JPH04345965A

JPH04345965A - カラオケ搭載ビデオ・テレビ一体型複合ａｖ機器

Info

Publication number: JPH04345965A
Application number: JP3120126A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Araki; 泰博荒木
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1991-05-24
Filing date: 1991-05-24
Publication date: 1992-12-01
Anticipated expiration: 2012-11-26
Also published as: JP2681549B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、テレビとビデオとカラ
オケの３つの機能を有する複合ＡＶ機器に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダとテレビジ
ョン受像機との一体型複合ＡＶ機器においてカラオケ機
能を搭載したものは存在しなかった。

【０００３】個別の製品であれば、カラオケ機能付きビ
デオやカラオケ機能付きレーザディスクといったものが
存在している。これらは、そのＡＶ出力端子をケーブル
を介してテレビのＡＶ入力端子に接続して使用するもの
である。

【０００４】ビデオとテレビとが別体の場合、一般的に
アンテナはビデオに内蔵のチューナに接続され、オンエ
アのテレビジョン信号（映像信号と音声信号）をテレビ
で受信する場合には、ビデオにおける録再系をスルーさ
せる状態でケーブルを介してテレビ側に入力するように
なっている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記のようなカラオケ
機能付きビデオをテレビにケーブル接続したＡＶシステ
ムにおいては、カラオケテープの再生モード時において
、１つの曲を歌い終わって次の曲を捜す場合の選曲のた
めの頭出しサーチ（ＤＰＳＳ）を行ったり、歌い手の交
替などのためにビデオをストップモードにしたりすると
、ビデオ側チューナでの自動切換え機能によってオンエ
アのテレビジョン信号がテレビのＡＶ入力端子に入力さ
れることとなり、テレビの画面にオンエア番組が現れる
ことになる。

【０００６】しかし、ユーザーは、現在、カラオケを楽
しんでいる最中であり、それとは全く無関係なオンエア
番組の映像が画面に現れたり音声がスピーカから聞こえ
たりすると、その場の雰囲気がこわされてしまう。

【０００７】そして、時刻が深夜でオンエア番組が放送
されていないときは、画像も音声もノイズとなってしま
う。機種によっては、同期信号が検出されないときに、
スピーカ出力に対してノイズミュートをかけるものもあ
るが、その場合には、マイクから入力されミキシングさ
れるべきユーザー音声もミュートされてしまうこととな
る。

【０００８】以上のような不都合が発生する原因は、そ
もそもビデオとテレビとが別体であるために、テレビ側
ではＡＶ入力端子から入力されてくる信号がビデオによ
る再生信号であるのか、アンテナで受信したオンエアの
テレビジョン信号であるのかを全く識別することができ
なかったことにあるといえる。

【０００９】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、カラオケ機能を有するビデオテープ
レコーダとテレビジョン受像機とを一体化することによ
り（本明細書では、このように一体化されたものをビデ
オ・テレビ一体型複合ＡＶ機器と称することとする）、
ビデオでのカラオケ再生モードを判別できるようにして
、一時的に選曲のための頭出しサーチモードやストップ
モードにしたときには、オンエアのテレビジョン信号を
受け付けないようにしてカラオケの雰囲気をこわさない
ようにすることを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１のカラ
オケ搭載ビデオ・テレビ一体型複合ＡＶ機器は、カラオ
ケ機能を搭載し、ビデオテープレコーダとテレビジョン
受像機とを一体複合化したＡＶ機器であって、カラオケ
ポジションＯＮ信号の入力があったときにオンエア・テ
レビジョン信号の入力をＯＦＦにする手段と、前記カラ
オケポジションＯＮ信号の入力があったときにビデオの
状態を判定し、頭出しサーチモードまたはストップモー
ドのときにテレビに対してカラオケスタンバイ映像信号
を送出する手段とを備えたことを特徴とするものである
。

【００１１】また、本発明に係る第２のカラオケ搭載ビ
デオ・テレビ一体型複合ＡＶ機器は、上記第１のカラオ
ケ搭載ビデオ・テレビ一体型複合ＡＶ機器の構成に加え
て、ビデオの状態の判定の結果が頭出しサーチモードま
たはストップモードのときにスピーカ出力ミュートを強
制的にＯＦＦする手段を備えたことを特徴とするもので
ある。

【００１２】

【作用】カラオケ機能を有するビデオテープレコーダと
テレビジョン受像機とを一体化することにより（ビデオ
・テレビ一体型複合ＡＶ機器）、ビデオの状態を判定し
、かつ、その判定の結果としてテレビ画面に映し出す映
像やスピーカ出力の状態を制御することが可能となる。

【００１３】すなわち、カラオケモードにするとカラオ
ケポジションＯＮ信号が出力されてオンエア・テレビジ
ョン信号を受け付けない状態にロックしておき、選曲や
歌い手の交替のためにビデオを一時的に頭出しサーチモ
ードやストップモードにするとカラオケスタンバイ映像
信号をテレビに出力して適当なカラオケスタンバイ画面
を表示させる。

【００１４】また、頭出しサーチモードやストップモー
ドにしたときに、時刻が深夜でオンエア番組が放送され
ておらず同期信号が検出されなくても、スピーカ出力ミ
ュートをＯＦＦにする、換言すれば、スピーカ出力を可
能とすることにより、マイク入力音声をスピーカから出
力させることを禁止せず、これで、マイクテストや歌い
手による歌声を楽しむことが可能となる。

【００１５】

【実施例】以下、本発明に係るカラオケ搭載ビデオ・テ
レビ一体型複合ＡＶ機器の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。

【００１６】図１は、カラオケ搭載ビデオ・テレビ一体
型複合ＡＶ機器の電気的構成を示すブロック線図である
。

【００１７】図１において、２は受信アンテナ、４はチ
ューナ、６は映像音声中間周波増幅及び検波回路、８，
１０，１２はレーザディスクやビデオムービーなどを接
続する補助入力端子（ＡＵＸ）であって、８は映像入力
端子、１０は左音声入力端子、１２は右音声入力端子、
１４は入力側連動切換スイッチ、１６は映像信号録再系
、１８は音声信号録再系、２０は出力側連動切換スイッ
チである。

【００１８】映像信号録再系１６と音声信号録再系１８
とはビデオテープレコーダと同一の機能を有するものと
考えてよい。

【００１９】入力側連動切換スイッチ１４は、入力すべ
き映像音声信号として、チューナポジションと補助入力
ポジションと無接続ポジションとに切り換えるものであ
る。

【００２０】出力側連動切換スイッチ２０は、出力すべ
き映像音声信号として、ビデオ再生ポジションとスルー
ポジションとに切り換えるものである。

【００２１】２２はマイク、２４はマイクジャック、２
６はマイク音声アンプ、２８はマイク音声ボリューム、
３０は音声ミキシング回路、３２はトーンコントロール
回路、３４は二音声出力回路、３６は左スピーカ、３８
は右スピーカである。

【００２２】入力側連動切換スイッチ１４から直接的に
出力側連動切換スイッチ２０にスルーしてくる左右の音
声信号または音声信号録再系１８から再生され出力側連
動切換スイッチ２０を介して出力されてくる音声信号と
、マイク２２から入力されたユーザーの音声信号とは音
声ミキシング回路３０においてミキシングされるように
なっている。すなわち、マイク２２，マイクジャック２
４，マイク音声アンプ２６，マイク音声ボリューム２８
および音声ミキシング回路３０がカラオケ機能部を構成
している。

【００２３】４０は機器本体部分においてマニュアル操
作により各種の指令を与えるキーマトリクス、４２は図
外のリモコン送信機からのリモコン信号を受信するリモ
コン信号受信部、４４は機器全体を一括制御するメイン
・マイクロコンピュータ、４６はメカニズム系を制御す
るサーボ・マイクロコンピュータ、４８はビデオ・クロ
マ・ジャングル（Ｖ／Ｃ／Ｊ）、５０はＤ／Ａコンバー
タ、５２はオン・スクリーン・ディスプレイ回路（ＯＳ
Ｄ）である。

【００２４】メイン・マイクロコンピュータ４４は、キ
ーマトリクス４０またはリモコン信号受信部４２からの
入力指令信号をデコードしてチューナ４，入力側連動切
換スイッチ１４，映像信号録再系１６，音声信号録再系
１８，出力側連動切換スイッチ２０，二音声出力回路３
４，サーボ・マイクロコンピュータ４６，Ｄ／Ａコンバ
ータ５０およびオン・スクリーン・ディスプレイ回路５
２などを制御する。メイン・マイクロコンピュータ４４
とサーボ・マイクロコンピュータ４６との間では制御信
号や情報のやりとりが行われる。

【００２５】メイン・マイクロコンピュータ４４がＤ／
Ａコンバータ５０とオン・スクリーン・ディスプレイ回
路５２とに与える情報としては、映像についてのレベル
制御情報として色の濃さ（ＣＯＬＯＵＲ），コントラス
ト（ＣＯＮＴＲＡＳＴ），明るさ（ＢＲＩＧＨＴ），色
合い（ＴＩＮＴ）とそのＯＳＤ表示情報など、また、音
声についてのレベル制御情報として低音（ＢＡＳＳ），
高音（ＴＲＥＢＬＥ），左右音量バランス（ＢＡＬＡＮ
ＣＥ），音量（ＶＯＬＵＭＥ）とそのＯＳＤ表示情報な
どがある。

【００２６】Ｄ／Ａコンバータ５０は、映像についての
レベル制御情報をビデオ・クロマ・ジャングル４８に与
える一方、音声についてのレベル制御情報をトーンコン
トロール回路３２に与える。オン・スクリーン・ディス
プレイ回路５２は、与えられた各種のインフォメーショ
ン文字を含むレベル制御情報をＲ，Ｇ，Ｂの３原色信号
に変換してビデオ・クロマ・ジャングル４８に送出する
。ビデオ・クロマ・ジャングル４８は、映像信号録再系
１６から入力した輝度信号およびクロマ信号からＲ，Ｇ
，Ｂの３原色信号を生成するとともに垂直同期信号と水
平同期信号とを生成するものである。また、オン・スク
リーン・ディスプレイ回路５２からの各種のレベル制御
情報をミキシングしてＣＲＴへ送出する。

【００２７】以上のようにビデオテープレコーダとテレ
ビジョン受像機とが一体化され、カラオケ機能が搭載さ
れた複合ＡＶ機器において、さらに次のような構成を備
えている。

【００２８】キーマトリクス４０において、メイン・マ
イクロコンピュータ４４に対してカラオケポジションＯ
Ｎ信号を送出するためのキーが設けられている。また、
図外のリモコン送信機においても同様のキーが設けられ
、リモコン信号受信部４２はそのリモコン信号をメイン
・マイクロコンピュータ４４に送出するようになってい
る。

【００２９】メイン・マイクロコンピュータ４４は、カ
ラオケポジションＯＮ信号を入力したときには、まず、
入力側連動切換スイッチ１４を強制的に無接続ポジショ
ンに切り換える。これによって、チューナ４やＡＵＸの
映像入力端子８からの映像信号、および、チューナ４や
ＡＵＸの左右の音声入力端子１０，１２からの音声信号
は、ＶＴＲ側やＣＲＴ側には入力されない状態となる。チューナ４との接続分離によってオンエア・テレビジョ
ン信号の入力がＯＦＦとなる。

【００３０】無接続ポジションに切り換えた後、メイン
・マイクロコンピュータ４４は、サーボ・マイクロコン
ピュータ４６からの情報に基づいて現在のビデオテープ
レコーダ（映像信号録再系１６，音声信号録再系１８）
の状態がどのようになっているかを判定する。

【００３１】カラオケテープを再生するカラオケモード
が指定されているときには、メイン・マイクロコンピュ
ータ４４は、映像信号録再系１６および音声信号録再系
１８を再生状態に制御するとともに、出力側連動切換ス
イッチ２０を再生側に切り換え、カラオケテープから再
生された映像信号をビデオ・クロマ・ジャングル４８を
介してＣＲＴに送出してカラオケ画面を映し出し、かつ
、カラオケテープから再生された伴奏の音声信号を音声
ミキシング回路３０に送出する。このとき、マイク２２
から入力されたカラオケを楽しむユーザーによる音声信
号が音声ミキシング回路３０において伴奏の音声信号と
ミキシングされ、トーンコントロール回路３２および二
音声出力回路３４を介して左右のスピーカ３６，３８か
ら放音されることになる。

【００３２】なお、カラオケテープの再生によってビデ
オ・クロマ・ジャングル４８から同期信号が出力される
ことになるが、メイン・マイクロコンピュータ４４は、
その同期信号を検出している限り、二音声出力回路３４
に対してはスピーカ出力ミュートＯＦＦを指令する。し
たがって、二音声出力回路３４は出力許可の状態となる
。

【００３３】次に、メイン・マイクロコンピュータ４４
がビデオの状態を判定した結果、頭出しサーチモードや
ストップモードであったときには、メイン・マイクロコ
ンピュータ４４は、カラオケポジションＯＮ信号を入力
している限りにおいて、オン・スクリーン・ディスプレ
イ回路５２に対してカラオケスタンバイＯＮ信号を送出
するとともに、二音声出力回路３４に対してスピーカ出
力ミュートＯＦＦ信号を送出する。

【００３４】これによって、オン・スクリーン・ディス
プレイ回路５２は、例えば、ビデオ・クロマ・ジャング
ル４８に対して、適当なカラオケスタンバイ映像信号、
例えば、グリーン一色のバックグラウンドに白文字で「
ＫＡＲＡＯＫＥ　　ＳＴＡＮＤ−ＢＹ」などと表示する
ための映像信号をＲ，Ｇ，Ｂの３原色信号の形で送出す
る。

【００３５】ところで、カラオケテープでない通常テー
プの再生時においては、ビデオ状態が再生モードではな
く頭出しサーチモードやストップモードのときには、同
期信号を検出しないので、メイン・マイクロコンピュー
タ４４は、スピーカ出力ミュートＯＮ信号を二音声出力
回路３４に送出してノイズ音声がスピーカ３６，３８か
ら放音されるのを防止するのである。

【００３６】しかし、カラオケテープを再生しており予
めカラオケポジションＯＮ信号がメイン・マイクロコン
ピュータ４４に入力されているときには、同期信号を検
出しなくても、つまり、深夜などオンエア・テレビジョ
ン信号を受信していない状態であっても、メイン・マイ
クロコンピュータ４４は、スピーカ出力ミュートＯＦＦ
信号を二音声出力回路３４に送出し、二音声出力回路３
４を音声出力許容状態となし、音声ミキシング回路３０
を介して入力されるユーザーによるマイク２２からの音
声信号をスピーカ３６，３８から放音することになる。

【００３７】なお、このミュートＯＦＦの状態のときに
、歌い手が交替するなどのためにマイク音声ボリューム
を調整する必要があるときには、マイク音声ボリューム
２８での調整によりマイクテストを行うことができる。また、カラオケ伴奏なしの状態でのスピーカ３６，３８
を通じての歌唱を楽しむこともできる。

【００３８】なお、カラオケポジションＯＮ信号の出力
は、キーマトリクス４０やリモコン信号受信部４２から
だけでなく、例えば、マイクジャック２４にマイク２２
を差し込んだときにＯＮする連動スイッチを付属させ、
そのＯＮ信号をカラオケポジションＯＮ信号として利用
してもよい。

【００３９】

【発明の効果】本発明に係る第１のカラオケ搭載ビデオ
・テレビ一体型複合ＡＶ機器によれば、ビデオテープレ
コーダとテレビジョン受像機とを一体化することにより
、ビデオ状態の判定結果によってテレビ画面とスピーカ
出力とを制御することが可能となり、選曲や歌い手交替
のためビデオを一時的に頭出しサーチモードやストップ
モードにしたときには、オンエア番組の出力を禁止する
とともに、適当なカラオケスタンバイ画面を表示させる
ことができ、カラオケを楽しんでいる最中の雰囲気をこ
わさないですむという効果を奏する。

【００４０】また、本発明に係る第２のカラオケ搭載ビ
デオ・テレビ一体型複合ＡＶ機器によれば、深夜などオ
ンエア番組が放送されていない時間帯に頭出しサーチモ
ードやストップモードにしたときには、同期信号が検出
されなくてもスピーカ出力をミューティングすることな
く、しかも、ノイズ音声の出力なしに、スピーカ出力を
通じてマイクテストをしたり歌声を楽しんだりすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係るカラオケ搭載ビデオ・
テレビ一体型複合ＡＶ機器の電気的構成を示すブロック
線図である。

【符号の説明】

２　　受信アンテナ４　　チューナ　　　　　　　　　　　　　　　　３２
　　トーンコントロール回路１４　　入力側連動切換スイッチ　　３４　　二音声出
力回路１６　　映像信号録再系　　　　　　　　　　３
６　　左スピーカ１８　　音声信号録再系　　　　　　
　　　　３８　　右スピーカ２０　　出力側連動切換ス
イッチ　　４０　　キーマトリクス２２　　マイク　　
　　　　　　　　　　　　　　　　４２　　リモコン信
号受信部２４　　マイクジャック　　　　　　　　　　４４　　
メイン・マイクロコンピュータ２６　　マイク音声アンプ　　　　　　　　４６　　サ
ーボ・マイクロコンピュータ２８　　マイク音声ボリューム　　　　４８　　ビデオ
・クロマ・ジャングル３０　　音声ミキシング回路　　　　　　５２　　オン
・スクリーン・ディスプレイ回路

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　カラオケ機能を搭載し、ビデオテープ
レコーダとテレビジョン受像機とを一体複合化したＡＶ
機器であって、カラオケポジションＯＮ信号の入力があ
ったときにオンエア・テレビジョン信号の入力をＯＦＦ
にする手段と、前記カラオケポジションＯＮ信号の入力
があったときにビデオの状態を判定し、頭出しサーチモ
ードまたはストップモードのときにテレビに対してカラ
オケスタンバイ映像信号を送出する手段とを備えたこと
を特徴とするカラオケ搭載ビデオ・テレビ一体型複合Ａ
Ｖ機器。
【請求項２】　　請求項１に記載の構成に加えて、ビデ
オの状態の判定の結果が頭出しサーチモードまたはスト
ップモードのときにスピーカ出力ミュートを強制的にＯ
ＦＦする手段を備えたことを特徴とするカラオケ搭載ビ
デオ・テレビ一体型複合ＡＶ機器。