JPH0433873Y2 - - Google Patents

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JPH0433873Y2
JPH0433873Y2 JP1986167947U JP16794786U JPH0433873Y2 JP H0433873 Y2 JPH0433873 Y2 JP H0433873Y2 JP 1986167947 U JP1986167947 U JP 1986167947U JP 16794786 U JP16794786 U JP 16794786U JP H0433873 Y2 JPH0433873 Y2 JP H0433873Y2
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JP
Japan
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string
ball
elastic member
racket
stopper
Prior art date
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JP1986167947U
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JPS6374153U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は紐体に取付けたボールをラケツトで打
つことにより、テニスのストローク等の練習を行
うことができるテニス練習具に関する。
(従来の技術) 近年、スポーツ機器業界等では、室内及び庭先
等の限られたスペース内で、実践と同様なボール
打ちの練習が行える様々なテニス練習具が開発さ
れている。
この種のテニス練習具は、例えば第5図に示す
如く正面形状が三角形の支持枠体401と、該枠
体401の上部に一端が取付けられ且つ他端がス
ライドロープ402を介して枠体401の下部に
取付けられた紐体403と、該紐体403に取付
けられたボール404とから構成され、該ボール
404をテニスのラケツトで打つことにより、ス
トローク等の習得を可能にする。
しかしながら前記ボールを打つ際のラケツトの
スイング方向によつては、該ラケツトのガツトが
前記ボールに当る前或はボールに当つた瞬間に、
ラケツトのフレームが前記ボールの天側表面に隣
接する紐体の一部分、或はボールの地側表面に隣
接する紐体の一部分に当接してしまう。この為、
前記ラケツトのフレームが当接する紐体の部分
に、前記フレームの衝撃による摩擦力が生じる。
従つて前記紐体の一部分にフレームが当接する状
態が繰返された場合は、前記摩擦力により紐体の
一部分が摩耗するばかりか、該摩耗により紐体そ
のものの耐久性が劣化する問題があつた。
そこで、上記問題を解決するために、ボールの
天側表面に隣接する紐体の一部から連結部を介し
てボールの地側表面に隣接する紐体の一部分まで
を被覆保護する弾性部材を前記紐体に設けたもの
が考案されている。この考案によれば、ボールを
打撃する際、ラケツトのフレームは紐体を被覆・
保護する弾性部材に当接することとなり、紐体の
耐久性が劣化することはない。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この考案には以下のような問題
があつた。
即ち、前記弾性部材の前記連結部は、ラケツト
でボールを打撃する際にラケツトのガツトと当接
することが多い。又、ラケツトの傾き及びスイン
グ方向によつては、紐体を被覆する弾性部材のう
ち、ラケツトのフレームが当接する部分がこの当
接に際して発生する分力により紐体にそつてボー
ルと反対方向に移動しようとするため、前記連結
部が伸長する。従つて、これらの原因により前記
弾性部材の前記連結部が切断される慮が生じる。
その結果、一定の傾斜を保つたラケツトで同一方
向から連続的に打撃を加えたり、弾性部材の紐体
への締付力が弱い場合、前記ボール近傍に紐体被
覆部を保持できずに、該紐体被覆部が上下いずれ
かの方向に移動してしまうという問題があつた。
そこで本考案の目的とする処は、ボールを打つ
際のラケツトフレームが紐体に当接する場合で
も、当接する部分の紐体の摩耗を防ぐことがで
き、従つてボールを取付けた紐体の耐久性を高め
ることができ、更に一定の傾斜を保つたラケツト
の同一方向からのスイングによりボールに連続的
打撃を加えた場合、弾性部材の紐体に対する締付
力が弱い場合等にも、弾性部材が上方あるいは下
方に移動しないテニス練習具を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記の目的を達成するための本考案は、ボール
を取付けた紐体に、前記ボールの表面に隣接する
紐体の一部分を被覆保護する弾性部材を前記ボー
ルの天側及び地側の一方に設け、前記ボールと対
向して前記弾性部材をはさむように紐体を巻付け
て固定され、該弾性部材の移動を規制するストツ
パを配設したことに特徴がある。
(作用) ボールを取付けた紐体に設けた弾性部材で、前
記ボールの天側表面に隣接する紐体の一部分及び
ボールの地側表面に隣接する紐体の一部分を被覆
保護することができる。又、前記ストツパはボー
ルが打撃されることにより弾性部材が上下いずれ
かの方向へ移動するのを防止することができる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係る弾性部材の外観図、第2
図aは本考案に係るストツパの外観図、第2図b
はストツパの取付方法説明図、第3図は弾性部材
及びストツパの取付状態図、第4図は弾性部材及
びストツパの状態説明図である。
ボール天側の紐体を被覆する前筒弾性部材1a
は、パイプ状のゴム成形体であり中空をなす内径
部1a−1の内径が、テニス練習具の紐体2の径
よりも若干大きくしかもこれの長さが前記紐体2
に取付けられたボール3の直径の略1.5倍の長さ
に形成されている。
ボール地側の紐体を被覆する後筒弾性部材1b
は、上記前筒弾性部材と同様のゴム成形体であり
これの内径部1b−1の内径が前筒弾性部材1a
の内径部1a−1の内径と同径を有すとともに、
後筒弾性部材1bの長さが前筒弾性部材1aの長
さよりも少し長めに形成されている。
ストツパ10は、柱状の巻付部11と、該巻付
部11の端部にて巻付部11の軸方向と直角に突
出する円盤状の紐止め部12,12とを一体成形
して成る。
以上の構成による弾性部材1a,1b及びスト
ツパ10を前記紐体2に装着する装着方法を説明
する。
先ず、テニス練習具に前記紐体2を取付ける前
に、前記前筒弾性部材1aの内径部1a−1に紐
体2を挿通し、次いで前記ボール3の中心を通る
貫通孔(不図示)に紐体2を挿通し、後に前記後
筒弾性部材1bの内径部1b−1に紐体2を挿通
して、紐体に装着する。この装着状態では、前記
前筒弾性部材1aがボール3の天側表面に隣接す
る紐体2の一部分2aを被覆し、前記後筒弾性部
材1bがボール3の地側表面に隣接する紐体2の
一部分2bを被覆する。
更に前記弾性部材1a,1bを装着した後スト
ツパ10の巻付部11に弾性部材1a,1b近傍
の前記紐体2を巻付けて結ぶ(第2図b参照)。
ここでストツパ10の紐止め部12,12は、紐
体2からストツパ10が抜け落ちるのを防止して
いる。本実施例では、斯かる方法により前記弾性
部材1a,1b及び前記ストツパ10a,10b
を前記ボールの上端部および下端部近傍の紐体2
のそれぞれに配設・固定したが、前記ボール3を
打撃するラケツトの傾き及びスイングの方向によ
つては、どちらか一方でもかまわない。
以上、説明した方法にて前記前後筒弾性部材1
a,1b及び前記ストツパ10a,10bを設け
たことにより、先ず後筒弾性部材1bと前筒弾性
部材1aにて前記紐体2の一部分2a,2bを被
覆し保護することができる。即ち、前記ボール3
を打つ場合、上方に傾斜したラケツト4のスイン
グ方向(第4図矢印A方向)に際して、該ラケツ
ト4のフレーム4a後端部が当接するボール3地
側の紐体2の一部分2bを、該一部分2aを被覆
する後筒弾性部材1bで保護することができる。
又、下方に傾斜した前記ラケツト4のスイング方
向(第4図矢印B方向)に際して、該ラケツト4
のフレーム4a前端部が当接するボール3天側の
紐体2の一部分2aを、該一部分2aを被覆する
前筒弾性部材1aで保護することができる。これ
により前記前後筒弾性部材1a,1bが前記ラケ
ツト4のフレーム4aが紐体2に対して与える衝
撃、及び該衝撃により生ずる摩擦力を緩和吸収
し、前記ラケツト4のフレームが当接し易い紐体
2の一部分2a,2bの摩耗を防止することがで
き、もつてテニス練習具の紐体2そのものの耐久
性を高めることができる。
更に、上方に傾斜した前記ラケツト4のスイン
グ方向(第4図矢印A方向)に際して発生する紐
体2下方への分力による前記後筒弾性部材1bの
下方への移動は、前記後筒弾性部材1b下端部が
前記ストツパ10bに当接することにより防止さ
れる。又、下方に傾斜した前記ラケツト4のスイ
ング方向(第4図矢印B方向)に際して発生する
紐体2上方への分力による前記前筒弾性部材1a
の上方への移動は、前記前筒弾性部材1a下端部
が前記ストツパ10aに当接することにより防止
される。従つて、前後筒弾性部材1a,1bが上
方あるいは下方に移動せず、弾性部材の紐体を被
覆保護する機能が長続きする。又、本考案の弾性
部材1a,1bはパイプ状であるため、ストツパ
10a,10bを取りはずし該部材1a,1bを
紐体2に装着したままスライドさせた後、再度ス
トツパを取り付けるだけで、前記ボール3の位置
調整を容易に行うことができる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかな如く、本考案によれば、
ボールを打つ際のラケツトのフレームが紐体に当
接する場合でも、当接する部分の紐体の摩耗を防
ぐことができ、従つてボールを取付けた紐体の耐
久性を高めることができ、又、一定の傾斜を保つ
ラケツトの同一方向からスイングによりボールに
連続的に強い打撃を加えたり、弾性部材の紐体に
対する締付力が弱い場合等においても、弾性部材
の上方あるいは下方への移動が防止でき、弾性部
材の紐体被覆・保護機能が長続きする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る弾性部材の外観図、第2
図aは本考案に係るストツパの外観図、第2図b
はストツパの取付方法説明図、第3図は弾性部材
及びストツパの取付状態図、第4図は弾性部材及
びストツパの状態説明図、第5図は従来のテニス
練習具の外観構成図である。 尚、図面中1a,1bは弾性部材、2は紐体、
3はボール、10,10a,10bはストツパで
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 紐体にボールを取付けたテニス練習具におい
    て、 前記ボールの表面に隣接する紐体の一部分を被
    覆保護する弾性部材を、前記ボールの天側及び地
    側に設け、前記ボールと対向して該弾性部材をは
    さむように紐体を巻付けて固定され、前記弾性部
    材の移動を規制するストツパを配設したこと特徴
    とするテニス練習具。
JP1986167947U 1986-10-30 1986-10-30 Expired JPH0433873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986167947U JPH0433873Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986167947U JPH0433873Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6374153U JPS6374153U (ja) 1988-05-18
JPH0433873Y2 true JPH0433873Y2 (ja) 1992-08-13

Family

ID=31100361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986167947U Expired JPH0433873Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

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JP (1) JPH0433873Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418599Y2 (ja) * 1985-04-12 1992-04-24

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Publication number Publication date
JPS6374153U (ja) 1988-05-18

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