JPH04317636A - 生体音響変換器 - Google Patents

生体音響変換器

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Publication number
JPH04317636A
JPH04317636A JP10984091A JP10984091A JPH04317636A JP H04317636 A JPH04317636 A JP H04317636A JP 10984091 A JP10984091 A JP 10984091A JP 10984091 A JP10984091 A JP 10984091A JP H04317636 A JPH04317636 A JP H04317636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric film
bioacoustic
polymer piezoelectric
diaphragm
sensor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10984091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Shimozu
下津 昌紀
Masaaki Tanaka
雅昭 田中
Kenji Kobayashi
健二 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP10984091A priority Critical patent/JPH04317636A/ja
Publication of JPH04317636A publication Critical patent/JPH04317636A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動脈瘤をはじめとする
血管障害、特に脳血管障害部位より発生する可聴周波数
領域の音響振動を、体表面、特にまぶたの表面において
検出する生体音響変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】脳動脈瘤や脳動脈奇形が原因で起こる脳
出血は、くも膜下出血として知られ、突然に発生し死に
至る場合が多いため恐れられている。この動脈瘤を検出
する方法として血管造影法が一般的に知られているが、
患者に相当な苦痛を与え、数日の入院を必要とするなど
の欠点があり、そのため本発明者は、これを簡便に検出
することができる生体音響変換器を既に提案した。(特
願平2−245752号)。この生体音響変換器は、図
6に示すように、上方部(一端部)7は閉ざされ底部(
他端部)8は開口された箱体(ハウジング)1の開口部
10に、弾性材料よりなる振動板2を取り付ける。振動
板2の中央部には結合子3を固定し、結合子3の上端を
屈曲部として、延伸方向を長手方向とする帯状の高分子
圧電フィルム5が張設される。また、この高分子圧電フ
ィルム5の両端部9は、押え板4により箱体1の底部8
の周囲に固定される。そして、高分子圧電フィルム5は
コネクター6にリード線11にて接続する。
【0003】上記のような構成の生体音響変換器におい
て、振動板2の外表面を人のまぶたの上に配置すること
により、脳血管の障害部で発生した音響振動は、血流に
伴って頭蓋内の視神経束、眼球等を通してまぶたに伝わ
り、まぶたの振動は振動板2を振動させる。振動板2の
振動は振動板2に固定された結合子3を上下振動させ、
更に結合子3に固定された高分子圧電フィルム5に伝わ
って高分子圧電フィルム5の伸縮振動になる。そして、
高分子圧電フィルムの伸縮振動は高分子圧電フィルム5
の圧電性により電気信号として取り出され、コネクター
6を経て図示しない外部の周波数解折装置の測定・計測
装置に送られ、その周波数スペクトルにより動脈瘤の有
無が検知されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した生体音響変換
器(以下、センサという)は、非侵襲で短時間に簡便に
測定できるため、脳動脈瘤の検出装置として有効なもの
であるが、このセンサには図5の等価回路に示すように
、不要な静電容量(Cinv及びCcab)が存在する
ため、センサの出力電圧がこれらの不要な静電容量のた
めに減少し、また、このセンサの出力は高インピーダン
スであるため、外部ケーブルでノイズの影響を受け易く
、その結果、血管障害部位で発生する極く微弱な血流雑
音を感度良く検知することに多少の困難があった。
【0005】具体的にいえば、図5において、血流雑音
の外力により、高分子圧電フィルムに生じる電荷をQ、
高分子圧電フィルムの有効静電容量をCeff,フィル
ム把持部およびセンサ内配線の静電容量をCinv,外
部ケーブルの静電容量をCcabとすると、ケーブル終
端に現れる電圧V0は、式1で示される。
【0006】
【0007】式1により、ケーブル終端出力を大きくす
るためには、式1の分母を小さくすればよいことが分か
る。式1の分子Qは、センサの形状、特に高分子圧電フ
ィルムの静電容量と断面積に関係するので、センサの形
状は不変、すなわちQ一定とすると、式1の分母のCi
nvおよびCcabを減少させればV0が増大すること
は明らかである。従って、本発明は上記したセンサにお
ける更なる改良を提案するものであり、センサ出力から
外部ケーブルとを電気的に分離することにより、より感
度の向上した生体音響変換器(センサ)を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明によれば、
一端部は閉ざされ、他端部は開口された箱体の開口部に
、厚さ0.05mm − 0.5mmの弾性材料よりな
る振動板を取り付けるとともに、延伸方向が長手方向で
ある帯状の高分子圧電フィルムの両端を該箱体の開口部
に取り付け、かつ前記振動板の中央部と該高分子圧電フ
ィルムの中央部とを小片からなる結合子にて結合してな
る生体音響変換器において、該生体音響変換器と外部ケ
ーブル間とを電気的に分離するためのインピーダンス変
換回路を設けたことにより、感度の向上を図った生体音
響変換器が提供される。
【0009】
【作用】本発明の生体音響変換器においては、頭蓋内異
常部で発生する血流に伴う微弱な音響振動を視神経を通
してまぶたの外表面で高感度に捕え、この音響振動を振
動板の振動、結合子の上下振動、および高分子圧電フィ
ルムの伸縮振動を介して高分子圧電フィルムの圧電性に
より電気信号として取り出し、脳血管障害の有無を判定
する。
【0010】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例に基づき更に詳
細に説明するが、本発明がこれらの実施例に限られるも
のではない。図1は、FET(電界効果トランジスタ)
をヘッドアンプとした場合のインピーダンス変換回路の
回路図を示す。この場合には、センサA側と外部ケーブ
ルB側とが電気的に分離されるため、センサ出力は外部
ケーブルの静電容量の影響からフリーになる。しかも、
低インピーダンス出力をプリアンプに入力することがで
きる。
【0011】図2は、OPアンプをヘッドアンプにした
場合のインピーダンス変換回路の回路図であり、例えば
μA・741等のOPアンプ20により、センサA側と
外部ケーブルB側を電気的に分離し、センサ出力を外部
ケーブル容量の影響からフリーにしたものである。この
ようなOPアンプ20を用いた回路の場合、RsとRf
を選ぶことによりゲインを持たせることができる。図3
は、計測用OPアンプを用いる場合のインピーダンス変
換回路の回路図で、センサA側と外部ケーブルB側とを
電気的に分離し、センサ出力をケーブル容量の影響から
フリーにしたものである。ここで、計測用アンプ30と
しては、例えばPMI,AMP−02などを用いること
ができる。この回路の場合、Rgによりゲインを設定す
ることができる。
【0012】さらに図4は、トランス40を用いること
により、センサA側と外部ケーブルB側とを電気的に分
離し、センサ出力をケーブル容量の影響からフリーにし
た回路図を示すものである。以下、具体的な実施結果を
説明する。図6に示す生体音響変換器(センサ)を試作
し、高分子圧電フィルムの有効静電容量Ceff,フィ
ルム把持部およびセンサ内配線の静電容量Cinv,外
部ケーブルの静電容量Ccabを測定したところ、Ce
ff=560pF、Cinv=560pF、Ccab=
510pFであった。この試作センサについて、図3に
示す計測用OPアンプをセンサと外部ケーブル間とを電
気的に分離するためのインピーダンス変換回路として用
いたところ、このアンプを用いない場合に比して約8〜
9dBの感度向上が達成された。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の生体音響
変換器によれば、生体音響変換器と外部ケーブル間とを
電気的に分離するためのインピーダンス変換回路を設け
たので、より感度の向上した脳動脈瘤の検出装置として
有効に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】FETをヘッドアンプにする方法を示した回路
図である。
【図2】OPアンプをヘッドアンプにする方法を示した
回路図である。
【図3】計測用アンプを用いる方法を示した回路図であ
る。
【図4】トランスを用いる方法を示した回路図である。
【図5】本発明者が先に提案したセンサの等価回路図で
ある。
【図6】本発明者が先に提案したセンサの形状を示す断
面説明図である。
【符号の説明】
1  箱体 2  振動板 3  結合子 4  押え板 5  高分子圧電フィルム 6  コネクター 7  一端部 8  他端部 9  高分子圧電フィルムの両端部 10  開口部 11  リード線 20  OPアンプ 30  計測用アンプ 40  トランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一端部は閉ざされ、他端部は開口され
    た箱体の開口部に、厚さ0.05−0.5mmの弾性材
    料よりなる振動板を取り付けるとともに、延伸方向が長
    手方向である帯状の高分子圧電フィルムの両端を該箱体
    の開口部に取り付け、かつ前記振動板の中央部と該高分
    子圧電フィルムの中央部とを小片からなる結合子にて結
    合してなる生体音響変換器であって、該生体音響変換器
    と外部ケーブル間とを電気的に分離するためのインピー
    ダンス変換回路を設けたことを特徴とする生体音響変換
    器。
JP10984091A 1991-04-15 1991-04-15 生体音響変換器 Withdrawn JPH04317636A (ja)

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JP10984091A JPH04317636A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 生体音響変換器

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JPH04317636A true JPH04317636A (ja) 1992-11-09

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ID=14520537

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Effective date: 19980711