して取着し
ており、それぞれの台座３の両側部に糸状の紐材
４を一体的にそれぞれ取着して、装飾部品２をチ
エーン状に形成している。そして、その両端部に
偏平な丸状部材とリング状部材とで係脱自在に係
合する一対の着脱具５と被着脱具６をそれぞれ取
着して、第２図のようにブラジヤー７やスリツプ
（図示せず）の肩紐８としてフアツシヨナブルに
使用できるようにしているとともに、第３図のよ
うにネツクレスやペンダント、ブレスレツト等の
身飾用品として使用できるようにしている。９，
１０はブラジヤー７の後部の係留片（図示せず）
に取着用の係留紐および係留金具、１１はブラジ
ヤー７の前部の係留片１２に取着用の長さ調整可
能な係留調整紐で、それぞれの端部には、上記し
た身飾品１の両端部の着脱具後、被着脱具６にそ
れぞれ係脱可能な上記と同様な被係止具１３、係
止具１４をそれぞれ取着しているものである。

作 用 しかして、装飾紐体１の両側の着脱具５、被着
脱具６に上記した係止具１３、被係止具１４をそ
れぞれ係合して係留紐９、係留調整紐１１を前後
にそれぞれ係合すれば肩紐８が形成できて、第２
図のようにブラジヤー７の前後の係留片１２に係
止すれば、装飾部品２が美しく、フアツシヨナブ
ルな肩紐８をアクセサリー兼用のようにして着用
できるものである。

また、装飾紐体１の両端部に係合した着脱具
５、被着脱具６の係合をそれぞれ解いて、係留紐
９、係留調整紐１１を取りはずし、第３図のよう
に端部を係合してペンダントトツプ１５をつり下
げれば、ペンダントとして使用できるものであ
る。

なお、装飾紐体は、上記のペンダントに限らず
に、一本ないし複数本を係合して、ネツクレス、
ブレスレツト、フアツシヨンベルト等にも適宜使
用できることも明白である。

他の実施例 本考案の他の実施例としては、装飾部品をパー
ル等として身飾品を複数本並列状に配設し、装飾
紐体をより豪華に形成して、上記のようペンダン
ト、ネツクレス、ブレスレツト等に使用すること
もできるものである。

上記の複数本の装飾紐体は、同一種類のものに
限らず、チエーン状のものや、ビーズ、宝石、等
で装飾した紐状のものを適宜に組み合せて形成す
ることもできるものである。

なお、上記実施例では、複数の装飾紐体を１の
着脱具、被着脱具に取着するようにしたが、ブラ
ジヤー側の係留紐や係留調整紐側に複数個の紐状
身飾品を着脱自在に係止できる係止具や被係止具
を取着するようにもできるものである。

以上の実施例では、装飾紐体を前後の係留紐、
係留調整紐を介して取着するようにしたが、直接
下着を吊るすようにもでき、また装飾紐体は適宜
の装飾を施した丸紐状や帯紐等とすることもでき
るものである。

考案の効果 所定の長さの装飾紐体の両端部に取着のリング
状、丸状の着脱具、被着脱具を介して係留紐、係
留調整紐をそれぞれ簡単に接続できて、ブラジヤ
ーおよびスリツプの肩紐が得られるフアツシヨナ
ブルな体裁のよい装飾紐体の肩紐を大量に生産に
することができる。また、装飾紐体の両側に接続
の係留紐、係留調整紐をリング状、丸状の着脱
具、被着脱具を介して取りはずし、装飾紐体の両
端部の着脱具、被着脱具を係合して１本のループ
状にすれば、ブレスレツトとして利用でき、２本
の装飾紐体の両端部の着脱具、被着脱具をそれぞ
れ連結してループ状にすれば、ネツクレスとして
利用できるもので、ブラジヤーやスリツプの肩紐
の利用の多様化がはかれるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の一部省略した平面
図、第２図は同上のブラジヤーに使用した正面
図、第３図は同上のペンダントに使用した正面図
である。 １……装飾紐体、２……装飾部品、５……着脱
具、６……被着脱具、７……ブラジヤー、８……
肩紐。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 色彩や模様、チエーン、その他の装飾部品で装
   飾した細長状の装飾紐体の一端部にリング状の着
   脱具を取着するとともにその他端部に上記リング
   状の着脱具に嵌脱して脱着自在な丸状の被着脱具
   を取着してブラジヤーおよびスリツプの肩紐部材
   を形成し、一端部に上記のような丸状の被着脱
   具、リング状の着脱具をそれぞれ取着した係留紐
   および係留調整紐を上記肩紐部材の端部のリング
   状の着脱具および丸状の被着脱具にそれぞれ着脱
   自在に接続して係留紐、係留調整紐を介してブラ
   ジヤー、スリツプの下着を吊り下げ自在に形成
   し、さらに上記肩紐部材の両端の着脱具、被着脱
   具を接続して１本のループ状にしてブレスレツト
   にしたり、２本をループ状にしてネツクレスとし
   て利用可能な長さに肩紐部材を形成したことを特
   徴とするブラジヤーおよびスリツプの肩紐。