JPH04325782A - ピストン圧縮機とくにオイルフリーピストン圧縮機 - Google Patents

ピストン圧縮機とくにオイルフリーピストン圧縮機

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JPH04325782A
JPH04325782A JP4053502A JP5350292A JPH04325782A JP H04325782 A JPH04325782 A JP H04325782A JP 4053502 A JP4053502 A JP 4053502A JP 5350292 A JP5350292 A JP 5350292A JP H04325782 A JPH04325782 A JP H04325782A
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JP
Japan
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crank
piston compressor
connecting rod
compressor according
disc
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Application number
JP4053502A
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English (en)
Inventor
Hans Wanner
ハンス・ヴァナー
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Fritz Haug AG
Original Assignee
Fritz Haug AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Fritz Haug AG filed Critical Fritz Haug AG
Publication of JPH04325782A publication Critical patent/JPH04325782A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C3/00Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
    • F16C3/04Crankshafts, eccentric-shafts; Cranks, eccentrics
    • F16C3/06Crankshafts
    • F16C3/10Crankshafts assembled of several parts, e.g. by welding by crimping
    • F16C3/12Crankshafts assembled of several parts, e.g. by welding by crimping releasably connected
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/0094Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00 crankshaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C3/04Crankshafts, eccentric-shafts; Cranks, eccentrics
    • F16C3/06Crankshafts
    • F16C3/14Features relating to lubrication
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2173Cranks and wrist pins
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の前文に記載の
ピストン圧縮機とくにオイルフリーピストン圧縮機に関
するものである。これらのタイプの圧縮機はたとえば医
学の領域において,食品技術においてまたはたとえばオ
イルで汚染されると化学反応を起こす酸素のようなガス
を扱う場合において純度が最優先される場合の空気およ
び他のガス状の媒体の圧縮のために使用される。
【0002】
【従来の技術】十分な機能をなすオイルフリーガス圧縮
機は何年も前から既知ではあるが,通常の構造は保守に
関していくつかの問題点を依然として残している。この
点に関して,「1回きり」の潤滑で使用される転がり軸
受は,それらが予想寿命に到達するとほかの部品ととも
にそっくり取り替えなければならない。比較的長期にわ
たり圧入はめ合いがなされていると接触面に腐食を発生
し,その結果部品を取り外すのに特殊な引抜き方および
圧入ツールを必要とする。その結果として,機械の現場
での修理はむずかしく,しかも不可能なこともある。し
たがって比較的高い労務費および予備品費が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって組立ておよ
び保守作業がかなり軽減されるところの冒頭記載のタイ
プのピストン圧縮機を形成することが本発明の目的であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも2
つのピストンとおよびその中でピストンがクランク機構
を介して共通の駆動軸に結合されているところのクラン
クケースとを備えたピストン圧縮機とくにオイルフリー
ピストン圧縮機において:クランク機構が各ピストンに
対し1つのクランクディスクを有し,該クランクディス
クが駆動軸に対し偏心しておりかつその外周上に連接棒
を支持するための転がり軸受を支持することと;クラン
クディスクが少なくとも2本の張力ボルトにより1つの
パッケージに圧着されることが可能であり,該張力ボル
トがクランクディスクをそれらのセンターの外側で貫通
していることとで構成されている。
【0005】
【作  用】米国特許A第1,998,083号に開示
のようにそれぞれ単一のクランクディスクを備えたピス
トン機械上の複合クランク機構は実際に既知である。し
かしながらこの場合張力は常に,駆動軸の軸心内または
クランクディスクの軸心内の単一の張力ボルトにより与
えられ,該ボルトは力の点では有効ではない。本発明に
よる方法の場合,剛でかつコンパクトな結合が達成され
,この場合はクランクディスクのセンターはフリーのま
まである。
【0006】クランク軸のディスクタイプ構造は2,3
および4シリンダ機械に対して同一であるので,予備品
はかなり標準化が可能である。(ピストン,ピストンピ
ン,小端部軸受,連接棒および大端部軸受とクランクデ
ィスクを含む)個々のピストンセットの分解は再組立て
と同様に簡単である。クランクディスクはたとえば締ま
りばめによりそれらに付属の転がり軸受および連接棒に
しっかり結合されている。このように形成されたユニッ
トは簡単な機械的手段を用いて組立ておよび分解が可能
であり,すなわち抜き出したりまたは圧縮による分離が
可能である。この作業はいずれの場合もハンドツールを
用いて現場で行うことができる。
【0007】張力ボルトは駆動軸および/または該駆動
軸に固定された第1のクランク軸ウェブにねじ込み可能
であることがとくに好ましい。したがってクランク機構
の分解の際には単に張力ボルトを抜き取るだけでよく,
これで連接棒および該連接棒に付属の転がり軸受および
ピストンとともに個々のクランクディスクを抜き取るこ
とができるようになる。相互に平行に配置されてかつ3
本以上が好ましい張力ボルトは,ディスクで形成された
クランク軸の剛でかつ振動のない配置を可能にする。組
立てを容易にするように,シリンダの数によって長さが
異なるような場合でもそれを補償するように自由に回転
するナットを備えたねじ付きロッドが張力ボルトの代わ
りに使用されることが有利な場合がある。
【0008】クランクウェブと対応の内孔との両方に挿
入された研削仕上げしたロッドは,クランクウェブと対
向軸受とを正確に角度を一致させる。これらの装置の組
合せは外側クランクウェブの簡単な懸垂システムにより
補償される。クランクウェブはフライホイールとして形
成されるのが好ましい。これらの装置の組合せは現場で
とくに訓練を受けてない人でも迅速かつ簡単に分解およ
び完全に正確な再組立てを行うことを可能にする。両側
に設けられたフライホイールは一般に既知のように最適
な振動補償を提供する。通常タイプの構造ではこのカウ
ンタバランスがたいてい組立てがむずかしいことのため
に省略されているので,これはさらに有利である。
【0009】もしクランクケースが駆動軸の軸心内でケ
ースカバーで閉鎖され,該ケースカバーの内側がクラン
ク軸のための軸受装着部として形成されるならば他の有
利性が達成可能である。同時に,もし第2のクランクウ
ェブ、第2のフライホイールがケースカバーの内側の軸
受に取り付けられかつクランクディスクが第1フライホ
ィールと第2のフライホイールとの間で相互に固定され
かつ芯出しされるならば,好ましい。
【0010】転がり軸受が,芯出し要素および間隔要素
として働くようにクランクディスクに配置されかつ張力
ボルトの圧着力が転がり軸受を介して伝達されることが
好ましい。
【0011】もし各クランクディスクがねじ付き部分を
備えた内孔をその中心に有し,該内孔がその正面におい
て分解用ディスクインサートで閉鎖されることが可能で
あるならば,分解のときにきわめて有利である。したが
って補助ボルトがねじ込まれ,該補助ボルトは分解用デ
ィスクに当接することになる。一方このディスクは次の
クランクディスクの内孔を閉鎖し,したがって補助ボル
トによりグリップされたクランクディスクは簡単に抜き
出し可能である。分解用ディスクは各々のクランクディ
スク内にルーズに挿入されているので,したがって圧縮
機の運転を妨害することはない。
【0012】連接棒はラジアルスリットを設けた大端部
カラーを有するのが,接線方向に走る張力ボルトがスリ
ットの領域内に配置されており,該張力ボルトで大端部
カラーはそれに配置された転がり軸受上にクランプされ
ることが可能であることが好ましい。このようにして連
接棒は,最初に記載のように,クランクディスク,転が
り軸受および連接棒からなるユニットを形成するために
とくに簡単な方法で転がり軸受にしっかりと結合される
ことが可能である。公差の小さい転がり軸受は,クラン
クディスクのきわめて正確な連続的芯出しに適している
ので理想的である。更に,それらは公差の大きいある他
のタイプのぴったりしたはめ合いよりもより容易に組立
ておよび分解が可能である。このことはとくに容易に組
立ておよび分解が可能なクランク軸と組み合わせて現場
における摩耗した転がり軸受の交換を容易にし,しかも
プレスなどのような特殊ツールを必要としなくてよい。 このタイプの転がり軸受装着は圧入,加熱およびハンマ
リング等を不要としかつ横側肩部により新しい軸受でも
正確な面当接を確実に行う。この作業もまた専門家でな
くても迅速かつ確実に実行可能である。
【0013】もし各連接棒大端部カラーがその外縁上に
ラジアル潤滑口を有し,該ラジアル潤滑口に潤滑装置が
設けられかつ該ラジアル潤滑口を介して潤滑剤が直接転
がり軸受に供給されることが可能であるならば,圧縮機
の全寿命期間にわたり保守費をかなり低減可能である。 軸受は特殊合成潤滑剤により寿命期間潤滑されるが,数
千時間の運転ごとに最小量のグリースを補給することに
より軸受の期待寿命が延長可能であることがわかってい
る。
【0014】古いグリースは空洞に集まりかつ徐々に乾
燥していくので,このような潤滑補給は,新鮮なグリー
スが転がり軸受の本体およびそれらのレースに直接補給
されるので好ましい。もし軸受面へのアクセスがしにく
い場合には,フレッシュなグリースは古いグリースを転
がり本体およびそれらのレースに運んで,これらの古い
グリースが有効なグリース補給を妨げることになろう。 したがって,補給内孔は狭くしかつ最短のルートを通っ
て軸受本体に通じるようにしてある。ボール軸受の場合
に運転特性の低下を排除するために,内孔は軸受レース
内を半径方向にすなわちボールに対し接線方向に開けら
れている。補給されたグリースはそれ自身連接棒内また
は連接棒上に堆積することなく補給したときにちょうど
軸受に供給される。これによって,注意深く貯蔵された
フレッシュな品質のグリースが確実に使用されることに
なる。もし不良グリースが使用されると連接棒の大端部
軸受は数百時間で破損されるので,特殊潤滑剤のみを使
用することが重要である。不良グリースの使用を避ける
ために,交換不可能でかつ再充填が不可能な潤滑装置を
使用することが好ましい。さらに,軸受1箇所当たりか
つグリース補給ごとに約1cm3の潤滑剤が使用される
にすぎないので,グリース補給容積は正確に注入されな
ければならない。グリース補給装置はたとえば,注射針
が貫通可能な隔膜を有してもよい。他の方法は,貯蔵領
域を備えたグリースガンとして形成された潤滑装置から
なり,該貯蔵領域の潤滑容積は潤滑剤を押し出すために
ねじにより減少させることが可能である。したがってい
ずれの場合にも,正確な量のグリース補給を行うことが
可能なように特殊な補助装置が必要とされる。それにも
かかわらず,グリース補給は大きな労力なく短時間に実
施可能である。転がり軸受に対するこの種のグリース補
給装置はまた,通常の連接棒大端部または連接棒と組み
合わせて設けてもよい。
【0015】クランク軸に平行に走る少なくとも一部分
においてクランクケースが少なくとも1つの開口を有し
,該開口が閉鎖可能でありかつ該開口から連接棒の大端
部カラーにアクセス可能であるならば,クランク機構へ
のアクセスはとくに容易となる。したがって連接棒ごと
に外周上で約75°の角度間隔に少なくとも2セット存
在する潤滑点へのアクセスが,クランクシャフトを分解
することなく行うことができる。ピストンのV形状配置
内での連接棒の位置に応じて,開口から最も容易にアク
セス可能なこれらの潤滑点は潤滑装置を備えればよい。
【0016】本発明の実施例を図面により以下に詳細に
説明する。
【0017】
【実施例】図1および図2からわかるように,たとえば
鋳造で製作されるクランクケース1は原則として円筒外
形を有する。図面を簡単にするために,駆動装置,シリ
ンダおよび制御要素は図示されてない。この場合通常の
要素の配置および形状は当業者には既知であるものとす
る。シリンダまたはシリンダヘッドはねじ付きスタッド
およびナット51によりシリンダ開口50にフランジ接
続されている。クランクケースはケース壁内に一体に設
けられたクランク軸3のための軸受装着部を有し,該駆
動軸3は着脱可能な転がり軸受13内に装着されている
。駆動軸3はたとえば電動モータ駆動装置に直接接続さ
れるかまたはベルトあるいはVベルトを介して間接的に
駆動される。クランクケース1は駆動軸3の軸心におい
てケースカバー10で閉鎖され,該ケースカバー10は
ボルト14によりボルト締めが可能である。ケースカバ
ー10には圧力補償用の少なくとも1つの空気放出口5
2が設けられている。駆動軸3に平行に走る1つの壁部
分内に少なくとも1つの開口15が設けられており,該
開口はボルト17を用いてカバー16で閉鎖されている
。クランクケースの周縁領域にこのタイプの開口をいく
つか配置しても問題ないであろう。このような場合,連
接棒28の大端部カラーの潤滑口33は開口15を介し
て容易にアクセス可能である。潤滑手順はのちに詳細に
説明しよう。
【0018】クランクケース内に設けられたクランク機
構は個々のクランクディスク5を含み,該クランクディ
スク5は張力ボルト7により相互に締め付けられてパッ
ケージを形成しまた該クランクディスク5は駆動軸3に
対し偏心して配置されている。これらのクランクディス
クの形状は図3および図4にさらに詳細に示されている
。クランクディスクは広い差込部21,狭い差込部22
およびそれらの間に横たわる周縁の間隔肩部20を有す
る。差込部21および22は転がり軸受6を収納するが
,該転がり軸受6についてはのちにさらに詳細に説明し
よう。間隔肩部20は個々の転がり軸受間の間隔要素と
して働く。クランクディスク5には中央に貫通孔23が
設けられており,該貫通孔23はねじ山部分24を有し
ている。分解用ディスク26を収納可能な凹部25が各
ねじ山部分の端部に設けられている。各クランクディス
クは張力ボルト7を収納するための貫通孔19を有する
。これらの内孔の数はクランクディスクの直径に応じて
変更可能であることは当然である。またクランクディス
クの外形形状は使用される転がり軸受に対応して調節す
ることができる。内孔19はクランクディスクの中心軸
に対し偏心して配置されている。  図1が示すように
,クランクディスクは第1のフライホイール8と第2の
フライホイール9との間でクランプされている。張力ボ
ルト7はある場合には駆動軸内にねじ込まれまたある場
合には第1のフライホイール8内にねじ込まれている。 いずれの場合も転がり軸受は隣接するディスクの広い差
込部と狭い差込部との上に同時に乗り,これらの差込部
により芯出しおよび力の配分が行われる。したがって個
々のディスクはそれらの面では相互に接触しないが一緒
に圧着されている。第1のフライホイール8に隣接する
クランクディスクを除き,各クランクディスク内の凹部
25内には分解用ディスク26が緩く挿入されている。 第1のフライホイールおよび駆動軸3は単一部品として
構成してもよい。
【0019】第1のフライホイール8はクランクディス
クを収納するための凹部53を有し,一方第2のフライ
ホイール9には同様の目的のために対応の凸部が設けら
れている。この凸部54は,クランクディスクそれ自身
と同様に,ねじ付き部分と分解用ディスクを収納するた
めの凹部とを備えた内孔を有している。第2のフライホ
イール9はケースカバー10の内側上で支持され,実際
には転がり軸受がその上に乗る軸受差込部11上に支持
されている。フライホイール8および9の両方は,クラ
ンク軸のための質量バランスを提供するために既知のよ
うに偏心して形成されている。各フライホイールには組
立て内孔18が設けられ,該組立て内孔18によりフラ
イホイールは組立て中研削されたマーク付ロッド55に
より正確な角位置において相互に芯出しされることが可
能である。このきわめて簡単かつ有利な方法により,調
整に時間を要するくさび,ピンなどを部品の間に挿入す
る必要なく位置決めが達成可能である。したがって,張
力ボルト7を締め付けたのちは,対向軸受12がクラン
ク軸の軸受13の延長中心軸内に正確に位置決めされる
【0020】連接棒4の構造は図6および図7からより
詳細にわかるであろう。連接棒は両端がT型の断面形状
を有しかつたとえば鋳造軽金属または鋳鋼から製作され
る。ピストン2は既知のように上端部においてリンク結
合されている。しかしながらピストンはクロスヘッドを
介して連接棒に結合してもよい。実際の大端部軸受は大
端部軸受カラー28を含み,該カラー28にはラジアル
スリット29が設けられている。張力ボルト30はスリ
ットの領域内の内孔32を貫通してねじ穴31内にねじ
込むことができる。スリット付き大端部カラー28はこ
のボルトにより明らかに相互に引っ張られ,これにより
カラー28は転がり軸受6上にクランプ可能である。転
がり軸受6は横方向にはラビリンスリング36で閉鎖さ
れ,該ラビリンスリング36は保持リングにより所定位
置内に固定されている。さらに,ラビリンス突起部35
は大端部カラー28に一体に結合されている。図1から
わかるように,ラビリンス突起部およびラビリンスリン
グは,組み立てられたときに相互に係合して,これによ
り潤滑剤が転がり軸受から漏洩しないようにするための
追加の安全手段およびダストの濾過を形成する。ラビリ
ンス突起部およびラビリンスリングの直径はクランクデ
ィスク上の間隔肩部20の外径より僅かに大きいにすぎ
ない。
【0021】この実施例においては,4つのピストンを
備えたピストン圧縮機が図示されている。それに応じて
,クランク機構は相互に重ねられた全部で4つのディス
クを含む。しかしながら3つまたは2つのピストンのみ
を作動するタイプの圧縮機の場合でも,クランク機構の
構造に対し全く同じクランクディスクを使用可能であり
,このクランクディスクによりメーカーは全シリーズの
タイプに対し著しく簡略化される。
【0022】クランク機構の組立て中の本質的な利点が
図5に示されている。この図は図1によるクランクケー
スを示し,この図ではケースカバー10が第2のフライ
ホイール9とともに既に取り除かれている。同様に張力
ボルト7および第1および第2の連接棒もまたそれらの
クランクディスクとともに取り除かれている。第3のク
ランクディスクの分解が図示されている。この目的のた
めに,ねじ付き部分24内に補助ボルト27がねじ込ま
れている。この補助ボルトは分解用ディスク26に当接
し,これを次のクランクディスクに対し圧着している。 この分解用ディスクがなければ,補助ボルトは明らかに
次のクランクディスクのねじ付き部分にもねじ込まれて
しまうであろう。補助ボルト27を回転させるとクラン
クディスクの狭い差込部22が次の転がり軸受の内側レ
ース内から抜き出されてくる。同様に,すべての他のク
ランクディスクが取り外され,最終のクランクディスク
の場合には補助ボルト27は直接第1のフライホイール
8と接触することになる。これがまた最後のクランクデ
ィスク内には分解用ディスクを挿入しなくてもよい理由
でもある。組立て中には,圧入するために同様に補助ボ
ルトが使用され,荷重をバランスさせるために当然少な
くとも2本の張力ボルトが使用される。
【0023】図7からわかるように,大端部カラー28
の外縁上に2つの目穴部34が配置されており,目穴部
34の各々はその中を貫通する潤滑口33を有している
。ピストンのV形状配置内の連接棒の位置に応じて,転
がり軸受の潤滑のためにこれらの潤滑口のいずれかに選
択的に潤滑装置を装着することができる。図8によれば
,潤滑口33のねじ39内に小さな潤滑剤注入ガン47
がねじ込まれている。潤滑剤注入ガン47は貯蔵領域4
8を有し,該貯蔵領域48内に正確に計量された特殊な
潤滑剤がメーカーの工場で充填されている。この貯蔵領
域の内容物はねじ49をねじ込むことにより押し出すこ
とができる。
【0024】このねじが勝手に抜き取られたり自然に抜
けたりしないようにするために,潤滑剤注入ガンの外縁
40は僅かに内側に曲げられている。そのほかに,ねじ
49は左ねじを有しているので,通常のねじをねじ込む
ことは不可能である。したがって,潤滑装置は全体とし
て,通常のグリースを使用した潤滑または通常のグリー
スガンの使用ができないように設計されている。
【0025】転がり軸受は,潤滑口33の領域内に細い
内孔43を設けた外側レース45を有している。このよ
うにして,潤滑剤は古いグリース層をおしのけることな
く直接転がり本体44に到達することができる。符号4
6は転がり軸受の内側レースを示す。
【0026】この場合代替態様が考え得ることは当然で
ある。たとえば潤滑口33に完全に通常のグリースニッ
プルを用いてもよい。この場合,転がり軸受に対し誤っ
た量を注入したりまたは不良成分を注入したりという危
険が存在することは当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるピストン圧縮機のクランクケース
の断面図である。
【図2】図1のクランクケースの面A−Aによる断面図
である。
【図3】個々のクランクディスクの断面図である。
【図4】図3のクランクディスクの矢印Bの方向から見
た平面図である。
【図5】クランク軸の分解中における図1のクランクケ
ースの断面図である。
【図6】連接棒の断面図である。
【図7】図6の連接棒の大端部軸受の平面図である。
【図8】連接棒の大端部カラー上の潤滑装置である。
【符号の説明】
1  クランクケース               
 3  駆動軸4  連接棒            
            5  クランクディスク 6  転がり軸受                 
   7  張力ボルト8  第1のクランクウェブ 
         9  第2のクランクウェブ 10  ケースカバー               
 11  軸受装着部15  開口         
               18  組立内孔23
  内孔                     
   24  ねじ山部分26  分解用ディスク  
            27  補助ボルト28  
大端部カラー                29 
 ラジアルスリット 30  クランプボルト              
33  ラジアル潤滑口 47  ガン                   
     48  貯蔵領域49  ねじ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも2つのピストンとおよびそ
    の中でピストンがクランク機構を介して共通の駆動軸(
    3)に結合されているところのクランクケース(1)と
    を備えたピストン圧縮機とくにオイルフリーピストン圧
    縮機において:クランク機構が各ピストンに対し1つの
    クランクディスク(5)を有し,該クランクディスク(
    5)が駆動軸に対し偏心しておりかつその外周上に連接
    棒(4)を支持するための転がり軸受(6)を支持する
    ことと;クランクディスクが少なくとも2本の張力ボル
    ト(7)により1つのパッケージに圧着されることが可
    能であり,該張力ボルト(7)がクランクディスクをそ
    れらのセンターの外側で貫通していることと;を特徴と
    するピストン圧縮機とくにオイルフリーピストン圧縮機
  2. 【請求項2】  クランクディスク(5)がそれらに配
    置された転がり軸受(6)および連接棒(4)にしっか
    りと結合されていることを特徴とする請求項1のピスト
    ン圧縮機。
  3. 【請求項3】  張力ボルト(7)が駆動軸(3)とお
    よび/または該駆動軸に固定されている第1のクランク
    ウェブ(8)とにねじ込まれることが可能であることを
    特徴とする請求項1または2のピストン圧縮機。
  4. 【請求項4】  転がり軸受(6)が芯出し要素および
    間隔要素を形成するようにクランクディスク(5)上に
    配置されていることと;および張力ボルト(7)の圧着
    力が転がり軸受を介して伝達されていることと;を特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかのピストン圧縮機。
  5. 【請求項5】  各クランクディスク(5)がねじ付き
    部分(24)を設けた内孔(23)をその中心に有し,
    該内孔(23)がその正面において挿入された分解用デ
    ィスク(26)で閉鎖されることが可能であり,クラン
    クディスクを分解するための補助ボルト(27)がねじ
    付き部分にねじ込まれかつ分解用ディスクに当接して支
    持されることが可能であることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかのピストン圧縮機。
  6. 【請求項6】  クランクケース(1)が駆動軸(3)
    の軸心内でケースカバー(10)で閉鎖されることが可
    能であり,該ケースカバー(10)の内部がクランク機
    構のための軸受装着部(11)として形成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかのピストン
    圧縮機。
  7. 【請求項7】  ケースカバーの内側の軸受に第2のク
    ランクウェブ(9)が支持されていることと;およびク
    ランクディスク(5)が第1クランクウェブと第2のク
    ランクウェブとの間に相互に固定されかつ芯出しされて
    いることと;を特徴とする請求項6のピストン圧縮機。
  8. 【請求項8】  両クランクウェブ(8,9)が同一角
    度に整合るための組立内孔(18)を有し,該内孔(1
    8)を貫通して共通ロッド(55)が張力ボルト(7)
    の締付前に挿入されることが可能であることを特徴とす
    る請求項7のピストン圧縮機。
  9. 【請求項9】  クランクディスクが4本の張力ボルト
    で相互に圧着されることが可能である請求項1ないし8
    のいずれかのピストン圧縮機。
  10. 【請求項10】  各連接棒(4)がクランク端部にお
    いてラジアルスリット(29)を備えた大端部カラー(
    28)を有することと;および接線方向に走るクランプ
    ボルト(30)がスプリットの領域内に設けられ,該ク
    ランプボルト(30)により連接棒の大端部カラーがそ
    れに配置された転がり軸受(6)の周りにクランプされ
    ることが可能であることと;を特徴とする請求項1ない
    し9のいずれかのピストン圧縮機。
  11. 【請求項11】  各連接棒の大端部カラー(28)が
    その外側に少なくとも1つのラジアル潤滑口(33)を
    有し,該ラジアル潤滑口(33)に潤滑装置が設けられ
    かつ該ラジアル潤滑口(33)を介して潤滑剤が転がり
    軸受(6)に直接供給されることが可能であることを特
    徴とする請求項10のピストン圧縮機。
  12. 【請求項12】  潤滑装置が貯蔵領域(48)を備え
    たガン(47)として形成され,該貯蔵領域(48)の
    容積が潤滑剤を押し出すためにねじ(49)で減少され
    ることが可能であることを特徴とする請求項11のピス
    トン圧縮機。
  13. 【請求項13】  クランクケース(1)が駆動軸に平
    行に走るセクション内に閉鎖可能な開口(15)を有し
    ,該開口(15)から連接棒の大端部カラーにアクセス
    可能であることを特徴とする請求項10ないし12のい
    ずれかのピストン圧縮機。
JP4053502A 1991-03-12 1992-03-12 ピストン圧縮機とくにオイルフリーピストン圧縮機 Pending JPH04325782A (ja)

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