JPH0434810A - 避雷碍子装置の放電電極 - Google Patents

避雷碍子装置の放電電極

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Publication number
JPH0434810A
JPH0434810A JP14067890A JP14067890A JPH0434810A JP H0434810 A JPH0434810 A JP H0434810A JP 14067890 A JP14067890 A JP 14067890A JP 14067890 A JP14067890 A JP 14067890A JP H0434810 A JPH0434810 A JP H0434810A
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JP
Japan
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discharge electrode
icicle
discharge
electrode
lightning arrester
Prior art date
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Pending
Application number
JP14067890A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Eiji Ito
栄司 伊藤
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、避雷碍子装置の放電電極、特にいわゆる直
列キャップを有する避雷碍子装置の放電電極に関する。
〔従来の技術〕
直列キャップを有する避雷装置では、第5図に示される
ように、電線を吊下支持する絶縁碍子(懸垂碍子)の課
電側に放電電極38が片持支持され、また避雷碍子10
の下端部に接地側の放電電極15が片持支持され、両放
電電極がそれぞれ延出されて対向配置されている。そし
て、接地側の放電電極は棒状とされたり(第5図参照)
、先端を弓状もしくは半弓状とされている(図示しない
。)。すなわち、水平成分のみならず上下方向成分を有
する形状とされている。また、一方、課電側の放電電極
38は接地側の放電電極15の下方位置に配置されるが
、上下方向成分を有する接地側の放電電極15の最も低
い部位(以下、最低部という。)の垂直下方位置に課電
側の放電電極38が延出されていた。これは風等の影響
により絶縁碍子が振れることがあっても可能な限り気中
放電キャップGの間隙を一定に保って絶縁碍子側との良
好な絶縁協調を維持しようとしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、接地側の放電電極15は上下方向成分を有する
ため、放電電極15が露や雨に濡れると、最下部の部位
に水が溜まり、これが氷結して氷柱となることがある。
この際に、放電電極15の最低部の垂直下方位置に配置
されている課電側の放電電極38の部位があるため、第
5図に示されるように、氷柱Iが発達して課電側の放電
電極38まで延びて架橋する虞れがあった。架橋すると
、・両放電電極15.38が電気的に短絡してしまい避
雷碍子10を電気的に苛酷な状況においてしまうという
技術的課題を有していた。
また、氷柱と同様に豪雨の際には、放電電極15を流下
する雨水が湾状に流れて両放電電極15゜38を短絡す
るという技術的課題を有していた。
上記技術的課題を解決するため、この発明は、氷柱Iが
発達したり、豪雨の際にも、課電側及び接地側の両放電
電極15.38間が短絡してしまう虞れがない放電電極
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、課電側の放電電極
8,18.28を接地側の放電電極15゜25.35の
最低部の垂下方位置を迂回して延長配置した構成として
いる。
〔作用〕
この発明では、接地側の放電電極15,25゜35は少
なくとも上下方向に延出されているので、電極に付着し
た水分は下方に流れ放電電極15゜25.35の最低部
に滞留、冷却され氷結し、順次垂直下方に成長して氷柱
Iになる。この氷柱Iがさらに成長しても、氷柱Iが延
びる接地側の放電電極15,25.35の最低部の垂下
方位置を迂回して延長して配置されているため、氷柱■
が課電側の放電電極8,18.28と架橋することがな
い。
〔実施例1〕 以下、この発明の実施例1を第1,2図に基づいて説明
する。
第1図に示すように、鉄塔の支持アーム1にはUクレビ
ス2が固定され、このUクレビス2に回動可能に上部連
結金具3が吊下されている。この上部連結金具3には、
懸垂碍子連からなる絶縁碍子4が吊下され、この絶縁碍
子4の下部には下部連結金具5及び電線クランプ6を介
して送電線7が吊下されている。下部連結金具5には課
電側の放電電極8が略水平方向に片持ち支持され、右方
へ延出されている。
また、支持アーム1には取付アダプタ9が片持ち支持さ
れ、この取付アダプタ9の先端下面には避雷碍子10が
吊下固定されている。この避雷碍子10は、図示しない
耐圧絶縁筒と、その上下両端部に嵌合固定した接地側及
び課電側の電極金具11.12と、耐圧絶縁筒内に内蔵
した電圧−電流特性が非直線性の避雷素子13と、さら
に耐圧絶縁筒の外周に設けたゴム体14とにより構成さ
れている。また、課電側の電極金具12には棒状に形成
された接地側の放電電極15が固定され、この放電電極
15の先端部は課電側の放電電極8との間に所定の気中
放電キャップGをもって対向支持されている。
棒状に形成された接地側の放電電極15は、第1.2図
に示されるように、電極金具12に取付けられる取付部
15aと、斜め下方に延出された中央部15bと、さら
に下方に延出された先端部15cからなり、先端部15
cが最下部とされている。
一方、課電側の放電電極8は、第1,2図に示されるよ
うに、下部連結金具5に取付けられる取付部8aと、は
ぼ水平に延出された中央部8bと、さらに放電電極15
の先端部15cの垂直下方位置を避けて屈曲した屈曲部
8cとさらに延出する先端部8dとされている。
次に、前記のようにその作用を説明する。
今、氷点温度以下の環境の下で、接地側の放電電極15
が露や雨に濡れると、水滴が放電電極15の最下部の部
位である先端部15cに溜まり、これが氷結して順次垂
直下方に成長し、氷柱になる。
氷柱が更に成長して、課電側の放電電極8の位置よりも
さらに成長しても、放電電極8は屈曲部8cで屈曲し、
放電電極15の先端部15cの垂直下方位置を避けた位
置にあるので、氷柱は放電電極8と突き当たること無く
更に下方へ垂下成長する。
このため、仮に接地側の放電電極15に氷柱が付着、成
長しても、氷柱により接地側の放電電極15と課電側の
放電電極8とが架橋して短絡することを防止できる。ま
た、この実施例では、課電側の放電電極8を屈曲部8c
で屈曲させた構成であるから、軽量な放電電極8とする
ことができるとともに、構造も極めて簡単となる。
次に、この発明を具現化した他の実施例を第3図(a)
〜(b)、第4図(a)〜(b)に基づいて説明する。
第3図(a)は接地側の放電電極25を示し、電極金具
12に取付けられる取付部(図示しない)と棒状に下方
に延出される中央部25aと、中央部25aの先端に溶
着された弓状に上方へ湾曲する先端部25bとにより形
成されている。この放電電極25では、弓状の先端部2
5bの中央部25cが最低部となっている。
第3図(b)は接地側の放電電極35を示し、電極金具
12に取付けられる取付部(図示しない)から棒状に下
方に延出された中央部35aと、この中央部35aの中
間をほぼ横方向に弓状に湾曲させている。この放電電極
35では、先端部35bに近い部位の最も下方に位置す
る部位35cが最低部となっている。
第4図(a)は課電側の放電電極18を示し、下部連結
金具5に取付けられる取付部(図示しない)と棒状に横
方向に延出される中央部18aと、この中央部18aの
先端を離隔されて並行に延出する二叉の先端部材18b
、18bが溶着されている。この放電電極18では、二
叉の先端部材18bとすることにより、上部に位置する
接地側の放電電極の垂直下方位置を避けている。
第4図(b)は課電側の放電電極28を示し、図示しな
い下部連結金具5に取付けられる取付部(図示しない)
から棒状に横方向に延出される中央部28aと、この中
央部28aの先端に溶着されたリング状に延出する先端
部材28bにより形成されている。この放電電極28で
は、リング状の先端部材28bとすることにより、上部
に位置する接地側の放電電極の垂直下方位置を避けてい
る。
第2図では、接地側の放電電極15と課電側の放電電極
8とを組み合わせた例を示したが、接地側の放電電極1
5と課電側の放電電極8と第4図(a)、(b)に示さ
れる課電側の放電電極18゜28と組み合わせた構成と
してもよい。また同様に第3図(a)、(b)に示され
る接地側の放電電極25又は放電電極35と第2図に示
される課電側の放電電極8又は第4図(a)、(b)に
示される課電側の放電電極18.28と組み合わせた構
成としてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明は、接地側の放電電極の
最低部の垂下方位置を迂回して課電側の放電電極を延長
配置したことにより、接地側の放電電極から氷柱が垂れ
下がっても、湾状に雨水が流れることがあっても、課電
側及び接地側の両数電電極間が短絡してしまう虞れがな
い放電電極とすることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図(b)はこの発明の実施例を示し、第1図は
避雷碍子装置の正面図、第2図は氷柱も併せて示した斜
視図、第3図(a)、第3図(b)は接地側の放電電極
の例を示す斜視図、第4図(a)、第4図(b)は課電
側の放電電極の例を示す斜視図、第5図は従来例を示す
正面図である。 4・・・絶縁碍子、7・・・送電線、8・・・課電側の
放電電極、10・・・避雷碍子、15・・・接地側の放
電電極、G・・・気中放電キャップ、■・・・氷柱特許
出願人   日本碍子株式会社 代 理 人   弁理士 恩田博宣 (ほか1名) 第3m 第4m (a) (a) (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、送電線(7)を支持する絶縁碍子(4)と避雷碍子
    (10)をそれぞれ吊下げ、該絶縁碍子(4)の課電側
    に課電側の放電電極(8)を設けるとともに、該課電側
    の放電電極(8)の上方に位置する該避雷碍子(10)
    の課電側に接地側の放電電極(15)とを上下に対向し
    てそれぞれ設け、該両放電電極(8、15)の間に気中
    放電キャップ(G)を形成した避雷碍子装置の放電電極
    において、 前記課電側の放電電極(8)を前記接地側の放電電極(
    13)の最低部の垂下方位置を迂回して延長配置したこ
    とを特徴とする避雷碍子装置の放電電極。
JP14067890A 1990-05-29 1990-05-29 避雷碍子装置の放電電極 Pending JPH0434810A (ja)

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JPH0434810A true JPH0434810A (ja) 1992-02-05

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JP (1) JPH0434810A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0783195A1 (en) * 1996-01-03 1997-07-09 Oy Sekko Ab Arching protection device for coated overhead cables

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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