JPH04322581A - テレビジョン放送番組の部分選択録画装置におけるテレビジョン放送中の内容判別方法 - Google Patents

テレビジョン放送番組の部分選択録画装置におけるテレビジョン放送中の内容判別方法

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JPH04322581A
JPH04322581A JP3119252A JP11925291A JPH04322581A JP H04322581 A JPH04322581 A JP H04322581A JP 3119252 A JP3119252 A JP 3119252A JP 11925291 A JP11925291 A JP 11925291A JP H04322581 A JPH04322581 A JP H04322581A
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program
television broadcast
television
sampling
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JP3119252A
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Tsunetoshi Terada
寺田 恒利
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン(以下、
テレビと略称する)放送される番組を録画するに当って
その内容を判別する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】テレビ放
送される番組を録画するに当って、不要な部分を除いて
必要な部分のみを抽出して録画したい場合がある。例え
ば、その放送が民間放送の場合、途中にしばしばコマー
シャルが挿入されるが、このコマーシャルを除いて録画
したい場合である。
【0003】このような要望に応えるため、従来方式と
しては、テレビ放送電波中に含まれる音声識別用信号(
2ケ国語、ステレオ)を利用してステレオ放送の信号を
受信した時に録画中のビデオテープレコーダー(VTR
)を一時停止させてコマーシャルを除去するようにして
いる。これは、コマーシャル放送の大半がステレオ放送
であることに着目して考えられた除去方法であるが、必
要な部分のみを抽出して録画するには未だ不完全である
【0004】なぜならば、番組開始を告げるアナウンス
、番組途中での「ここまでの放送はご覧のスポンサーの
提供でお送りしました」等のアナウンス、番組終了後の
次回予告等コマーシャル以外のものはすべて録画されて
しまうからである。例えば、タイマー装置により予約設
定時間に録画が開始された時点では、目的とする番組が
いきなり始まることはまれで、最初はコマーシャルか番
組開始を告げるアナウンスから始まるのが普通である。 このアナウンスは2ケ国語モードで放送されるから、ス
テレオ放送の信号を受信した時に録画中のVTRを一時
停止させる方式では録画されてしまうことになる。また
、上述したような番組途中でのアナウンス、番組終了後
の次回予告も2ケ国語モードで放送されるので、従来方
式ではこれらも録画されてしまうことになる。
【0005】このように、テレビ放送電波中に含まれる
音声識別用信号を利用してステレオ放送の信号を受信し
た時に録画中のVTRを一時停止させる従来方式では、
各種の番組に対応させながら必要な部分のみを抽出して
録画することが出来ないという欠点があった。本発明は
この欠点を解消することを目的とし、テレビ放送されて
いる番組の内容を正確かつ容易に判別出来るようにした
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
、本発明では、テレビ放送番組の特徴ある冒頭部分の音
声信号もしくは映像信号をディジタル量子化して記憶せ
しめたディジタル信号による判別用データと、テレビ放
送中の電波に含まれる音声信号もしくは映像信号をディ
ジタル量子化して得られたディジタル信号によるデータ
とを比較し(図1のステップ2)、両データが一致して
いると判定されたとき(図1のステップ5)、録画を開
始するようにしたものである。これは、テレビ放送番組
が毎回同じテーマ・ミュージックで始まったり、毎回同
じ画面で始まる等、テレビ放送番組の開始部分や番組の
切り替わる時にその番組独特の特徴を有していることに
着目し、その冒頭部分の信号をディジタル量子化してデ
ィジタル信号による判別用データとして予じめ記憶させ
ておき、このデータと、テレビ放送中の電波に含まれる
信号をディジタル量子化して得られたディジタル信号に
よるデータとを比較する(図1のステップ2)ようにし
たものである。
【0007】
【作用】本発明の作用を、クレーム対応図である図1に
基づいて説明する。テレビ放送番組の特徴ある冒頭部分
の信号をディジタル量子化(ディジタル量に変換)する
ことによって得られたディジタル信号による判別用デー
タは、データ記憶手段に予じめストアしておく。一方、
テレビ放送中の電波に含まれる信号は図1においてステ
ップ1で示すように、サンプリングされるとともにディ
ジタル量子化(ディジタル量に変換)される。
【0008】次に、このようにして得られたサンプリン
グデータとデータ記憶手段に予じめストアされている判
別用データとを、2つのメモリの同一位置においてそれ
ぞれ比較する。すると、2つのデータ間の各メモリの同
一位置におけるそれぞれの相関値を求めることが出来る
(図1のステップ2)。そして、図1においてステップ
3で示すように、それぞれの相関値を合計すると、2つ
のデータ間の相関値合計値を得ることが出来る。
【0009】この相関値合計値を算出したら、図1にお
いてステップ4で示すようにこの合計値が特定の数値に
対して相関が高いか否かを判定する。すると、テレビ放
送中の内容がテレビ放送番組の特徴ある冒頭部分である
か否かを判断することが出来る。相関が高いとの判定結
果が出たとき、図1においてステップ5で示すようにテ
レビ放送中の内容がテレビ放送番組の特徴ある冒頭部分
と一致していると判断される。
【0010】この判定により、テレビ放送中の番組が録
画したい希望の番組であると判断することが出来る。そ
して、この時、録画を開始すると、希望の番組をビデオ
テープレコーダー(VTR)で録画することが出来る。
【0011】なお、ステップ4において相関が高くない
と判定された場合には、図1においてステップ6で示す
ようにテレビ放送されている番組内容が番組の特徴ある
冒頭部分と一致してないと判断される。この場合には、
録画が開始されないようにする。すると、テレビ放送さ
れている番組はビデオテープレコーダー(VTR)のビ
デオテープに録画されない。
【0012】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図2〜図1
0に基づいて詳細に説明する。
【0013】本発明においては、テレビ放送中の番組内
容を判別する方法として、テレビ放送電波に含まれる音
声信号を利用する場合と、テレビ放送電波に含まれる映
像信号を利用する場合の2通りの手法がある。図2は、
その一実施例である音声信号を利用してテレビ放送中の
番組内容を判別する手順を図1の場合よりもより具体的
に示すフローチャートである。また、図4は、別の実施
例である映像信号を利用してテレビ放送中の番組内容を
判別する手順を図1の場合よりもより具体的に示すフロ
ーチャートである。そして、図3,図5は、図2,図4
に示す一連の動作をそれぞれ行わせるための装置のブロ
ック図である。
【0014】次に、これらフローチャート及びブロック
図に基づいて上記2つの実施例を詳細に説明する。
【0015】まず、テレビ放送電波に含まれる音声信号
を利用してテレビ放送中の番組内容を判別する手法につ
いて説明する。
【0016】テレビ放送中の番組内容をその音声信号を
利用するだけで判別出来るのは、テレビの映像を見ない
でも番組冒頭の音を聞くだけでコマーシャルから本番組
に切り替ったことを瞬時に判断出来るからであり、この
特徴ある冒頭部分の音声信号をディジタル量子化してデ
ィジタル信号による判別用データとして予じめ記憶させ
ておき、このデータと、テレビ放送中の電波に含まれる
音声信号をディジタル量子化して得られたディジタル信
号によるデータとを比較することにより、テレビ放送中
の番組内容を正確かつ容易に判別することが出来る。即
ち、固有のバックグラウンド・ノイズを持った番組や特
定のテーマ・ミュージックで始まる番組の特徴ある冒頭
部分の音声信号を図3において1で示す音声信号サンプ
リング手段によりディジタル量子化(ディジタル量に変
換)するとともに、サンプリングする(図2のステップ
101)。音声信号サンプリング手段1として、例えば
アナログ/ディジタル・コンバータを挙げることが出来
る。
【0017】そして、ディジタル量子化されたこの信号
を図3において2で示す音声データ記憶手段に判別用デ
ータとして予じめ記憶させておく。例えば、この場合の
データメモリの大きさをNとしたとき、そのメモリには
図6の下側に示すように0〜Nまでの判別用データが記
憶されることになる。なお、判別用データを音声データ
記憶手段2に記憶させる場合、音声信号サンプリング手
段1は図3におけるA側と電気的に接続されている。
【0018】このように、テレビ放送番組が固有のバッ
クグラウング・ノイズを持っていたり、毎回同じテーマ
・ミュージックで始まる等、テレビ放送番組の開始部分
や番組の切り替わる時に、その番組独特の特徴を有して
いる冒頭部分における音声信号をディジタル量子化して
ディジタル信号による判別用データとして予め記憶させ
ておいた上で、テレビ放送中の電波に含まれる音声信号
を音声信号サンプリンク手段1によりサンプリングする
とともに、ディジタル量子化(ディジタル量に変換)す
る。この場合のデータメモリの大きさもNとし、音声信
号のサンプリングを適当な時間単位(例えば5000分
の1秒)ごとに1回行ってそのメモリに図6の上側で示
す0〜Nまでのデータがサンプリングされるようにする
【0019】このようにして得られた1回分のサンプリ
ングデータと音声データ記憶手段2に予じめストアされ
ている判別用データとを、2つのメモリの同一位置で比
較する。即ち、図6に示すようにそれぞれのメモリの0
〜Nについてすべて1対1の比較を行う。そして、図3
において3で示す相関値比較手段により0〜Nにおける
個々の相関値を求め(図2のステップ102)、さらに
、個々の相関値を図3において4で相関値加算手段によ
り0〜N分加算する(図2のステップ103)。0〜N
における個々の相関値とは、両メモリの同一位置即ち0
〜Nにおける個々のストア値の差の絶対値であり、次式
で表わすことが出来る。   相関値=|(サンプリングデータ)−(判別用デー
タ)|
【0020】なお、音声信号サンプリング手段1
によりサンプリングされたデータと音声データ記憶手段
2に予じめ記憶させてある判別用データとの相関値を個
々に求めるに当っては、音声信号サンプリング手段1は
図3のB側と電気的に接続されている。音声信号のサン
プリング、音声データ記憶手段2のメモリへのストアを
行うに当っては、図3において6で示すタイミング及び
メモリアドレス制御手段によりそのタイミングが制御さ
れる。
【0021】図2のステップ103において0〜Nまで
の相関値の合計(相関値合計値)が得られると、その値
が基準値以下である否かを図3において5で示す判定手
段により判定する(図2のステップ105)。相関値合
計値が基準値以下であると判断された場合には、サンプ
リングデータと判別用データとの相関が高い(即ち、両
データは一致している)と判断される(図2のステップ
106)。ここに言う基準値とは、検出したい画面に相
当するデータから得られた特定の数値であって、そのデ
ータに近似した値として予じめ設定しておいた数値のこ
とである。
【0022】サンプリングデータが判別用データと一致
していると判定されたと言うことは、今回サンプリング
した音声信号がテレビ放送番組の特徴ある冒頭部分であ
ることが確認出来たと言うことであり、この時、ビデオ
テープレコーダー(VTR)の録画を開始するようにす
れば、ビデオテープレコーダー(VTR)のビデオテー
プにコマーシャル等不要な部分を除いた希望の番組のみ
を録画することが可能となる。
【0023】なお、図2のステップ103において相関
値合計値を求める場合においては、サンプリングデータ
と判別用データがストアされているそれぞれのメモリの
ストア値を0〜Nまですべてにわたって比較したか否か
を確認し(図2のステップ104)、0〜Nまですべて
にわたって比較してないと判断された場合には、図2の
ステップ107へ進み、メモリの読出しアドレスを1つ
進めた上でステップ102へ戻り、残りの同一位置にお
けるデータ間の相関値を求める等ステップ102以降の
手順を踏む。
【0024】一方、図2のステップ105において相関
値の合計(相関値合計)が基準値以下でないと判断され
た場合には、ステップ108へ進む。このステップ10
8では、目標とする回数分のサンプリングが行われたか
どうかが判断され、そのサンプリングが行われたと判断
された場合には、ステップ109へ進む。この場合は、
目標とする回数分のサンプリングを行ったにもかかわら
ず相関値の合計(相関値合計値)が基準値以下でないと
いうことであるから、今回サンプリングしたデータは判
別用データと一致していないと言うことになり、ステッ
プ109においてその判断が下される。
【0025】逆に、図2のステップ108において目標
とする回数分のサンプリングが行われていないと判断さ
れた場合には、図2のステップ110へ進み、サンプリ
ングデータ全体を1つシフトした上でステップ101に
戻って次のサンプリングを行う。即ち、前回行ったサン
プリングでは、そのデータと判別用データとを比較した
結果両データが一致していないと判断されたため、図3
において1で示す音声信号サンプリング手段により前回
と同じ時間単位で次の新しい音声信号をサンプリングし
、その信号がテレビ放送番組の特徴ある冒頭部分に相当
するものであるか否かを判断する。このサンプリングを
行うに当っては、図7の下側に示すようにサンプリング
データメモリにおける0〜Nの位置に前回ストアされた
サンプリング値S0〜 SN を1つシフトして古いデ
ータを捨て、その空いた所に次の新しいデータを入力す
るようにする。そして、前回と同様2つのメモリの同一
位置においてサンプリングデータと判別用データ(音声
データ記憶手段2にストアされている)とを比較する等
、図2のステップ102〜105の手順を踏む。
【0026】この度のサンプリングにおいて相関値の合
計(相関値合計値)が基準値以下であると判断されれば
、この度サンプリングした音声信号によるデータが判別
用データと一致していると判断することが出来る(図2
のステップ106)が、依然としてその判断結果が出な
い場合にはその結果が出るまで新しい音声信号を単位時
間ごとにサンプリングし続ける。これらの場合における
サンプリングは、前回の場合と同様サンプリング値をい
ずれも1つづつシフトして古いデータをその度ごとに捨
て、その空いた所に次の新しいデータを入力することを
繰り返して行う。
【0027】このように、テレビ放送中の電波に含まれ
る音声信号をサンプリングしながらそのデータと音声デ
ータ記憶手段2に予じめストアされている判別用データ
とを比較することにより、送られて来た音声信号がテレ
ビ放送番組の特徴ある冒頭部分に相当するものであるか
否かを判断することが出来る。
【0028】次に、テレビ放送電波に含まれる映像信号
を利用してテレビ放送中の番組内容を判別する手法につ
いて説明する。
【0029】現在日本で使用されているテレビ放送電波
の映像信号はNTSC方式(National Tel
evision System Committeeで
定められた方式)によるものであり、この信号を図5に
おいて11で示す映像信号サンプリング手段によりディ
ジタル量子化(ディジタル量に変換)するとともに、サ
ンプリングする。映像信号サンプリング手段1として、
例えばアナログ/ディジタル・コンバータを挙げること
が出来る。
【0030】上記NTSC方式とは、送信側で画像を光
の信号に変え、それを電波で送信する方式であって、テ
レビの1フレーム(1画面)は図8に示すように合計5
25本の走査線の配列で構成されるが、送信側の撮像と
全く同じ送・受像を得ることが出来るように映像信号と
共に水平・垂直同期信号が送信されている。
【0031】この水平・垂直同期信号のうち、水平同期
信号は525本の走査線のそれぞれの先頭位置を示す信
号であり、垂直同期信号はテレビの1フレーム(1画面
)の先頭位置を示す信号である。従って、例えば図5に
おいて12で示す水平垂直同期信号検出手段により垂直
同期信号が検出されると、明るさの異なる光点は図8に
おいて走査線0で示すように画面の左上端から右側へと
水平方向に移動する。そして、水平垂直同期信号検出手
段12により水平同期信号が検出されると、図8におい
て走査線1で示すように光点は画面の1つ下の先頭(左
端)に移り、その後は先程の場合と同じように順次右側
へ移動する。NTSC方式ではこれを525回繰り返し
、走査線が525本描かれると1フレーム(1画面)が
構成されるようになっている。そして、次の垂直同期信
号が検出されると、次の新たなフレーム(画面)が始ま
り、先程の場合と同じようにして次のフレーム(画面)
が構成されることになる。NTSC方式ではこの画素構
成を1秒間に30回繰り返す。
【0032】このような形で映像信号が次々と送信され
て来るが、コマーシャルから本番組に切り替った際の特
徴ある冒頭部分の映像信号をディジタル量子化してディ
ジタル信号による判別用データとして予じめ記憶させて
おき、このデータと、テレビ放送中の電波に含まれる映
像信号をディジタル量子化して得られたディジタル信号
によるデータとを比較することにより、テレビ放送中の
番組内容を正確かつ容易に判別することが出来る。即ち
、番組の特徴ある冒頭部分である最初の垂直同期信号が
水平垂直同期信号検出手段12により検出されると(図
4のステップ201)、その1フレーム分の映像信号を
図5において11で示す映像信号サンプリング手段によ
りディジタル量子化(ディジタル量に変換)するととも
に、サンプリングする(図4のステップ203)。
【0033】そして、ディジタル量子化されたこの信号
を図5において13で示す映像データ記憶手段に判別用
データとして予じめ記憶させておく。この映像データ記
憶手段13として例えば図9に示すようなフレームメモ
リを挙げることが出来、1フレーム分のデータは1つの
フレームメモリの各画素ごとにストアされる。ここに言
う画素とは、図9におけるフレームメモリの各枡目のこ
とであり、テレビのフレーム(画面)の走査線上におけ
る各光点と対応する画素にそのデータが次々とストアさ
れて行く。例えば、走査線0におけるX方向の点0のデ
ータはフレームメモリのm=n=0、即ち図9における
座標(0,0)の画素にストアされる。走査線0におけ
るその後のデータはm=1,2、即ち図9における座標
(1,0),(2,0)と言うようにY方向の座標0上
に位置するそれぞれの画素に1個づつ順次ストアされる
。上記信号をm個サンプリングした後、水平垂直同期信
号検出手段12により水平同期信号が検出されると、次
のデータはフレームメモリのm=0,n=1、即ち図9
における座標(0,1)の画素にストアされ、以降X方
向にm個サンプリングする。そして、水平同期信号を検
出するたびに、Y方向を1づつ進めて1つのフレームメ
モリのすべての画素にデータをストアする。
【0034】このようにして番組の特徴ある冒頭部分か
ら始まる1フレーム分のデータのサンプリングとフレー
ムメモリへのストアが行われる。即ち、1フレーム分の
このデータは判別用データとして図10において10で
示すフレームメモリに予じめ記憶されることとなる。な
お、判別用データを映像データ記憶手段13に記憶させ
る場合、映像信号サンプリング手段11は図5における
A側と電気的に接続されている。
【0035】一方、1フレーム分のデータを判別用デー
タとしてフレームメモリ10に予じめ記憶させた場合と
同じように、テレビ放送中の電波に含まれる映像信号を
映像信号サンプリング手段11により1フレーム(1画
面)分サンプリングするとともに、それをフレームメモ
リにストアする。即ち、図4においてステップ201で
示すようにテレビ放送中の番組である1フレーム(1画
面)の先頭信号を示す垂直同期信号が水平垂直同期信号
検出手段12により検出されると、そのデータのサンプ
リングを開始する(図4のステップ203)。この場合
におけるデータも判別用データの場合と同じようにして
第10図において100で示すフレームメモリの各画素
に順次ストアされる。
【0036】そして、1フレーム分のこのサンプリング
データと、映像データ記憶手段13に記憶させてある上
記判別用データ(図10において10で示すフレームメ
モリにストアされている)とを、同一位置におけるそれ
ぞれの画素ごとに比較してその相関値を求める。ここに
言う相関値とは、2つのフレームメモリ100 と10
との同一位置である画素(X,Y)におけるストア値の
差の絶対値であり、次式で表わすことが出来る。 1画素相関値=|サンプリング値−フレームメモリ値|
この相関値は図5において14で示す画素単位相関値検
出手段により検出することが出来る。画素単位相関値を
求めるに当っては、映像信号サンプリング手段11は図
5におけるB側と電気的に接続されている。
【0037】なお、入力された映像信号のサンプリング
、フレームメモリへのストア及び画素単位相関値の検出
を行うに当っては、図4においてステップ202に示す
ようにフレームメモリ10のアドレスm,nのデータを
予じめ読み出す手順を踏む。そのタイミングは、図5に
おいて17で示すタイミング及びメモリアドレス制御手
段により制御される。
【0038】次に、求められた画素ごとの相関値(画素
単位相関値)を図5において15で示す画素単位相関値
加算手段により1フレーム分加算して、即ちm×n個合
計して2つのフレーム間の相関値を求める(図4のステ
ップ205、206)。2つのフレーム間の相関値を合
計した値(相関値合計値S)は下記の数式1で表わすこ
とが出来る。
【0039】
【数1】
【0040】この相関値合計値Sの小、大を図5におい
て16で示す判定手段により判定する。この場合におい
て、相関値合計値Sが小さいと言うことは、2つのフレ
ーム間の相関が高い(画面に差がない)ことを意味し、
逆に、相関値合計値Sが大きいと言うことは、2つのフ
レーム間の相関が低い(画面に差がある)ことを意味す
る。この相関値合計値Sの小、大を判定するに当っては
、検出したい画面に相当するデータから得られた特定の
数値を予じめ設定しておく。そして、相関値合計値Sと
予じめ設定されたこの数値とを比較し、相関値合計値S
がこの数値よりも小さいと判断されたとき、サンプリン
グデータと判別用データとの相関が高い(即ち、両デー
タは一致している)と判断する。
【0041】そして、図4におけるステップ207にお
いて“相関が高い”という判定結果が出た場合には、サ
ンプリングデータが判別用データと一致していると判断
され(図4のステップ208)、逆に、ステップ207
において“相関が低い”という判定結果が出た場合には
、サンプリングデータが判別用データと一致していない
と判断される(図4のステップ209)。
【0042】サンプリングデータが判別用データと一致
していると判定されたと言うことは、今回サンプリング
した1フレーム(1画面)分の映像信号がテレビ放送番
組の特徴ある冒頭部分であることが確認出来たと言うこ
とであり、この時、ビデオテープレコーダー(VTR)
の録画を開始するようにすれば、ビデオテープレコーダ
ー(VTR)のビデオテープにコマーシャル等不要な部
分を除いた希望の番組のみを録画することが可能となる
【0043】なお、図4のステップ205において画素
単位相関値を加算する場合においては、1フレーム分す
べてにわたってサンプリングしたか否かを確認し(図4
のステップ206)、1フレーム分すべてにわたって加
算されていないと判断された場合には、図4のステップ
210へ進み、メモリの読出しアドレスを1つ進めた上
でステップ202へ戻り、残りの画素部分におけるデー
タをサンプリングする等ステップ202等以降の手順を
踏む。
【0044】この度のサンプリングにおいて相関値の合
計(相関値合計値)が小さく、2つのフレーム間の“相
関が高い”と判断されれば、この度サンプリングした映
像信号によるデータが判別用データと一致していると判
断することが出来る(図4のステップ208)が、その
判断結果が出ない場合にはその結果が出るまで新しい映
像信号を1フレームごとにサンプリングし続ける。即ち
、図10における101,102 …10N と言うよ
うに、一致しているとの判断結果が出るまで1フレーム
(1画面)ごとの新しい映像信号をサンプリングし続け
、その度ごとに個々のフレームメモリにストアされてい
るサンプリングデータと、フレームメモリ10にストア
されているデータとを比較することを繰り返す。
【0045】このように、テレビ放送中の電波に含まれ
る映像信号をサンプリングしながらそのデータと映像デ
ータ記憶手段13に予じめストアされている判別用デー
タとを比較することにより、送られて来た映像信号がテ
レビ放送番組の特徴ある冒頭部分に相当するものである
か否かを判断することが出来る。
【0046】なお、上記判別方法はそれ単独で実施して
もよいし、従来から行われている音声識別用信号による
テレビ放送番組の部分選択録画方式と組み合わせる形で
実施するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明による判別方法を用いた場合には
、テレビジョン放送されている番組の中からコマーシャ
ル等不要な部分を除いて録画したい希望の番組のみを正
確かつ容易に検出して選択録画出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン放送中の内容判別手
順を示すクレーム対応図、
【図2】本発明におけるテレビジョン放送中の番組内容
を判別する一方法として、テレビジョン放送電波に含ま
れる音声信号を利用する場合の判別手順を示すフローチ
ャート、
【図3】この一連の動作を行わせるための装置のブロッ
ク図、
【図4】本発明におけるテレビジョン放送中の番組内容
を判別する別の方法として、テレビジョン放送電波に含
まれる映像信号を利用する場合の判別手順を示すフロー
チャート、
【図5】この一連の動作を行わせるための装置のブロッ
ク図、
【図6】テレビジョン放送電波に含まれる音声信号を利
用してテレビジョン放送中の番組内容を判別するに当っ
て、サンプリングデータと判別用データとを比較する状
態を説明するための概要図、
【図7】図6において上側に示すサンプリングデータメ
モリに次の新しいサンプリングデータを入力する状態を
説明するための概要図、
【図8】NTSC方式によるテレビジョンの画面構成を
説明するための概要図、
【図9】テレビジョン放送電波に含まれる映像信号をサ
ンプリングしてディジタル量子化したデータをストアす
るフレームメモリの一例を示す概要図、
【図10】画素
ごとの相関値(画素単位相関値)を1フレーム分加算し
て2つのフレーム間の相関値を求めるに当って、サンプ
リングデータをストアしたメモリと判別用データをスト
アしたメモリとを対比する状態を説明するための概要図
である。
【符号の説明】
1  音声信号サンプリング手段 11  映像信号サンプリング手段 2  音声データ記憶手段 13  映像データ記憶手段 3  相関値比較手段 14  画素単位相関値検出手段 4  相関値加算手段 15  画素単位相関値加算手段 5  判定手段 16  判定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン放送番組の特徴ある冒頭部分
    の音声信号もしくは映像信号をディジタル量子化して記
    憶せしめたディジタル信号による判別用データと、テレ
    ビジョン放送中の電波に含まれる音声信号もしくは映像
    信号をディジタル量子化して得られたディジタル信号に
    よるデータとを比較し、両データが一致していると判定
    されたとき録画を開始するようにしたことを特徴とする
    テレビジョン放送番組の部分選択録画装置におけるテレ
    ビジョン放送中の内容判別方法。
JP3119252A 1991-04-02 1991-04-22 テレビジョン放送番組の部分選択録画装置におけるテレビジョン放送中の内容判別方法 Pending JPH04322581A (ja)

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