JPH04320530A - ハイパーテキスト装置 - Google Patents

ハイパーテキスト装置

Info

Publication number
JPH04320530A
JPH04320530A JP3088870A JP8887091A JPH04320530A JP H04320530 A JPH04320530 A JP H04320530A JP 3088870 A JP3088870 A JP 3088870A JP 8887091 A JP8887091 A JP 8887091A JP H04320530 A JPH04320530 A JP H04320530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
hypertext
model
user
relationship
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3088870A
Other languages
English (en)
Inventor
Eriko Tamaru
恵理子 田丸
Hisatada Nakamura
久肇 中村
Shinichi Kurokawa
真一 黒川
Ichirou Nabeya
奈部谷 一朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3088870A priority Critical patent/JPH04320530A/ja
Publication of JPH04320530A publication Critical patent/JPH04320530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Executing Special Programs (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はハイパーテキスト装置
に関し、特に画面上に表示された複数のデータの空間的
な配置関係からハイパーテキストデータモデルを推論生
成するハイパーテキスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にハイパーテキスト装置は、複数の
データ(ノード)間を自由にリンクで関係付けることが
できるもので、情報の収集、検索、管理、プレゼンテー
ションなどに適したアプリケーションの開発、その利用
の可能なシステムとして注目されている。
【0003】従来、一般的なハイパーテキスト装置とし
ては、“Reading and Writing t
heElectronic Book ”,Compu
ter,1985,10,P15〜30,IEEEおよ
び“Hypertext :An Introduct
ion and Survey”,Computer,
1985,September ,IEEEで紹介され
たものがある。
【0004】また、1988年6月,富士ゼロックス株
式会社発行の「VPビューカーズ操作説明書」に示され
たものも知られている。
【0005】ところで、このような従来のハイパーテキ
スト装置において、ハイパーテキストデータを作成する
場合は、例えば、画面上にカード状のデータとして表示
された複数のデータをマウスなどのポインティングデバ
イスを用いて選択、移動などの操作を繰り返し、複数の
データに所定の関係を見出した時点で、ユーザが各シス
テムに沿ったマニュアル操作を行うことにより、これら
のデータに対して明示的な関係付けを行い、これに基づ
きマニュアル操作によりハイパーテキストデータを作成
していた。例えば、画面上に表示された数個のデータに
関して、“同一のグループに属する”という関係を見出
したとする。この場合は、このグループに対応するノー
ドをユーザがマニュアルで作成し、その後に上記数個の
データとこのノードとの間に“同一のグループに属する
”という意味を示すリンクをマニュアルで張るという操
作を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなマニュアル操作によるハイパーテキストデータの作
成は非常に手間のかかるものであり、しかもこの作業は
非常に多くの自由度があるので、実際はユーザの感と経
験に頼らざるを得ないので、ユーザによっては最適な構
造のハイパーテキストデータが構築できるとは限らず、
その作業に多大な労力と時間を要する割には目的する最
適なハイパーテキストデータを作成することが困難であ
るという問題があった。
【0007】そこで、この発明は、与えられたデータに
対して最適な構造のハイパーテキストデータを極めて容
易に、しかも特に経験を要さずに構築できるハイパーテ
キスト装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明によれば、画面上に表示された複数のデータ
の空間的な配置関係から各データ間の特徴を抽出して前
記データの処理に適したハイパーテキストモデル構造を
抽出推論するモデル構造抽出手段と、前記モデル構造抽
出手段で抽出推論したハイパーテキストモデル構造をユ
ーザの意味情報を参照して修正してハイパーテキストデ
ータモデルを生成するデータモデル生成手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0009】
【作用】モデル構造抽出手段により、画面上に表示され
た複数のデータの空間的な配置関係から各データ間の特
徴を抽出して前記データの処理に適したハイパーテキス
トモデル構造を抽出推論し、データモデル生成手段作成
手段により、この抽出推論したハイパーテキストモデル
構造をユーザの意味情報を参照して修正してハイパーテ
キストデータモデルを生成する。
【0010】
【実施例】図1は、この発明のハイパーテキスト装置の
一実施例を適用して構成したシステムのシステム構成図
である。このシステムは、この発明に係わるハイパーテ
キスト装置10、キーボード20、ディスプレイ30、
中央演算処理装置(CPU)40をバス50に接続して
構成されており、ハイパーテキスト装置10は、インタ
フェース制御部11、モデル構造抽出部12、ユーザ意
味情報記憶部13、データモデル生成部14、データ(
ハイパーテキストモデル)記憶部15を備えて構成され
、また、キーボード20にはポインティングデバイスで
あるマウス21が接続されている。
【0011】ここで、ハイパーテキスト装置10のイン
タフェース制御部11は、データを直接操作するための
ユーザインタフェースを制御するためのものである。こ
の実施例では、ハイパーテキストモデルを構成する各ノ
ードであるデータがそれぞれ対応する矩形領域としてデ
ィスプレイ30の画面上に表示され、これらの矩形領域
をマウス21により直接操作し、これらの矩形領域の移
動や関係付けといった操作ができるようになっている。
【0012】モデル構造抽出部12は、マウス21によ
り直接操作され、ディスプレイ30の画面上に表示され
るデータの矩形領域の空間的配置関係からこれらのデー
タの関係の特徴を抽出する機能を有し、この抽出した特
徴からこれらのデータの処理に適したハイパーテキスト
モデル構造を抽出推論する。ここで、抽出される情報は
、データ(矩形領域)間の距離、データのグループ関係
、データの順序関係、データの対関係などである。
【0013】ユーザ意味情報記憶部13は、モデル構造
抽出部12で抽出推論されたハイパーテキストモデル構
造に対するユーザの意味的情報に関する知識を蓄積しこ
れを記憶するものである。
【0014】データモデル生成部14は、モデル構造抽
出部12で抽出推論されたハイパーテキストモデル構造
にしたがって、所望のハイパーテキストデータモデルを
生成するためのものである。ここで、ユーザ意味情報記
憶部13にユーザの意味的情報が格納されている場合は
、このユーザの意味的情報をモデル構造抽出部12で抽
出推論されたハイパーテキストモデル構造に付加して、
ハイパーテキストデータモデルを生成する。また、ユー
ザ意味情報記憶部13にユーザの意味的情報が格納され
ていない場合は、モデル構造抽出部12で抽出推論され
たハイパーテキストモデル構造をそのままディスプレイ
30に表示する。この場合、可能なハイパーテキストモ
デル構造は一般には複数になるので、これら複数のハイ
パーテキストモデル構造の中から最適なハイパーテキス
トモデル構造の選択をユーザに促し、選択されたハイパ
ーテキストモデル構造に対してユーザにより対話的に構
造の意味付けをを行う。このようにして、データモデル
生成部14では、モデル構造抽出部12で抽出推論され
たハイパーテキストモデル構造にしたがって、実際にデ
ータを生成し、所望のハイパーテキストデータモデルを
生成する。
【0015】データ(ハイパーテキストモデル)記憶部
15は、データモデル生成部14で生成されたハイパー
テキストデータモデルにしたがって表現されたデータを
格納するものである。
【0016】次に、モデル構造抽出部12で抽出される
データの関係の特徴の具体的例を図2から図7を参照し
てさらに説明する。
【0017】図2は、データの関係の特徴が“グループ
関係”として抽出される場合を示したものである。この
例の場合、ディスプレイ30にはマウス21による操作
の結果、図2に示すように、それぞれデータD1〜D1
1が格納される11個の矩形領域R1〜R11が表示さ
れている。ここで、図2から明らかなように、データD
1〜D4を格納する矩形領域R1〜R4が1つのかたま
りになって表示され、データD5〜D7を格納する矩形
領域R5〜R7が1つのかたまりになって表示され、デ
ータD8〜D11を格納する矩形領域R8〜R11が1
つのかたまりになって表示される。そこで、この場合は
データD1〜D4の間にはグループG1で表現される“
グループ関係”があり、データD5〜D7の間にはグル
ープG2で表現される“グループ関係”があり、データ
D8〜D11の間にはグループG3で表現される“グル
ープ関係”があるとしてその特徴を抽出する。具体的に
は、ある任意の矩形領域を選択し、その矩形領域の中心
点から他の表示されているすべての矩形領域の中心点ま
での距離を計算し、この計算された距離を昇順に並べか
え、各距離間の差分を計算し、その差分の分布から谷(
差分が減少から増加へ移行する点)となる点を抽出し、
谷の間に含まれる矩形領域のデータ、すなわちデータシ
ーケンスを1つのグループとして判別する。
【0018】図3は、データの関係の特徴が“対関係”
として抽出される場合を示したものである。この例の場
合、ディスプレイ30にはマウス21による操作の結果
、図3に示すように、それぞれデータD1〜D8が格納
される8個の矩形領域R1〜R8が表示されている。 ここで、図3から明らかなように、データD1を格納す
る矩形領域R1とデータD5を格納する矩形領域R5は
対応し、データD2を格納する矩形領域R2とデータD
6を格納する矩形領域R6は対応し、データD3を格納
する矩形領域R3とデータD7を格納する矩形領域R7
は対応し、データD4を格納する矩形領域R4とデータ
D8を格納する矩形領域R8は対応して表示される。そ
こで、この場合はデータD1とデータD5の間には“対
関係”があり、データD2とデータD6の間には“対関
係”があり、データD3とデータD7の間には“対応関
係”があり、データD4とデータD8の間には“対関係
”があるとしてその特徴を抽出する。なお、この場合は
“左右の対関係”について抽出したが、“上下の対関係
”を抽出してもよい。具体的には、各矩形領域の中心点
の座標を調べ、ある2つの矩形領域の中心点がx軸上に
並んでいれば“左右の対関係”、ある2つの矩形領域の
中心点がy軸上に並んでいれば“上下の対関係”として
判別する。ただし、ここでは多少の誤差を含んでいても
この関係にあると判別する。ここで、この誤差はシステ
ムに予め設定しておいてもよいし、その都度ユーザによ
り設定するように構成してもよい。
【0019】図4は、データの関係の特徴が“順序関係
”として抽出される場合を示したものである。この例の
場合、ディスプレイ30にはマウス21による操作の結
果、図4に示すように、それぞれデータD1〜D13、
Da〜Deが格納される18個の矩形領域R1〜R13
、Ra〜Reが表示されている。ここで、図4から明ら
かなように、データD1〜D13を格納する矩形領域R
1〜R13には1つの順序関係があり、データDa〜D
eを格納する矩形領域Ra〜Reには別の順序関係があ
る。そこで、この場合はデータD1〜D13の間には矢
印Aで表現される“順序関係”があり、データDa〜D
eの間には矢印Bで表現されう“順序関係”があるとし
てその特徴を抽出する。具体的には、各矩形領域の中心
点の座標を調べ、複数(3つ以上)の矩形領域の中心点
がなんらかの直線(Y=aX+b)にのっているとき、
これらの矩形領域のデータには“順序関係”があると判
別する。ただし、ここでは多少の誤差を含んでいてもこ
の関係にあると判別する。ここで、この誤差はシステム
に予め設定しておいてもよいし、その都度ユーザにより
設定するように構成してもよい。
【0020】図5は、データの関係の特徴が“重なり関
係”として抽出される場合を示したものである。この例
の場合、ディスプレイ30にはマウス21による操作の
結果、図5に示すように、それぞれデータD1〜D8が
格納される8個の矩形領域R1〜R8が表示されている
。ここで、図5から明らかなように、データD1を格納
する矩形領域R1とデータD2、D3を格納する矩形領
域R2、R3の間には重なりがあり、データD2を格納
する矩形領域R2とデータD4、D5、D6を格納する
矩形領域R4、R5、R6の間には重なりがあり、デー
タD3を格納する矩形領域R3とデータD7、D8を格
納する矩形領域R7、R8の間には重なりがある。そこ
で、この場合はデータD1とデータD2、D3の間には
“重なり関係”があり、データD2とデータD4、D5
、D6の間には“重なり関係”があり、データD3とデ
ータD7、D8の間には“重なり関係”があるとしてそ
の特徴を抽出する。具体的には、各矩形領域の4つの頂
点の座標を調べ、ある矩形領域の4つの座標のいずれか
が他の矩形領域の内部に存在すればこの2つ矩形領域の
データには“重なり関係”が存在すると判別する。この
“重なり関係”は図6に示すように“木構造関係”とし
てとらえることができる。
【0021】図7は、データの関係の特徴が“距離(関
係の強さ)関係”として抽出される場合を示したもので
ある。この例の場合、ディスプレイ30にはマウス21
による操作の結果、図7に示すように、それぞれデータ
D0〜D9が格納される10個の矩形領域R0〜R9が
表示されている。ここで、図7から明らかなように、デ
ータD0を格納する矩形領域R0とデータD1〜D9を
格納する矩形領域R1〜R9の間の距離はそれぞれ異な
っている。そこで、この場合はデータD0とデータD1
〜D9の間には“距離関係”があるとしてその特徴を抽
出する。具体的には、この“距離関係”は、例えば以下
に示す3つの方法によって判別される。 1)ユーザが予め設定した長さに対する質的な感覚量に
基づき“距離関係”を判別する。例えば、ディスプレイ
30上の1ドットをXY平面上の1単位と考え、2つの
矩形領域の中心点の距離が300以上の場合は遠い、3
00に満たない場合は近いと判別する。
【0022】2)ディスプレイ30上の表示可能領域の
大きさとの相対的な距離によって“距離関係”を判別す
る。例えば、2つの矩形領域の中心点の距離が縦(x軸
方向)、横(y軸方向)ともに表示可能領域の1/3以
上の場合は遠い、1/3に満たない場合は近いと判別す
る。
【0023】3)各矩形領域の分布の状態から“距離関
係”を判別する。例えば、ある矩形領域の中心点から他
のすべての矩形領域の中心点までの距離を計測し、この
計測されたデータを昇順に並べかえ、各データの差分を
計算し、その差分が最も大きい点を境界にその境界以上
のデータシーケンス含まれるものを遠い、その境界に満
たないデータシーケンス含まれるものを近いと判別する
【0024】次に、この実施例における最適なハイパー
テキストデータモデル生成のアルゴリズムを図8、図9
に示したフローチャートおよび図10から図12に示し
た具体例を参照して説明する。
【0025】まず、ディスプレイ30上には複数のデー
タ、具体的にはデータA〜Gの7つのデータがそれぞれ
適当な大きさの矩形領域RA 〜RG 内に表示されて
おり、これによって各データは視覚化され、マウス21
により操作できるようになっている。この状態で、ユー
ザはデータA〜Gの間になんらかの関係を見出だすため
に、マウス21を操作して矩形領域RA 〜RG の位
置を移動したり、重ねたり、並べ変えたりする。そして
、データA〜Gの間になんらかの関係が見えてくると、
この関係がディスプレイ30上での矩形領域RA 〜R
G の配置に反映されてくる。図10は、この状態にお
けるディスプレイ30上での矩形領域RA 〜RG の
配置を示している。
【0026】図8において、まず、図10に示すような
ディスプレイ30の画面のレイアウトから各データの表
示されれている矩形領域の座標を取り出す(ステップ1
01)。そして、これらの座標を基に矩形領域、すなわ
ちデータの物理的な配置に関する情報を抽出する(ステ
ップ102)。ここで、物理的な配置に関する情報とは
、データ間の物理的距離、グループ、シーケンスの認識
、データ間の相対的な位置関係などである。
【0027】具体的には、図10に示した配置関係の場
合、 1)データB〜DおよびデータE〜Gが“グループ関係
”にある。
【0028】2)データB〜Dにより形成されるグルー
プとデータE〜Gにより形成されるグループとが“左右
の対関係”にある。
【0029】3)データBとデータE、データCとデー
タF、データDとデータGはそれぞれ“左右の対関係”
にある。
【0030】4)データAに対してデータB〜Dにより
形成されるグループとデータE〜Gにより形成されるグ
ループは従属関係、すなわち“木構造関係”にある。
【0031】5)データB〜DおよびデータE〜Gには
“順序関係”がある。
【0032】という特徴が抽出される。
【0033】次に、ステップ102で抽出された物理的
な配置情報から、可能なハイパーテキスト構造を推論す
る(ステップ103)。ここでは、推論した可能なハイ
パーテキスト構造の一例が図11に示される。
【0034】図11に示す例においては1)データB〜
DおよびデータE〜Gがそれぞれグループとして認識さ
れ、これらグループの上位概念としてそれぞれグループ
を表わすノードN1,N2が生成され、各データB〜D
およびデータE〜GはこのノードN1,N2の下位に配
置される。
【0035】2)ノードN1とノードN2の間には対関
係が存在する。
【0036】3)ノードN1とノードN2はデータAに
対して木構造を構成しており、データAの下位に位置す
る。
【0037】ように構成されている。
【0038】なお、単純にステップ102で抽出した特
徴を組み合わせると、これによって形成される可能なハ
イパーテキスト構造は一般には多数になり、この具体例
においても図11に示した以外に複数の可能なハイパー
テキスト構造を推論することができる。このハイパーテ
キスト構造の推論の詳細については図9のフローチャー
トを参照して後に詳述する。
【0039】次に、ユーザの意味情報記憶部13にユー
ザのモデルに関する意味情報がすでに定義されているか
を調べる(ステップ104)。ここで、ユーザのモデル
に関する意味情報がすでに定義されているとすると、ス
テップ103で推測された物理的構造とユーザの意味情
報から、ハイパーテキストモデルを推測する(ステップ
105)。すなわち、ここでは、ステップ103で推測
された複数のハイパーテキスト構造から1つのハイパー
テキスト構造への絞り込み、およびこの絞り込んだハイ
パーテキスト構造に対する明示的な意味付けを、ユーザ
の意味情報に基づき実行し、これにより最適のハイパー
テキストモデルを推測する。
【0040】ここで、ユーザの意味情報とは、タスクの
性質のよって決定される情報、例えばタスクに特有なモ
デル、例えば議論モデルであるとするとテーマ、支持、
不支持(階層関係、対関係)論拠(階層関係)に関する
情報であり、また、タスクで主に使用する構造、すなわ
ち階層関係、グループに関する情報、また、グループ関
係、順序関係、対関係に関するプライオリティを示す情
報などである。また、ユーザの特性によって決定される
情報としては、グループ関係、順序関係、対関係に関す
る選好順序などである。
【0041】ステップ105でユーザの意味情報を参照
して最適のハイパーテキストモデルが推測されると、こ
のハイパーテキストモデルはユーザに提示される(ステ
ップ106)。具体的にはディスプレイ30に表示され
、ステップ111に移行する。  このようにして提示
されたハイパーテキストモデルの具体的構成例が図12
に示される。図12の具体例においては、ノードN1に
は“賛成意見グループ”、ノードN2には“反対意見グ
ループ”というラベルが付され、さらにノードN1とデ
ータAとの関係には“データAを支持する”、ノードN
2とデータAとの関係には“データAを支持しない”と
いう意味のラベルが付けられる。また、ノードN1とノ
ードN2の間には“対立関係”という意味が付与される
【0042】なお、ステップ104で、ユーザのモデル
に関する意味情報がすでに定義されていないと判断され
た場合は、ユーザとの対話的処理により最適なハイパー
テキストモデルを決定する。すなわち、まず、ステップ
103で推論されたすべての可能なハイパーテキスト構
造をいうユーザへ提示する(ステップ107)。このユ
ーザへの提示は具体的にはディスプレイ30に表示する
ことにより行われる。次に、ユーザは、提示された複数
のハイパーテキスト構造の中からユーザの意図にあった
構造を1つ選択し、このハイパーテキスト構造に対して
修正を対話的に行う(ステップ108)。
【0043】そして、ユーザはシステムとの対話を通じ
てハイパーテキスト構造に対して明示的に意味付けを行
い、最適なハイパーテキストモデルを定義する(ステッ
プ109)。
【0044】ステップ107で付与されたユーザの意味
情報はユーザの意味情報記憶部13に保存され(ステッ
プ108)、ステップ111に移行する。
【0045】ステップ111では、提示されたハイパー
テキストモデルがユーザの意図に合っているかが調べら
れる(ステップ111)。ここで、提示されたハイパー
テキストモデルがユーザの意図に合っていない場合は、
提示されたハイパーテキストモデルの修正を行い(ステ
ップ110)、この修正に用いたユーザの意味情報のユ
ーザの意味情報記憶部13への保存を行い(ステップ1
08)、再びステップ111に移行する。
【0046】ステップ111で、提示されたハイパーテ
キストモデルがユーザの意図に合っていると判断された
場合は、データモデル生成部14により抽出されたハイ
パーテキストモデルにしたがってデータモデルを生成し
、これをデータ記憶部15に格納し(ステップ113)
、この処理を終了する。
【0047】次に、図9に示したフローチャートを参照
して図8のステップ103に示したハイパーテキスト構
造の推測のアルゴリズムの一例について説明する。
【0048】まず、初期状態において、入力された物理
的集合をPとするとき、 P={P1,P2,…Pn} とし、物理的関係Relations ={},ハイパ
ーテキストモデルModel ={}とする(ステップ
121)。次に、物理的構造に関する知識Rule1か
らルールを1つ抽出し、これをPに対して適用する(ス
テップ122)。
【0049】ここで、抽出された物理的情報の集合Pを
P1=重心の距離(N1,N2) P2=矩形の重なり(N1,N2) P3=水平距離(N1,N2) P4=垂直距離(N1,N2) とするとき、物理的構造に関する知識Rule1はRu
le=IFcondition THENrelati
onで表わされる。これは、例えば IF矩形の重なり(N1,N2)=trueAND重心
の距離(N1,N2)<50 THENGROUP (N1,N2) となる。
【0050】次に、ルールのcondition を満
たすようなPがあるかを調べ(ステップ123)、ある
と、Relations ←add (ルールのTHE
N部のrelation)と設定して、ステップ122
に戻る。
【0051】しかし、ステップ123でルールのcon
dition を満たすようなPがないと、ハイパーテ
キストモデル作成ルールRule2からルールを1つ抽
出し、Relations に対して適用する(ステッ
プ125)。
【0052】ところで、すべての物理的構造に関するル
ールの適用が終了すると、以下のようなrelatio
nに関する2項関係のリストが得られる。
【0053】   ここで、ルールRule2はこの2項関係からハイ
パーテキストモデルを作成するためのルールでRule
=IFcondition THENrelation
で表わされる。これは、例えば IFGROUP (A,B)ANDGROUP (B,
C)THENGROUP (A,B,C) IFSEQUENCE(A,B)ANDSEQUENC
E(B,C)THENSEQUENCE(A,B,C)
となる。
【0054】次に、ルールのcondition を満
たすようなRelations があるかを調べ(ステ
ップ126)、あると、ステップ125に戻る。
【0055】しかし、ステップ126でルールのcon
dition を満たすようなRelations が
ないと、Model ←Relations と設定す
る。すなわちルールの適用が終了し、最終的に得られた
Relations が物理的構造から推測されたハイ
パーテキストモデルとなる(ステップ128)。
【0056】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
モデル構造抽出手段により、画面上に表示された複数の
データの空間的な配置関係から各データ間の特徴を抽出
して前記データの処理に適したハイパーテキストモデル
構造を抽出推論し、データモデル生成手段作成手段によ
り、この抽出推論したハイパーテキストモデル構造をユ
ーザの意味情報を参照して修正してハイパーテキストデ
ータモデルを生成するように構成したので、従来非常に
手間がかかり、多大な労力と時間を要した最適なハイパ
ーテキストデータモデル生成の作業を、特別の知識を必
要とせず、極めて容易に、かつ短時間で行うことができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のハイパーテキスト装置の一実施例を
示すシステム構成図。
【図2】データの関係の特徴が“グループ関係”として
抽出される場合を説明するための説明図。
【図3】データの関係の特徴が“対関係”として抽出さ
れる場合を説明するための説明図。
【図4】データの関係の特徴が“順序関係”として抽出
される場合を説明するための説明図。
【図5】データの関係の特徴が“重なり関係”として抽
出される場合を説明するための説明図。
【図6】データの関係の特徴が“木構造関係”として抽
出される場合を説明するための説明図。
【図7】データの関係の特徴が“距離関係”として抽出
される場合を説明するための説明図。
【図8】図1に示した実施例における最適なハイパーテ
キストデータモデル生成のアルゴリズムを説明するフロ
ーチャート。
【図9】図8に示したフローチャートにおけるハイパー
テキストデータモデルの推測アルゴリズムの一例を示す
フローチャート。
【図10】図8に示したアルゴリズムが適用されるデー
タの空間的配置と抽出された位置的関係を示す図。
【図11】図8に示したアルゴリズムにより抽出された
ハイパーテキスト構造の一例を示す図。
【図12】図8に示したアルゴリズムにより生成された
ハイパーテキストデータモデルの一例を示す図。
【符号の説明】
10…ハイパーテキスト装置、11…インタフェース制
御部、12…モデル構造抽出部、13…ユーザの意味情
報記憶部、14…データモデル生成部、15…データ(
ハイパーテキストモデル)記憶部、20…キーボード、
21…マウス、30…ディスプレイ、40…中央演算処
置装置(CPU)、50…バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上に表示された複数のデータの空間的
    な配置関係から各データ間の特徴を抽出して前記データ
    の処理に適したハイパーテキストモデル構造を抽出推論
    するモデル構造抽出手段と、前記モデル構造抽出手段で
    抽出推論したハイパーテキストモデル構造をユーザの意
    味情報を参照して修正してハイパーテキストデータモデ
    ルを生成するデータモデル生成手段とを具備したことを
    特徴とするハイパーテキスト装置。
JP3088870A 1991-04-19 1991-04-19 ハイパーテキスト装置 Pending JPH04320530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3088870A JPH04320530A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ハイパーテキスト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3088870A JPH04320530A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ハイパーテキスト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04320530A true JPH04320530A (ja) 1992-11-11

Family

ID=13955046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3088870A Pending JPH04320530A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ハイパーテキスト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04320530A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6581065B1 (en) 1998-02-10 2003-06-17 National Broadcasting Comany, Inc. Dynamic insertion and updating of hypertext links for internet servers
USRE40731E1 (en) 1994-02-16 2009-06-09 Sentius International Corporation System and method for linking streams of multimedia data to reference material for display
US9165055B2 (en) 2001-08-16 2015-10-20 Sentius International, Llc Automated creation and delivery of database content

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE40731E1 (en) 1994-02-16 2009-06-09 Sentius International Corporation System and method for linking streams of multimedia data to reference material for display
USRE43633E1 (en) 1994-02-16 2012-09-04 Sentius International Llc System and method for linking streams of multimedia data to reference material for display
USRE45085E1 (en) 1994-02-16 2014-08-19 Sentius International, Llc System and method for linking streams of multimedia data to reference material for display
US6581065B1 (en) 1998-02-10 2003-06-17 National Broadcasting Comany, Inc. Dynamic insertion and updating of hypertext links for internet servers
US9165055B2 (en) 2001-08-16 2015-10-20 Sentius International, Llc Automated creation and delivery of database content
US10296543B2 (en) 2001-08-16 2019-05-21 Sentius International, Llc Automated creation and delivery of database content

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Herman et al. Graph visualization and navigation in information visualization: A survey
US9058695B2 (en) Method of graphically representing a tree structure
US6204850B1 (en) Scaleable camera model for the navigation and display of information structures using nested, bounded 3D coordinate spaces
Ng et al. Designing cable harness assemblies in virtual environments
CN103135982A (zh) 在图形显示中实现焦点更改不变性的方法和系统
Fairchild Information management using virtual reality-based visualizations
CN110968943A (zh) 一种终端界面的显示方法及装置
Akase et al. Automatic 3D furniture layout based on interactive evolutionary computation
CN100533375C (zh) 自动布置方法和自动布置装置
CN108550074A (zh) 商品信息展示方法、装置、系统、电子设备及可读介质
Shiozawa et al. 3d interactive visualization for inter-cell dependencies of spreadsheets
Duffy et al. Development of an Internet virtual layout system for improving workplace safety
JP4939486B2 (ja) グラフ可視化座標計算装置、方法、プログラム並びにそのプログラムを記録した記録媒体
Noser et al. Dynamic 3D visualization of database-defined tree structures on the WWW by using rewriting systems
JPH04320530A (ja) ハイパーテキスト装置
Zhang et al. Visualizing 2-dimensional manifolds with curve handles in 4d
Nishino et al. A virtual environment for modeling 3D objects through spatial interaction
US8442930B2 (en) Untangled Euler diagrams
Pachas-Baños et al. Effectiveness of graph data visualization of news using VR experience
Paluszek et al. MATLAB graphics
Knight Visualisation for program comprehension: information and issues
JP6551847B2 (ja) レイアウト装置、レイアウト方法、およびプログラム
Li et al. Towards a useful grammar implementation: beginning to learn what designers want
JPH1145176A (ja) 編集装置、編集方法及び記録媒体
Choi et al. Product design enhancement by integration of virtual design and assembly analysis tools