JPH0431636A - 航空機用ガスタービンエンジン - Google Patents

航空機用ガスタービンエンジン

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JPH0431636A
JPH0431636A JP13525990A JP13525990A JPH0431636A JP H0431636 A JPH0431636 A JP H0431636A JP 13525990 A JP13525990 A JP 13525990A JP 13525990 A JP13525990 A JP 13525990A JP H0431636 A JPH0431636 A JP H0431636A
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JP
Japan
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air
engine
ips
tail cone
blower
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JP13525990A
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Masaharu Yasuda
正治 安田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インレットパーティクルセパレータ(以下I
PSという)および赤外線遮断装置(以下IR3という
)を有する航空機用ガスタービンエンジンに関する。
〔従来の技術〕
近年の航空機のエンジンにおいては、吸入空気に含まれ
る砂塵等によるエンジン内部のエロージョン等の防止の
ためIPSを装着する傾向にあるが、エンジンの高性能
化のための周速の増加、ブレードの薄肉化、チップ、ク
リアランスの減少などに伴い、エロージョンがエンジン
性能に及ぼす影響が大きくなる上、オーバホールコスト
も増加すること等により上記傾向は更に強まっている。
また、ステルス性を向上させるため、高温の排気ガスや
エンジン表面温度を下げる必要があり、IR3について
もそれを装着する必要性が高まっている。
従来の航空機のエンジンに適用されていたIPSは、第
4図に示すようにIPSOIに吸入された吸気09がI
PSOI内でエンジン本体07への吸気010と砂塵等
を含むIPSブロワ−02への吸気011に分離され、
エンジン本体O7への吸気010は吸気ダク)06を経
てエンジン本体07内へ、また、IPSプロワ−02へ
の吸気011は補機ギヤボックス04内に設けられたブ
ロワ−駆動歯車05により延長駆動軸08を介して駆動
されるIPSブロワ−02に吸引され、その排気012
は大気中に放出されるものであった。
また、従来のlR3O3は、第4図に示すようにエンジ
ン本体07の排気ガス014のエゼクタ効果により二次
空気013を流入させI R3O3を形成する排気ダク
トの表面を冷却していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の装置においては、下記の課題があった。
(1)IPSブロワ−はおよそ30. OOOrpmで
駆動されるが、補機ギヤボックスの出力取出部は通常数
千rpmに減速されているため、IPSブロワ−用に増
速歯車を追加する必要がある。
(2)一般に補機ギヤボックスはエンジン前方にIPS
を配置され、ブロワ−は後方に配置されるため、延長駆
動軸、軸受が必要となる。また、補機ギヤボックスの後
部に吸気ダクトを配置する構造のため、前記の延長駆動
軸が吸気ダクトを貫通する必要がある。さらに、第4図
に示す如く、片吸入式の吸気ダクトを用いる双発エンジ
ン式ヘリコプタでは、IPSブロワ−の取付位置が右エ
ンジンと左エンジンで反対となるため前記の駆動装置の
互換性が失われる。
(3)rpsブロワ−の直径はエンジン直径の約1/2
程度となるが、エンジン本体の外周にIPSブロワ−を
配置するために大きな前面面積のエンジンルームが必要
となる。
(4)排気ダクト内筒(テールコーン)の壁面をエゼク
タ効果による二次空気の導入のみによって冷却するIR
Sでは、導入通路となるストラット等での圧力損失に対
し充分なエゼクタ効果を得るため、IPS入口での主流
ガスの流速を高くする必要があり、軸出力型エンジンと
してのサイクル効率の低下が避けられなかった。
本発明は、上記課題を解決したガスタービンエンジンを
実現しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の航空機用ガスタービンエンジンは、スリットを
有するテールコーンと同テールコーンの外側に設けられ
たアウターコーンよりなり同テールコーンとアウターコ
ーンの間にエンジン排気の主流ガス通路を形成しエンジ
ン本体の後部に結合された赤外線遮断装置、同遮断装置
のテールコーン内前部に設けられエンジン本体の出力タ
ービン軸の後端に結合されたインレットパーティクルセ
パレータ用プロワ−1および上記エンジン本体の側方に
設けられたインレットパーティクルセパレータト上記イ
ンレントパーティクルセバレータ用プロワ−の間に接続
されたダクトを備えたことを特徴としている。
〔作用〕
上記において、インレットパーティクルセパレータより
送られた砂塵を含む空気は、ダクトを経て出力タービン
軸に直結されたインレットパーティクルセパレータ用プ
ロワ−により吸引され、赤外線遮断装置のテールコーン
内に冷却用空気として排出される。このテールコーン内
に排出された冷却用空気は、テールコーンに設けられた
;(す・ントから主流ガス通路内にエアフィルム状とな
って流出し、テールコーンの表面温度を下げ赤外線放射
を遮断する。
上記により、従来の装置にて用いていた延長駆動軸が不
要となるため、部品点数、重量及びコストの低減、信転
性及び整備性の向上が可能となり、また、エンジン本体
の外周にプロワ−を取付ける必要がないため、機体の高
速飛行性能が改善され、更に、アウターコーン内に吸入
する2次空気を減少させることができるため、エンジン
排気を充分減速させることができ、赤外線遮断装置の性
能向上を図ることができるばかりでなく、高いエンジン
のサイクル効率を維持することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図乃至第3図により説明する。
第1図乃至第3図に示す本実施例は、スリット13を有
するテールコーン2aと同テールコーン2aの外側に設
けられ2次空気吸気口14を有するアウターコーン2b
よりなりエンジン本体5の後部に設けられたlR52、
上記エンジン本体5内の出力タービン翼5aが結合され
た出力タービン軸5bの後端に結合され上記テールコー
ン2a内前部に設けられたIPSブロワ−のインペラ1
2a、同インペラ12aの後方に設けられた■PSブロ
ワー出口案内翼12b、および上記エンジン本体5の側
方に設けられたIPSIに一端が接続され他端より砂塵
等を含む空気8aを上記lR32の前部に設けられた排
気フレーム16を介して上記インペラ12aに供給する
IPS用ダクト8を備えている。
上記において、IPSIによりエンジン本体5への吸気
7と分離された砂塵を含む空気8aは、ダクト8、排気
フレーム16を通過して出力タービン翼5aの後方のI
PSブロワ−のインペラ12aに導びかれる。同IPS
ブロワ−のインペラ12aは出力タービン軸5bに直接
マウントされており、約30. OOOrpmで回転し
、冷却用空気15を出口案内翼12bを介してlR32
のテールコーン2a内に送り出す。このテールコーン2
a内に送り出された冷却用空気15はテールコーンに設
けられた多数のスリット13から、エンジン排気17a
が流れる主流ガス通路17内にエアフィルム状となって
流出し、テールコーンの表面温度を下げ、赤外線放射を
遮断する。
上記IPSブロワ−のインペラ12aの回転数は約30
. OOOrpmが適当であり、一方、出力タービン翼
5aの回転速度もは”i’ 30,000rpm付近で
あること、IPSプロワ−の大きさが、出力タービン排
気通路内径に収まる大きさに設計可能なこと、IPSI
からの排出空気流量がIRSテールコーン2aの冷却に
必要充分な流量であることから、本実施例による方式は
、実用上、充分成立するものである。
第2図及び第3図においては、オイルクーラ10と排気
フレーム16の間にオイルクーラ用ダクト11が設けら
れているが、これはテールコーン2aに内蔵されたIP
Sブロワ−のインペラ12aがIPSIの他に空冷式オ
イルクーラ10からの排気11aも冷却用空気15とし
て吸引している。本実施例のエンジンを双発型ヘリコプ
タエンジンとして用いる場合、右エンジンと左エンジン
はIPSIとオイルクーラ10の取付位置を入れ替える
だけで左右の入れ替えを可能としているものであり、す
べての部品の互換性が得られるように配慮されている。
上記により、従来の装置におけるIPSブロワ−駆動に
必要な補機ギヤボックス出力取出部駆動歯車、延長駆動
軸および軸受等の部品が不要となり、部品点数、重量、
コストの削減、信輔性、整備性の向上が可能となる。片
吸込式の吸気ダクトを用いる双発エンジンのヘリコプタ
ではIPSブロワ−の駆動軸の制約が無くなるため、左
右エンジンで互換性のあるIPSが設計可能となる。ま
た、エンジン本体の外周にIPSブロワ−を取付ける必
要がないのでエンジンルームがコンパクトにまとまり、
特に前面面積が小さくできるため、機体の高速飛行性能
が改善される。更に、テールコーン壁面をIPSブロワ
−の排気で充分冷却できるため、エゼクタ効果による二
次空気の導入を減少させることができ、排気ダクト内で
主流を充分に減速(静圧回復)させることが可能で、I
PSの性能向上が図れるのみならず軸出力型エンジンの
サイクル効率を高く維持することができる。
〔発明の効果〕
本発明の航空機用ガスタービンエンジンは、エンジン本
体の出力タービン軸に直結したIPSブロワ−によりI
PSから砂塵を含んだ空気を吸引し、IPSのテールコ
ーン内に排出しテールコーンの壁面を冷却することによ
って、従来の装置にて用いていた延長駆動軸が不要とな
るため、部品点数、重量及びコストの低減、信錬性及び
整備性の向上が可能となり、また、エンジン本体の外周
にブロワ−を取付ける必要がないため、機体の高速飛行
性能が改善され、更にアウターコーン内に吸入する2次
空気を減少させることができるため、エンジン排気を充
分減速させることができ、赤外線遮断装置の性能向上を
図ることができるばかりでなく、高いエンジンのサイク
ル効率を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は上記一実
施例にオイルクーラ用ダクトを追加して配設した場合の
説明図、第3図は第2図の■−■矢視図、第4図は従来
の装置の説明図である。 1・・・IPS、  2・・・IR5゜2a・・・テー
ルコーン、 2b・・・アウターコーン、3・・・補機
ギヤボックス、  4・・・吸気ダクト、5・・・エン
ジン本体、 5a・・・出力タービン翼、5b・・・出
力タービン軸、 7・・・エンジン本体への吸気、 8・・・IPS用ダクト、 8a・・・砂塵を含んだ空気、 9・・・排気、10・
・・オイルクーラ、 11・・・オイルクーラ用ダクト、 11a・・・オイルクーラ排気、 12a・・・インペラ、  12b・・・出口案内翼、
13・・・スリット、  14・・・2次空気吸気口、
14a・・・2次空気、  15・・・冷却用空気。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スリットを有するテールコーンと同テールコーンの外側
    に設けられたアウターコーンよりなり同テールコーンと
    アウターコーンの間にエンジン排気の主流ガス通路を形
    成しエンジン本体の後部に結合された赤外線遮断装置、
    同遮断装置のテールコール内前部に設けられエンジン本
    体の出力タービン軸の後端に結合されたインレットパー
    ティクルセパレータ用ブロワー、および上記エンジン本
    体の側方に設けられインレットパーティクルセパレータ
    と上記インレットパーティクルセパレータ用ブロワーの
    間に接続されたダクトを備えたことを特徴とする航空機
    用ガスタービンエンジン。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168624A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 General Electric Co <Ge> 赤外線抑制装置及び方法
JP2008075647A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Turbomeca エジェクタ消音装置によって音響レベルを低減させてなるヘリコプター用ガスタービンエンジン
JP2012197073A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Agustawestland Spa ホバリング可能な航空機
JP2014163263A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン
US9987988B2 (en) 2014-06-17 2018-06-05 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Vehicle mirror device

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