JPH0433268Y2 - - Google Patents

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JPH0433268Y2
JPH0433268Y2 JP1986108376U JP10837686U JPH0433268Y2 JP H0433268 Y2 JPH0433268 Y2 JP H0433268Y2 JP 1986108376 U JP1986108376 U JP 1986108376U JP 10837686 U JP10837686 U JP 10837686U JP H0433268 Y2 JPH0433268 Y2 JP H0433268Y2
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tissue
thin
opening
container
pulled out
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JP1986108376U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、容器本体内に収容した複数のウエ
ツトテイシユを、蓋体に設けた開口部を介して順
次取り出す形式のウエツトテイシユ容器に関する
ものである。
従来の技術 従来、この種のウエツトテイシユ容器として、
実公昭57−41143号公報に開示されているものが
知られている。
考案が解決しようとする課題 ところで、前記従来の容器は開口部を形成する
切溝間の薄肉部が上方に向けて湾曲突出して形成
されているものの、該薄肉部がその先端部を互い
に近接させて突き合うようにさせた断面山形の形
状になつているため、薄肉部の弾性度にもよる
が、テイシユを引き出すときにテイシユが薄肉部
の先端部にひつかかり易い。また、薄肉部の形状
が前記のようであるので、取り出すときにテイシ
ユを真上に引き出さねばならず、横方向に引き出
すとテイシユが薄肉部の先端部にひつかかつて破
れてしまうという問題点があつた。
この考案は前記のような従来の問題点を解決
し、テイシユが薄肉部の先端部にひつかかること
がなく、テイシユの円滑な引き出しを可能とする
とともに、テイシユを真上だけに限らず横方向に
引き出しても支障なく引き出せるウエツトテイシ
ユ容器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するため、この考案は、前記の
ようなウエツトテイシユ容器において、開口部を
形成する切溝間の薄肉部を上方向に拡開したらつ
ぱ状に形成している。
作 用 前記のような構成からなるので、ウエツトテイ
シユを取り出すときにテイシユが薄肉部の先端部
にひつかかることがほとんどなくなる。また、薄
肉部がらつぱ状となつているために横方向に引き
出してもテイシユはらつぱ状となつた薄肉部の湾
曲した内面に沿つて引き出され、破れることがな
い。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1〜3図において1は容器本体、2は蓋体を
それぞれ示す。
蓋体2の中心に薄肉状部3が設けられ、この薄
肉状部3に円孔(透孔)4が設けられ、さらにこ
の円孔4から放射状に延びる複数個(この実施例
では4個)の切溝5が設けられている。この切溝
5間の薄肉部は上方に向けて湾曲突出し、開口部
6に形成されている。開口部6は上方向に拡開し
たらつぱ状になつている。開口部6を囲んで蓋体
2の上面に環状フランジ8が形成されており、蓋
体2の一側にヒンジ部9を介して蓋片10が接続
され、この蓋片10の下面にはフランジ8に嵌合
する係着輪11が形成されている。
前記のようなものにあつては、容器本体1内に
複数のウエツトテイシユが従来のものと同様にし
て収容され、その1枚aの先端が第4図に鎖線に
示すような状態で蓋体2外に開口部6から露出し
ている。
このようなものにおいて、使用時にテイシユa
を手指で引き出すこととなるが、その際テイシユ
aを真上に向けてではなくて横方向に向けて引き
出すとしても、開口部6の円孔4側の薄肉部の内
面が湾曲していることによつて円滑に引き出さ
れ、その間開口部6外周も薄肉状部3となつてい
るので、その弾性により引き出し力に応じて開口
部6が適宜拡開すると同時に、内方に向けてテイ
シユaに抵抗力を与えることとなる。この抵抗力
により引き出し中のテイシユaは別として、それ
に続くつぎのテイシユはテイシユaとともに容器
本体1外に引き出されるのを抑制され、その一部
がさきのテイシユaと同様に開口部6外に露出し
たところで、それ以上外方に移動することなく、
その位置に停止し、このようにして1枚のテイシ
ユaのみが取り出される。
考案の効果 この考案は前記のように構成されているので、
取り出されるテイシユが薄肉部の先端部にひつか
かることがなく、テイシユの円滑な引き出しがで
きる。また、テイシユを真上だけに限らず横方向
に引き出しても支障なく引き出すことができ、従
来のようにテイシユを破るようなことがないとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の平面図、第2図
は第1図の線−による縦断面図、第3図は第
2図の線に囲まれた部分につき容器本体の拡大
図、第4図は第3図の線−による縦断面図で
ある。 1……容器本体、2……蓋体、3……薄肉状
部、4……円孔、5……切溝、6……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器本体1と、この容器本体に着脱可能に被嵌
    される蓋体2とを具え、蓋体2の中心近くに薄肉
    状部3が形成され、この薄肉状部に透孔4及びこ
    の透孔から放射状に延びる複数の切溝5が設けら
    れ、この切溝間の薄肉部が上方に向けて湾曲突出
    して開口部6が形成されているウエツトテイシユ
    容器において、 開口部6を形成する切溝5間の薄肉部が上方向
    に拡開したらつぱ状になつていることを特徴とす
    るウエツトテイシユ容器。
JP1986108376U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH0433268Y2 (ja)

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JP1986108376U JPH0433268Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JPS6317075U JPS6317075U (ja) 1988-02-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2991277B2 (ja) * 1994-12-15 1999-12-20 花王株式会社 容 器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741143U (ja) * 1980-08-21 1982-03-05

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JPS5741143U (ja) * 1980-08-21 1982-03-05

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JPS6317075U (ja) 1988-02-04

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