JPH04323586A - 航空機搭載用レーダ装置 - Google Patents
航空機搭載用レーダ装置Info
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- JPH04323586A JPH04323586A JP3091951A JP9195191A JPH04323586A JP H04323586 A JPH04323586 A JP H04323586A JP 3091951 A JP3091951 A JP 3091951A JP 9195191 A JP9195191 A JP 9195191A JP H04323586 A JPH04323586 A JP H04323586A
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- beams
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 49
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、航空機が低空飛行す
る際、障害物の高度差及び断面情報の検出時間を短縮す
る航空機搭載用レーダ装置に関するものである。
る際、障害物の高度差及び断面情報の検出時間を短縮す
る航空機搭載用レーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の航空機搭載用レーダ装置の
構成を示す図であり、図中、1は送信機、2は送受切換
器、3モノパルスアンテナ、4はモノパルスアンテナ3
から出力される和信号Σ0 及び差信号Δ0 にそれぞ
れ接続された受信機、5は信号処理器、6は表示器、7
はモノパルスアンテナ3を駆動するアンテナ駆動器であ
る。 図6は従来の航空機搭載用レーダ装置の構成品である信
号処理器5の構成を示す図であり、図中、8はバッファ
回路、9は信号検出器、10は割算器、11は高度差検
出器、12は距離算出器、13は地形断面探知機である
。
構成を示す図であり、図中、1は送信機、2は送受切換
器、3モノパルスアンテナ、4はモノパルスアンテナ3
から出力される和信号Σ0 及び差信号Δ0 にそれぞ
れ接続された受信機、5は信号処理器、6は表示器、7
はモノパルスアンテナ3を駆動するアンテナ駆動器であ
る。 図6は従来の航空機搭載用レーダ装置の構成品である信
号処理器5の構成を示す図であり、図中、8はバッファ
回路、9は信号検出器、10は割算器、11は高度差検
出器、12は距離算出器、13は地形断面探知機である
。
【0003】次に動作について説明する。送信機1では
一定のパルス繰り返し周期を持った送信パルス信号が発
生され、送受切換器2を介して、モノパルスアンテナ3
から外部空間に放射される。そして障害物からの反射信
号はモノパルスアンテナ3で受信され、和信号Σ0 及
び差信号Δ0 に変換される。さらに受信機4はモノパ
ルスアンテナ3で変換された和信号Σ0 及び差信号Δ
0 をそれぞれビデオ信号に変換する。
一定のパルス繰り返し周期を持った送信パルス信号が発
生され、送受切換器2を介して、モノパルスアンテナ3
から外部空間に放射される。そして障害物からの反射信
号はモノパルスアンテナ3で受信され、和信号Σ0 及
び差信号Δ0 に変換される。さらに受信機4はモノパ
ルスアンテナ3で変換された和信号Σ0 及び差信号Δ
0 をそれぞれビデオ信号に変換する。
【0004】次いで信号処理器5は、障害物の高度差を
検出する機能及び障害物の断面情報を検出する機能を備
えており、それぞれの機能に対応した高度差検出器11
及び地形断面探知機13について別々に説明する。まず
、高度差検出器11において、信号処理器5中のバッフ
ァ回路8はビデオ信号に変換された和信号Σ及び差信号
Δをレンジビン毎に格納して、和信号Σを信号検出器9
に出力し、和信号Σ及び差信号Δを割算器10に出力す
る。信号検出器9は入力された和信号ΣからCFAR(
Constant False Alarm R
ate)回路等により信号を検出し、後段の高度差検出
器11で処理すべきレンジビンの範囲を判別し、そのレ
ンジビン番号を高度差検出器11に出力する。一方割算
器10は入力した和信号Σ及び差信号Δを和親号Σに対
する差信号Δの比Δ/Σに変換し、高度差検出器11に
出力する。
検出する機能及び障害物の断面情報を検出する機能を備
えており、それぞれの機能に対応した高度差検出器11
及び地形断面探知機13について別々に説明する。まず
、高度差検出器11において、信号処理器5中のバッフ
ァ回路8はビデオ信号に変換された和信号Σ及び差信号
Δをレンジビン毎に格納して、和信号Σを信号検出器9
に出力し、和信号Σ及び差信号Δを割算器10に出力す
る。信号検出器9は入力された和信号ΣからCFAR(
Constant False Alarm R
ate)回路等により信号を検出し、後段の高度差検出
器11で処理すべきレンジビンの範囲を判別し、そのレ
ンジビン番号を高度差検出器11に出力する。一方割算
器10は入力した和信号Σ及び差信号Δを和親号Σに対
する差信号Δの比Δ/Σに変換し、高度差検出器11に
出力する。
【0005】次いで高度差検出器11の動作を図7を用
いて説明する。図7は高度差検出器11の処理概念図で
あり、図中、14は航空機、15は障害物である。この
図は高度H0 の航空機14に搭載された航空機搭載用
レーダ装置から前方の障害物15の高度差を検出してい
るところを示している。ここで、信号検出器9から出力
されたレンジビンの範囲のうち、あるレンジビン番号i
番目に存在する点Aについて処理内容を説明する。点A
のアンテナ中心軸からの角度Δθi は割算器10から
出力された和信号Σi に対する差信号Δi の比Δi
/Σi を用いて、式(1)によって算出することが
できる。 Δθi =Km・Δi /Σi (1)
ここで、Km=誤差感度
いて説明する。図7は高度差検出器11の処理概念図で
あり、図中、14は航空機、15は障害物である。この
図は高度H0 の航空機14に搭載された航空機搭載用
レーダ装置から前方の障害物15の高度差を検出してい
るところを示している。ここで、信号検出器9から出力
されたレンジビンの範囲のうち、あるレンジビン番号i
番目に存在する点Aについて処理内容を説明する。点A
のアンテナ中心軸からの角度Δθi は割算器10から
出力された和信号Σi に対する差信号Δi の比Δi
/Σi を用いて、式(1)によって算出することが
できる。 Δθi =Km・Δi /Σi (1)
ここで、Km=誤差感度
【0006】また、レンジビン番号i番目に存在する点
の距離Ri は式(2)によって算出できる。 Ri =i・ΔR (2)ここで、ΔR=レンジ
ビン幅式(1)及び式(2)より点Aのアンテナ中心軸
からの高度差ΔHi は式(3)により算出される。 ΔHi =Ri ・tanΔθi =i・ΔR・tan(Km・Δi /Σi )
(3)そして信号検出器9から出力されたレンジビンの
範囲についてレンジビン毎に式(1)、式(2)及び式
(3)で表わされる処理を繰返すことにより障害物の高
度差を検出する。さらに以上の処理はある方位方向につ
いての処理であり、モノパルスアンテナ3を機械的に駆
動させるアンテナ駆動器7にょって所望の覆域内を方位
方向にビーム走査し、それぞれの方位方向で同一の処理
を行うことによって、所望の覆域内の障害物の高度差を
検出することができる。この高度差を輝度情報に変換し
、表示器6に出力させて方位方向及びレンジに対応した
高度差を画面に表示する。
の距離Ri は式(2)によって算出できる。 Ri =i・ΔR (2)ここで、ΔR=レンジ
ビン幅式(1)及び式(2)より点Aのアンテナ中心軸
からの高度差ΔHi は式(3)により算出される。 ΔHi =Ri ・tanΔθi =i・ΔR・tan(Km・Δi /Σi )
(3)そして信号検出器9から出力されたレンジビンの
範囲についてレンジビン毎に式(1)、式(2)及び式
(3)で表わされる処理を繰返すことにより障害物の高
度差を検出する。さらに以上の処理はある方位方向につ
いての処理であり、モノパルスアンテナ3を機械的に駆
動させるアンテナ駆動器7にょって所望の覆域内を方位
方向にビーム走査し、それぞれの方位方向で同一の処理
を行うことによって、所望の覆域内の障害物の高度差を
検出することができる。この高度差を輝度情報に変換し
、表示器6に出力させて方位方向及びレンジに対応した
高度差を画面に表示する。
【0007】次いで地形断面探知機13について説明す
ると、信号処理器5中のバッファ回路8はビデオ信号に
変換された和信号Σ及び差信号Δをレンジビン毎に格納
して、和信号Δを信号検出器9に出力し、和信号Σ及び
差信号Δを割算器10に出力する。信号検出器9は入力
された和信号ΣからCFAR(Constant F
alse Alarm Rate)回路等により信
号を検出し、後段の距離算出器12で処理すべきレンジ
ビンの範囲を判別し、そのレンジビン番号を距離算出器
12に出力する。一方割算器10は入力した和信号Σ及
び差信号Δから和信号Σに対する差信号Δの比(以下「
Δ/Σ信号」と呼ぶ)を算出し、距離算出器12に出力
する。 距離算出器12は信号検出器12は信号検出器9から出
力されたレンジビンの範囲内で、割算器10から出力さ
れたΔ/Σ信号の極性が反転するレンジビンを検出する
。Δ/Σの極性が反転するレンジビン番号がi番目の時
、スラントレンジRS は式(4)で算出することがで
き、地形断面探知機13に出力される。 RS =i・ΔR (4)ここで、
ΔR=レンジビン幅
ると、信号処理器5中のバッファ回路8はビデオ信号に
変換された和信号Σ及び差信号Δをレンジビン毎に格納
して、和信号Δを信号検出器9に出力し、和信号Σ及び
差信号Δを割算器10に出力する。信号検出器9は入力
された和信号ΣからCFAR(Constant F
alse Alarm Rate)回路等により信
号を検出し、後段の距離算出器12で処理すべきレンジ
ビンの範囲を判別し、そのレンジビン番号を距離算出器
12に出力する。一方割算器10は入力した和信号Σ及
び差信号Δから和信号Σに対する差信号Δの比(以下「
Δ/Σ信号」と呼ぶ)を算出し、距離算出器12に出力
する。 距離算出器12は信号検出器12は信号検出器9から出
力されたレンジビンの範囲内で、割算器10から出力さ
れたΔ/Σ信号の極性が反転するレンジビンを検出する
。Δ/Σの極性が反転するレンジビン番号がi番目の時
、スラントレンジRS は式(4)で算出することがで
き、地形断面探知機13に出力される。 RS =i・ΔR (4)ここで、
ΔR=レンジビン幅
【0008】次いで地形断面探知機13の説明を図8を
用いて説明する。図8は地形断面探知器13の処理概念
図であり、図中、14は航空機、15は障害物である。 この図は高度H0 の航空機14に搭載された航空機搭
載用レーダ装置から前方の障害物15の自機飛行方向の
断面情報を検出しているところを示している。また、図
中のΣはモノパルスアンテナ3の和のパターンを示し、
Δ(+)及びΔ(−)は差パターンであり()内の+は
和パターンと同相、−は和のパターンと逆相であること
を示す。指向方向θj のアンテナビームの中心軸と障
害物との交点を点Pj とすると、距離算出機11の処
理によって、Δ/Σ信号の極性が負から正に反転するレ
ンジビンを検出し、スラントレンジRsjを式(4)を
用いて求める。そして点Pj の水平距離Rj と高度
Hj を式(5)、式(6)で算出する。 Rj =Rsj・cosθj (
5)Hj =H0 −ΔHJ =H0 −Rsj・sinθj (6)
用いて説明する。図8は地形断面探知器13の処理概念
図であり、図中、14は航空機、15は障害物である。 この図は高度H0 の航空機14に搭載された航空機搭
載用レーダ装置から前方の障害物15の自機飛行方向の
断面情報を検出しているところを示している。また、図
中のΣはモノパルスアンテナ3の和のパターンを示し、
Δ(+)及びΔ(−)は差パターンであり()内の+は
和パターンと同相、−は和のパターンと逆相であること
を示す。指向方向θj のアンテナビームの中心軸と障
害物との交点を点Pj とすると、距離算出機11の処
理によって、Δ/Σ信号の極性が負から正に反転するレ
ンジビンを検出し、スラントレンジRsjを式(4)を
用いて求める。そして点Pj の水平距離Rj と高度
Hj を式(5)、式(6)で算出する。 Rj =Rsj・cosθj (
5)Hj =H0 −ΔHJ =H0 −Rsj・sinθj (6)
【00
09】そして指向方向θj+1 のアンテナビームの中
心軸と障害物との交点を点Pj+1とすると点Pj と
点Pj+1 との間の傾きTj は式(5)及び式(6
)より式(7)で算出する。
09】そして指向方向θj+1 のアンテナビームの中
心軸と障害物との交点を点Pj+1とすると点Pj と
点Pj+1 との間の傾きTj は式(5)及び式(6
)より式(7)で算出する。
【0010】
【数1】
【0011】次いでアンテナ駆動器7によってアンテナ
ビームを自機飛行方向の垂直面に沿ってビーム走査を行
い、それぞれの高低角方向で同一の処理を行うことによ
り、水平距離Rに対する障害物の傾きTを算出する。こ
の障害物の傾きTを輝度情報に変換し、表示器6に出力
して、水平距離Rに対する障害物の傾きTを表示させる
ことにより、地形等の障害物の断面情報を認識すること
ができる。
ビームを自機飛行方向の垂直面に沿ってビーム走査を行
い、それぞれの高低角方向で同一の処理を行うことによ
り、水平距離Rに対する障害物の傾きTを算出する。こ
の障害物の傾きTを輝度情報に変換し、表示器6に出力
して、水平距離Rに対する障害物の傾きTを表示させる
ことにより、地形等の障害物の断面情報を認識すること
ができる。
【0012】以上の処理を行うことによって方位方向に
ビームを走査し、地形の高度差を検出し、さらに高低角
方向にビームを走査することによって、地形の断面情報
を認識することができる。
ビームを走査し、地形の高度差を検出し、さらに高低角
方向にビームを走査することによって、地形の断面情報
を認識することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の航空機搭載用レ
ーダ装置は以上のように構成されているので、前方の障
害物の高度差及び断面情報を検出する際、所望の領域内
を一本のアンテナビームで走査し、障害物からの反射信
号を取得しているので、障害物の断面情報を検出する時
間が長くなるという課題があった。
ーダ装置は以上のように構成されているので、前方の障
害物の高度差及び断面情報を検出する際、所望の領域内
を一本のアンテナビームで走査し、障害物からの反射信
号を取得しているので、障害物の断面情報を検出する時
間が長くなるという課題があった。
【0014】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、複数の素子アンテナで受信した受
信デジタル信号を一旦バッファメモリに格納し、その受
信デジタル信号を時分割にフーリエ変換することにより
パルス繰返し周期(以下「PRI」と呼ぶ。)の間に複
数の受信ビームを形成して、各受信ビーム毎に障害物の
高度差及び断面情報を検出することにより、障害物の高
度差及び断面情報の検出時間を短縮できる航空機搭載用
レーダ装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、複数の素子アンテナで受信した受
信デジタル信号を一旦バッファメモリに格納し、その受
信デジタル信号を時分割にフーリエ変換することにより
パルス繰返し周期(以下「PRI」と呼ぶ。)の間に複
数の受信ビームを形成して、各受信ビーム毎に障害物の
高度差及び断面情報を検出することにより、障害物の高
度差及び断面情報の検出時間を短縮できる航空機搭載用
レーダ装置を得ることを目的とする。
【0015】また、この発明の別の発明は、上記目標に
加えて、送信パルス信号を複数のサブパルスに分割し、
送信ビーム指向方向にそれらのサブパルスをそれぞれ対
応させて狭ビームでビーム走査することによって、信号
対雑音電力比を改善させることができる航空機搭載用レ
ーダ装置を得ることを目的とする。
加えて、送信パルス信号を複数のサブパルスに分割し、
送信ビーム指向方向にそれらのサブパルスをそれぞれ対
応させて狭ビームでビーム走査することによって、信号
対雑音電力比を改善させることができる航空機搭載用レ
ーダ装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる航空機
搭載用レーダ装置は、所望の覆域内にファンビームで送
信パルス信号を送信することができる送信装置を設け、
方位角が同一で高低角の異なる一対の受信ビームを形成
すると共に、方位角が同一で高低角が連続的に異なる複
数の受信ビームを時分割で複数本形成できるビーム形成
回路を設け、その後段に上記複数の受信ビームのうち方
位方向には高低角の異なる一対の受信ビームで受信した
受信信号の和と差を算出すると共に、高低角方向には互
いに隣接する2本の受信ビームで受信した受信信号の和
と差を算出するモノパルス演算回路を設けたものである
。
搭載用レーダ装置は、所望の覆域内にファンビームで送
信パルス信号を送信することができる送信装置を設け、
方位角が同一で高低角の異なる一対の受信ビームを形成
すると共に、方位角が同一で高低角が連続的に異なる複
数の受信ビームを時分割で複数本形成できるビーム形成
回路を設け、その後段に上記複数の受信ビームのうち方
位方向には高低角の異なる一対の受信ビームで受信した
受信信号の和と差を算出すると共に、高低角方向には互
いに隣接する2本の受信ビームで受信した受信信号の和
と差を算出するモノパルス演算回路を設けたものである
。
【0017】また、この発明の別の発明に係わる航空機
搭載用レーダ装置は、上記送信装置の代わりに、任意の
方向に指向する送信ビームを形成するために送信パルス
信号の位相を制御する移相器と、この移相器の出力信号
を増幅する増幅器と、送信パルス信号を複数のサブパル
スに分割して各移相器に供給する送信パルス変調回路と
、上記各サブパルスを放射する方位方向を制御するビー
ム制御回路と、これらの各サブパルスの放射方向に送信
ビームを形成するために必要な移相量を算出する移相量
算出回路を設けたものである。
搭載用レーダ装置は、上記送信装置の代わりに、任意の
方向に指向する送信ビームを形成するために送信パルス
信号の位相を制御する移相器と、この移相器の出力信号
を増幅する増幅器と、送信パルス信号を複数のサブパル
スに分割して各移相器に供給する送信パルス変調回路と
、上記各サブパルスを放射する方位方向を制御するビー
ム制御回路と、これらの各サブパルスの放射方向に送信
ビームを形成するために必要な移相量を算出する移相量
算出回路を設けたものである。
【0018】
【作用】この発明においては、複数の素子アンテナを介
して受信した障害物からの反射信号をデジタル化した受
信デジタル信号を一旦バッファメモリに格納し、その受
信デジタル信号をビーム形成回路で時分割にフーリエ変
換することにより、1PRIの間に異なる方位方向を指
向する複数の受信ビームを形成すると共に、方位角が同
一で高低角が連続的に異なる複数の受信ビームを形成し
、受信ビーム毎に受信信号を処理することによって障害
物の高度差及び断面情報を検出する時間を短縮できる。
して受信した障害物からの反射信号をデジタル化した受
信デジタル信号を一旦バッファメモリに格納し、その受
信デジタル信号をビーム形成回路で時分割にフーリエ変
換することにより、1PRIの間に異なる方位方向を指
向する複数の受信ビームを形成すると共に、方位角が同
一で高低角が連続的に異なる複数の受信ビームを形成し
、受信ビーム毎に受信信号を処理することによって障害
物の高度差及び断面情報を検出する時間を短縮できる。
【0019】また、この発明の別の発明においては、上
記作用に加えて、送信器で発生した送信パルス信号を複
数のサブパルスに分割し、複数の素子アンテナに対応し
て設けられた増幅器及び移相器を用いて空間合成した狭
ビームを方位方向さらに高低角方向に走査しながら、送
信パルス信号のパルス幅内に、上記複数のサブパルスを
順次異なる方向に放射することによって、有効放射電力
を増大させ、信号雑音電力比を改善することができる。
記作用に加えて、送信器で発生した送信パルス信号を複
数のサブパルスに分割し、複数の素子アンテナに対応し
て設けられた増幅器及び移相器を用いて空間合成した狭
ビームを方位方向さらに高低角方向に走査しながら、送
信パルス信号のパルス幅内に、上記複数のサブパルスを
順次異なる方向に放射することによって、有効放射電力
を増大させ、信号雑音電力比を改善することができる。
【0020】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。なお、従来技術と同一の構成要素については、同
一番号を付して、その説明を省略する。
する。なお、従来技術と同一の構成要素については、同
一番号を付して、その説明を省略する。
【0021】図1はこの発明の一実施例の構成を示す図
で、図中、16は送信アンテナ、17は送信アンテナ1
6及び送信機1とから構成される送信装置、18は素子
アンテナ、19は複数の素子アンテナ18から構成され
るアレイアンテナ、20はバッファメモリ、21はビー
ム形成回路、22はモノパルス演算回路である。
で、図中、16は送信アンテナ、17は送信アンテナ1
6及び送信機1とから構成される送信装置、18は素子
アンテナ、19は複数の素子アンテナ18から構成され
るアレイアンテナ、20はバッファメモリ、21はビー
ム形成回路、22はモノパルス演算回路である。
【0022】次に動作を図1及び図2を用いて説明する
。図2はこの発明の航空機搭載用レーダ装置の受信ビー
ム形成方法を示す図であり、図中、23はこの発明の航
空機搭載用レーダ装置、24は所望の覆域、Bj1ある
いはBj2は方位方向の受信ビームであり、B’j は
各々の受信ビームである(ここでjは自然数である)。 送信機1で発生した送信パルス信号は、送信アンテナ1
6を介して、図2に示すように所望の覆域24をカバー
するようなファンビームによって送信される。
。図2はこの発明の航空機搭載用レーダ装置の受信ビー
ム形成方法を示す図であり、図中、23はこの発明の航
空機搭載用レーダ装置、24は所望の覆域、Bj1ある
いはBj2は方位方向の受信ビームであり、B’j は
各々の受信ビームである(ここでjは自然数である)。 送信機1で発生した送信パルス信号は、送信アンテナ1
6を介して、図2に示すように所望の覆域24をカバー
するようなファンビームによって送信される。
【0023】次いで複数の素子アンテナ18で構成され
ているアレイアンテナテナ19は障害物からの反射信号
を受信し、各素子アンテナ18に接続された受信機4に
それぞれ出力する。各々の受信機4は入力した受信信号
を増幅・検波後デジタル化し、この受信デジタル信号を
バッファメモリ20に出力する。そしてバッファメモリ
20は入力した受信デジタルをビーム形成回路21に出
力し、ビーム形成回路21は入力した受信デジタル信号
をフーリエ変換して一対の受信ビームBj1及びBj2
を形成し、この処理を時分割で繰り返すことにより、各
々方位角の異なった一対の受信ビームを形成する。さら
に入力した受信デジタル信号をフーリエ変換して高低角
方向に複数の受信ビームB’j を時分割で形成する。 以上の処理を行うことにより、ビーム形成回路21は第
2図に示すような十字型の受信ビームBj1、Bj2及
びB’j を形成することができる。なお、一対の受信
ビームBj1とBj2及び高低角方向に隣接する受信ビ
ームB’j とB’j+1 のビーム中心の間隔は、後
段のモノパルス演算回路22でモノパルス演算を行うた
め、当該分野の技術者には周知の通り、ビーム幅をθb
とすると0.3・θb程度である。
ているアレイアンテナテナ19は障害物からの反射信号
を受信し、各素子アンテナ18に接続された受信機4に
それぞれ出力する。各々の受信機4は入力した受信信号
を増幅・検波後デジタル化し、この受信デジタル信号を
バッファメモリ20に出力する。そしてバッファメモリ
20は入力した受信デジタルをビーム形成回路21に出
力し、ビーム形成回路21は入力した受信デジタル信号
をフーリエ変換して一対の受信ビームBj1及びBj2
を形成し、この処理を時分割で繰り返すことにより、各
々方位角の異なった一対の受信ビームを形成する。さら
に入力した受信デジタル信号をフーリエ変換して高低角
方向に複数の受信ビームB’j を時分割で形成する。 以上の処理を行うことにより、ビーム形成回路21は第
2図に示すような十字型の受信ビームBj1、Bj2及
びB’j を形成することができる。なお、一対の受信
ビームBj1とBj2及び高低角方向に隣接する受信ビ
ームB’j とB’j+1 のビーム中心の間隔は、後
段のモノパルス演算回路22でモノパルス演算を行うた
め、当該分野の技術者には周知の通り、ビーム幅をθb
とすると0.3・θb程度である。
【0024】そしてモノパルス演算回路22は一対の受
信ビームBj1とBj2及び高低角方向に隣接する受信
ビームB’j 及びB’j+1 で得られた受信記号を
入力し、それらの受信信号を加算して、和信号Σj を
算出する。さらにそれらの受信信号を減算し、差信号Δ
j を算出する。このようにして、モノパルス演算回路
21はそれぞれの高低角方向の和信号Σj 及び差信号
Δj を算出し、信号処理器5に出力する。
信ビームBj1とBj2及び高低角方向に隣接する受信
ビームB’j 及びB’j+1 で得られた受信記号を
入力し、それらの受信信号を加算して、和信号Σj を
算出する。さらにそれらの受信信号を減算し、差信号Δ
j を算出する。このようにして、モノパルス演算回路
21はそれぞれの高低角方向の和信号Σj 及び差信号
Δj を算出し、信号処理器5に出力する。
【0025】次いで信号処理器5は入力された高低角方
向毎の和信号Σj 及び差信号Δj をバッファメモリ
回路8に格納し、方位方向及び高低角方向毎に従来の航
空機搭載用レーダ装置と同一の処理を行うことによって
、地形等の障害物の高度差及び断面情報が得られる。
向毎の和信号Σj 及び差信号Δj をバッファメモリ
回路8に格納し、方位方向及び高低角方向毎に従来の航
空機搭載用レーダ装置と同一の処理を行うことによって
、地形等の障害物の高度差及び断面情報が得られる。
【0026】実施例2.次いでこの発明の一実施例を図
について説明する。図3はこの発明の別の発明の航空機
搭載用レーダ装置の構成を示す図である。図において2
、4、18〜22及び5〜6までは上記この発明の航空
機搭載用レーダ装置の構成と全く同一であり、25は送
受信モジュール、26は増幅器、27は移相器であり、
送受信モジュール26は受信機4、送受切換器2、増幅
器26及び移相器27から構成されている。1は送信機
、28は全ての移相器27に接続されている送信パルス
変調回路、29はビーム制御回路、30は全ての移相器
27に接続されている位相量算出回路である。
について説明する。図3はこの発明の別の発明の航空機
搭載用レーダ装置の構成を示す図である。図において2
、4、18〜22及び5〜6までは上記この発明の航空
機搭載用レーダ装置の構成と全く同一であり、25は送
受信モジュール、26は増幅器、27は移相器であり、
送受信モジュール26は受信機4、送受切換器2、増幅
器26及び移相器27から構成されている。1は送信機
、28は全ての移相器27に接続されている送信パルス
変調回路、29はビーム制御回路、30は全ての移相器
27に接続されている位相量算出回路である。
【0027】次に動作について図3及び図4を用いて説
明する。図4(a)はこの発明の別の発明の航空機搭載
用レーダ装置の送信ビームの走査方法及び受信ビームの
形成方法を示す図であり、図4(b)はこの発明の別の
発明の航空機搭載用レーダ装置の送信タイミングを示す
図である。図中、31はこの発明の別の発明の航空機搭
載用レーダ装置であり、送信ビームは図に示すとおり十
字型になっているので、まず、方位方向について説明す
ると、Bj1あるいはBj2(ここでjは自然数である
。)は各々の受信ビーム、Bj は送信ビーム、θj
は送信ビームBj の指向方向の方位角であり、送信ビ
ームBj の形状は、受信ビームBj1とBj2を合成
したものと同一である。そして、高低角方向について説
明すると、Bj (ここでjは自然数である。)は各々
の受信ビーム、B’j, j+1は送信ビーム、θ’j
は送信ビームBj, j+1の指向方向の高低角であ
り、送信ビームB’j, j+1の形状は、受信ビーム
B’j とB’j+1 を合成したものと同一である。
明する。図4(a)はこの発明の別の発明の航空機搭載
用レーダ装置の送信ビームの走査方法及び受信ビームの
形成方法を示す図であり、図4(b)はこの発明の別の
発明の航空機搭載用レーダ装置の送信タイミングを示す
図である。図中、31はこの発明の別の発明の航空機搭
載用レーダ装置であり、送信ビームは図に示すとおり十
字型になっているので、まず、方位方向について説明す
ると、Bj1あるいはBj2(ここでjは自然数である
。)は各々の受信ビーム、Bj は送信ビーム、θj
は送信ビームBj の指向方向の方位角であり、送信ビ
ームBj の形状は、受信ビームBj1とBj2を合成
したものと同一である。そして、高低角方向について説
明すると、Bj (ここでjは自然数である。)は各々
の受信ビーム、B’j, j+1は送信ビーム、θ’j
は送信ビームBj, j+1の指向方向の高低角であ
り、送信ビームB’j, j+1の形状は、受信ビーム
B’j とB’j+1 を合成したものと同一である。
【0028】次いで、送信ビームの形成方法について説
明すると、送信ビームは方位方向に走査され、次に高低
角方向に走査することにより、図4(a)に示すとおり
送信ビームも十字型に形成される。まず、方位方向の送
信方法について説明すると、送信機1で発生した送信パ
ルス信号は送信パルス変調回路28に入力される。送信
パルス変調回路28では送信パルス信号を図4(b)に
示すような送信タイミングで複数のサブパルスに分割し
、さらに分配して複数の移相器27に入力される。また
、ビーム制御回路21は各サブパルスを放射する方位方
向θj を指示し、移相量算出回路30はこれら各サブ
パルスの放射方向θj に送信ビームを形成するために
必要な各移相器27の移相量φ1 〜φm を算出し、
位相器27に出力する。このようにして、移相器27に
入力した各々のサブパルスはビーム制御回路29で制御
されたビーム指向方向に、増幅器26、送受切換器2を
介してアレイアンテナ19から放射される。
明すると、送信ビームは方位方向に走査され、次に高低
角方向に走査することにより、図4(a)に示すとおり
送信ビームも十字型に形成される。まず、方位方向の送
信方法について説明すると、送信機1で発生した送信パ
ルス信号は送信パルス変調回路28に入力される。送信
パルス変調回路28では送信パルス信号を図4(b)に
示すような送信タイミングで複数のサブパルスに分割し
、さらに分配して複数の移相器27に入力される。また
、ビーム制御回路21は各サブパルスを放射する方位方
向θj を指示し、移相量算出回路30はこれら各サブ
パルスの放射方向θj に送信ビームを形成するために
必要な各移相器27の移相量φ1 〜φm を算出し、
位相器27に出力する。このようにして、移相器27に
入力した各々のサブパルスはビーム制御回路29で制御
されたビーム指向方向に、増幅器26、送受切換器2を
介してアレイアンテナ19から放射される。
【0029】次いで、高低角方向の送信ビームの走査方
法について説明すると、方位方向の場合と同様であり、
送信パルスを発生させ、図4(b)に示すような送信タ
イミングで複数のサブパルスに分割し、さらに分配して
複数の移相器27に入力される。また、ビーム制御回路
29は各サブパルスを放射する高低方向θ’j を指示
し、移相量算出回路30はこれら各サブパルスの放射方
向θ’j に送信ビームを形成するために必要な各移相
器27の移相量φ’1 〜φ’m を算出し、移相器2
7に出力する。このようにして、移相器27に入力した
各々のサブパルスはビーム制御回路29で制御されたビ
ーム指向方向に、増幅器26、送受切換器2を介してア
レイアンテナ19から放射される。
法について説明すると、方位方向の場合と同様であり、
送信パルスを発生させ、図4(b)に示すような送信タ
イミングで複数のサブパルスに分割し、さらに分配して
複数の移相器27に入力される。また、ビーム制御回路
29は各サブパルスを放射する高低方向θ’j を指示
し、移相量算出回路30はこれら各サブパルスの放射方
向θ’j に送信ビームを形成するために必要な各移相
器27の移相量φ’1 〜φ’m を算出し、移相器2
7に出力する。このようにして、移相器27に入力した
各々のサブパルスはビーム制御回路29で制御されたビ
ーム指向方向に、増幅器26、送受切換器2を介してア
レイアンテナ19から放射される。
【0030】以上のように、送信ビームBj 及びB’
j ,j+1は送信パルス信号のパルス幅内でB1 、
B2 ・・・・と方位方向に順次ビーム走査を行い、さ
らにB1,2、B2,3・・・と高低角方向に順次ビー
ム走査を行いながら、各々のサブパルスを所望の覆域内
24に放射する。
j ,j+1は送信パルス信号のパルス幅内でB1 、
B2 ・・・・と方位方向に順次ビーム走査を行い、さ
らにB1,2、B2,3・・・と高低角方向に順次ビー
ム走査を行いながら、各々のサブパルスを所望の覆域内
24に放射する。
【0031】次いでアレイアンテナ19は障害物からの
反射信号を受信し、送受切換器2を介して、受信機4に
出力する。各々の受信機4は入力した受信信号を増幅・
検波後デジタル化し、この受信デジタル信号をバッファ
メモリ20に出力する。そして受信デジタル信号はビー
ム形成回路20に出力され、ビーム形成回路21は入力
した受信デジタル信号をフーリエ変換することにより、
各サブパルスを放射した方位方向θj 毎に高低角の異
なる一対の受信ビームBj1及びBj2、高低角方向θ
’j 毎に隣接する受信ビームB’j 及びB’j+1
を1PRI間に時分割で複数個形成する。そしてモノ
パルス演算回路22及び信号処理器5は上記この発明の
航空機搭載用レーダ装置と同一の処理を行って、地形等
の障害物の断面情報を検出する。
反射信号を受信し、送受切換器2を介して、受信機4に
出力する。各々の受信機4は入力した受信信号を増幅・
検波後デジタル化し、この受信デジタル信号をバッファ
メモリ20に出力する。そして受信デジタル信号はビー
ム形成回路20に出力され、ビーム形成回路21は入力
した受信デジタル信号をフーリエ変換することにより、
各サブパルスを放射した方位方向θj 毎に高低角の異
なる一対の受信ビームBj1及びBj2、高低角方向θ
’j 毎に隣接する受信ビームB’j 及びB’j+1
を1PRI間に時分割で複数個形成する。そしてモノ
パルス演算回路22及び信号処理器5は上記この発明の
航空機搭載用レーダ装置と同一の処理を行って、地形等
の障害物の断面情報を検出する。
【0032】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、各素子
アンに各々受信機を接続し、1PRIの間に時分割で多
数の受信ビームが得られるようにバッファメモリ及びビ
ーム形成回路を設けたので、1PRIの間に障害物から
の受信信号が得ることができ、障害物の断面情報を検出
する処理時間を短縮することができる。
アンに各々受信機を接続し、1PRIの間に時分割で多
数の受信ビームが得られるようにバッファメモリ及びビ
ーム形成回路を設けたので、1PRIの間に障害物から
の受信信号が得ることができ、障害物の断面情報を検出
する処理時間を短縮することができる。
【0033】またこの発明の別の発明によれば、上記効
果に加えて、送信パルス信号の複数のサブパルスに分割
し、送信パルス信号のパルス幅内に各サブパルスを狭ビ
ームで順次高低角の個となる方向に放射することよって
、有効放射電力を増大させ、信号対雑音電力比の改善が
図れる。
果に加えて、送信パルス信号の複数のサブパルスに分割
し、送信パルス信号のパルス幅内に各サブパルスを狭ビ
ームで順次高低角の個となる方向に放射することよって
、有効放射電力を増大させ、信号対雑音電力比の改善が
図れる。
【図1】この発明の一実施例による航空機搭載用レーダ
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図2】この発明の航空機搭載用レーダ装置の受信ビー
ムの形成方法を示す図である。
ムの形成方法を示す図である。
【図3】この発明の別の発明の一実施例による航空機搭
載用レーダ装置の構成図である。
載用レーダ装置の構成図である。
【図4】(a)はこの発明の別の発明の航空機搭載用レ
ーダ装置の送信ビームの走査方法及び受信ビームの形成
方法を示す図であり、(b)はこの発明の別の発明の航
空機搭載用レーダ装置の送信タイミングを示す図である
。
ーダ装置の送信ビームの走査方法及び受信ビームの形成
方法を示す図であり、(b)はこの発明の別の発明の航
空機搭載用レーダ装置の送信タイミングを示す図である
。
【図5】従来の航空機搭載用レーダ装置の構成図である
。
。
【図6】従来の航空機搭載用レーダ装置の構成品である
信号処理器の構成図である。
信号処理器の構成図である。
【図7】障害物の高度差を検出する処理概念図である。
【図8】障害物の断面情報を検出する処理概念図である
。
。
16 送信アンテナ
17 送信装置
18 素子アンテナ
19 アレイアンテナ
20 バッファメモリ
21 ビーム形成回路
22 モノパルス演算回路
25 送受信モジュール
26 増幅器
27 移相器
28 送信パルス変調回路
29 ビーム制御回路
30 移相量算出回路
Claims (2)
- 【請求項1】 アレイアンテナの各素子アンテナで受
信した受信信号より複数の受信ビームを形成して前方の
障害物を検出する航空機搭載用レーダ装置において、所
望の覆域内に送信パルス信号を放射する送信装置と、上
記各素子アンテナに対応して設けられ、上記受信信号を
増幅・検波後デジタル化する複数の受信機と、上記複数
の受信機の出力信号を格納するバッファメモリと、この
バッファメモリの出力信号より方位角が同一で高低角が
異なる一対の受信ビームを任意の方位方向に形成すると
共に、方位角が同一で高低角が連続的に異なる複数の受
信ビームを時分割で複数本形成するビーム形成回路と、
上記複数の受信ビームのうち方位方向には高低角が異な
る一対の受信ビームで受信した信号の和と差を算出する
と共に、高低角方向には互いに隣接する2本の受信ビー
ムで受信した信号の和と差を算出するモノパルス演算回
路と、このモノパルス演算回路の出力信号より上記障害
物の高度差を検出し、断面情報を抽出する信号処理器を
具備した航空機搭載用レーダ装置。 - 【請求項2】 アレイアンテナの各素子アンテナで受
信した受信信号より複数の受信ビームを形成して前方の
障害物を検出する航空機搭載用レーダ装置において、上
記各素子アンテナに対応して設けられ任意の方向を指向
する送信ビームを形成するために送信パルス信号に位相
を制御する移相器と、この移相器の出力信号を増幅する
増幅器と、上記送信パルス信号を複数のサブパルスに分
割して上記各移相器に供給する送信パルス変調回路と、
上記各サブパルスを放射方向に制御するビーム制御回路
と、これら各サブパルスの放射方向に送信ビームを形成
するために必要な上記各移相器の移相量を算出する移相
量算出回路と、上記各素子アンテナに対応して設けられ
、上記受信信号を増幅・検波後デジタル化する複数の受
信機と、上記複数の受信機の出力信号を格納するバッフ
ァメモリと、このバッファメモリの出力信号より方位方
向には上記各サブパルスを放射した方位方向毎に高低角
の異なる一対の受信ビームを形成すると共に、高低角方
向には上記角サブパルスを放射した各々の方向の受信ビ
ームを時分割で複数本形成するビーム形成回路と、上記
複数の受信ビームのうち方位方向には低角が異なる一対
の受信ビームで受信した信号の和と差を算出すると共に
、高低角方向には互いに隣接する2本の受信ビームで受
信した信号の和と差を算出するモノパルス演算回路と、
このモノパルス演算回路の出力信号より上記障害物の高
度差を検出し、断面情報を抽出する信号処理器を具備し
た航空機搭載用レーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3091951A JP2646880B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 航空機搭載用レーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3091951A JP2646880B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 航空機搭載用レーダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04323586A true JPH04323586A (ja) | 1992-11-12 |
JP2646880B2 JP2646880B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=14040888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3091951A Expired - Fee Related JP2646880B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 航空機搭載用レーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2646880B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007510888A (ja) * | 2003-10-10 | 2007-04-26 | レイセオン・カンパニー | レーダにおける探索用ブロードビームの使用時の効率的な仰角推定技法 |
JP2008258976A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Toshiba Corp | アレイアンテナ装置 |
JP2017161360A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | 株式会社東芝 | アンテナ装置及びレーダ装置 |
JP2017207305A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | 株式会社東芝 | アンテナ装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02161382A (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | レーダのビデオ表示回路 |
JPH02208588A (ja) * | 1989-02-09 | 1990-08-20 | Mitsubishi Electric Corp | 逆合成開口レーダ装置 |
JPH0396887A (ja) * | 1989-09-11 | 1991-04-22 | Mitsubishi Electric Corp | 飛しよう体用レーダ装置 |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP3091951A patent/JP2646880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02161382A (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | レーダのビデオ表示回路 |
JPH02208588A (ja) * | 1989-02-09 | 1990-08-20 | Mitsubishi Electric Corp | 逆合成開口レーダ装置 |
JPH0396887A (ja) * | 1989-09-11 | 1991-04-22 | Mitsubishi Electric Corp | 飛しよう体用レーダ装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007510888A (ja) * | 2003-10-10 | 2007-04-26 | レイセオン・カンパニー | レーダにおける探索用ブロードビームの使用時の効率的な仰角推定技法 |
JP2008258976A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Toshiba Corp | アレイアンテナ装置 |
JP2017161360A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | 株式会社東芝 | アンテナ装置及びレーダ装置 |
JP2017207305A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | 株式会社東芝 | アンテナ装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2646880B2 (ja) | 1997-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |