JPH0434091A - 廃紙高密度成形方法 - Google Patents
廃紙高密度成形方法Info
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- JPH0434091A JPH0434091A JP13445690A JP13445690A JPH0434091A JP H0434091 A JPH0434091 A JP H0434091A JP 13445690 A JP13445690 A JP 13445690A JP 13445690 A JP13445690 A JP 13445690A JP H0434091 A JPH0434091 A JP H0434091A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 15
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- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は情報故紙回収における情報故紙のビル外への回
収において、秘密保持と高密度化、無梱包を図る情報紙
回収システムに適用する廃紙高密度成形方法に関するも
のである。
収において、秘密保持と高密度化、無梱包を図る情報紙
回収システムに適用する廃紙高密度成形方法に関するも
のである。
（従来の技術）
従来故紙回収業者は、故紙を集積、類別した上で、乾燥
状態で圧縮梱包していた。従って圧縮後の反発力が大き
く、また情報用紙の廃紙の如くジュレンディングしたも
のは、反発復元防止上バンド掛、飛散防止の包装が必要
であった。
状態で圧縮梱包していた。従って圧縮後の反発力が大き
く、また情報用紙の廃紙の如くジュレンディングしたも
のは、反発復元防止上バンド掛、飛散防止の包装が必要
であった。
（発明が解決しようとする課題）
従来のように情報用紙の廃紙は、回収流通段階で手間と
処理コストが掛ることにより、殆どがシュレッディング
後部市ゴミとして焼却、或いは埋立に持込まれていた。
処理コストが掛ることにより、殆どがシュレッディング
後部市ゴミとして焼却、或いは埋立に持込まれていた。
しかしこのジュレンディングによる場合は、ジュレンデ
ィングの手間と、ジュレンディング後の嵩高により搬送
コストが高（なり、かつシュレフディング後飛散し易い
ため再生バルブ工場に持込むには包装が必要であると共
に、再生バルブ工場で開梱すると飛散し易いため取扱い
が面倒であり、更にジュレンディングすると故紙繊維が
切断されて繊維長が短くなり、再生バルブの品質低下の
問題があった。
ィングの手間と、ジュレンディング後の嵩高により搬送
コストが高（なり、かつシュレフディング後飛散し易い
ため再生バルブ工場に持込むには包装が必要であると共
に、再生バルブ工場で開梱すると飛散し易いため取扱い
が面倒であり、更にジュレンディングすると故紙繊維が
切断されて繊維長が短くなり、再生バルブの品質低下の
問題があった。
本発明は前記従来の課題を解決できる廃紙高密度成形方
法を提供しようとするものである。
法を提供しようとするものである。
（課題を解決するための手段）
このため本発明は、情報用紙等の廃紙を回収する際、同
廃紙に水を加えて機械的に破砕したのち、圧縮等の外力
を加えて高密度化し成形するようにしてなるもので、こ
れを課題解決のための手段とするものである。
廃紙に水を加えて機械的に破砕したのち、圧縮等の外力
を加えて高密度化し成形するようにしてなるもので、こ
れを課題解決のための手段とするものである。
（作用）
紙に加水する事により反発力を弱め、かつ紙の含有する
結合剤（澱粉他）の結合力を加圧、圧縮することにより
再利用し、圧縮成形後は高密度で、かつ圧縮方法、成形
方法に応じた形状を圧縮力を除いた後もほぼ維持させる
事が可能であり、また加水量は、紙質等により圧縮力と
相関関係があるが、水分２０〜７０％実用的範囲である
。そして成形後は原形復元は不可能で秘密保持を図るこ
とができる。即ち、加水による祇繊維素の反発力が低下
し、かつ紙の含有する結合剤の一部が水分の存在下で繊
維間の絡み合いに加え再び作用し、成形後の形状がほぼ
保たれる。
結合剤（澱粉他）の結合力を加圧、圧縮することにより
再利用し、圧縮成形後は高密度で、かつ圧縮方法、成形
方法に応じた形状を圧縮力を除いた後もほぼ維持させる
事が可能であり、また加水量は、紙質等により圧縮力と
相関関係があるが、水分２０〜７０％実用的範囲である
。そして成形後は原形復元は不可能で秘密保持を図るこ
とができる。即ち、加水による祇繊維素の反発力が低下
し、かつ紙の含有する結合剤の一部が水分の存在下で繊
維間の絡み合いに加え再び作用し、成形後の形状がほぼ
保たれる。
（実施例）
以下本発明を図面の実施例について説明すると、第１図
は通常のオフィスにおける、主として情報関連用紙で秘
密保持を必要とする廃紙を回収処理するシステムを示す
。第１図において、廃紙は各デスクｌより指定された分
別仕分けの元にオフィス２内ボンクス９に廃棄され、各
フロアの集積所３に集積され、空気輸送４等の手段で、
処理成形室の中間ホッパ５に運ばれて溜められる。次に
紙は一定量計量機６で計量され、紙重量に比例して予め
設定した割合の水を注入しながら、給紙機７で一部混合
破砕されながら加水され、含水状態で次の圧縮成形機８
へ送られる。圧縮成形機８では、加水された紙は圧縮箱
の中で圧縮板に加えられた力で圧縮され、成形される。
は通常のオフィスにおける、主として情報関連用紙で秘
密保持を必要とする廃紙を回収処理するシステムを示す
。第１図において、廃紙は各デスクｌより指定された分
別仕分けの元にオフィス２内ボンクス９に廃棄され、各
フロアの集積所３に集積され、空気輸送４等の手段で、
処理成形室の中間ホッパ５に運ばれて溜められる。次に
紙は一定量計量機６で計量され、紙重量に比例して予め
設定した割合の水を注入しながら、給紙機７で一部混合
破砕されながら加水され、含水状態で次の圧縮成形機８
へ送られる。圧縮成形機８では、加水された紙は圧縮箱
の中で圧縮板に加えられた力で圧縮され、成形される。
次に第２図及び第３図について作用を説明すると、中間
ホッパ５に溜められた廃紙はシート状であり、これを同
ホンパ５下部の排出ゲート１０より計量機６へ排出し、
計量機６の定量信号で自動停止する。
ホッパ５に溜められた廃紙はシート状であり、これを同
ホンパ５下部の排出ゲート１０より計量機６へ排出し、
計量機６の定量信号で自動停止する。
次に計量機６の計量値に比例して一定の設定値（実用的
には２０〜７０％重量の水分であるが、２０％より少な
いと成形保持できず、７０％以上だと水分が流出する）
の水を流量計１１で計量し、計量機６の排出部に設けた
シャワーノズル１２より、廃紙を計量機６より排出落下
させると同時に、弁１３を開けて注水する。定量注水後
は、流量計１１の信号により弁１３を閉じて停水させる
。
には２０〜７０％重量の水分であるが、２０％より少な
いと成形保持できず、７０％以上だと水分が流出する）
の水を流量計１１で計量し、計量機６の排出部に設けた
シャワーノズル１２より、廃紙を計量機６より排出落下
させると同時に、弁１３を開けて注水する。定量注水後
は、流量計１１の信号により弁１３を閉じて停水させる
。
加水された紙は次に一対の破砕撹拌翼１４により破砕さ
れて次の給紙機７へ送られる。破砕の方法の１例として
第４図に示す如く一対の破砕撹拌翼１４の周速を変え効
果的に破砕が可能である。
れて次の給紙機７へ送られる。破砕の方法の１例として
第４図に示す如く一対の破砕撹拌翼１４の周速を変え効
果的に破砕が可能である。
給紙機７では、加水された紙は、円錐状をなし、かつピ
ッチを送り方向に短くしたスクリュ１５により混練され
ると同時に、徐々に密度を上げて次の圧縮成形機８へ送
られる。圧縮成形機８は第２図の如く２台配置されてお
り、給紙機７の出口部の三路シュート１６に設けた切換
ダンパー１７により、紙を交互に圧縮成形機８に落下さ
せる。落下した紙は圧縮箱１８、下部受台１９よりなる
成形部に溜り、一定のレベルまで投入されたことが光電
管等のセンサー２０により感知されると、切換ダンパー
１７を他方の成形機８に切換える。次に加圧盤２１を油
圧シリンダ等により下降させ、加圧盤２１と下部受台１
９との間で構成される密閉空間で所定の密度まで圧縮し
て加水した紙を成形する。なお、サイクルタイム短縮の
目的でシュートにダンパー２２を設けることも有効であ
る。
ッチを送り方向に短くしたスクリュ１５により混練され
ると同時に、徐々に密度を上げて次の圧縮成形機８へ送
られる。圧縮成形機８は第２図の如く２台配置されてお
り、給紙機７の出口部の三路シュート１６に設けた切換
ダンパー１７により、紙を交互に圧縮成形機８に落下さ
せる。落下した紙は圧縮箱１８、下部受台１９よりなる
成形部に溜り、一定のレベルまで投入されたことが光電
管等のセンサー２０により感知されると、切換ダンパー
１７を他方の成形機８に切換える。次に加圧盤２１を油
圧シリンダ等により下降させ、加圧盤２１と下部受台１
９との間で構成される密閉空間で所定の密度まで圧縮し
て加水した紙を成形する。なお、サイクルタイム短縮の
目的でシュートにダンパー２２を設けることも有効であ
る。
次に加圧盤２１と下部受台１９のシリンダを下方に移動
させると、加圧成形状態の紙を圧縮箱１８より下方へ取
り出すことができる。次に加圧盤２１は上昇し、成形押
出し機２３により成形された紙２４は、ローラコンベヤ
２５上に移動する。これを第１図に示すパレット３０上
へ積載、或いはバルク状でバンカー３１内に貯蔵し、コ
ンテナ車３２或いはダンプカー３３等で直接再生パルプ
工場へ搬送する。
させると、加圧成形状態の紙を圧縮箱１８より下方へ取
り出すことができる。次に加圧盤２１は上昇し、成形押
出し機２３により成形された紙２４は、ローラコンベヤ
２５上に移動する。これを第１図に示すパレット３０上
へ積載、或いはバルク状でバンカー３１内に貯蔵し、コ
ンテナ車３２或いはダンプカー３３等で直接再生パルプ
工場へ搬送する。
成形された紙２４は、加水高密度成形の結果、通常の取
扱いでは形状を維持出来、破砕成形された事により、紙
は印刷されていた情報を再び復元して読み取る事は不可
能となる。この結果、情報用紙回収にあってビルより搬
出して再生パルプ工場へ搬送するにあたり、情報の秘密
保持、廃紙の無包装、無梱包化を実現させることが可能
となる。
扱いでは形状を維持出来、破砕成形された事により、紙
は印刷されていた情報を再び復元して読み取る事は不可
能となる。この結果、情報用紙回収にあってビルより搬
出して再生パルプ工場へ搬送するにあたり、情報の秘密
保持、廃紙の無包装、無梱包化を実現させることが可能
となる。
なお、前記実施例の他に、紙の加水、破砕の方法に変え
、紙をパルパー等の水中に投入して撹拌破砕し、スラリ
ー状、或いは半スラリー状のものを圧搾する等の他の手
段も考えられるが、これには設備費、動力費が嵩み、か
つ水を大量に使う等、オフィスビルの一角で処理する方
法としては適当ではない。
、紙をパルパー等の水中に投入して撹拌破砕し、スラリ
ー状、或いは半スラリー状のものを圧搾する等の他の手
段も考えられるが、これには設備費、動力費が嵩み、か
つ水を大量に使う等、オフィスビルの一角で処理する方
法としては適当ではない。
また加水した紙の印刷された情報の秘密保持を更に効果
的にする方法の１例として、給紙機７により加水破砕さ
れた紙片に撚りを掛けることにより復元しにくくする方
法もある。この方法としては第５図に示すように周速を
異にする一対のベル）２５．２６を設け、ベルト２６の
速度をベルト２５より速くすることにより、ヘルド間に
挾まれた紙片に、第６図の（ａ）→（ｅ）に示す如く進
行に伴って徐々に撚り（回転力）を加え、（ｅ）の如く
棒状にすると、秘密保持と密度を上げる上で効果的であ
る。なお、廃紙に加水して成形するまでに水分が廃紙に
浸透含水する為の時間は、用紙により異なるが、概ね１
〜２分で十分である。
的にする方法の１例として、給紙機７により加水破砕さ
れた紙片に撚りを掛けることにより復元しにくくする方
法もある。この方法としては第５図に示すように周速を
異にする一対のベル）２５．２６を設け、ベルト２６の
速度をベルト２５より速くすることにより、ヘルド間に
挾まれた紙片に、第６図の（ａ）→（ｅ）に示す如く進
行に伴って徐々に撚り（回転力）を加え、（ｅ）の如く
棒状にすると、秘密保持と密度を上げる上で効果的であ
る。なお、廃紙に加水して成形するまでに水分が廃紙に
浸透含水する為の時間は、用紙により異なるが、概ね１
〜２分で十分である。
（発明の効果）
以上の如く本発明は、廃紙に水加えて破砕、圧縮し高密
度化するため、紙の反発力を弱めて復元力を小さくでき
る。また水を加える事により紙の結合剤が再利用出来、
結果として高密度となり、成形後の形状維持が出来る。
度化するため、紙の反発力を弱めて復元力を小さくでき
る。また水を加える事により紙の結合剤が再利用出来、
結果として高密度となり、成形後の形状維持が出来る。
このため飛散防止、復元防止のための梱包や包装が不要
となり、また水を加えて破砕し、圧縮成形した後は、紙
の原形復元が完全に防止出来、秘密保持が完全に確保出
来る。
となり、また水を加えて破砕し、圧縮成形した後は、紙
の原形復元が完全に防止出来、秘密保持が完全に確保出
来る。
第１図は本発明の実施例に係る廃紙高密度成形方法のシ
ステムを示す説明図、第２図は第１図における中間ホッ
パ、計量機、給紙機、圧縮成形機の配置状態を示す正面
図、第３図は同側面図、第４図は破砕撹拌翼の１例を示
す側面図、第５回は紙片に撚りをかける装置の１例を示
す側断面図、第６図は紙片に撚りのががる状態の説明図
である。 図の主要部分の説明 １・−デスク ５−中間ホッパ ６−計量機 ７−給紙機 ８−圧縮成形機 ９−ボックス １８−圧縮箱 １９−・−下部受台 ２０− センサー ２１−加圧盤 ２３−成形押出機 ２４−成形された祇 免１図 ＬＩホット 第２図 第３図
ステムを示す説明図、第２図は第１図における中間ホッ
パ、計量機、給紙機、圧縮成形機の配置状態を示す正面
図、第３図は同側面図、第４図は破砕撹拌翼の１例を示
す側面図、第５回は紙片に撚りをかける装置の１例を示
す側断面図、第６図は紙片に撚りのががる状態の説明図
である。 図の主要部分の説明 １・−デスク ５−中間ホッパ ６−計量機 ７−給紙機 ８−圧縮成形機 ９−ボックス １８−圧縮箱 １９−・−下部受台 ２０− センサー ２１−加圧盤 ２３−成形押出機 ２４−成形された祇 免１図 ＬＩホット 第２図 第３図
Claims (1)
- 情報用紙等の廃紙を回収する際、同廃紙に水を加えて機
械的に破砕したのち、圧縮等の外力を加えて高密度化し
成形することを特徴とする廃紙高密度成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13445690A JPH0434091A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 廃紙高密度成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13445690A JPH0434091A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 廃紙高密度成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0434091A true JPH0434091A (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=15128764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13445690A Pending JPH0434091A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 廃紙高密度成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0434091A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5761957A (en) * | 1996-02-08 | 1998-06-09 | Denso Corporation | Semiconductor pressure sensor that suppresses non-linear temperature characteristics |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5042105A (ja) * | 1973-07-26 | 1975-04-17 | ||
| JPS6155282A (ja) * | 1984-08-21 | 1986-03-19 | 三浦製紙株式会社 | 離解工程前において、パルプまたは故紙を処理する方法 |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP13445690A patent/JPH0434091A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5042105A (ja) * | 1973-07-26 | 1975-04-17 | ||
| JPS6155282A (ja) * | 1984-08-21 | 1986-03-19 | 三浦製紙株式会社 | 離解工程前において、パルプまたは故紙を処理する方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5761957A (en) * | 1996-02-08 | 1998-06-09 | Denso Corporation | Semiconductor pressure sensor that suppresses non-linear temperature characteristics |
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