JPH04315554A - 刃物台などの割出装置 - Google Patents

刃物台などの割出装置

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Publication number
JPH04315554A
JPH04315554A JP10983091A JP10983091A JPH04315554A JP H04315554 A JPH04315554 A JP H04315554A JP 10983091 A JP10983091 A JP 10983091A JP 10983091 A JP10983091 A JP 10983091A JP H04315554 A JPH04315554 A JP H04315554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
indexing
outer periphery
turret
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10983091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kennojo Otsuka
大塚 健之丞
Yoshihiro Machida
善弘 町田
Tetsuo Arai
新井 哲夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OTSUKA KAMU KK
Original Assignee
OTSUKA KAMU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OTSUKA KAMU KK filed Critical OTSUKA KAMU KK
Priority to JP10983091A priority Critical patent/JPH04315554A/ja
Publication of JPH04315554A publication Critical patent/JPH04315554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は刃物台などの割出装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】各種産業機械に不可欠な割出機構(間欠
運動機構)として、従来から欠歯歯車、爪歯、ゼネバ等
が知られているが、このような割出機構ではバックラッ
シュを完全に除去することができず、また加速度も不連
続なため、運動特性や停止精度(割出精度)の点で充分
とは言えなかった。
【0003】そこで近年、高速化と加速度の連続的運動
曲線を重視したカム式の割出装置が提案されている(特
開昭60ー255353号公報など)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
割出装置では出力軸に例えば刃物台を取り付けた場合、
刃物台は加工時の負荷が大きいので、これを割出位置で
確実に固定する必要があり、そのためクランプ機構が併
用される。
【0005】クランプ機構は装置のハウジングと刃物台
との対向面にそれぞれ互いに噛み合うクラッチ歯を設け
、割出位置で出力軸を軸方向に往復動させることにより
、クラッチ歯の噛み合いをONーOFFするようになっ
ている。
【0006】しかしながらこの場合、出力軸の往復動中
は削除加工などを行うことができないので、サイクルタ
イムの無駄になる。また装置全体の構成がかなり複雑化
するし、割出用カムなどに高い加工精度(割出精度)が
要求されるので、コストの上昇を招くという問題点もあ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は出力
軸の外周に複数の従節ローラを同心円上で等間隔に配設
したタレットを割出用とクランプ用にそれぞれ設け、入
力軸の外周に一方のタレットの従節ローラと係合して出
力軸を所定の割出数で間欠回転させる割出用カムと、出
力軸の静止角度範囲内で他方のタレットの隣合う従節ロ
ーラを肩型状の真円部外周に乗せて位置決めするクラン
プ用カムを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】出力軸(刃物台などの回転軸)は入力軸の回転
に伴って割出用のカムと従節ローラとの相互作用により
、例えば刃物台を所定の割出数で間欠回転させる。一方
、クランプ用カムは割出動作の完了時点から扇型状の真
円部がタレットの旋回半径内に入り、出力軸の静止角度
範囲内で隣合う従節ローラを真円部外周に乗せて位置決
めする。出力軸はこれらのローラが扇型状の真円部外周
に乗っている間、いずれにも回転できず、静止状態に拘
束(クランプ)される。その後、カムの真円部が回転方
向後端側のローラから離れると、出力軸は回転可能(ク
ランプ解除状態)となり、この時点から次の割出動作が
開始される。
【0009】
【実施例】図1、2において、1は入力軸、2は入力軸
1と平行に配設した出力軸で、これらはハウジング3に
ベアリング4と5、6と7を介してそれぞれ回転自由に
支持される。
【0010】入力軸1は図示しないモータの駆動によっ
て一方向に等速回転するようになっている。
【0011】入力軸1外周には割出用のカム8、9とク
ランプ用のカム10、11それぞれカムホイール12と
13を介してキー結合される。
【0012】割出用カム8、9は入力軸1の回転に伴っ
て従節ローラ14、15を順次交互に送り出し、出力軸
1をこの場合、割出数4回で間欠回転させるように、同
じカム形状部8A、9A(凹凸部)の位相を互いに18
0°ずらして配設させる。
【0013】クランプ用カム10、11は同じ扇型状の
真円部10A、11Aの位相を互いに180°ずらすと
共に、割出用カム8、9の形状部8A、9Aに対してこ
れらの真円部10A、11Aを90°位相をずらした関
係に配設され、出力軸2の静止角度範囲内で従節ローラ
16、17の同じ列に隣合うローラを乗せて位置決めす
るようになっている。
【0014】出力軸2外周にはカム8、9に対応する従
節ローラ14、15と、カム10、11に対応する従節
ローラ16、17がそれぞれ4個ずつ2列に出力軸2と
一体の前後2組のタレット18を介して同心円上で等間
隔に配設される。なお、クランプ用のローラ16、17
はカム10、11との面圧を低下、つまり大きなクラン
プ荷重に耐え得るように、割出用のローラ14、15に
較べて大径に形成される。
【0015】そして、出力軸2のハウジング3から突出
する一端に刃物台(図示せず)が取り付けられている。 19はモータなどの制御に必要な入力軸1の回転角度を
検出するセンサを示す。
【0016】次にこのような構成に基づく作用を説明す
る。出力軸2は入力軸1の回転に伴って、割出用カム8
、9と従節ローラ14、15の相互作用により、刃物台
を割出数4回で間欠回転させる。すなわち、図3、図4
で示すようにカム8、9は時計回り方向に等速回転し、
ローラ14がカム8の形状部8A(凸部)に乗り上げた
時点からローラ14を反時計回り方向に送り出す。 ローラ14がカム形状部8Aの頂上を通過して離れると
、こんどは反対側のローラ15がカム9の形状部9A(
凹部)によって同じ方向へ送りだされる。つまり、出力
軸2は入力軸1が90°回転する間に1ピッチ(45°
)だけ回転し、さらに入力軸1が90°回転して次のロ
ーラ15がカム9の形状部(凸部)に乗り上げるまでの
間、カム8、9の送り出し作用を受けないので、静止状
態に保たれる。
【0017】一方、クランプ用カム10、11は既述の
割出動作の完了時点から片側の扇型状の真円部10Aま
たは11Aがタレット18の旋回半径内に入り、出力軸
2の静止角度範囲内で図5で示すように同列の隣合う従
節ローラ16を真円部10A外周に乗せて位置決めする
。出力軸2はこれらのローラ16が真円部10A外周に
乗っている間、いずれにも回転できず、静止状態に拘束
(クランプ)される。この間に刃物台の割出位置で例え
ば削除加工が行われるのであり、刃物台に作用する加工
時の負荷はクランプ用のローラ16とカム10でしっか
りと支持される。  そして、カム10の真円部10A
が回転方向後端側のローラ16から離れると、出力軸2
は回転可能つまりクランプ解除状態となり、この時点か
ら次の割出動作が開始される。
【0018】ところで、この場合には刃物台の割出動作
ばかりでなく、クランプ動作も同様のカム機構によって
行うようにしたので、従来のようにクランプ動作時に出
力軸2を軸方向に往復動させる必要がなく、したがって
サイクルタイムの短縮が図れる。しかもクランプ時にカ
ム10または11の真円部10Aまたは11Aによって
ローラ16または17の正確な位置決め、つまり割出位
置の誤差を補正できるので、割出用カム8、9はそれほ
ど厳格に精度よく加工する必要がなくなる。また、クラ
ンプ用カム10、11は真円形状のため、精度の高い加
工が容易に得られる。
【0019】
【発明の効果】以上要するにこの発明によれば、出力軸
の外周に複数の従節ローラを同心円上で等間隔に配設し
たタレットを割出用とクランプ用にそれぞれ設け、入力
軸の外周に一方のタレットの従節ローラと係合して出力
軸を所定の割出数で間欠回転させる割出用カムと、出力
軸の静止角度範囲内で他方のタレットの隣合う従節ロー
ラを肩型状の真円部外周に乗せて位置決めするクランプ
用カムを備えたので、簡単な構成により割出位置で出力
軸を正確に位置決めして拘束することができ、割出精度
の向上とサイクルタイムの短縮も図れるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を説明する断面図である。
【図2】同じく図1中のAーA断面図である。
【図3】同じく1回の割出動作前半の過程説明図である
【図4】同じく1回の割出動作後半の過程説明図である
【図5】同じくクランプ状態の説明図である。
【符号の説明】
1  入力軸 2  出力軸 8、9  割出用カム 10、11  クランプ用カム 10A、11A  扇型状真円部 14、15  割出用従節ローラ 16、17  クランプ用従節ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  出力軸の外周に複数の従節ローラを同
    心円上で等間隔に配設したタレットを割出用とクランプ
    用にそれぞれ設け、入力軸の外周に一方のタレットの従
    節ローラと係合して出力軸を所定の割出数で間欠回転さ
    せる割出用カムと、出力軸の静止角度範囲内で他方のタ
    レットの隣合う従節ローラを扇型状の真円部外周に乗せ
    て位置決めするクランプ用カムを備えたことを特徴とす
    る刃物台などの割出装置。
JP10983091A 1991-04-15 1991-04-15 刃物台などの割出装置 Pending JPH04315554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10983091A JPH04315554A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 刃物台などの割出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10983091A JPH04315554A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 刃物台などの割出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04315554A true JPH04315554A (ja) 1992-11-06

Family

ID=14520291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10983091A Pending JPH04315554A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 刃物台などの割出装置

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JP (1) JPH04315554A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5889642A (ja) * 1981-11-24 1983-05-28 Tokuyama Soda Co Ltd 積層物
JPS59175946A (ja) * 1983-03-24 1984-10-05 サイクロ・インデツクス・コ−ポレ−シヨン 割出機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5889642A (ja) * 1981-11-24 1983-05-28 Tokuyama Soda Co Ltd 積層物
JPS59175946A (ja) * 1983-03-24 1984-10-05 サイクロ・インデツクス・コ−ポレ−シヨン 割出機構

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