JPH04353588A - 断熱組成物 - Google Patents

断熱組成物

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JPH04353588A
JPH04353588A JP4006485A JP648592A JPH04353588A JP H04353588 A JPH04353588 A JP H04353588A JP 4006485 A JP4006485 A JP 4006485A JP 648592 A JP648592 A JP 648592A JP H04353588 A JPH04353588 A JP H04353588A
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welan gum
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ethylene glycol
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エー.マイケル ラムゼイ
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ゲイル トリンブル
James M Seheult
ジェームス マクルランド セヒュールト
Michael S O'brien
マイケル エス.オブライエン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】海底油田から得られたオイルの輸送には、
オイル輸送用に特別に設計したシステムが必要である。 一般的には、オイル温度は約220°−250°F で
あり、そのオイルが輸送中に通過しなければならない水
の温度は32°−50°F ほどの低さになり得る。こ
のような低温の環境を通ってオイルを輸送する全てのシ
ステムは、この低温からオイルを断熱する適切な手段を
備えなければならない。
【0002】適当な断熱を提供しなければオイルの温度
が低下し、その結果オイル中に存在する種々の炭化水素
画分、例えば低粘度炭化水素、中粘度炭化水素、オイル
・スラッジ等の分離をもたらす。使用される輸送システ
ムの一つは、オイルが流れる断熱されたパイプラインの
束を備えている。本パイプラインの束は輸送パイプの内
側に位置している。パイプラインの束の各パイプの外面
は輸送パイプの内面に面しており、輸送パイプ内側にあ
る一連の支持構造はパイプラインの束の位置決めに使用
される。一般に、押出し発泡物及び断熱被覆が流路の断
熱に使用される。流路パイプの熱的絶縁は、予備成型し
た断熱外装材又は環状の発泡射出物を使用して行なわれ
る。多数の流路では、海中に配置中の各ラインへの断熱
材の適用コストは高くつく。それ故、断熱材の使用は組
立ての現場で行わなければならない。高圧及び気体の圧
縮率のために海に配置中の状態で押出し発泡材の使用は
許容出来ない。
【0003】ジャンソン(Jansson)等、カーボ
ハイドレイト・リサーチ(Carbohydrate 
Research)139巻(1985年)217−2
23頁、はS−130の多糖類構造について記述してい
る。ヘテロ多糖類S−130の酸加水分解物は、相対比
43:46:11でグルコース、ラムノース及びマンノ
ースを含有すると記述されている。 クレセンチ(Crescenzi)等、カーボハイドレ
イト・リサーチ(Carbohydrate Rese
arch)149巻(1986年)425−432頁、
は希釈液でのゲランガム(S−60)及びウェランガム
(S−130)の性質を記述している。 クレセンチ(Crescenzi)等、カーボハイドレ
イト・リサーチ(Carbohydrate Rese
arch)160巻(1987年)283−302頁、
はヘテロ多糖類S−130を含む3種の微生物由来のア
ニオン性多糖類の希釈溶液の性質に及ぼす側鎖の影響に
ついて記述している。
【0004】本発明の目的は、断熱物質として働くチキ
ソトロピー組成物を提供することである。
【0005】本発明はエチレン・グリコール及びグリコ
ール融和性ウェランガムを含むチキソトロピー組成物に
関するものである。この組成物に有用なグリコール融和
性ウェランガムの量は、対流をなくす点までエチレング
リコールを粘性にする量である。本組成物は、海水のよ
うな比較的低温な環境に置かれたパイプ中で輸送される
オイルの高温を保持するための便利な断熱物質として使
用される。
【0006】本発明は断熱性能と共に有利な流れ特性を
持つチキソトロピー組成物を提供するものである。本組
成物は工業グレードのエチレン・グリコール及びグリコ
ール融和性ウェランガムから成る。本明細書において、
本組成物はチキソトロピー組成物として又は高粘化グリ
コール組成物として言及される。
【0007】静止した状態では、チキソトロピー組成物
はビンガムプラスチックとして働く。しかし、剪断力を
受けると、チキソトロピー組成物はすぐに流動化する。 剪断力の作用を中止すると、チキソトロピー組成物はす
ぐに高粘性/ビンガムプラスチック状態に戻る。金属イ
オンの存在によって生じる有害な影響を最小にするのに
十分な量の金属イオン封鎖剤を随意に使用する。本発明
の断熱組成物は、押出し発泡材及び断熱被覆物の使用が
困難又は出来ない場合の使用に便利な効率の良好な断熱
を提供する。本組成物の断熱能力は、末端ラインの最低
オイル温度を維持しつつ、海底ラインをより長く又は短
いラインでの生産速度をより遅くすることを可能にする
ものである。また、本絶縁組成物は、水中でのグリコー
ルの混和性及びガムのグリコール及び水との融和性が、
組成物を高度の海水侵入に耐えるようにしているという
面でも有利である。更に、水中でのグリコールの混和性
は環境に対する永続的で有害な影響がこぼれの事故に帰
結しないことを保証する。
【0008】本組成物はまた、パイプ束の安定化にも役
立つ。押出し発泡材及び断熱被覆物のような低密度の従
来の断熱物質はそのような安定性をもたらさない。熱に
関連した安定性の点で、本組成物はケロシンベースの流
体、ラミネート及び発泡材よりもはるかに安定である。 本組成物は、特に着氷性の天候での結氷が発生しないよ
うにする必要がある航空機及びその他の機械類に対して
、濃厚な除氷及び防氷液としても有用である。上述した
使用法に加えて、本組成物のチキソトロピーレオロジー
特性は本組成物をオイル井断熱包装材、バラスト材、モ
ーター始動シリンダー用の非石油ベースの水圧材(hy
draulic material) 及び溜め作用過
剰完了“止め”材(reservoir work o
ver completion“kill”mater
ial)として使用するのに適したものとしている。
【0009】好ましくは、本発明の組成物はグリコール
:グリコール−融和性ウェランガムの重量比が100:
1と300:1との間、より好ましくは150:1と2
50:1との間、さらにより好ましくは175:1と2
25:1との間、そしてさらに、より一層好ましくは1
80:1と220:1との間、にあるものである。 最も好ましくは、重量比が約195:1である。より好
ましくは、本発明の組成物はその上に500ppm と
2000ppm との間、好ましくは1250ppm 
の量のイオン封鎖側を含む。好ましい金属封鎖剤はED
TAである。
【0010】図1は流体を入れ、輸送するシステムの斜
視的断面図を示している。本システムは、一連のサポー
ト2を通り、接触して伸びている1本又はそれ以上の主
流体パイプ1;サポート2に接触している輸送パイプ3
、それにより輸送パイプ3の内面5に向かい合う主流体
パイプ即ちパイプ1の外面即ち外面4;及び主流体パイ
プ1の外面即ち外面4と輸送パイプ3の内面5との間の
チャンバー6から成る。
【0011】本発明のシステムにおいては、グリコール
融和性ウェランガムを含む増粘したエチレングリコール
をチャンバー6に導入する。増粘したグリコールのチキ
ソトロピーレオロジー特性により、本組成物は剪断応力
下でポンプ送り可能な流体としてチャンバーに導入する
のに適したものとなる。増粘したグリコールが、実質的
にチャンバーを満たして、その剪断応力が最小又は無い
場合はビンガムプラスチックとして静止する。本物質は
輸送パイプ3の中で静止し、サポート2及び表面4及び
5に接触しながら主流体パイプ1を囲む。
【0012】増粘したグリコールは主流体(輸送の対象
である流体)を、それを取り巻くより低温な環境を通し
て輸送する方法に有用である。この方法においては、輸
送パイプを通して伸び、そして主流体パイプの外面と輸
送パイプの内面との間でチャンバーを形成している主流
体パイプはより低温な環境から熱的に絶縁される。この
断熱は増粘したグリコールをチャンバーに導入すること
から成る。上述のシステムが特に有用である主流体は、
海底油井から得たオイルである。当然海の温度よりもは
るかに高温であるこのようなオイルは、より低い海の温
度から熱的に絶縁され、流体パイプ1を通って流れると
きにその天然の高温が維持される。
【0013】カング(Kang) 等、米国特許第4,
342,866号はウェランガムを製造する手順を記述
している。ウェランガムは炭素源として炭水化物を使用
した純粋培養発酵でアルカリゲネス菌  ATCC  
31555の生育により製造される工業品質の微生物由
来多糖類として記述される。この生産物はアルコールに
よる沈殿で発酵ブロスから回収される。ウェランガムは
天然の糖類のD−グルコース、D−グルクロン酸、L−
ラムノース及びL−マンノース及び配糖体的に結合した
アセチルエステル基を含むヘテロ多糖類から主として成
る多糖類ガムである。この多糖類の構造はジャンソン(
Jansson)PE、リンドバーグ(Lindber
g) B、及びウィドマルム(Widmalm)G(1
985年)カーボハイドレイト・リサーチ(Carbo
hydrate Reseach) 139巻、217
−223頁、に記述されている。
【0014】グリコール融和性ウェランガムの製造グリ
コール融和性ウェランガムはアメリカ合衆国特許No.
 4,342,866に記述された手順で製造する。 発酵後に、ブロスを次亜塩素酸ナトリウム及びプロピオ
ン酸カルシウムで処理し、次に沈殿させ、乾燥して粉砕
する。本発明に於ける有用なグリコール融和性ウェラン
ガムを製造するための望ましい工程は回収工程の改良を
含む。本改良は発酵後及び沈殿の前に硫酸ナトリウム又
は硫酸カリウム、望ましくは硫酸ナトリウムの添加を含
む。望ましくは、0.1〜1.0%wt.%、さらに望
ましくは0.3〜0.7、及びより一層望ましくは0.
45wt.%の硫酸ナトリウムを発酵ブロスに加える。
【0015】グリコール融和性ウェランガムの製造に使
用する菌株の説明 A.コロニー形態の特徴、 小さな黄色のコロニーが栄養寒天培地に30℃、1日で
現れ、直径は5日間の培養で約1.5mmとなる。本コ
ロニーは丸く、スムースで、凸状で、粘質及び不透明で
ある。培養を長くすると黄色はより深くなり、コロニー
のテクスチャーは固くなる。YM寒天培地では、小さい
、粘質の黄色コロニーが1日で現れ、5日間の培養で直
径は約3mmになる。コロニーは丸く、スムースで、粘
質及び不透明であるが、コロニーの頂部は平らである。 膜質の固いテクチャーは見られない。
【0016】B.細胞形態の特徴 菌株S−130はグラム陰性桿菌である。栄養寒天培地
での細胞の平均的大きさは0.5〜0.6×1.2〜1
.6μmである;細胞の両端は先細りになっていて、し
ばしば湾曲が見られる。細胞のサイズ及び形は、長時間
インキュベーション後にも顕著には変化しない。YM寒
天培地では、細胞の平均サイズは0.6〜0.8×1.
6〜2μmであるが、細胞はより長くなる(3〜4μm
);PHBの蓄積はかなりある。運動性がある。鞭毛株
(硝酸銀変法)は混合した鞭毛発生、すなわち周毛性鞭
毛ばかりでなく中心及び側部鞭毛、を有していることを
示す。
【0017】C.物理学的及び生物化学的特徴次に示す
ものは行ったテストの結果である:チトクロームオキシ
ダーゼは弱いか又は陰性である;カタラーゼは陽性であ
る。本微生物は37℃及び41℃で生育出来るが、43
℃では出来ない。3.0%NaClは耐性であるが、6
.5%NaClには耐性が無い。5から12の間のpH
で生育する。次のような種々の炭水化物から有気性酸を
生産するが、ガスは生産しなかった。 リトマスミルクを還元したが、ペプトン化しなかった。 ADH陽性であったが、LDC、ODC、及びPDA陰
性であった。MR陽性であるが、VP、インドール及び
ウレアーゼに対しては陰性であった。エスクリン(Es
culin)ゼラチン(弱)及びツイーン(Tween
)80(弱)を加水分解したが、カゼイン、澱粉、セル
ロース、ペクチンは加水分解しなかった。フォスファタ
ーゼは存在せず、溶血性は陰性である。0.1%塩化ト
リフェニルテトラゾリウムでは阻害されなかった。60
℃、30分間で生残する。本微生物はEMB寒天培地及
び亜テルル酸塩血液培地で生育するが、SS及びマッコ
ンキー(MacConkey)寒天培地で生育しなかっ
た。
【0018】D.抗生物質感受性テスト菌株S−130
は次の抗生物質に感受性がある。 ───────────────────カナマイシン
                30μgネオマイシ
ン                30μgクロール
テトラサイクリン      5μgノボビオシン  
              30μgエリスロマイシ
ン            15μgテトラサイクリン
            30μgゲンタマイシン  
            10μgカーベニシリン  
            50μg─────────
──────────及び次のものには感受性がない: ───────────────────ペニシリン 
             10ユニットストレプトマ
イシン      10μgコリスチン       
       10μgポリミキシンB       
 300ユニット─────────────────
──
【0019】E.栄養面の特徴 有機物の生育要素は要求せず、アンモニア塩は単独の窒
素源として働く。合計30の有機化合物が単独の炭素及
びエネルギー源として利用される。大部分の炭水化物が
利用される。 F.DNAのG+C含量 DNA分析は行わなかった。 G.APIシステムによる同定 本菌株はこのシステムにより同定出来なかった。
【0020】H.同定 菌株S−130はグラム陰性好気性桿菌である。本菌の
鞭毛の態様は混合されている;極地性及び周毛性鞭毛(
或は退化した鞭毛)が見られる。バージイス・マニュア
ル(Bergey ,s Manual) (第8版)
によれば、このような微生物はアルカリゲネス属の1種
である。
【0021】                          
       表1  ──────────────
────────────────    菌株S−1
30に使用した生物化学的及びその他の種々のテスト 
 ────────────────────────
──────  オキシダーゼ:コバックス(Kova
c , s)      +(弱い)  パソテク  
                         
       +(弱い)  カタラーゼ      
                         
 +  OF  培地   酸化性                    
                +  発酵性   
                         
        −  グルコースからのガス    
                  −  H2S 
産生                       
           −  シスチンからのTSI 
                     ±  ペ
プトンからのアンモニウム             
   NT  β−ガラクトシダーゼ(ONPG)  
        +  アルギニンジヒドロラーゼ  
                +  リジン   
                         
        −  デカルボキシラーゼ   オルニチン・デカルボキシラーゼ        
    −  トリプトファン・デアミナーゼ    
          NT  フェニルアラニン・デア
ミナーゼ            −  ウレアーゼ 
                         
      −  インドール           
                     −  M
R  テスト                   
           +  VP  テスト    
                         
 −  硝酸塩還元                
                −  亜硝酸塩還元
                         
     −  脱窒素作用            
                    NT  N
2 固定:   バークス(Burk ,s)培地での生育    
        +  ニトロゲナーゼ活性     
                   NT  マロ
ン酸塩(酸化)                  
      −  フォスファターゼ        
                  −  溶血性(
羊の血)                     
     −  リトマスミルク:酸   還元のみ   3−ケトラクトース産生            
        −  60℃、30分間での生残  
                +  TSI:斜面
培地                       
   酸  バット                
                    生育せず 
 ガス                      
                −  卵黄反応  
                         
       −  加水分解:   ゼラチン                   
               +(弱い)  カゼイ
ン                        
          −  澱粉          
                         
   −  ツイーン80             
                 +(弱い)  ペ
クチン                      
            −  アルギン酸塩    
                         
 NT  セルロース               
                 −  キチン  
                         
         −  DNA          
                         
 NT  エスクリン               
                 +  種々の培地
での生育:   EMB寒天培地                
            +  マッコンキー寒天培地
                      −  
SS寒天培地                   
           −  マンニトール・食塩寒天
培地                −  TCBS
寒天培地                     
     −  亜テルル酸チンスデイル血液寒天培地
        +  シュードセル寒天培地    
                  NT  色素生
産:   キングA培地                 
             −  キングA培地   
                         
  −  色素反応:   コンゴ・レッド                
            −────────────
───────────────────    +=
陽性     −=陰性     NT=テストせず
【0022】発酵条件 ヘテロ多糖類は、未命名のアルカリゲネス属微生物の接
種による制御された条件下での適切な液体栄養培地の好
気発酵中に生産される。本培地は炭素、窒素および無機
塩源を含む。一般に、炭水化物(例えば、グルコース、
フラクトース、マルトース、蔗糖、キシロース、マンニ
トール及び同類物)を栄養培地の同化性炭素源として単
独又は組み合わせても使用できる。培地で利用される炭
素源又は炭素源類の正確な量はいくぶん培地の他の原料
によるが、一般に炭水化物の量は、普通には培地の重量
の約2%から4%の間で変動する。望ましくは3%のグ
ルコースが使用される。これらの炭素源は個々に使用す
ることが出来る。又は、幾つかのこれらの炭素源は培地
中で併用しても良い。一般に、多くの蛋白質物質を発酵
工程での窒素源として使用しても良い。例えば適切な窒
素源はイースト加水分解物、プライマリーイースト(P
rimary Yeast)、ソイビーンミール、綿実
粉、カゼイン加水分解物、コーンスチープ・リカー、ジ
スチラーズソリュブル又はトマトペースト及び同類物を
含む。窒素源は、単独又は組み合わせて、液体培地の重
量の約0.05%から0.4%の範囲の量で使用する。
【0023】培養培地に混合しても良い栄養性無機塩は
ナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウム、燐
酸塩、硫酸塩、塩化物、炭酸塩、及び同類のイオンを生
じることができる通例の塩類である。同様にコバルト、
マンガン、鉄及びマグネシウムの様な微量金属が含まれ
る。実施例で記述した培地は、使用することができる広
範囲の培地を単に実例で説明するものであり、それらに
限定されると理解されるべきではない。代替培地として
、S−130を低Ca ++条件下、即ち、脱イオン水
又は実質上Ca ++を含まない(例えば、最終発酵槽
ブロスの1%ガム当り4ppm Ca ++以下)他の
液体システム、で生育させても良い。発酵は約25℃か
ら35℃の範囲の温度で行う。しかし、最適の結果を得
るには、約28℃から32℃の温度で発酵を行うことが
好ましい。アルカリゲネス培養菌を生育させ、多糖類S
−130を生産させるための栄養培地のpHは、約6〜
8、好ましくは6.5から7.5まで変動可能である。
【0024】本多糖類は表面及び液内培養の双方により
生産されるが、液内状態で発酵を実行することが望まし
い。少量の発酵は、適切な栄養培地に本培養菌を接種す
ること、及び生産培地に移した後に振盪機上で約30℃
の一定温度で数日間発酵を続行させることにより都合よ
く実行される。本発酵は、培地の滅菌したフラスコで一
回又はそれ以上の回数の種菌発育段階を経て開始される
。種菌段階用の栄養培地は炭素及び窒素源の適切な組み
合わせで良い。種菌フラスコは約30℃の一定温度のチ
ャンバーで1−2日又は生育が十分になるまで振盪する
、そして最終生育菌の幾つかを第二段階目の種菌培地又
は生産培地の接種に使用する。中間段階の種菌フラスコ
を使用する場合も本質的に同じ方法で培養する;即ち、
最終種菌段階から得られたフラスコ内容物の一部を生産
培地の接種用に使用する。接種したフラスコを一定温度
で数日間振盪し、培養期間終了時にフラスコの内容物を
イソプロパノールのような適切なアルコールを使用して
沈殿させることにより回収する。
【0025】大規模な作業では、撹拌機及び発酵培地に
通気する方法を備えた適切なタンクで発酵を実行するこ
とが好ましい。この方法によると、栄養培地はタンクの
中で作られ、約121℃までの温度で加熱されることに
より滅菌される。冷却後、前もって生育させた生産培養
菌用の種菌を本滅菌培地に接種し、発酵は、栄養培地の
撹拌及び/又は通気を行い、温度を約30℃に維持しな
がら、例えば2日から4日間の時間区分で続行される。 ヘテロ多糖類を製造するためのこの方法は特に大量生産
に適している。
【0026】後発酵 望ましくは、発酵後及び発酵培地から生産物を回収する
前に、硫酸カリウム又は硫酸ナトリウムを発酵培地に加
える。ブロスの約0.1−1.0重量%の硫酸カリウム
又は硫酸ナトリウムの添加はグリコール融和性ウェラン
ガムを得るには不可欠である。このようにして得られた
グリコール融和性ウェランガムは本発明の絶縁用液体を
作るに必須である水和性を保持している。
【0027】分析 グルクロン酸をバッチイ(Bhatti) 等、バイオ
ケミストリー・バイオフィジックス・アクタ(Bioc
him. Biophis. Acta) 22巻(1
970年)339−347頁の方法を使用して同定した
。糖の絶対配置はガーウィッグ(Gerwig) 等、
カーボハイドレイト・リサーチ(Carbohydra
te Research)77巻(1979年)1−7
頁及びレオンテイン(Leontein) 等、カーボ
ハイドレイト・リサーチ(Carbohydrate 
Research)62巻(1978年)359−36
2頁によって考案された方法により測定した。メチル化
の分析は本質的にジャンソン(Jansson)等、ケ
ミストリー・オブ・コモン・ユニバーシティ・オブ・ス
トックホルム(Chem. Common. Univ
. 。Stockholm)、8巻(1976年)1−
75頁に記述されたように実行した。メチル化したポリ
マーは水に対する透析とその後の凍結乾燥によって回収
した。低分子生産物はウェイゲ(Waeghe) 等、
カーボハイドレイト・リサーチ(Carbohydra
te Research)、123巻(1983年)2
81−304頁のセプ−パック(Sep−Pak)C1
8カートリッジの逆相クロマトグラフィーにより回収し
た。これを等量の水で希釈し、カラムにかけた。これを
水及びアセトニトリル−水(15:85)で洗浄し、そ
のサンプルをアセトニトリルで溶出した。
【0028】メチル化した多糖類のカルボキシル−還元
メチル化した多糖類(1.5mg)を新しく蒸溜したテ
トラヒドロフラン(2ml)に溶解した。ホウ化水素リ
チウム(10mg)を加えて、水溶液を還流下で2時間
煮沸した。過剰のホウ化水素リチウムをM酢酸で分解し
、クロロホルム(5ml)を加えた。そして本溶液を水
で数回洗浄し、乾燥して濃縮した。
【0029】ウロン酸−分解 ジメチルスルホキシド(1.5ml)中にメチル化した
多糖類(15mg)を含む溶液に存在する全ての水分を
除去するために微量のトルエン−p−スルホン酸及び2
,2−ジメトキシプロパン(0.1ml)を加えた。ジ
メチルスルホキシド(2M、1ml)中のナトリウムメ
チルスルフィニルメタニドを添加し、そして混合液を超
音波槽で30分間撹拌し、室温に15分保持した。ヨー
化トリジューテリオメチル(0.5ml)を、外面を冷
却しながら加え、混合液を超音波槽で30分間撹拌した
。過剰のヨー化メチルを窒素のフラッシングで除去し、
そして溶液を水で希釈してセプ−パックC18カートリ
ッジに加えた。本物質を上述のように回収した。生産物
を2Mトリフルオロ酢酸で100℃、15時間加水分解
して、メチル化した生産物の混合物を分析した(表II
、C列)。
【0030】約50%のグリコール融和性ウェランガム
多糖類ユニットはO−アセチル基を含む。発酵した多糖
類の酸加水分解物はグルコース、ラムノース及びマンノ
ースを相対比43:46:11で含んでいた。それは更
にグルクロン酸を含み、バッチイ等により記述された手
順を使用してメタノール分解及びトリメチルシリル化し
たサンプルのg.l.c.により同定した。構成糖類の
絶対配置は、ガーウィッグ等(Gerwig et a
l.)により考案されたように、キラル2−ブタノール
で加溶媒分解し、次にトリメチル化することによって得
たグリコシドをg.l.c.により測定された。グルコ
ースとグルクロン酸はD−配置を有し、ラムノースはL
−配置を有していた。マンノースはL−配置を有する。 これはレオンテイン等(Leontein et al
.)によって考案されたように、キラル2−オクタノー
ルでの加溶媒分解と次のアセチル化によって得られたグ
リコシドのg.l.c.により確認された。
【0031】カルボキシル−還元を使用及び使用しない
で行うメチル化した多糖類のメチル化分析によりカラム
A及びBそれぞれについて下記に記載した生産物が得ら
れた。
【0032】                          
         表II             
   多糖類のメチル化分析及び数種の分解生成物 a
糖 b                      
      Tc         モル%     
                         
                         
       A    B    C    D  
  E──────────────────────
─────────────1,2,3,5−ラムニト
ール    0.38               
     13  222,3,4−Rha     
            0.59  12    7
  162,3−Rha              
       0.94  26  21  182,
3,4,6−Glc             1.0
0                    54  
362,3,4,6−Man            
 1.00  10    7  19       
   52,4,6−Glc            
     1.67  26  23  43d 2,
3,6−Glc                 1
.92                    33
  342,6−Glc              
       2.79  26  23    4 
         32,3−Glc        
             3.56        
19───────────────────────
──────────── a記号:A、メチル化した
多糖類;B、メチル化した及びカルボキシル−還元した
多糖類;C、ウロン酸分解した多糖類;D、酸性四糖類
;E、酸性五糖類及び四糖類。b 2、3、4−Rha
 =2、3、4−トリ−O−メチル−L−ラムノース等
。c 200℃のSP−1000ガラス−キャピラリー
カラムにおける1,5−ジ−O−アセチル−2,3,4
,6−テトラ−O−メチル−D−グルチトールに対する
アルジトールアセテートの保持時間。d 0−4での>
90%のトリジューテリオメチル。
【0033】糖残渣物の配列を決定するために、グリコ
ール融和性ウェランガムをウロン酸分解にかけた((リ
ンドバーグ)等。カーボハイドレイト・リサーチ(Ca
rbohydrate Reseach) 28巻(1
973年)351−357頁及びアスピナル(Aspi
nall) 等。カーボハイドレイト・リサーチ(Ca
rbohydrate Reseach) 57巻(1
977年)c23−c26頁)。十分にメチル化した多
糖類をジメチルスルフォキサイド中のナトリウムメチル
スルフィニルメニドで処理し、メチル化し(ヨー化トリ
ジューテリオメチルを使用して)、加水分解した、そし
てメチル化した糖の混合物を分析した(表II、C列)
。2,6−ジ−O−メチル−4−O−トリジューテリオ
メチル−D−グルコースは、その4の位置がウロン酸の
分解で自由となった。枝分かれしたD−グルコピラノシ
ル残基から誘導した。ウロン酸の0−4に結合した3−
置換D−グルコピラノシル残基を、β−除去により解離
して、更にβ−除去により分解して4−置換L−ラムノ
ピラノシル残基を解離する。この残基のかなりの部分も
分解する。
【0034】〔実施例1〕グリコール融和性ウェランガ
ム製造についての発酵手順 A.カルチャーの維持管理。 命名されてないアルカリゲネス菌、ATCC  315
55は、NA寒天培地に良好なコロニー形態を作って、
極めて良く生育する。培養温度は30℃である。本微生
物は黄色の色素を産生する。 B.種菌の調整。 フラスコ種菌をYMブロス中で、30℃、24時間培養
して調整し、次に、最終の発酵槽培地と同じ種菌培地に
接種する為に使用した。14L発酵槽に対して5%接種
原を使用した。
【0035】C.最終発酵槽培地。 次ぎのような培地が、14L発酵槽で良好な結果が得ら
れ、又より大型の20L、70L発酵槽にも使用できる
。 ────────────────────グルコース
                  3.0%K2H
PO4                      
0.05%プロモソイ               
   0.05%NH4NO3           
           0.09%MgSO47H2O
                   0.01%F
e++                      
1ppmホーレソルト(Hole salts)   
1ml/L────────────────────
pHは6.5及び7.5に調整した。0時間目は、pH
は7.3で残存炭素原は3.07%と測定された。25
.5時間後には、pHは7.0で、ビール粘度は235
0(ブルックフィールド(Brookfield) L
VF、60rpm ,スピンドル4)であった。63.
5時間後、pHは6.3、ビール粘度は3950であり
、そして4%イソプロパノールを添加して反応を終了さ
せた。ホーレソルトとは酒石酸塩、モリブデン酸マグネ
シウム、CoCl3 、ZnCl2 、CuCl2 、
ホウ酸、塩化マグネシウム及び硫酸第一鉄を含む微量元
素溶液である。最初の撹拌数及び通気量は夫々400r
pm と3L/Mであった。通気量は発酵中を通じて一
定に保持した。撹拌数は発酵中、良好な混合を確保する
為に必要に応じて増加させた。最高撹拌数は1600r
pm であった。低カルシウム生産物が望まれる場合に
は、前述の培地に脱イオン水を使用する。
【0036】D.硫酸ナトリウムの添加。 発酵ブロスの重量に対して0.45wt.%の割合で硫
酸ナトリウムを添加する。 E.回収。 発酵ビールは167°F で10〜15分間殺菌される
。 58〜60%スペントIPAをもたらす沈殿条件下で、
良好なファイバーが産生される。 F.乾燥。 強制通風棚式乾燥機の中で、約一時間、50〜55℃で
乾燥して、生産物を回収した。本生産物はエチレングリ
コール中で高い粘性を示した。エチレングリコール中0
.25%混合物は、ブルックフィールドLVTを用いて
6rpm で測定した場合、2,500cPを超える粘
度を示した。この濃度では、50ダイン/cm2 を超
える弾性係数を持っている。
【0037】グリコール融和性ウェランガムは濃厚なゲ
ル様の外観を持つ。純粋なエチレングリコール中でのグ
リコール融和性ウェランガムの水和は、2時間の混合及
び更に18時間の室温静置によって完成される。この水
和の程度は、熱の使用又はエチレングリコールを増量し
た水と混合した場合に、より増加する。純粋な冷水中で
は、完全な水和は約1時間又はそれ以下で達成される。 エチレングリコール−グリコール融和性ウェランガム混
合物は高い安定性を示す(1年以上を経過しても何等粘
度の減少はない)。
【0038】〔実施例2〕断熱組成物 2ポンドのグリコール融和性ウェランガムを390ポン
ドのエチレングリコールと混合した。1250ppm 
のEDTAを金属イオン封鎖剤として添加した。本混合
物を、オスターブレンダー上で10,000+rpm 
、20分間撹拌して水和した。本組成物は、200,0
00ppm まで海洋生命体に無毒である。本混合物の
熱伝導度をテストした結果、幾つかの代替絶縁材に優さ
ることを示した。                          
             熱伝導度(Watts/m
)  ゲル化した断熱組成物(実施例2)      
        91液状エチレングリコール    
                4022窒素@気圧
。                        
        162窒素@10気圧       
                       43
6窒素@30気圧                 
             729
【0039】〔実施
例3−10〕実施例2に述べた手順に従い、2ポンドの
グリコール融和性ウェランガム、1250ppm のE
DTA、及び種々の量のエチレン・グリコールを含む次
ぎの様な組成物を調整した。 実施例No.       エチレン・グリコール(l
bs)3                  200
4                  3005  
                3506     
             3607        
          4408           
       4509              
    50010                
  600実施例3−10で述べた組成物類は、実施例
2で述べた組成物のチキソトロピー性の程度を変動させ
ることを示した。実施例3の組成物は高い粘度を保持し
ており、そして熱伝導度も適当であるが、上述したオイ
ル絶縁用の様な特定の目的に対応させるには不都合であ
る。実施例10の組成物は、実施例2で述べた組成物よ
りも操作しやすいが、熱伝導度は純粋のエチレングリコ
ールにより近いものとなる。
【0040】〔実施例11〕グリコール融和性ウェラン
ガム製造の別の発酵手順。 A.カルチャーの維持管理。 命名されてないアルカリゲネス菌、ATCC31555
は栄養寒天培地に極めて良く生育する。培養温度は30
℃である。本微生物は黄色色素を産生する。 B.種菌の調整。 フラスコ種菌はYMブロス中で、30℃、24時間、振
動培養して調整した。次ぎに、新たなYMブロス種菌は
1%接種を使用して開始する。30℃で振動しながら2
4時間培養を行った後に、これ等のYM種菌を、0.5
%K2HPO4を含む以外は最終発酵槽培地と同様の種
菌培地を入れた1ガロン発酵槽に接種用として使用した
。接種量は6.7%で、発酵温度は30℃である。通風
量は1L/Mであり、撹拌数は400RPMとした。2
5時間後、この種菌は、5%接種量で30L発酵槽用ス
ターターとして使用した。
【0041】C.最終発酵槽培地 次ぎの様な培地が30L発酵槽で良好な結果を示し、ま
た70Lの如きより大型発酵槽にも使用できる。 ────────────────────グルコース
                  3.0%K2H
PO4                      
0.05%プロモソイ               
   0.05%NH4NO3           
           0.09%MgSO47H2O
                   0.01%F
e++                      
1ppmホーレソルト(Hole salts)   
1ml/L────────────────────
pHを6.5及び7.5の間に調節した。0時間目では
、残存炭素原は3.8%と測定された。69時間目では
、pHは6.55であり、ビヤー粘度は42,500c
Pであった。ホーレソルトは酒石酸塩、モリブデン酸マ
グネシウム、CoCl3 、ZnCl2 、CuCl2
 、ホウ酸、塩化マグネシウム及び硫酸第一鉄を含む微
量元素溶液である。最初の撹拌数及び通気量は夫々30
0rpm と5L/Mであった。通気量は20時間目で
10L/Mに増加させ、その後は、発酵中を通じて一定
に保持した。撹拌数は20時間目で、700PRM(最
高)まで増加させた。低カルシウム生産物が望まれる場
合には、前述の培地に脱イオン水を使用する。
【0042】D.硫酸ナトリウムの添加。 ブロスの重量に対して1.0%の重量%で、硫酸ナトリ
ウムを発酵生産物に添加する。 E.回収 発酵ビールは167°F で10〜15分間殺菌される
。 58〜60%スペントIPAをもたらす沈殿条件下で、
良好なファイバーが生産される。 F.乾燥。 強制通風棚式乾燥機の中で、約一時間、50−55℃で
乾燥して、生産物を回収した。この生産物は、実施例1
で述べられたサンプルと類似の熱特性及び溶液特性を有
することが示された。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体を入れて輸送するためのシステムの断面斜
視図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エチレン・グリコール及びグリコール
    融和性ウェランガムを含むチキソトロピー組成物であっ
    て、該グリコール融和性ウェランガムが、エチレン・グ
    リコールとの0.25%混合物で、ブルックフィールド
    LVTによって6rpm で測定して約2,500cP
    より大きな粘度を持つ組成物。
  2. 【請求項2】  更にキレート物質を含む請求項1の組
    成物。
  3. 【請求項3】  グリコール及びグリコール融和性ウェ
    ランガムが約100:1から300:1の間の重量比率
    で存在する請求項1の組成物。
  4. 【請求項4】  前記比率が約150:1から250:
    1の間である請求項3の組成物。
  5. 【請求項5】  前記比率が約175:1から225:
    1の間である請求項4の組成物。
  6. 【請求項6】  前記比率が約180:1から220:
    1の間である請求項5の組成物。
  7. 【請求項7】  前記比率が約195:1である請求項
    6の組成物。
  8. 【請求項8】  金属封鎖剤が約500ppm から2
    000ppm の間の量で存在するEDTAである請求
    項2の組成物。
  9. 【請求項9】  主流体を、それを囲むより低温の環境
    を通して輸送する方法であって、輸送パイプを通して伸
    びかつ主流体パイプの外面と輸送パイプの内面との間に
    チャンバーを形成する主流体パイプが、請求項1の組成
    物を該チャンバーに導入することにより、より低温の環
    境から断熱される方法。
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