JPH04341236A - 中空プローブ用一体カバー - Google Patents

中空プローブ用一体カバー

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JPH04341236A
JPH04341236A JP3204316A JP20431691A JPH04341236A JP H04341236 A JPH04341236 A JP H04341236A JP 3204316 A JP3204316 A JP 3204316A JP 20431691 A JP20431691 A JP 20431691A JP H04341236 A JPH04341236 A JP H04341236A
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Joseph P Brown
ジョセフ ピー.ブラウン
Randall R Howe
ランドール アール.ホウェ
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/02Constructional details
    • G01J5/05Means for preventing contamination of the components of the optical system; Means for preventing obstruction of the radiation path
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
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    • G01J5/02Constructional details
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00142Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with means for preventing contamination, e.g. by using a sanitary sheath
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/02Constructional details
    • G01J5/021Probe covers for thermometers, e.g. tympanic thermometers; Containers for probe covers; Disposable probes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にはプローブカバ
ーに関する。本発明は特に医療器具のプローブ即ちスペ
キュラ用衛生カバーに関する。本発明は専用ではないが
、例えば耳の腔のような、人体の表面からの赤外線放射
(IR)を検出し、かつ分析することにより人体の温度
を検出する温度計のプローブ用衛生カバーとして特に有
用である。
【0002】
【従来の技術】多くの病気の診断や監視に対して人体の
温度を正確に読み取ることは不可欠でないとしても有用
であることは周知である。事実、これらの目的に対して
数種の型式の温度計が開発されてきた。例えば、益々多
用されつつある再使用可能の温度計の一型式は赤外放射
(IR)温度計である。典型的なそのような装置がフラ
デン(Fraden)の米国特許第4,797,840
号に開示されている。
【0003】重要なことは、他のタイプの温度計と同様
、使用中IR温度計と人体との間が衛生的に接触してい
る必要があることである。そのような衛生的な接触は数
種の要領で達成しうることが広く知られている。例えば
、体温計は後で使用に先立って殺菌しうるものか、ある
いは一回だけ使って後は捨ててしまうかのいずれかであ
る。さらに、体温計は人体との接触から何らかの方法で
保護される。容易に殺菌できないか、あるいは高価なの
で簡単に捨ててしまう訳にはいかないIR温度計に対し
ては、その温度計を後で衛生的に使用しうる唯一実用的
な方法は、人体と接触する体温計の部分に対して使い捨
てカバー即ち障害を提供することである。
【0004】典型的には、人体の温度を検出するために
、IR温度計は、選定した人体の表面を温度計の熱放射
検出要素との間の放射軌道を設定するために中空のプロ
ーブ即ちスペキュラを使用している。患者の耳管へ通常
挿入されるか、あるいは人体の表面と接触するようにさ
れるのはこのプローブである。このように汚染から保護
する必要があるのはIR温度計のプローブである。
【0005】患者と温度計のプローブとの間の衛生的な
障害を提供するという目的を達成するために数種のプロ
ーブカバーが提案されてきた。衛生的障害機能の他に、
典型的にはこれらの装置は付加的な三種類の機能を満足
する必要がある。第1に、プローブカバーは典型的には
遠赤外線範囲の波長を有する放射線に対して透過性であ
ること、即ち、プローブカバーの少なくとも一部は赤外
線ウインドウとして機能する必要がある。また、プロー
ブカバーは温度計ハウジングにしっかりと固定される必
要があり、プローブを人体の腔(例えば耳管)に容易か
つ快適に挿入しうるべきである。
【0006】従来のプローブカバーは4種類の要件全て
に対応するために典型的には個別の要素を用いてきたが
、あるいは前記要件の1つ以上を完全に満足させえなか
った。前述のプローブカバーの種々の機能を達成するた
めに個別の要素を接続しているプローブカバーの一例と
しては、オハラ他( O′haraet al)の米国
特許第4,662,360号は鼓室温度計の耳管プロー
ブ用の衛生保護カバーを開示している。開示されている
ように、オハラによる装置は基本的にはスペキュラとし
て作用する本質的に剛性の側壁を組み入れた多部分から
なるカバーである。オハラの装置の一方の部分(フィル
ム)は赤外線ウインドウとして使用され、他方の部分(
チューブ)は前述した他の三要件を満足するために使用
されている。
【0007】同様にマイスト他(Meyst et a
l )の米国特許第4,911,559号は衛生的な障
害として作用する延伸可能フィルムと、赤外線ウインド
ウと、プローブを耳に挿入しやすくするプローブ(スペ
キュラ)エンベロップとを有するスリーピースのプロー
ブカバーを開示している。本装置はプローブカバーをプ
ローブにしっかりと嵌装させる個別の剛性リングを有し
ている。
【0008】さらに別のプローブカバーがオハラ( O
′Hara)の米国特許第4,790,324号に開示
されている。これは赤外線に対して透過性のウインドウ
より厚く、本体の外端を横切って配置されているチュー
ブ状本体を有する。チューブの内端はプローブを囲むが
、そこから離隔されている。
【0009】残念ながら、前述のような多数の部分から
なるカバーは製作過程中に数多くの仕事を遂行すること
を要する。さらに、多数の部分からなるプローブカバー
の各種部分を組み立てると、相互に接続された部分の境
界に沿って継目が作られ、その継目は万一プローブカバ
ーから過度に突出すれば患者に対して不快感を与えうる
。多分さらに重要なことは、プローブカバーの完全性、
したがって衛生的な効能について妥協するとすればカバ
ーの他の面部分におけるより継目についての方が容易で
ある。
【0010】このように、プローブカバーは一体構造で
あることが望ましい。そのようなプローブカバーの1つ
がトゥエンティア(Twentier)の米国特許第3
,949,740号に開示されている。トゥエンティア
の特許はプローブの末端を除いて全て被覆する剛性のプ
ローブカバーを開示している。このように、トゥエンテ
ィアの特許のプローブは、プローブの末端を全く被覆し
ないでその関連のプローブに対する赤外線ウィンドウを
提供する。残念ながら、トゥエンティアの装置はプロー
ブの末端を被覆していないので、前記末端は使用中潜在
的に汚染されうる。したがって、依然として、効果的な
衛生障害を提供するために温度計のプローブの概ね全て
を被覆する一体プローブカバーに対する要請がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は製作過程中に
各種のプローブカバー部材を組み立てる必要なくIR温
度計上の効果的な一体プローブカバーを作ることが可能
であると認識している。さらに、本発明は衛生プローブ
カバーが、その保護機能を達成する上でスペキュラとし
て機能する必要ないことも認識する。したがって、本発
明の目的は一体構造であるプローブカバーを提供するこ
とである。さらに別の本発明の目的は、プローブと、さ
もなければプローブと接触するようになる人体の表面と
の間で連続した一体形成の一体障害を提供するプローブ
カバーを提供することである。最後に、本発明の目的は
比較的使い易く、製作コストの効果的なプローブカバー
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】本発明によるIR温度計用プローブカバー
の好適実施例は開放端と閉鎖端とを有する概ね中空で切
頭円錐形状のシースを含む。前記シースは赤外線ウイン
ドウを提供するようにシースの閉鎖端では十分薄い一片
の一体品の赤外線透過フィルムから作られている。シー
スの開放端はその周囲即ちフィルム片の縁部により画成
されている。シースは前述のようにシースの開放端を閉
鎖端と接続し、シースの形状を効果的に画成する切頭円
錐形の壁を有している。前記壁の厚さは均一か、あるい
はシースの開放端での比較的厚い形態からシースの閉鎖
端近傍の比較的厚い形態までテーパがついている。
【0014】リング状の基部がシースの開放端即ち近位
端の周囲に一体形成され、かつそこから外方に突出し、
カバーがプローブ上に置かれるとIR温度計の中空のプ
ローブの外側と締りじめあるいはインタロッキング嵌合
を提供する。重要なことは、プローブカバーの基部が温
度計と係合すると、シースが効果的にプローブを囲み、
シースの赤外線ウインドウがプローブの遠位端即ち自由
端に位置することである。このように、ウインドウは、
プローブを貫通し、それに沿って耳管の内側からの赤外
線が温度計の熱検出要素まで伝送される開放軌道上、あ
るいはそれを横切って配置されている。一体のプローブ
カバーの構造においては、シースの基部と壁の近位部分
の双方が比較的厚く、かつ剛性であって、一方IRウイ
ンドウとシースの壁の隣接の遠位端とが比較的薄く、か
つ基本的に軟弱である。プローブカバー全体は例えばポ
リエチレンあるいはポリプロピレンのようなポリマーか
ら作られることが好ましい。
【0015】特許に値すると考えられる本発明の特徴は
特に特許請求の範囲に記載してある。本発明のさらに別
の目的や利点と共に、本発明の特定の二実施例の構成や
作動要領は数葉の図において同じ参照番号が同じ要素を
指示する添付図面に関連した以下の説明を読めば最良に
理解しうる。
【0016】
【実施例】まず図1を参照すれば、本発明によるプロー
ブカバーは全体的に10で指示され、IR温度計14の
中空のプローブ12の上に位置して示されている。この
場合、プローブ12はスペキュラ状であって、耳腔に挿
入しうる大きにされた形態である。カバー10は温度計
14に隣接即ち近接した一方端で剛性で半径方向に厚く
された円形の基部リング18を一体に形成している中空
のシース16を含んでいる。詳しくは、シース16と基
部リング18とは遠赤外線範囲の波長(約4から20ミ
クロン)を有する光線を容易に吸収しない材料の一片か
ら形成されている。該材料はポリエチレンあるいはポリ
プロピレンであって(例えばポリオレフィンあるいは適
当な共重合体が好ましい)。シース16がプローブ12
に位置すると、シース16の遠位端即ち閉鎖端は平坦で
全体的に円形の、しわの無い赤外線透過ウインドウ20
を形成する。また、図2の(A) と図4の(A) と
に示すように、シース16の壁22はウインドウ20と
基部リング18の周囲24との間を延びる直円錐台とし
て形成されている。
【0017】本発明によればプローブカバーの数種の実
施例が考えられ、その中の二実施例を詳細に説明する。 まず図2の(A) と図4の(A) とから判るように
、本発明の好適実施例はプローブ12を囲んで係合する
寸法にされた概ね剛性の基部リング18を有している。 特に、基部リング18はプローブ12でしっかりと嵌合
する。このように嵌合すると、リング18はプローブ1
2上でカバー10を保持することによって、シース16
のウインドウ20はプローブの先端28の開口26に位
置し、かつそれを直接横切って延伸されている。
【0018】基部リング18の半径方向厚さは、プロー
ブ12の特定の用途に応じて0.38ミリ(0.015
インチ)から1.27ミリ(0.050インチ)まで変
わり、一方ウインドウの厚さは、前述の材料の中の1つ
を用いた場合0.025ミリ(0.001インチ)から
0.013ミリ(0.0005インチ)までである。厚
さは放射の減衰を最小とするものの、使用中に裂けたり
、捩れることに対して抵抗するに十分強力であるように
できるだけ薄くあるべく選択される。また、図示のよう
に、シース16の壁22はウインドウ20と基部リング
18との間を延びてプローブ12の著しい部分を被覆す
る。壁22は事実上リング18の連続部分であって、こ
の場合厚さは0.013ミリ(0.0005インチ)か
ら0.76ミリ(0.030インチ)の間となるように
されている。壁22をさらに剛性とするために、壁22
に沿って数個の細長いリブ(図示せず)を形成すればよ
い。
【0019】代替的に、図2の(B) と図4の(B)
 とに示すように、シース16の壁22は内側の円形く
ぼみと外側の円形リブを画成し基部リング18がスナッ
プリングとして機能できるようにするオフセット部21
を含むように形成されている。オフセット部21は壁2
2を画成し、プローブ12を囲んで係合する寸法にされ
ている。 詳しくは、オフセット部21のくぼみはプローブ12に
形成された円形ニップル23とインタロック嵌合する。 ニップル23はプローブ12に隆起している複数の突起
あるいはプローブ12を画成する連続した隆起リングの
形態としうる。
【0020】いずれの実施例においても、壁22はウイ
ンドウ20から周囲24まで軸線方向の順序で遠位端部
分30と近位端部分32とを含む。壁22の近位端部分
32の形状は、例えば耳腔のような人体に安楽に挿入し
うるようにされている。前述のように、ウインドウ20
は約0.025ミリ(0.001インチ)から0.01
3ミリ(0.0005インチ)の間の厚さ38を有して
いる。その結果、ウインドウ20は効果的に赤外線を透
過するに十分に薄くされている。さらに、壁22の遠位
端部分30は、これも約0.025ミリ(0.001イ
ンチ)から0.013ミリ(0.0005インチ)の間
である厚さ34を有する。他方壁22の近位端部分32
は約0.51ミリ(0.020インチ)の厚さ36を有
する。
【0021】好適形態においては、壁22は近位端部分
32での約0.51ミリ(0.020インチ)から遠位
端部分30における0.013ミリ(0.0005イン
チ)の厚さまで徐々にテーパがついている。しかしなが
ら、壁22の近位端部分32は0.76ミリ(0.03
0インチ)の厚さを有しうる。したがって、比較的厚い
基部18と壁22と比較的厚い近位端部分とが双方共比
較的薄く、著しく軟弱であるウインドウ20および壁2
2の遠位端30より著しく剛性である。壁22のテーパ
付き部分33の長さは、近位端部分32の厚さ36と遠
位端部分30の厚さ34との間の差より少なくとも10
倍大きいことが好ましい。このように徐々にテーパがつ
いていることは例えば、優れた引裂き抵抗性、患者に対
する安楽性および製作の容易さのような数々の利点を有
する。
【0022】別の実施例においては、壁22は、概ね均
一な厚さ(例えば、0.51ミリ=0.020インチ)
を有するように作ることによりその長さの殆んどにわた
って効果的に強化しうる。壁22を剛性にすることによ
り、カバー10もスペキュラとして有用としうる。いず
れの場合も、基部リング18の厚さ40と近位端部分3
2の厚さ36とはプローブ12に対してカバー10をし
っかりと取り付けるための構造剛性を提供するに十分で
ある。しかしながら、ウインドウ20の厚さ38はIR
透過性ウインドウを提供するために約0.013ミリ−
0.025ミリ:0.0005インチ−0.0010イ
ンチ)のままである。別の代替実施例においては、壁2
2は長さ全体にわたり軟弱とされており、即ち壁22は
基部リング18からウインドウ20まで0.013ミリ
(0.0005インチ)あるいはそれより大きい厚さで
ある。
【0023】プローブカバー10の材料の厚さが変わる
ため、プローブカバー10は全体的に切頭円錐形とされ
、かつ近位端部分32によって保持され、一方周囲24
が概ね円形とされ、かつ基部リング18により保持され
ている。他方カバー10の好適実施例に対してはウイン
ドウ20と遠位端部分30とは効果的に軟弱とされてい
るので、カバー10がプローブに嵌合されるとプローブ
12の外形に直ちに適合しうる。実際に、カバー10が
プローブ12上に正しく位置すると、ウインドウ20と
壁22の遠位端部分30とがプローブ12の外面に対し
てしっかりと引き寄せられプローブ12上で衛生的な障
害を作る。重要なことは、カバー10のウインドウ20
と遠位端部分30とが、カバー10がプローブ12上に
正しく位置したとき概ねしわが無くなることである。
【0024】薄い遠位端部分30を含めることにより、
たとへカバー10が若干斜めになって取り付けられたと
してもシース16の薄い透過性部分がウインドウ20と
して作用するように確実に位置するようにさせる。また
、遠位端部分30はカバー10が遠位端部分の直径ある
いは長さの異なる各種のプローブあるいはスペキュラに
嵌合できるようにする。同時に、製作上の公差もゆるめ
ることができる。本発明に対しては前述のように、基部
リング18と、ウインドウ20と壁22とを含む全体の
カバー10が連続した一片の材料から作られる。前述の
ように、この材料はポリエチレンあるいはポリプロピレ
ンのような材料である(例えば、ポリオレフィンあるい
は適当な共重合体が好ましい)。しかしながら、カバー
10を作るために使用した特定の材料にかかわらず、ウ
インドウ20は赤外線エネルギを透過させるために効果
的に透明とすべく十分薄いことが重要である。さらに、
結果が一貫し、かつウインドウ20を通る赤外線放射の
減衰を最小とするために、ウインドウ20は前述のよう
にプローブ12に嵌合されると出来る限り平坦で、かつ
しわの無いことが好ましい。
【0025】図3を参照すれば、それぞれ10a,10
bおよび10cで示す数個のプローブカバー10を収納
する方法が示されている。詳しくは、シース16の壁2
2の寸法のため、プローブカバー10,10a,10b
,10cはスペースを節約するために図示のように載置
しうる。
【0026】作  用 まずプローブカバー10はプローブ12と係合する。特
に、図2の(A) と図4の(A) とに示す実施例に
対しては、基部リング18あるいは壁22の著しく剛性
の近位端部分32、あるいはそれらの双方はプローブ1
2と係合してプローブ12と締りばめする。他方、図2
の(B) と図4の(B)とに示す実施例に対しては、
オフセット部21のくぼみがニップル23と係合してイ
ンタロック嵌合する。図1に示すようにカバー10を温
度計14のプローブ12に位置させると、シース16が
衛生的な障害として作用することが認められる。詳しく
は、シール16は温度計14のプローブ12およびプロ
ーブの先端28が患者(図示せず)と物理的に接触する
場合に患者がこれらと直接接触することのないようにす
る障害として作用する。シース16は効果的な衛生的障
害であるが、例えば患者の耳腔の内部のような人体の面
から赤外線はシース16のウインドウ20を通り、かつ
プローブ12のチャンネル44を通って温度計14によ
り温度を検出し、表示することができる。
【0027】本発明の特定実施例を示し、かつ説明して
きたが、当該分野の専門家には広義の本発明から逸脱す
ることなく変更や修正が可能なることが明らかである。 したがって、特許請求の範囲の目的とするところは真正
な精神と特許性のある範囲内に入る全ての変更や修正を
網羅することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプローブカバーを係合させて温度計の
プローブを被覆しているIR温度計の斜視図。
【図2】(A) は図1の線2−2に沿って視た、温度
計のプローブの一部と係合したプローブカバーの断面図
。 (B) は図1の線2−2に沿って視た場合の、スナッ
プリングの形成を示す本発明のプローブカバーの代替実
施例の断面図。
【図3】複数の載置されたプローブカバーの側面図。
【図4】(A) は図2の(A) に示す本発明のプロ
ーブカバーの斜視図。(B) は図2の(B)に示す本
発明のプローブカバーの代替実施例の斜視図。
【符号の説明】
10  プローブカバー 12  プローブ 14  IR温度計 16  シース 18  基部リング 20  ウインドウ 22  壁 26  開口 30  遠位端部分 32  近位端部分

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  放射温度計において近位端とその反対
    側端部での遠位端開口とを有する前記温度計の中空プロ
    ーブ用の一体カバーであって、該カバーが、遠位端部分
    が後続する近位端部分を含む側壁を有し前記側壁と一体
    の近位端部分の開放端はシースを前記プローブに取り付
    ける基部が形成され、前記遠位端部分と一体の閉鎖端に
    は使用時ウインドウとして遠位端開口が横切って配置さ
    れ、前記閉鎖端と前記遠位端部分とは前記近位端部分お
    よび前記基部より著しく薄く、かつ前記遠位端開口を通
    して赤外線放射を透過させるために効果的に透明になる
    ように十分薄い一体部材の中空シースからなることを特
    徴とする中空プローブ用一体カバー。
  2. 【請求項2】  前記近位端部分が切頭円錐形で、かつ
    高分子材料で作られている請求項1に記載のカバー。
  3. 【請求項3】  前記プローブの端部は赤外線透過性で
    あり、前記ウインドウが延伸して前記端部を被覆する請
    求項1に記載のカバー。
  4. 【請求項4】  前記側壁が前記ウインドウを前記基部
    と接続し、前記壁が遠位端部分と近位端部分とを有し、
    前記遠位端部分と前記ウインドウとが第1の厚さを有し
    、前記近位端部分が、厚さが前記遠位端から前記基部に
    向かって増大してテーパが付いている請求項1に記載の
    カバー。
  5. 【請求項5】  前記側壁が前記ウインドウを前記基部
    と接続し、前記側壁が遠位端部分と近位端部分とを有し
    、前記遠位端部分と前記ウインドウとが第1の厚さを有
    し、前記近位端の厚さが前記第1の厚さより大きい請求
    項1に記載のカバー。
  6. 【請求項6】  前記基部と前記壁の前記近位端部分と
    が前記遠位端部分と比較して剛性である請求項5に記載
    のカバー。
  7. 【請求項7】  前記ウインドウと前記遠位端分とが前
    記近位端部分と比較して軟弱である請求項5に記載のカ
    バー。
  8. 【請求項8】  前記基部が前記プローブとしまりばめ
    する請求項1に記載のカバー。
  9. 【請求項9】  放射線検出温度計において近位端部分
    とその反対側の端部に遠位端開口を有する放射線検出温
    度計のプローブ用の一体構造で継目無しの衛生的一体カ
    バーにおいて、前記プローブの前記遠位端開口上に位置
    し前記プローブを閉鎖し、放射線が前記プローブを通過
    できるようにしうる効果的にIR透過性のウインドウと
    、前記ウインドウを構成する閉鎖した遠位端で終る連続
    した壁であって、前記ウインドウを過ぎると前記ウイン
    ドウと一体形成された遠位端部分であり、前記壁は連続
    し前記遠位端部分を過ぎると近位端部分としてより厚く
    なり、前記近位端部分は開放した近位端で終って前記壁
    の周囲を画成している壁と、前記プローブを囲んで係合
    する寸法とされた基部であって、前記壁と一体形成され
    前記周囲を周りで囲み、かつそこから半径方向に延びて
    いる基部とからなるカバー。
  10. 【請求項10】  前記近位端部分が切頭円錐形で、高
    分子材料から作られている請求項9に記載のカバー。
  11. 【請求項11】  前記遠位端部分と前記ウインドウと
    が第1の厚さを有し、前記近位端部分と前記基部の厚さ
    が前記第1の厚さより大きく、前記壁が前記近位端部分
    から前記遠位端部分の前記第1の厚さまで厚さが徐々に
    テーパを付けられている請求項9に記載のカバー。
  12. 【請求項12】  前記ウインドウが前記プローブの前
    記遠位端開口を延伸可能に被覆している請求項9に記載
    のカバー。
  13. 【請求項13】  前記基部と前記壁の前記近位端とが
    前記遠位端部分と比較して著しく剛性である請求項9に
    記載のカバー。
  14. 【請求項14】  前記基部が前記プローブとしまりば
    めする請求項9に記載のカバー。
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