JPH04351024A - マルチパスフェージングシミュレータ - Google Patents

マルチパスフェージングシミュレータ

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Publication number
JPH04351024A
JPH04351024A JP3123999A JP12399991A JPH04351024A JP H04351024 A JPH04351024 A JP H04351024A JP 3123999 A JP3123999 A JP 3123999A JP 12399991 A JP12399991 A JP 12399991A JP H04351024 A JPH04351024 A JP H04351024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
converter
mixer
digital signal
pass filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3123999A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nagata
和生 永田
Takashi Yoshida
隆 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH04351024A publication Critical patent/JPH04351024A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信(特に、デジタ
ルマイクロ波無線器を用いた通信)におけるマルチパス
フェージングの評価を行うためのマルチパスフェージン
グシミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信では、移動無線機が受信する電
波は、例えば、図6に示すように送信アンテナから複数
の経路を通って、遅延時間の異なる電波の合成波として
受信される。このため、受信電界が移動体の移動速度に
よって変動し、いわゆるマルチパスフェージングが生じ
、振幅,位相の短期的変動や遅延時間分散により、復調
波形の歪みが生じやすい。特に、デジタルマイクロ波通
信は伝送速度が向上しているため、従来の狭帯域アナロ
グFM方式に比べ、この遅延時間分散による波形歪みの
伝送品質に与える影響が大きく、フェージングに対する
無線器の耐久性を評価することが重要となる。
【0003】図7に示すように、マルチパスフェージン
グシミュレータ300は、その入力端子に送信機100
 を接続して送信波を与え、その出力を受信機200 
のアンテナ端子に接続するだけで、上述した遅延時間分
散や波形歪み等の試験を行えるものである。
【0004】従来のマルチパスフェージングシミュレー
タは、図5に示すように、アナログ回路により構成され
ている。本従来例は6波伝搬路モデルを形成しており、
ローカル信号発生器31からのローカル信号を用いた周
波数変換部(33,34,40,41)と、信号分配器
(35,39)と、遅延器36a 〜36e ,減衰器
37a 〜37f ,変調器38a 〜38f とを有
している。遅延路,減衰路,変調器からなるアナログ回
路のセットは、伝搬路モデルのパス数に対応して用意さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフェー
ジングシミュレータは、伝搬路モデルのパス数に対応し
て、遅延路,減衰路,変調器からなるアナログ回路のセ
ットを用意しなければならないため、パス数が多くなれ
ばなるほど回路が複雑化する。また、パス毎にアナログ
回路を構成しなければならないために制限が多く、マル
チパスフェージングのシミュレーションの自由度が制限
される。
【0006】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたものであり、その目的は、多様なマルチパスフェー
ジングシミュレーションを正確に、かつ、容易に実現す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、A/D変換器
と、デジタル信号処理部と、D/A変換器とを備え、マ
ルチパスフェージング現象をデジタル信号処理にて解析
するようにしたことを特徴とする。
【0008】デジタル信号処理部は、例えば、DSP(
デジタルシグナルプロセッサ)により構成される。
【0009】
【作用】DSPは基本的に演算手段を持つ計算機であり
、RAMからの設定により種々の自由な設定が可能であ
る。よって、一つのDSPで、種々のマルチパス条件を
実現できる。このため、アナログ回路のようにパス数に
対応して処理回路を設ける必要がなく、デジタル処理を
共用して、不要な制限を排してシミュレーションを実行
できるようになる。すなわち、遅延量,周波数特性,変
調機能,パス数等を自由に設定できるようになる。また
、設定条件の変更のみにより対処できるため、回路構成
を簡素化することができる。また、アナログ処理に比べ
てノイズにも強く、正確なシミュレーションが可能とな
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す図で
ある。
【0011】本実施例は、1本のチャネル(パス)は、
ミキサ3,ローパスフィルタ4,A/Dコンバータ5,
DSP(デジタルシグナルプロセッサ)6,D/A変換
器7,ローパスフィルタ8,ミキサ9,バンドパスフィ
ルタ10により構成される。チャネルは必要に応じて複
数本、設けられ、これらの特性はコントローラ2により
統括的に制御される。コントローラ2には、条件設定器
11よりシミュレーション条件が与えられる。
【0012】また、ローカル信号発生器1から出力され
るローカル信号はミキサ3,9により処理信号と混合さ
れ、周波数変換が行われる。ミキサ3では、信号はA/
D変換器5の帯域内のIF(中間周波)信号に変換され
、ミキサ9では、逆に、もとのRF信号に復元される。
【0013】DSP6は、図2に示すように、乗算器を
内蔵する1チップマイクロコンピュータであり、デジタ
ル信号処理(ほとんどは積和演算の繰返しによるフィル
タリング処理)を高速に実行するために独特のアキテク
チャーを採用している。すなわち、2つのデータが乗算
器22に同時に入力できるように2つのデータRAM2
0,21 を有しており、さらに、乗算結果をすぐに加
算演算に使えるように乗算器22の出力をALU23の
入力端に接続している。また、図示されないが、命令メ
モリはデータメモリと分離し、命令フェッチとデータア
クセスを並列に動作させ高速化し、さらに、水平マイク
ロコードを用いて内部機能の並列化を促進している。
【0014】例えば、信号の遅延はDSP内の信号デー
タ格納位置をシフトすれば仮想的に実現できる。図3(
a)のようなトランスバーサルフィルタの場合、信号は
遅延時間おきに次のタップに移行し、このような遅延は
、プログラム上は、図3(b)に示すように信号データ
の格納位置をシフトさせることにより実現される。コン
トローラ2はシミュレーション条件に応じた命令セット
を複数具備しており、条件設定器11からの指示を解読
して、DSP6に必要な情報を与えることにより、DS
P6内で、上述したような種々の演算を行わせる。
【0015】マルチパスフェージングの他に、空間ダイ
バシティも考慮したシミュレーションを実行する場合に
は、図4のように、マルチパスフェージングシミュレー
タ33を例えば、2チャンネル化して用いる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、アナログ
回路ではなく、シミュレータをDSP化し、マルチパス
フェージング現象をデジタル信号処理により行うことに
より、自由度が高く、正確なシミュレーションを容易に
行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】DSP6の構成例を示す図である。
【図3】(a)はトランスバーサルフィルタにおける信
号の移行(遅延時間おきの次のタップへの移行)状態を
示す図、(b)は、(a)の構成のプログラムによる実
現方法の一例(信号データの格納位置をシフトさせる方
法)を示す図である。
【図4】空間ダイバシティも考慮したシミュレーション
を行う場合のシステム構成例を示す図である。
【図5】従来例の構成を示す図である。
【図6】マルチパスフェージング現象を説明するための
図である。
【図7】マルチパスフェージングシミュレータの基本的
な使用形態を示す図である。
【符号の説明】
1  ローカル信号発生器 2  コントローラ 3  ミキサ 4  ローパスフィルタ 5  A/D変換器 6  DSP 7  D/A変換器 8  ローパスフィルタ 9  ミキサ 10  バンドパスフィルタ 20,21   データRAM 22  乗算器 23  ALU 24  アキュムレータ 30  送信器 31  送信アンテナ 32  受信アンテナ 33  マルチパスフェージングシミュレータ34  
受信器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マルチパスフェージング現象をシミュ
    レートするためのマルチパスフェージングシミュレータ
    であって、入力信号の周波数を変換する入力周波数変換
    器と、この入力周波数変換器を介した信号をデジタル信
    号に変換するA/D変換器と、このA/D変換器によっ
    てA/D変換された信号ついてデジタル信号処理を施し
    、遅延時間が異なる電波の合成波に相当する信号を形成
    するデジタル信号処理部と、このデジタル信号処理部か
    らの信号をアナログ信号に変換するD/A変換器と、こ
    のD/A変換器からの信号の周波数を変換する出力周波
    数変換器とを有し、前記入力信号として送信波が供給さ
    れ、前記出力周波数変換器の出力が受信機のアンテナ端
    子に供給されるようになっていることを特徴とするマル
    チパスフェージングシミュレータ。
JP3123999A 1991-05-28 1991-05-28 マルチパスフェージングシミュレータ Pending JPH04351024A (ja)

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JP3123999A JPH04351024A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 マルチパスフェージングシミュレータ

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JPH04351024A true JPH04351024A (ja) 1992-12-04

Family

ID=14874537

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JP3123999A Pending JPH04351024A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 マルチパスフェージングシミュレータ

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JP (1) JPH04351024A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001160789A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Eiden Kk フェージングシミュレータ
US7650261B2 (en) 2003-02-21 2010-01-19 Ntt Docomo, Inc. Multi-path generating apparatus, a multi-path fading simulator, and a multi-path generating method
JP2010098650A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Anritsu Corp フェージングシミュレータおよび無線通信機器試験システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001160789A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Eiden Kk フェージングシミュレータ
US7650261B2 (en) 2003-02-21 2010-01-19 Ntt Docomo, Inc. Multi-path generating apparatus, a multi-path fading simulator, and a multi-path generating method
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