JPH04311886A - 光学ヘッド駆動機構 - Google Patents

光学ヘッド駆動機構

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Publication number
JPH04311886A
JPH04311886A JP7923391A JP7923391A JPH04311886A JP H04311886 A JPH04311886 A JP H04311886A JP 7923391 A JP7923391 A JP 7923391A JP 7923391 A JP7923391 A JP 7923391A JP H04311886 A JPH04311886 A JP H04311886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical head
coil
drive coil
magnet wire
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7923391A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Sugiyama
直 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP7923391A priority Critical patent/JPH04311886A/ja
Publication of JPH04311886A publication Critical patent/JPH04311886A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学記録再生装置にお
ける移動光学ヘッドの駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】光学記録再生装置では、光学ヘッドを記
録媒体の所望の記録トラックへ移動させるための手段と
して、高速かつ高精度な位置決めが可能なリニアモータ
(VCMとも呼ばれる)を用いる場合が多い。
【0003】このリニアモータの駆動コイルは、樹脂、
またはアルミ等で作られたボビンにマグネットワイヤを
巻いて作り、このボビンに設けられた固定部によってヘ
ッドもしくはヘッドをのせたキャリッジに取り付けられ
るのが常である。
【0004】そして、このマグネットワイヤには丸線を
用い、多くの場合、銅導体のものが用いられている。
【0005】図5に駆動コイルの一例を示す。樹脂で作
られたボビン51に一般的な丸い断面のマグネットワイ
ヤ52が巻かれている。ヘッドへ取り付ける際は固定部
53でネジ止めされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例のよう
に、ボビンにマグネットワイヤを巻いたコイルでは、コ
イルの厚さとボビンの厚さを加えた厚さが、磁気回路に
おける磁気ギャップ幅に納まらなければならない。リニ
ヤモータの力定数を大きくするには、コイル厚さをより
大きくする方が良いが、ボビンの肉厚が減るとコイル全
体の機械的剛性が下がり、共振の発生が制御に悪影響を
及ぼす。したがって、このような相反する特性の中で妥
協点を見つけざるを得なかった。一方、必然的に一定以
上の機械的強度持つボビンを持たざるを得ないことは可
動部質量の低減に制約を与え、高速アクセスに限界を作
っていた。また、小型化する上でも、大きな障害となっ
ていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光学ヘッド駆動
機構は、光学記録再生装置において、偏平な断面形状の
マグネットワイヤを用いて作った空芯の駆動コイルを光
学ヘッドに固定し、永久磁石と軟磁性材料で作られた磁
路部材で構成された磁気回路と、前記駆動コイルとの組
み合わせでリニヤモータを構成したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】(実施例1)図1に本発明の実施例を示す。 図1(a) は平面図、ただし説明のため一部を破断し
て描いてある。図1(b) は図1(a) のAA断面
図、図1(c) は右側面図を表す。
【0009】キャリッジ15にベアリング16を6個(
図1(a) に描かれた3個の下に対称的に残り3個が
配されている)をとりつけ、このキャリッジを案内軸1
8と係合させ、安定した姿勢を保ちながら、なめらかに
直線移動できるように支持した。
【0010】また、このキャリッジに、対物レンズをの
せたレンズアクチュエータ、反射ミラーを固定したもの
が光学ヘッドである。しかし、図1では図が煩雑になる
ため、レンズアクチュエータと反射ミラーは省略し、光
学ヘッド部分はキャリッジだけで表すことにした。
【0011】このキャリッジの両側に駆動コイル11を
接着剤によって接着部18で固定した。一方、アウタヨ
ーク14の内面に磁石12を接着し、アウタヨーク14
とインナヨーク13の両端が接するように、両者を組立
て、磁気回路を構成した。また、このとき、図にあると
おり、インナヨーク13は駆動コイル11の中を貫くよ
うに組み込まれ、駆動コイルと磁気回路部材が接触しな
いように、磁気回路を設置した。
【0012】このような構造によって、駆動コイルに図
1(c) の矢印19の電流を流した時、磁石12の表
面がN極であれば、駆動コイルには図1(a) の矢印
110 の向きの力が発生するので、キャリッジ(光学
ヘッド)を矢印110 の方向に動かすことができる。
【0013】図2は、駆動コイルの構造を詳しく示した
図である。図は分かりやすいように一部を切断して描い
てある。材料のマグネットワイヤは導体にアルミニウム
を用いたもので、断面が偏平な形状をしている。また、
絶縁層の表面に自己融着層をコーティングしたものを用
いた。そしてマグネットワイヤ同志を融着させ、空芯の
コイルに成形したものである。
【0014】偏平な断面のマグネットワイヤを用いるこ
との効果を図4で説明する。図4(a) は偏平な断面
のマグネットワイヤを巻いた場合の巻き線断面図。図4
(b) は通常の円形断面のマグネットワイヤを巻いた
場合の巻き線断面図。
【0015】図でわかるように、偏平な断面のマグネッ
トワイヤを巻いた場合は、上層下層のワイヤ同志が広い
面で接触しているため、融着させた場合に極めて強い強
度で接着し、空芯でも高い機械的強度を達成できる。
【0016】一方、図4(b) に見るように円形断面
のマグネットワイヤの場合には、点もしくは線接触とな
るため、融着した場合でも形状を保持する程度の接着力
で、機械的強度は偏平断面のワイヤの場合と比べてると
、極めて小さいものである。
【0017】さらに、偏平断面のマグネットワイヤを用
いると線占率も向上し、体積あたりの電磁気的効率も向
上する。
【0018】図4(a) のコイルに用いたマグネット
ワイヤは偏平な断面の両端が丸みを持っているが長方形
の断面のマグネットワイヤを用いればさらに効果が上が
る。
【0019】本実施例では、光学ヘッドにコイルを2個
とりつける構成をとったが、コイル1個を用いる構成、
あるいは、3個以上のコイルを用いる構成も可能である
。これらのコイルの数と磁気回路の数も同数である必然
性はなく、2個の磁気回路にまたがって、1個のコイル
を用いる構成でも、本発明は有効である。
【0020】本実施例に示したコイルは自己融着線を用
いたが、巻き線後、ワニスを含浸する方法など他の方法
によって、空芯コイルを作っても、目的は達せられる。
【0021】(実施例2)図3に樹脂を材料にしたキャ
リッジを用いた実施例を示した。この例では、樹脂成形
の利点を生かし、駆動コイルをインサート成形によって
キャリッジに一体化したものである。この構造では、キ
ャリッジに対する駆動コイルの固定力が増すとともに、
量産時のコストも軽減できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、超高速、薄型の光学記録再生
装置を達成することを可能とした。
【0023】すなわち、偏平な断面のマグネットワイヤ
を用いたことで共振などの特性を満足できる剛性の高い
空芯の駆動コイルを得ることができた。これは、駆動コ
イルの軽量化と磁気ギャップの有効利用という2つの利
点を生んだ。また、空芯コイルが可能となったことで、
リニアモータの超小型薄型化を可能にした。
【0024】さらに、アルミニウム導体のマグネットワ
イヤを用いることで、さらに、軽量化を達成できた。
【0025】また、軽量化のために光学ヘッドのキャリ
ッジを樹脂で作成する場合、インサート成形することで
、駆動コイルの固定力を上げ、さらに、量産時のコスト
軽減に寄与することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す三面図。(a)は平面図
。(b)は(a)のAA断面図。(c)は右側面図。
【図2】本発明の駆動コイルの斜視図。
【図3】本発明のインサート成形を用いた実施例を示す
二面図。(a)は平面図。(b)は正面断面図。
【図4】コイルの断面の説明図。 (a)は偏平断面のマグネットワイヤの断面図。 (b)は円形断面のマグネットワイヤの断面図。
【図5】従来の駆動コイルを示す斜視図。
【符号の説明】
11  駆動コイル 12  磁石 13  インナヨーク 14  アウタヨーク 15  キャリッジ 16  ベアリング 17  案内軸 18  接着部 19  矢印 110  矢印 31  駆動コイル 32  キャリッジ 33  ベアリング 34  案内軸 51  ボビン 52  マグネットワイヤ 53  固定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光学記録再生装置において、偏平な断
    面形状のマグネットワイヤを用いて作った空芯の駆動コ
    イルを光学ヘッドに固定し、永久磁石と軟磁性材料で作
    られた磁路部材で構成された磁気回路と、前記駆動コイ
    ルとの組み合わせでリニヤモータを構成したことを特徴
    とする光学ヘッド駆動機構。
  2. 【請求項2】  請求項1の構成において、前記マグネ
    ットワイヤの導体がアルミであることを特徴とする光学
    ヘッド駆動機構。
  3. 【請求項3】  請求項1あるいは請求項2の構成にお
    いて、前記駆動コイルを前記光学ヘッドに接着固定した
    ことを特徴とする光学ヘッド駆動機構。
  4. 【請求項4】  請求項1あるいは請求項2の構成にお
    いて、前記光学ヘッドのケースを樹脂で作り、そのイン
    サート成形によって前記ケースに前記駆動コイルを固定
    したことを特徴とする光学ヘッド駆動機構。
JP7923391A 1991-04-11 1991-04-11 光学ヘッド駆動機構 Pending JPH04311886A (ja)

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JP7923391A JPH04311886A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 光学ヘッド駆動機構

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JPH04311886A true JPH04311886A (ja) 1992-11-04

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JP7923391A Pending JPH04311886A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 光学ヘッド駆動機構

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JP (1) JPH04311886A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104070A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Mitsubishi Electric Corp リニアモータ
CN112083544A (zh) * 2019-06-14 2020-12-15 台湾东电化股份有限公司 光学元件驱动机构

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104070A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Mitsubishi Electric Corp リニアモータ
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