JPH04329490A - 自動追尾装置 - Google Patents

自動追尾装置

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JPH04329490A
JPH04329490A JP3100040A JP10004091A JPH04329490A JP H04329490 A JPH04329490 A JP H04329490A JP 3100040 A JP3100040 A JP 3100040A JP 10004091 A JP10004091 A JP 10004091A JP H04329490 A JPH04329490 A JP H04329490A
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俊之 河原
Makoto Fujimoto
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Hiroshi Ekusa
洋 江草
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル画像信号を用
いて、対象物を追尾する自動追尾装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】画像のある部分が、他の画像のどの部分
に対応するのかを求める方法に、一般にはテンプレート
マッチングという手法が用いられている。テンプレート
マッチング法とは検出しようとする対象を表すテンプレ
ートを画像の全部または一部について移動させながら、
それぞれの位置についてテンプレートと重なる画像の部
分パターンとの相関値を求め、その値が最大となる位置
を求めるという方法である。したがって、最初に追尾し
たい対象物のテンプレートを求めておき、画像フレーム
毎にテンプレートマッチングを行うことにより、動画像
における、テンプレートによる対象物の追尾が実現する
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の方法は、対象物の形が不変な場合は特に問題
無いが、人間などのように形状変化が大きいものを追尾
しようとすると、追尾しようとする対象物との相関が低
くなるため対象物以外の位置で相関値が最大となる場合
があり、追尾に失敗してしまうという課題を有していた
【0004】本発明はかかる従来の自動追尾装置の課題
に鑑み、対象物の形が不変な場合に限らず、人間などの
ように形状変化が大きいものであっても追尾することの
できる自動追尾装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、初期設定時に
、対象物を追尾するための対象枠を設定する対象枠設定
手段と、対象枠の外側を示す類似度枠を設定する類似度
枠設定手段と、対象枠内の特徴量のヒストグラムを求め
る第1のヒストグラム処理手段と、類似度枠内の特徴量
ヒストグラムを求める第2のヒストグラム処理手段と、
初期設定時に、第1のヒストグラム処理手段によって得
られたヒストグラムと第2のヒストグラム処理手段によ
って得られたヒストグラムとから類似度を判定する類似
度判定手段と、類似度が所定値より低い特徴量の中から
追尾に用いる代表特徴量を決定する代表特徴量決定手段
と、代表特徴量により対象位置を探索する対象位置探索
手段とを備えた自動追尾装置である。
【0006】また、本発明は、初期設定時に、対象物を
追尾するための対象枠を設定する対象枠設定手段と、対
象枠の外側を示す類似度枠を設定する類似度枠設定手段
と、対象枠内の特徴量のヒストグラムを求める第1のヒ
ストグラム処理手段と、類似度枠内の特徴量ヒストグラ
ムを求める第2のヒストグラム処理手段と、初期設定時
に、第1のヒストグラム処理手段によって得られたヒス
トグラムと第2のヒストグラム処理手段によって得られ
たヒストグラムとから、追尾に用いる複数の特徴量を候
補特徴量として選択する候補特徴量選択手段と、対象追
尾時に、複数の候補特徴量の中から追尾に用いる代表特
徴量を選択する代表特徴量選択手段と、代表特徴量によ
り対象位置を探索する対象位置探索手段とを備えた自動
追尾装置である。
【0007】
【作用】本発明は前記した構成により、初期設定時に、
対象物を示す対象枠と対象物の外側を示す類似度枠を設
定し、対象枠内の特徴量のヒストグラムと類似度枠内の
特徴量のヒストグラムを求め、そのヒストグラムの類似
度が所定値より低い特徴量の中から追尾に用いる代表特
徴量を決定し、追尾時には、例えば、対象枠から求めた
探索範囲内における代表特徴量の重心位置を求め、それ
と、初期設定時に求めておいた重心位置と対象枠との位
置関係とを用いて対象枠の位置を決定する。
【0008】また、初期設定時に、対象物を示す対象枠
と対象物の外側を示す類似度枠を設定し、対象枠内の特
徴量のヒストグラムと類似度枠内の特徴量のヒストグラ
ムを求め、そのヒストグラムの類似度をもとに追尾に用
いる複数の候補特徴量を決定し、追尾時には、例えば、
対象枠内の特徴量のヒストグラムと類似度枠内の特徴量
のヒストグラムとの類似度を用いて、候補特徴量の中か
ら代表特徴量を選択し、対象枠から求めた探索範囲内に
おける代表特徴量の重心位置を求め、それと、初期設定
時に求めておいた重心位置と対象枠との位置関係とを用
いて対象枠の位置を決定する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例における自動追
尾装置のブロック図を示すものである。図1において、
1は画像信号入力端子、2は画像信号入力端子1から得
られる画像信号を濃度レベルに分類する色濃度変換部、
3は操作者が対象枠を設定する対象枠設定部、4はその
対象枠の位置を記憶する対象枠位置記憶部、5はその対
象枠の位置から類似度枠を設定する類似度枠設定部、6
はその類似度枠の位置を記憶する類似度枠位置記憶部、
7はその対象枠内の濃度ヒストグラムを求めるヒストグ
ラム処理部、8は前記類似度枠内の濃度ヒストグラムを
求めるヒストグラム処理部、9はヒストグラム処理部7
によって得られた濃度ヒストグラムとヒストグラム処理
部8によって得られた濃度ヒストグラムとから類似度を
判定するための類似度判定部、10は類似度判定部9の
結果を用いて対象物の追尾に用いる色(以下代表色と称
す)を決定する代表色決定部、11はその代表色を記憶
する代表色記憶部、12は対象枠位置記憶部4に記憶さ
れている対象枠の位置をもとに対象物の追尾できる範囲
を決定する探索範囲決定部、13は探索範囲内での代表
色の重心位置を求める重心位置計算部、14は重心位置
と対象枠位置との相対位置関係を求める相対位置計算部
、15はその相対位置を記憶する相対位置記憶部、16
はその重心位置と相対位置とから対象枠の位置を求める
対象枠位置計算部である。
【0010】以上のように構成された第1の実施例の自
動追尾装置について、以下その動作を説明する。
【0011】入力端子1に画像信号が入力されと、色濃
度変換部2では、画像信号をもとに色濃度変換を行う。 ここで色濃度変換とは、画像の各画素が、濃度レベルの
どの度数に含まれるかを求めることである。例えば図2
のように、入力される画像信号がRGB(赤,緑,青)
の3次元データの場合に、各信号について0から最大値
までを8分割すると、濃度レベルは8×8×8で512
分割されることになる。またひとつの画素について表現
すると、例えば画像信号のRGBのデータが斜線で示し
た範囲内に存在すれば、R(赤):度数3、G(緑):
度数0、B(青):度数5というようになり、画素の色
は、RGBを各度数で混ぜたものとなる。
【0012】次に、まず、初期設定時の動作について説
明する。初期設定時において操作者は、図3のように、
追尾する対象物20、例えば人物を任意に決定し、対象
枠設定部3によって、対象物20のまわりに矩形の対象
枠21を設定する。対象枠位置記憶部4は、この対象枠
21の位置と大きさを記憶する。例えば、対象枠21の
左上の座標(i,j)と対象枠21の縦,横の長さをそ
れぞれ記憶する。類似度枠設定部5では、対象枠位置記
憶部4から対象枠の位置と大きさを得て、類似度枠を設
定し、類似度枠位置記憶部6で類似度枠の位置と大きさ
を記憶する。その類似度枠の決定法は、例えば図4に示
すように、対象枠22(21)の外側に、それを囲むよ
うに、縦横それぞれ対象枠の√2倍の大きさの類似度枠
23を設定する。このようにすると、対象枠22と、類
似度枠23とに囲まれた部分(斜線で示した部分、以下
類似度枠内と称す)の面積が対象枠内の面積と同じにな
る。
【0013】操作者による対象枠21の設定が終了した
後の第1フレームの動作について説明する。ヒストグラ
ム処理部7では、色濃度変換された画像信号をもとに対
象枠21内の色濃度ヒストグラムを計算し、ヒストグラ
ム処理部8では、色濃度変換された画像信号をもとに類
似度枠内の色濃度ヒストグラムを計算する。類似度判定
部9では、ヒストグラム処理部7によって得られた色濃
度ヒストグラムとヒストグラム処理部8によって得られ
た色濃度ヒストグラムとから例えば次の数式1により各
色濃度レベルnについて類似度(n)を求める。類似度
(n)=(類似度枠内における濃度レベルnの画素数)
/(対象枠内における濃度レベルnの画素数)    
                      ・・・
(1)このようにして求めた類似度について、所定の値
(例えば0.5)より小さいものについて類似度が低い
と判定する。代表色決定部10では類似度判定部9によ
り類似度が低いと判定されたものの中から、例えば画素
数の1番多いものが選択され、選択した代表色を代表色
記憶部11に記憶する。代表色記憶部11の内容は第1
フレーム以後固定する。一方、探索範囲決定部12では
、対象枠位置記憶部4に記憶されている対象枠21の位
置と大きさから探索範囲を決定するが、初期設定時には
対象枠21の位置と大きさをそのまま出力する。重心位
置計算部13では、図5に示すように、探索範囲決定部
12により決定された探索範囲内(対象枠25(21)
内)での代表色の重心位置27を求める。相対位置計算
部14では、重心位置計算部13による代表色の重心位
置27と対象枠位置記憶部4からの対象枠25(21)
の位置情報とから、重心位置27と対象枠25との相対
位置関係を求め、相対位置記憶部15に記憶する。相対
位置記憶部15の内容は第1フレーム以後固定する。
【0014】次に、第2フレームの説明をする。既に第
1フレームにおいて、対象枠設定部3によって対象枠2
5が決定され、対象枠位置記憶部4に記憶されている。 また探索に用いる代表色の濃度レベルは代表色記憶部1
1に記憶されており、代表色の重心27と対象枠25と
の相対位置関係も、相対位置記憶部15に記憶されてい
る。
【0015】まず、入力端子1に第2フレームの画像信
号が入力され、色濃度変換部2で、第1フレームの場合
と同様に画像信号の色濃度変換を行い重心位置計算部1
3に供給される。一方、探索範囲決定部12では、対象
枠位置記憶部4に記憶されている対象枠25の位置と大
きさから探索範囲として対象枠25のまわりの一定範囲
を決定する。例えば、図4のように対象枠22(25)
のまわりに探索範囲24を設定する。重心位置計算部1
3では、探索範囲決定部12により決定された探索範囲
内について、代表色記憶部11に記憶されている代表色
の重心位置を求める。対象枠位置計算部16では重心位
置計算部13で求めた重心位置と相対位置記憶部15に
記憶されている相対位置とから対象枠の位置を求め対象
位置として出力する。そして、対象枠位置記憶部4に記
憶させ、前の位置を更新する。第3フレーム以後におい
ては第2フレームの処理を繰り返す。対象位置探索手段
は、それら探索範囲決定部12、重心位置計算部13、
等によって構成される。
【0016】以上のように本実施例によれば、探索範囲
内において、代表色の画素の重心を求め、初期設定時で
決定されている、代表色の重心と対象枠との相対位置関
係を用いて、新たに対象枠の位置を再計算することによ
り対象物の追尾を行うため、人間などのように、形状が
変化しても色情報の変化しない対象物に対しては、良好
に追従を行うことができる。
【0017】図6は本発明の第2の実施例における自動
追尾装置のブロック図を示すものである。図6において
、図1と同じ手段には、同一番号を付しその説明を省略
する。30は候補色選択部、31は候補色記憶部、32
は代表色決定部、33は候補色相対位置計算部、34は
候補色相対位置記憶部である。以上のように構成された
第2の実施例の自動追尾装置について、以下その動作を
説明する。
【0018】まず、初期設定時の動作について説明する
。操作者は、対象枠設定部3によって、図3のように対
象物のまわりに矩形の対象枠21を設定し、対象枠位置
記憶部4に、対象枠21の位置と大きさを記憶する。 類似度枠設定部5では、対象枠位置記憶部4から対象枠
21の位置と大きさを得て、図4のように類似度枠23
を設定し、類似度枠位置記憶部6で類似度枠23の位置
と大きさを記憶する。
【0019】操作者による対象枠21(23)の設定が
終了した後の第1フレームで、ヒストグラム処理部7で
は、色濃度変換された画像信号をもとに対象枠内の色濃
度ヒストグラムを計算し、ヒストグラム処理部8では、
色濃度変換された画像信号をもとに類似度枠内の色濃度
ヒストグラムを計算する。類似度判定部9では、ヒスト
グラム処理部7によって得られた対象枠内の色濃度ヒス
トグラムとヒストグラム処理部8によって得られた類似
度枠内の色濃度ヒストグラムとから各色濃度レベルにつ
いて類似度を求める。このようにして求めた類似度につ
いて、所定の値(例えば0.5)より小さいものについ
て類似度が低いと判定する。候補色選択部30では、類
似度判定部9により類似度が低いと判定されたもの全て
を候補色として選択し、選択された候補色を候補色記憶
部31に記憶しておく。候補色記憶部31の内容は、第
1フレーム以後固定する。また、代表色決定部32は、
初期設定時にはその候補色記憶部31に記憶されている
候補色を全て選択し、重心計算部13に出力する。一方
、探索範囲決定部12は、初期設定時には対象枠21(
23)の位置と大きさをそのまま出力する。重心位置計
算部13では、探索範囲決定部12により決定された探
索範囲内(対象枠内)での全ての候補色の重心位置をそ
れぞれ求める。候補色相対位置計算部33では、重心位
置計算部13による各候補色の重心位置と対象枠位置記
憶部4からの対象枠位置情報とから、各候補色における
重心位置と対象枠との相対位置関係を求め、候補色相対
位置記憶部34に記憶する。候補色相対位置記憶部34
の内容は第1フレーム以後固定する。
【0020】次に、第2フレームの説明をする。既に前
フレームにおいて、対象枠設定部3によって対象枠が決
定されおり、対象枠位置記憶部4に対象枠の位置が、類
似度枠位置記憶部6に類似度枠の位置がそれぞれ記憶さ
れており、各候補色と対象枠との相対位置関係も、候補
色相対位置記憶部34に記憶されている。まず、入力端
子1に第2フレームの画像信号が入力され、色濃度変換
部2で、第1フレームの場合と同様に画像信号の色濃度
変換を行いヒストグラム処理部7,8と重心位置計算部
13に供給される。ヒストグラム処理部7では、対象枠
内の色濃度ヒストグラムを計算し、ヒストグラム処理部
8では、類似度枠内の色濃度ヒストグラムを計算する。 類似度判定部9では、ヒストグラム処理部7によって得
られた色濃度ヒストグラムとヒストグラム処理部8によ
って得られた色濃度ヒストグラムとから第1フレームの
場合と同様にして類似度を求め、代表色決定部32に出
力する。代表色決定部32では候補色記憶部31に記憶
されている候補色の中から、例えば、類似度判定部9に
より類似度が最も低いと判定されたものを選択する。探
索範囲決定部12では、対象枠位置記憶部4に記憶され
ている対象枠の位置と大きさから探索範囲として例えば
図4のように対象枠のまわりの一定範囲を決定する。重
心位置計算部13では、探索範囲決定部12により決定
された探索範囲内について、代表色決定部32で決定さ
れた代表色の重心位置を求める。対象枠位置計算部16
では重心位置計算部13で求めた重心位置と候補色相対
位置記憶部34に記憶されている候補色相対位置のうち
の代表色の相対位置とから対象枠の位置を求め対象位置
として出力する。そして、対象枠位置記憶部4に記憶さ
せ、前の位置を更新する。また、類似度枠設定部5によ
り類似度枠の位置が求められ、類似度枠記憶部6の内容
も更新される。第3フレーム以後においては第2フレー
ムの処理を繰り返す。対象位置探索手段は、それら探索
範囲決定部12、重心位置計算部13、等によって構成
される。
【0021】なお、本実施例においては、代表色決定部
32の動作として、候補色記憶部31に記憶されている
候補色の中から、類似度判定部9により類似度が最も低
いと判定されたものを選択するようにしたが、これに限
定するものではなく、例えば、候補色記憶部31に記憶
されている候補色の中から、面積が所定値より大きく類
似度の最も低いものを代表色として選択するようにして
もよい。
【0022】以上のように本実施例によれば、探索範囲
内において、代表色の画素の重心を求め、初期設定時の
代表色の重心と対象枠との相対位置関係を用いて対象枠
の位置を計算することにより、対象物の追尾を行うが、
あらかじめ、代表色の候補を複数もっておき、各フレー
ム毎に類似度の判定を行うため、追尾の途中で代表色と
して用いていた色が背景に現れた場合にも良好に追尾を
続行することができる。
【0023】なお、第1及び第2の実施例において、類
似度枠を図4に示すように設定するようにしたが、必ず
しも対象枠内の面積と類似度枠内の面積が等しくなるよ
うにする必要はない。例えば、面積が異なる場合には、
類似度の計算式を面積で正規化するか、類似度判定部に
おけるしきい値を変化させることにより同様の効果が得
られる。類似度枠の形状についてもこれに限定されるも
のではなく、対象枠の外側にあればよい。
【0024】また、追跡に使用する代表色として色濃度
変換した色の中から選択するようにしているが、色濃度
変換した色に限らず対象物の持つ特徴量であればどれを
用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対象物の形が不変な場合に限らず、人間などのように形
状変化が大きいものであっても追尾することができ、そ
の実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の自動追尾装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1の動作を説明するための色濃度レベルを示
す3次元グラフである。
【図3】対象と対象枠を説明するための構成図である。
【図4】類似度枠と探索範囲を説明するための構成図で
ある。
【図5】代表色の重心と対象枠との位置関係を説明する
ための構成図である。
【図6】本発明の第2の実施例の自動追尾装置のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1      画像信号入力端子 2      色濃度変換部 3      対象枠設定部 4      対象枠位置記憶部 5      類似度枠設定部 6      類似度枠位置記憶部 7,8  ヒストグラム処理部 9      類似度判定部 10      代表色決定部 11      代表色記憶部 12      探索範囲決定部 13      重心位置計算部 14      相対位置計算部 15      相対位置記憶部 16      対象枠位置計算部 30      候補色選択部 31      候補色記憶部 32      代表色決定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  初期設定時に、対象物を追尾するため
    の対象枠を設定する対象枠設定手段と、対象枠の外側を
    示す類似度枠を設定する類似度枠設定手段と、前記対象
    枠内の特徴量のヒストグラムを求める第1のヒストグラ
    ム処理手段と、前記類似度枠内の特徴量ヒストグラムを
    求める第2のヒストグラム処理手段と、初期設定時に、
    前記第1のヒストグラム処理手段によって得られたヒス
    トグラムと前記第2のヒストグラム処理手段によって得
    られたヒストグラムとから類似度を判定する類似度判定
    手段と、前記類似度が所定値より低い特徴量の中から追
    尾に用いる代表特徴量を決定する代表特徴量決定手段と
    を備え、さらに前記代表特徴量により、追尾時における
    対象枠位置を決める対象位置探索手段とを備えたことを
    特徴とする自動追尾装置。
  2. 【請求項2】  初期設定時に、対象物を追尾するため
    の対象枠を設定する対象枠設定手段と、対象枠の外側を
    示す類似度枠を設定する類似度枠設定手段と、前記対象
    枠内の特徴量のヒストグラムを求める第1のヒストグラ
    ム処理手段と、前記類似度枠内の特徴量ヒストグラムを
    求める第2のヒストグラム処理手段と、初期設定時に、
    前記第1のヒストグラム処理手段によって得られたヒス
    トグラムと前記第2のヒストグラム処理手段によって得
    られたヒストグラムとから追尾に用いる複数の特徴量を
    候補特徴量として選択する候補特徴量選択手段と、対象
    追尾時に、前記複数の候補特徴量の中から追尾に用いる
    代表特徴量を選択する代表特徴量選択手段と、前記代表
    特徴量により、追尾時の対象枠位置を決める対象位置探
    索手段とを備えたことを特徴とする自動追尾装置。
  3. 【請求項3】  対象位置探索手段は、初期設定時に前
    記対象枠と前記代表特徴量の重心位置との相対位置を求
    め記憶する相対位置算出記憶手段と、前フレームの対象
    枠をもとに次フレームでの対象物の探索範囲を決定する
    探索範囲決定手段と、前記次フレームにおける前記探索
    範囲内における前記代表特徴量の重心位置を求めるため
    の重心位置算出手段と、前記重心位置と前記相対位置と
    から対象枠位置を求める対象位置算出手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1または2の自動追尾装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000082145A (ja) * 1998-01-07 2000-03-21 Toshiba Corp 物体抽出装置
JP2015143946A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 富士通株式会社 移動物体検知・追跡装置、移動物体検知・追跡システム、移動物体検知・追跡方法、及び、プログラム

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