JPH04311386A - アミド化酵素遺伝子 - Google Patents

アミド化酵素遺伝子

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JPH04311386A
JPH04311386A JP3099837A JP9983791A JPH04311386A JP H04311386 A JPH04311386 A JP H04311386A JP 3099837 A JP3099837 A JP 3099837A JP 9983791 A JP9983791 A JP 9983791A JP H04311386 A JPH04311386 A JP H04311386A
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JP
Japan
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val
ser
leu
gly
enzyme
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JP3099837A
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English (en)
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Takao Kimura
木村 貴生
Toru Takada
徹 高田
Osamu Makabe
真壁 理
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M&D Research Co Ltd
Original Assignee
M&D Research Co Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ブタ心房由来のペプチ
ドのC−末端をアミド化する酵素をコードする遺伝子,
当該遺伝子を含有するベクター,このベクターより形質
転換された宿主細胞及び当該宿主細胞を用いる前記酵素
の製造方法並びに当該酵素を用いるC−末端α−アミド
化酵素ペプチド又はタンパクの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】ペプチドの中には、そのカルボキシル基
末端(C−末端)のグリシン残基がアミド化されている
ことにより、その生理活性を示すものが多く存在してい
る。これらペプチドやタンパクのC−末端をアミド化す
る酵素は、真核細胞特有の修飾(モディフィケイション
)酵素の1つとして知られ、主にペプチドやタンパクが
、メッセンジャーRNA (mRNA)から翻訳された
後の修飾に関与している。ペプチドのC−末端がアミド
化される場合は、そのペプチドのC−末端にグリシン残
基の付加した前駆体が真核細胞中に存在するアミド化酵
素によって修飾を受け、C −末端グリシン残基の1つ
前のアミノ酸がアミド化されると考えられている。 【0003】本アミド化酵素の存在を最初に発表したの
はBradburyらである(Bradbury,A.
F. 等;Nature,289,686−688,1
982 )。その後、アミド化酵素がいくつかの動物臓
器より単離され、その遺伝子クローニングが成されてい
るものもある。Mizunoらは、アフリカツメガエル
の体皮より精製したアミド化酵素AE−Iの前駆体cD
NAのクローニングを行ない(Mizuno,K等;B
iochem.Biophys.Res.Commu.
,148,546−552,1987 )、Eippe
rらは、ウシ脳下垂体のアミド化酵素遺伝子のクローニ
ングを行ない(Eipper,B.A. 等;Mol.
Endocrinol,1,777−790,1987
 )、同じくEipperらは、ラット心房のアミド化
酵素の遺伝子クローニングを行ない(Eipper,B
.A. 等;Proc.Natl.Acad.Sci.
USA,86,735−739,1989)、Glau
der らは、ヒト甲状線腫瘍細胞よりアミド化酵素遺
伝子をクローニングしている(Glauder,J.等
;Biochem.Biophys.Res.Comm
un.,169,551−558,1990)。ブタ心
房由来のアミド化酵素としては、Kojimaらが、膜
画分由来の分子量92kdのタンパクを精製している(
Kojima,M. 等;J.Biochem.,10
5,440−443,1989 )。また、本発明者ら
も、同じブタ心房の水溶性画分より分子量36kd(ゲ
ルろ過より測定)のアミド化酵素を精製している(特願
平1−140760)。 【0004】しかし、ブタ心房由来の可溶型36kd及
び膜結合型92kdのアミド化酵素に相当する遺伝子の
クローニングはまだ成功されていない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記のアミド化酵素の
中で可溶性の酵素は比較的少なく、またブタ心房由来の
アミド化酵素に相当する遺伝子のクローニング、本酵素
の動物細胞中での発現、その応用法についての報告はま
だ成されていない。本発明は、ブタ心房由来のアミド化
酵素前駆体の遺伝子クローニングを行ない、活性を有す
る遺伝子領域を特定化するために、完全長cDNA及び
特異的プロテア−ゼによる限定的切断によって生じると
考えられる二つの可溶性型アミド化酵素に相当する、部
分cDNAを組み込んだ3種類の発現ベクタ−を構築し
、それらを動物細胞中において発現させ、更に本アミド
化酵素を用いて、C−末端アミド化ペプチドの製造方法
を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、ブタ心房
由来のアミド化酵素をコードする遺伝子を取得し、3種
類の大きさの酵素に相当する遺伝子を発現ベクターに組
み込み、それらを動物細胞中で発現させ、その培養上清
がペプチドのC−末端をアミド化することを見出し、本
発明を完成した。すなわち本発明は、ブタ心房アミド化
酵素をコードする遺伝子、配列番号5に記載の塩基配列
で特定される請求項1記載の遺伝子、配列番号5に記載
のアミノ酸番号1から954までの954 アミノ酸残
基で特定される請求項1記載のアミド化酵素、ブタ心房
アミド化酵素をコードする塩基配列を組み込んだ発現ベ
クター、当該発現ベクターを導入した細胞及び当該細胞
を培養し、培養物からアミド化酵素を採取することを特
徴とするアミド化酵素の製造法に関する。 【0007】ペプチドのC−末端をアミド化する酵素の
遺伝子を取得するに当たり、既にそのアミノ酸配列が公
知となっている、アフリカツメガエル皮膚及びブタ脳下
垂体のアミド化酵素の両者に共通して保存されているア
ミノ酸配列部位を捜し出し、その部分に相当する20塩
基のDNA をプライマーにして、ブタ心房のcDNA
を鋳型として、PCR (Polymerase Ch
ain Reaction )反応(Saiki,R.
K.等;Science,239,487−491,1
988)を行なって目的の遺伝子の一部分である、53
9 塩基対のDNA フラグメントを取得し、次にこれ
をプローブとして、ブタ心房のcDNAライブラリーを
スクリーニングして、目的の遺伝子の全鎖長約3.7K
塩基対を含むクローンP ・PAM−8 を取得した。 【0008】次に、全遺伝子の塩基配列を決定するため
に、36種のデリーションクローンを作製し、それぞれ
をダイデオキシシーケンシング法(Sanger,F.
 等;Proc.Natl.Acad.Sci.USA
,74,5463−5467,1977)によって全塩
基配列を決定した。次いで、N末端から378 、43
2 及び954 アミノ酸残基のタンパクに相当する遺
伝子をPCR 法により収得し、動物細胞発現系で発現
させるために、各遺伝子をベクターpcDL−SR α
296 (Takebe,Y. 等;Mol.Cell
.Biol.,8,466−472,1988 )に挿
入し、宿主細胞COS1株(Gluzman,Y.;C
ell,23,175−182,1981)にトランス
フェクションして目的の遺伝子を発現させた。 【0009】このアミド化酵素の活性測定方法としては
、Bradburyによる[125I]−D−Tyr−
Val−Glyをアミド化酵素の基質とし、[125I
]−D−Tyr−Val・NH2 が生成されることを
HPLCを用いて追跡する方法(Bradbury,A
.F. 等;Nature,298,686−688,
1982 )及びMizunoらによる[125I]−
Ac−D−Tyr−Val−Glyを基質とし、生成さ
れる[125I]−Ac−D−Tyr−Val ・NH
2 を酢酸エチルで抽出して追跡する方法(Mizun
o,K. 等;Biochem.Biophys.Re
s.Commun.,137,984−991,198
6)が知られているが、本発明者らが新たに見出したラ
ジオアイソトープ化合物を使用しないでアミド化酵素活
性を測定する新しい方法を採用すると、極めて容易な操
作にて20種類全てのアミド化されるアミノ酸に対して
、正確にアミド化活性を測定することができる。この方
法は、HPLC(高速液体クロマトグラフィー)検出器
としてECD (エレクトロケミカルディテクター)を
付設したECD−HPLCアッセイ系を用いる方法であ
る。例えば、本酵素活性のスクリーニング用基質として
、D−Tyr−X−Gly (X は20種類のアミノ
酸)を合成し、この基質を使用してアミド化酵素がD−
Tyr−X ・NH2 に変換させる状態をアミド化反
応終了後にこの基質と生成物が分離する溶媒系を設定し
てあるHPLCにかけ、検出器としてECD を使用し
た系で検出する。ECD 上を通過した基質は、電気化
学的酸化を受けて、チロシンがキノン型に変換される。 その時に流れる電流を検知して、基質及び生成物に相当
するピークとして表現する。通常1ミリボルトの電圧を
かけると、約5〜10マイクロアンペアの電流が流れる
。この時の基質と生成物とのピーク面積比によりアミド
化反応の進行を追跡した。本アッセイ系を使用すること
により、3 種類の酵素遺伝子を発現させたCOS1培
養上清中のアミド化酵素活性を測定した結果、トリペプ
チド基質がジペプチドアミド体に変換されていることを
ECD−HPLC上で検知し、本発明を完成するに至っ
た。 【0010】 【実施例】次に、実施例により本発明を詳しく説明する
。 実施例1 ブタ心房よりポリ(A)+ RNAの調製(1)全RN
Aの調製 新鮮なブタ心房6gにつき40mlのグアニジンチオシ
アネート溶液(5.5Mグアニジンチオシアネート,0
.1M酢酸ナトリウム,5mM EDTA PH5.0
)を加え、氷冷しながらポリトロンを用いて細胞を破壊
した。次に、3Krpm で10分間遠心を行なった後
、その上清を18G の注射針で粘性がなくなるまで出
し入れし、6ml のCsCl溶液(5.7M CsC
l,0.1M EDTA,pH7.0 )の入った遠心
管に等量の上清を重層し、35Krpm、18時間、2
0℃で遠心を行なった。遠心後、上清を除去し、RNA
 沈澱物をTE溶液(10mM Tris−HCl p
H7.5,10mM EDTA )に溶解し、1/10
量の3M酢酸ナトリウム(pH5.0 )、2.5 倍
量のエタノール(−20℃)を加え、−80℃で30分
間エタノール沈澱を行なった。真空乾燥後、適量の滅菌
蒸留水を加え、エタノール沈澱物を溶解した。 この方法によりブタ心房6gから680 μg の全R
NA を調製した。 【0011】(2)ポリ(A)+ RNAの調製オリゴ
(dT)セルロース0.5gをカラムにつめ、10ml
の1×結合緩衝液(20mMTris−HCl pH7
.6,0.5M NaCl,1mM EDTA,0.1
 SDS)で平衡化した。全RNA を濃度3mg/m
lに調整したもの167 μl を65℃、5 分間処
理し、直ちに水中に入れ、室温に戻した。これに167
 μl の2×結合緩衝液を加えた。これをオリゴ(d
T)セルロースカラムにかけ、8ml の1×結合緩衝
液で洗い、4ml の溶出緩衝液(10mM Tris
−HCl pH7.5, 1mM EDTA, 0.0
5 SDS )でポリ(A)+ RNA を溶出した。 溶出画分に1/10量の3M酢酸ナトリウム及び2.5
 倍量のエタノール(−20℃)を加えてエタノール沈
澱を行ないポリ(A)+ を調製した。500 μg 
の全RNA より50μg のポリ(A)+ RNA 
が得られた。 【0012】実施例2 c DNAライブラリーの作製 (1)c DNAの作製 cDNA合成システム・プラス(アマシャム社)を用い
、製品に添付されているプロトコールに従って実施した
。即ち、逆転写酵素によりmRNAに相補的なcDNA
を合成した後、リボヌクレアーゼHで、RNA 鎖にニ
ックとギャップを入れ、これを大腸菌DNA ポリメラ
ーゼIを用いて修復合成することにより、RNA 鎖を
DNA 鎖に置換した。最後に、T4DNA ポリメラ
ーゼを用いてDNA 鎖の両末端を平衡化した。ブタ心
房のポリ(A)+ RNA 2μg より700ngの
二本鎖cDNAを合成した。システムの最終反応物50
0 μlに等量のフェノール/クロロホルム(1:1,
v/v )を加えて撹拌後、10Krpmにて1分間遠
心を行なった。次いで、上清の水層を取り、再度フェノ
ール/クロロホルム抽出を行なった後、等量のクロロホ
ルムを水層に加え、撹拌後、10Krpmにて1分間遠
心を行なった。取り込まれなかったデオキシヌクレオチ
ド三リン酸を除去するために、水層(上清)に等量の4
M酢酸アンモニウム溶液と2倍量のエタノール(−20
℃)を加え、ドライアイス上で15分間放置した。静か
に混ぜながら室温に戻し、10Krpmで10分間遠心
し上清を除いた。沈澱に50μl の2M酢酸アンモニ
ウム、次いで100 μl エタノール(−20 ℃)
を加え、室温で靜かに混和後、10Krpmで10分間
遠心して上清を除去した。沈澱を200 μlエタノー
ル(−20℃)でリンスし、遠心したのち上清を除去し
、真空乾燥後、適量のTE溶液に溶解した。 【0013】(2)c DNAライブラリーの作製cD
NAライブラリーの作製は、cDNAクローニングシス
テムλgt10・アダプター法(アマシャム社)を用い
、添付されているプロトコールに従って行なった。まず
、二本鎖cDNAの両端にEco RIアダプターを付
加した後、未反応のアダプター分子と500 塩基対以
下のcDNAを除くため、カラム分画を行なった。Ec
o RIアダプターが結合したcDNAの5 ’末端を
リン酸化し、λgt10のEco RIア−ムに連結し
た後、インビトロパッケージングを行ない、宿主大腸菌
(NM514 株)を感染させることによりcDNAラ
イブラリーとした。この方法により0.5 μg のc
DNAから2.5 ×107 個のファージプラークを
得た。 【0014】実施例3PCR法を用いたDNAプローブ
の作製cDNAライブラリーよりアミド化酵素cDNA
を単離するために、既知のアミド化酵素遺伝子のホモロ
ジーに基づき、PCR 法を利用することによって、D
NA プローブを作製した。 【0015】既に報告されているアフリカツメガエル皮
膚アミド化酵素AE−I とウシ脳下垂体アミド化酵素
B・PAM −1 のN末端側のアミノ酸配列の比較(
第1図)から、非常に高度に保存されている領域を見出
し(第1図)、その領域のDNA 配列をPCR 法の
プライマーとして利用するために、混合オリゴヌクレオ
チドを合成した。 即ち、7個のアミノ酸が連続して完全に一致している領
域2箇所を選び、センスプライマーとして20塩基対、
8通りのコドン縮重があるミックスプライマー(Pri
mer−A)と、アンチセンスプライマーとして20塩
基対、2通りのコドン縮重があるミックスプライマー(
Primer−B)を合成した(第2図)。この合成し
たPCR 用ミックスプライマーを用い、ブタ心房cD
NAを鋳型として、PCR 法によりプローブとなる、
ブタ心房アミド化酵素をコードする遺伝子の部分DNA
 (539 塩基対)の増幅を以下の条件で行なった。         Tris−HCl,pH8.3   
                     10  
   mM           KCl      
                         
    50     mM           M
gCl2                     
             1.5   mM    
       ゼラチン              
                 0.01   %
          dNTPs          
                        0
.2   mM           Taq DNA
 Pol.                    
       2.5   U           
 Primer−A                
               2.5  μg   
        Primer−B         
                      2.5
  μg           ブタ心房cDNA  
                        1
0     ng       94℃,2min →
55℃,2min →72℃,2min を1サイクル
として35回繰り返した。 【0016】PCR 反応の最終生成物はフェノール/
クロロホルム(1:1 ,v/v )で抽出後、セファ
デックスG−50カラムで精製し、その一部は、2%ア
ガロース電気泳動後、エチジウムブロマイド染色し、紫
外線(300nm )照射して増幅したDNA バンド
を確認した(第3図)。その結果、理論的に予想される
539 塩基対に相当する特異的DNA バンドが認め
られた。従って、既知のアミド化酵素遺伝子のホモロジ
ーに基づき、PCR 法を利用することによって、クロ
ーニングのためのプローブとなるブタ心房アミド化酵素
をコードする遺伝子の部分DNA (539 塩基対)
を増幅し、得ることができた。 【0017】実施例4 ブタ心房アミド化酵素 cDNAの単離(1)DNAプ
ローブの標識 PCR 法によって増幅した539 塩基対のDNA 
プローブ(PCR−539 )は、マルチプライムDN
A 標識システム(アマシャム社)を用いてアイソトー
プ標識した。即ち、PCR −539 を熱変性し、こ
れにプライマーと未標識のdATP,dGTP,dTT
P,最後に[α−32P ]dCTPを加え、Klen
ow酵素による伸長反応で核酸全体を標識した。標識し
たプローブ、[32P ]PCR −539 は、セフ
ァデックスG −50カラム分画によって未反応の[α
−32P ]dCTPを除去し、精製した。その結果、
7 ×108cpm/μg の比活性を持ったプローブ
[32P ]PCR −539 が調製できた。 【0018】(2)プラークハイブリダイゼーション作
製したcDNAライブラリーを普通栄養寒天培地に宿主
菌(NM514)と共に拡げ(3.5 ×104/プレ
ート)、37℃、6.5 時間後、形成したプラークの
上にナイロンフィルター(アマシャム社)を置き、2分
間放置した。このナイロンフィルターをアルカリ変性溶
液(0.5M NaOH,1.5M NaCl )上に
5 分間置き、次に中和溶液(0.5M Tris−H
Cl,pH7,1.5M NaCl )上に5分間置い
た。その後、2×SSC (20×SSC :NaCl
 175.3g 、クエン酸三ナトリウム88.2g 
、全量1リットル)で洗浄、風乾後、紫外線(300n
m )で5分間照射して、DNA をフィルター上に固
定した。こうしたナイロンフィルター10枚をビニール
袋にパックしてRapid hybridizatio
nbuffer(アマシャム社)50mlを加え、65
℃、30分間プレハイブリダイゼーションを行なった。 次に、一枚のナイロンフィルター当り、標識したDNA
 プローブ[32P ]PCR −539 を7×10
6cpm入れて、65℃、2時間以上ハイブリダイゼー
ションを行なった。 【0019】次に、6×SSC 、0.1 %SDS 
で65℃、30分間洗浄し、2×SSC 、0.1 %
SDS で65℃、30分間洗浄後、更に0.2 ×S
SC 、0.1 %SDS で65℃、30分間洗浄を
行い、最後に2×SSC、20℃でフィルターをリンス
した。風乾後、オートラジオグラフィーを−80℃で1
昼夜行なった。この様にして約35万個のブタ心房cD
NAライブラリーをスクリーニングして、プローブとハ
イブリダイズする10個の陽性シグナルが得られた。 【0020】この一次スクリーニングで得た陽性シグナ
ルに対応するプラーク領域を回収し、同様の方法で二次
、三次スクリーニングを順次行ない最終的に10個の陽
性ファージクローンを得た。 (3) cDNAクローンの制限酵素地図の作製取得し
た10個のクローンについて、それぞれのインサートc
DNAの制限酵素地図を作製した。ファージDNA を
調製し、これをEco RIで切断することにより、イ
ンサートDNA を切り出し、M13mp18 のEc
o RI部位にサブクローニングした。これらプラスミ
ドを導入した大腸菌(JM109 株)を培養し、プラ
スミドDNA を調製した。 【0021】プラスミドDNA は、種々の制限酵素で
切断し、切断したDNA 断片をアガロース電気泳動で
分析した。種々の制限酵素により切断したDNA 断片
の鎖長を比較することにより、第4図に示す制限酵素地
図を得た。 その結果、アミド化酵素cDNAを含む組換え体ファ−
ジクロ−ン(P ・PAM−1 〜10)のうち、P 
・PAM−8 が最も長いcDNAインサ−トを含んで
いた。 【0022】実施例5 ブタ心房アミド化酵素のDNA塩基配列及びアミノ酸配
列の決定得られた P・PAM−8 のcDNAインサ
ートの全塩基配列を、M13mp18 ファージベクタ
ーに正逆両方向にサブクローニングした。キロシークエ
ンス用デリーションキット(宝酒造)を用いて、プロト
コールのデリーション法に従い、インサートcDNAが
ベクターの塩基配列決定用プライマーアニーリング部位
側から順次欠失した一連のデリーションクローンを作製
した。これらデリーションクローンのDNA 塩基配列
は、Taq DNA ポリメラーゼと蛍光ラベルプライ
マーを用いたダイデオキシ法により決定した(配列番号
5)。 【0023】クロ−ン P・PAM−8 は、ポリ(A
)+ テイルを含む3731塩基対をインサートcDN
Aとして含み、翻訳開始コドンATG から翻訳終止コ
ドンTGA までの2862塩基対、即ち954 アミ
ノ酸残基をコードする連続したオープンリーディングフ
レームが存在した。この最長の読み枠に相当する塩基配
列をアミノ酸に変換した結果も配列番号5示す。 【0024】以上の結果を、DNA 塩基配列及びそれ
から予想されるアミノ酸配列が既知であるカエル皮膚,
ウシ脳下垂体,ラット心房及びヒト甲状腺のアミド化酵
素の配列と比較した結果、非常によく類以していること
が見出された。 【0025】これらの結果から判断して、配列番号5に
示すDNA 塩基配列及びアミノ酸配列はアミド化酵素
のものであることが明らかになった。 【0026】実施例6 COS細胞におけるブタ心房アミド化酵素遺伝子の発現
(1)cDNA発現ベクターの構築 以前、我々がブタ心房から精製した約36Kdの可溶性
のアミド化酵素は、配列番号5の塩基番号196 〜1
98 のATG から塩基番号3058〜3060のT
GA で終わる2862塩基対、即ち954 アミノ酸
残基の前駆体が配列番号5の塩基番号1324〜133
0のLys−Arg あるいは塩基番号1484〜14
90のLys−Lys の塩基性アミノ酸対部分で特異
的プロテアーゼの作用によって、限定的切断を受けて産
生したと考えられる。これらのことから、精製した約3
6Kdのアミド化酵素に相当するC末端側を欠失したN
末端側の部分cDNAを動物細胞発現用ベクタ−に挿入
した組換え体を作製した。 【0027】配列番号5に示すcDNAの塩基番号19
6 〜1329までの1134塩基対(378 アミノ
酸残基)に相当する部分(cDNA1134)、塩基番
号196 〜1491までの1296塩基対(432 
アミノ酸残基)に相当する部分(cDNA1296)及
び完全長のcDNAに対応する塩基番号196 〜30
57までの2862塩基対(954 アミノ酸残基)に
相当する部分(cDNA2862)をPCR 法によっ
て得るために、第5図に示すPCR 用プライマー4本
、センスプライマー(PCR−196 )とアンチセン
スプライマー(PCR−1329,PCR−1491,
PCR−3057)を合成した。 【0028】PCR 法による反応は、ブタ心房cDN
Aを鋳型として実施例3に示した条件に従って(PCR
−196 ):(PCR−1329)、(PCR−19
6 ):(PCR−1491)、(PCR−196 )
:(PCR−3057)の組合せで行なった。増幅した
cDNA1134、cDNA1296、cDNA286
21 はフェノール/クロロホルム(1:1,v/v 
)抽出後、セファデックスG−50カラムで精製し、サ
ル腎由来のCOS1細胞株にトランスフェクトされたと
き、そのPstI−KpnI 部位に挿入されたcDN
Aが高率に発現するように設計されている動物細胞発現
ベクターpcDL−SR α296 のPstI−Kp
nI 部位に連結し、アミド化酵素が正しく発現する順
方向の組換え体pcDL−SR α1134、pcDL
−SRα1296及びpcDL−SR α2862を構
築した(第6図) 。 【0029】(2)COS1細胞株の形質転換アミド化
酵素cDNA断片を持った組換え体、pcDL−SR 
α1134、pcDL−SR α1296、pcDL−
SR α2862で形質転換した大腸菌(DH5株)か
らプラスミドDNA を抽出・精製し、COS1細胞に
トランスフェクトした。トランスフェクションは、DE
AE−デキストラン・クロロキン法(Lopato,M
.A. 等;Nucleic Acid Res.,1
2,5707−5717,1984 )を用いて行なっ
た。即ち、前日10cmプレート当り106 個の細胞
を播き、10%血清DMEM培地を加え、翌日まで培養
する。トランスフェクションを始める前に、4ml の
無血清DMEM、80μlDEAE−デキストラン(2
0mg/ml )及び10μg のプラスミドDNA 
を加えよく混合しておき、培養上清を吸引除去し無血清
DMEMで洗浄したプレートに加える。37℃で約4時
間培養後、PBS 緩衝液で2回洗浄し、100 μM
のクロロキンを含む4%血清DMEM培地(10ml/
 プレート)を加え、37℃、3時間培養後、クロロキ
ンを含む培養液を吸引除去し、PBS 緩衝液で洗浄す
る。4%血清DMEM培地10mlを加え、37℃で3
〜4日培養後、上清を回収した。 【0030】(3)アミド化酵素活性の発現実施例6 上記(2)で作製した三種の組換え体をトランスフェク
トした、それぞれのCOS1細胞培養上清中に含まれる
アミド化酵素活性を測定した。活性測定の方法は、本発
明者らが新たに開発したECD−HPLCアッセイ系を
用いた。即ち、合成した基質トリペプチドD−Tyr−
X−Gly (X は20種類のアミノ酸)の中で20
μM のD−Tyr−Met−Gly を0.5mM 
アスコルビン酸,100 μg/mlカタラーゼ,50
μM CuSO4 及びプロテアーゼ阻害剤 DFP(
ジイソプロピルフルオロホスフェイト),ペプスタチン
,NEM (N−エチルマレイミド)の存在下、10倍
に濃縮した遺伝子導入COS1細胞培養上清100 μ
l と共に37℃で4時間反応させた後、生成したジペ
プチドアミド体D−Tyr−Met ・NH2 と基質
とが分離できるECD を付設したHPLCで反応液を
分析し、溶出した基質とそのジペプチドアミドのD−チ
ロシンをECD 上で電気的に酸化した際に流れる電流
を検地することによって生成比率を表わした。 【0031】第7図に各培養上清のアミド化酵素活性の
測定結果を示した。pcDL−SR α1134、pc
DL−SR α1296、pcDL−SR α2862
のいずれの組換え体プラスミドDNA をCOS1細胞
に導入した場合も、cDNAを挿入していないベクター
pcDL−SR296だけを導入したコントロールには
ほとんど見られなかったアミド化酵素活性が見出された
。 【0032】また、第8図には、各培養上清をゲルロ過
カラムを用いて溶出分画し、そのアミド化酵素活性の測
定結果を示した。pcDL−SR α1134、pcD
L−SR α1296及びpcDL−SR α2862
のいずれのプラスミドDNA をCOS1細胞に導入し
た場合も、約36kdの位置にアミド化酵素活性が検出
された。 【0033】以上の結果は、以前我々が報告したブタ心
房の可溶性画分より精製した約36kdのアミド化酵素
は、約3.7kb のアミド化酵素mRNAから約96
kdの前駆体タンパクとして発現し、その後塩基性アミ
ノ酸対Lys−Arg 部位(配列番号5 、塩基番号
1324〜1330)で限定切断を受け、約36kdの
可溶性アミド化酵素として細胞外に分泌されることを示
す。 【0034】 【発明の効果】以上に述べたように、本発明ではブタ心
房アミド化酵素をコードする遺伝子を単離し、その構造
を明らかにすると共に、以前報告した約36kdの可溶
性アミド化酵素において必要な遺伝子領域を特定し、動
物細胞において発現させることに成功した。この酵素を
用いてペプチドまたはタンパク質の生理活性に重要であ
るC−末端α− カルボキシル基のアミド化に用いれば
、生理活性物質を効率的に製造することを容易にする極
めて有用な発明である。 【0035】 【配列表】配列番号:1 配列の長さ:245 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:N 末端フラグメント起源 生物名:ウシ 組織の種類:脳下垂体 直接の起源 クローン:BOV.PAM−1 配列   Met Ala Gly Phe Arg Ser
 Leu Leu Val Leu Leu Leu 
Val Phe Pro Ser     1    
           5             
     10                  
15   Gly Cys Val Gly Phe 
Arg Ser Pro Leu Ser Val P
he Lys Arg Phe Lys       
         20              
    25                  3
0   Glu Thr Thr Arg Ser P
he Ser Asn Glu Cys Leu Gl
y Thr Thr Arg Pro        
    35                  4
0                  45   V
al Ile Pro Ile Asp Ser Se
r Asp Phe Ala Leu Asp Ile
 Arg Met Pro        50   
               55        
          60   Gly Val Th
r Pro Lys Gln Ser Asp Thr
 Tyr Phe Cys Met Ser Val 
Arg    65                
  70                  75 
                 80   Leu
 Pro Met Asp Glu Glu Ala 
Phe Val Ile Asp Phe Lys P
ro Arg Ala               
     85                  
90                  95   
Ser Met Asp Thr Val His H
is Met Leu Leu Phe Gly Cy
s Asn Met Pro            
   100                 10
5                 110   A
la Ser Thr Gly Asn Tyr Tr
p Phe Cys Asp Glu Gly Thr
 Cys Thr Asp           11
5                 120    
             125   Lys Al
a Asn Ile Leu Tyr Ala Trp
 Ala Arg Asn Ala Pro Pro 
Thr Arg       130        
         135             
    140     Leu Pro Lys G
ly Val Gly Phe Arg Val Gl
y Gly Glu Thr Gly Ser Lys
   145                 15
0                 155    
             160   Tyr Ph
e Val Leu Gln Val His Tyr
 Gly Asp Ile Ser Ala Phe 
Arg Asp                  
 165                 170 
                175  Asn 
His Lys Asp Cys Ser Gly V
al Ser Leu His Leu Thr Ar
g Leu Pro             180
                 185     
            190   Gln Pro
 Leu Ile Ala Gly Met Tyr 
Leu Met Met Ser Val Asp T
hr Val         195       
          200            
     205 Ile Pro Pro Gly 
Gly Lys Val Val Asn Ser A
sp Ile Ser Cys His Tyr   
  210                 215
                 220   Ly
s Lys Tyr Pro Met His Val
 Phe Ala Tyr Arg Val His 
Thr His His 225          
       230               
  235                 240
   Leu Gly Lys Val Val   
              245【0036】配列
番号:2 配列の長さ:246 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:N末端フラグメント 起源 生物名:アフリカツメガエル 組織の種類:皮膚 直接の起源 クローン名:AE−I 配列     Met Ala Ser Leu Ser S
er Ser Phe Leu Val Leu Ph
e Leu Leu Phe Gln      1 
               5         
         10              
    15     Asn Ser Cys Ty
r Cys Phe Arg Ser Pro Leu
 Ser Val Phe Lys Arg Tyr 
                 20      
            25           
       30     Glu Glu Ser
 Thr Arg Ser Leu Ser Asn 
Asp Cys Leu Gly Thr Thr A
rg              35       
           40            
      45     Pro Val Met 
Ser Pro Gly Ser Ser Asp T
yr Thr Leu Asp Ile Arg Me
t          50            
      55                 
 60     Pro Gly Val Thr P
ro Thr Glu Ser Asp Thr Ty
r Leu Cys Lys Ser Tyr    
  65                  70 
                 75      
            80     Arg Le
u Pro Val Asp Asp Glu Ala
 Tyr Val Val Asp Phe Arg 
Pro His                  
    85                  9
0                  95    
 Ala Asn Met Asp Thr Ala 
His His Met Leu Leu Phe G
ly Cys Asn Ile           
      100                
 105                 110 
    Pro Ser Ser Thr Asp A
sp Tyr Trp Asp Cys Ser Al
a Gly Thr Cys Met        
     115                 
120                 125  
   Asp Lys Ser Ser Ile Me
t Tyr Ala Trp Ala Lys Asn
 Ala Pro Pro Thr         
130                 135  
               140       
Lys Leu Pro Glu Gly Val G
ly Phe Arg Val Gly Gly Ly
s Ser Gly Ser     145    
             150         
        155              
   160     Arg Tyr Phe Va
l Leu Gln Val His Tyr Gly
 Asn Val Lys Ala Phe Gln 
                    165  
               170       
          175     Asp Lys
 His Lys Asp Cys Thr Gly 
Val Thr Val Arg Val Thr P
ro Glu                 18
0                 185    
             190     Lys 
Gln Pro Gln Ile Ala Gly I
le Tyr Leu Ser Met Ser Va
l Asp Thr             195
                 200     
            205     Val I
le Pro Pro Gly Glu Glu Al
a Val Asn Ser Asp Ile Ala
 Cys Leu         210     
            215          
       220     Tyr Asn Ar
g Pro Thr Ile His Pro Phe
 Ala Tyr Arg Val His Thr 
His     225              
   230                 23
5                 240    
 Gln Leu Gly Gln Val Val 
                    245 【
0037】配列番号:3 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  合成DNA 配列 GATATTCGCA TGCCTGGGGT  20
C         A  A 【0038】配列番号:4 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  合成DNA 配列 CGGATGTCTC AAGTGTGAGA  20
G 【0039】配列番号:5 配列の長さ:3731 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA起源 生物名:ブタ 組織の種類:心房 直接の起源 クローン:P ・PAM−8 配列 GGATCCGGGT ACCATGGGGA CAC
CTCGGCC GGTCCACCTC GCGGCT
CTCC GGGCAGATGG   60TGTGT
GGCCG CCGCTGGACG CCCGCCGC
GC CCCGGCCATG AAGTAGCGGC 
TGCTGGCGGC  120GCCGCTGCCC
 TACCGCCGGC CCCAGCCCAG CG
CCAAGCTG CCGGGTCCTC CCGGC
GGGGC  180CGGAGCAGCG TGGA
C ATG GCT GGC TTT CCT AGC
 CTG CTA GTT CTC CTT GTT 
  231                 Met
 Ala Gly Phe Pro Ser Leu 
Leu Val Leu Leu Val      
            1            
   5                   10
  TTT CAA AGC AGC TGT TTG
 GGT TTC AGA AGC CCA CTT 
TCT GTC TTT AAG    279Phe
 Gln Ser Ser Cys Leu Gly 
Phe Arg Ser Pro Leu Ser V
al Phe Lys          15   
               20        
          25 AGG TTT AAA 
GAA ACT TCC AGA TCA TTT T
CT AAT GAA TGT CTT GGT AC
C    327Arg Phe Lys Glu T
hr Ser Arg Ser Phe Ser As
n Glu Cys Leu Gly Thr    
  30                  35 
                 40 ACC A
GA CCA GTA ATT CCT ATT GA
T TCA TCA GAT TTT GCA TTG
 GAT ATT   375 Thr Arg Pr
o Val Ile Pro Ile Asp Ser
 Ser Asp Phe Ala Leu Asp 
Ile  45                  
50                  55   
               60   CGC A
TG CCT GGG GTT ACA CCT AA
A CAG TCT GAT ACA TAC TTC
 TGC ATG   423 Arg Met Pr
o Gly Val Thr Pro Lys Gln
 Ser Asp Thr Tyr Phe Cys 
Met                  65  
                70       
           75   TCA ATG C
GT TTG CCA GTG GAT GAG GA
A GCC TTC GTG ATT GAC TTC
 AAA   471 Ser Met Arg Le
u Pro Val Asp Glu Glu Ala
 Phe Val Ile Asp Phe Lys 
               80        
          85             
     90     CCC CGT GCC A
GC ATG GAT ACT GTC CAT CA
C ATG TTA CTC TTT GGA TGC
   519 Pro Arg Ala Ser Me
t Asp Thr Val His His Met
 Leu Leu Phe Gly Cys     
     95                 1
00                 105 AA
T ATG CCA GCA TCC ACT GGA
 AAT TAC TGG TTT TGT GAT 
GAA GGA ACC    567Asn Met
 Pro Ala Ser Thr Gly Asn 
Tyr Trp Phe Cys Asp Glu G
ly Thr     110           
      115                
 120 TGC ACA GAT AAA GCC 
AAT ATT CTA TAT GCC TGG G
CA AGA AAT GCT CCA    615
Cys Thr Asp Lys Ala Asn I
le Leu Tyr Ala Trp Ala Ar
g Asn Ala Pro 125        
         130             
    135                 1
40 CCT ACC AGG CTC CCC AA
A GGT GTT GGA TTC AGA GTT
 GGA GGG GAG ACT    663Pr
o Thr Arg Leu Pro Lys Gly
 Val Gly Phe Arg Val Gly 
Gly Glu Thr              
   145                 15
0                 155 GGA
 AGT AAA TAC TTT GTA CTT 
CAA GTA CAC TAT GGG GAC A
TT AGT GCT    711Gly Ser 
Lys Tyr Phe Val Leu Gln V
al His Tyr Gly Asp Ile Se
r Ala             160    
             165         
        170 TTT AGA GAT A
AT CAC AAA GAC TGT TCT GG
T GTG TCC TTA CAC CTC ACA
    759Phe Arg Asp Asn Hi
s Lys Asp Cys Ser Gly Val
 Ser Leu His Leu Thr     
    175                 1
80                 185 CG
C CTG CCA CAG CCT TTA ATT
 GCT GGC ATG TAC CTT ATG 
ATG TCT GTT    807Arg Leu
 Pro Gln Pro Leu Ile Ala 
Gly Met Tyr Leu Met Met S
er Val     190           
      195                
 200   GAC ACT GTT ATA CC
A GCA GGA GAG AAA GTG GTG
 AAT TCT GAC ATT TCA    8
55Asp Thr Val Ile Pro Ala
 Gly Glu Lys Val Val Asn 
Ser Asp Ile Ser 205      
           210           
      215                
 220 TGC CAT TAT AAA AAG 
TAT CCA ATG CAT GTG TTT G
CC TAC AGA GTT CAC    903
Cys His Tyr Lys Lys Tyr P
ro Met His Val Phe Ala Ty
r Arg Val His            
     225                 
230                 235  
 ACT CAC CAT TTA GGT AAG 
GTA GTA AGT GGA TAC AGA G
TA AGA AAT GGA    951Thr 
His His Leu Gly Lys Val V
al Ser Gly Tyr Arg Val Ar
g Asn Gly             240
                 245     
            250   CAG TGG
 ACA CTG ATT GGA CGC CAG 
AGC CCC CAG CTG CCA CAG G
CT TTC    999Gln Trp Thr 
Leu Ile Gly Arg Gln Ser P
ro Gln Leu Pro Gln Ala Ph
e         255            
     260                 
265 TAC CCT GTA GAA CAC C
CA GTA GAT GTT AGT TTT GG
T GAC ATA CTG GCA   1047T
yr Pro Val Glu His Pro Va
l Asp Val Ser Phe Gly Asp
 Ile Leu Ala     270     
            275          
       280 GCA AGA TGT GT
A TTC ACT GGT GAA GGA AGG
 ACA GAA GCC ACA CAC ATT 
  1095Ala Arg Cys Val Phe
 Thr Gly Glu Gly Arg Thr 
Glu Ala Thr His Ile 285  
               290       
          295            
     300 GGT GGT ACA TCT 
AGT GAT GAA ATG TGC AAC T
TA TAC ATT ATG TAT TAC   
1143Gly Gly Thr Ser Ser A
sp Glu Met Cys Asn Leu Ty
r Ile Met Tyr Tyr        
         305             
    310                 3
15 ATG GAA GCC AAG CAT GC
A GTT TCT TTC ATG ACC TGT
 ACA CAG AAT GTA   1191Me
t Glu Ala Lys His Ala Val
 Ser Phe Met Thr Cys Thr 
Gln Asn Val             3
20                 325   
              330 GCT CCG
 GAT ATA TTC AGA ACC ATA 
CCA ACA GAG GCC AAT ATT C
CA ATT   1239Ala Pro Asp 
Ile Phe Arg Thr Ile Pro T
hr Glu Ala Asn Ile Pro Il
e         335            
     340                 
345 CCT GTT AAG TCT GAT A
TG GTT ATG ATG CAT GGA CA
T CAC AAA GAA ACA   1287P
ro Val Lys Ser Asp Met Va
l Met Met His Gly His His
 Lys Glu Thr     350     
            355          
       360 GAG AAT AAA GA
T AAG ACT TCT ATT CTA CAG
 CAA CCA AAA CGA GAA GAA 
  1335Glu Asn Lys Asp Lys
 Thr Ser Ile Leu Gln Gln 
Pro Lys Arg Glu Glu 365  
               370       
          375            
     380 GAG GAA GTG TTA 
GAA CAG GGT GAT TTC TAT T
CA CTA CTT TCC AAG CTG   
1383Glu Glu Val Leu Glu G
ln Gly Asp Phe Tyr Ser Le
u Leu Ser Lys Leu        
         385             
    390                 3
95 CTA GGA GAA AGG GAA GA
T GTT GTT CAT GTG CAT AAA
 TAT AAT CCT ACA   1431Le
u Gly Glu Arg Glu Asp Val
 Val His Val His Lys Tyr 
Asn Pro Thr             4
00                 405   
              410 GAA AAG
 GCA GAA TCA GAG TCA GAC 
CTG GTA GCC GAG ATT GCA A
AT GTA   1479Glu Lys Ala 
Glu Ser Glu Ser Asp Leu V
al Ala Glu Ile Ala Asn Va
l         415            
     420                 
425 GTC CAA AAG AAG GAT C
TC AGT CCA TCT GAT GCC AG
A GAG AGT ACA GAA   1527V
al Gln Lys Lys Asp Leu Se
r Pro Ser Asp Ala Arg Glu
 Ser Thr Glu     430     
            435          
       440 CAT GAG AGG GA
C AAT ACT ATT CTT GTC AGA
 GAC AGA ATT CAC AAA TTC 
  1575His Glu Arg Asp Asn
 Thr Ile Leu Val Arg Asp 
Arg Ile His Lys Phe 445  
               450       
          455            
     460 CAC AGA CTA GTA 
TCT ACT TTG AGG CCA GCA G
AG AGC AGA GTT TTG TCA   
1623His Arg Leu Val Ser T
hr Leu Arg Pro Ala Glu Se
r Arg Val Leu Ser        
         465             
    470                 4
75 TTA CAG CAG CCC CTA CC
T GGT GAA GGC ACC TGG GAA
 TCA GAA CAC ACA   1671Le
u Gln Gln Pro Leu Pro Gly
 Gln Gly Thr Trp Glu Ser 
Glu His Thr             4
80                 485   
              490 GGA GAT
 TTC CAT GTA GAA GAG GCA 
CTG GAT TGG CCC GGA GTA T
AC TTG   1719Gly Asp Phe 
His Val Glu Glu Ala Leu A
sp Trp Pro Gly Val Tyr Le
u         495            
     500                 
505 TTA CCA GGC CAG GTT T
CT GGG GTG GCT CTG GAC CC
T AAG AAT AAC CTG   1767L
eu Pro Gly Gln Val Ser Gl
y Val Ala Leu Asp Pro Lys
 Asn Asn Leu     510     
            515          
       520 GTG ATT TTC CA
C AGA GGT GAC CAT GTC TGG
 CAT GGA AAC TCT TTT GAC 
  1815Val Ile Phe His Arg
 Gly Asp His Val Trp Asp 
Gly Asn Ser Phe Asp 525  
               530       
          535            
     540 AGC AAG TTT GTT 
TAC CAG CAA AGA GGA CTC G
GG CCA ATT GAA GAA CAG   
1863Ser Lys Phe Val Tyr G
ln Gln Arg Gly Leu Gly Pr
o Ile Glu Glu Asp        
         545             
    550                 5
55 ACT ATT CTT GTC ATA GA
T CCA AAT AGC GCT GCA GTG
 CTC CAG TCC AGT   1911Th
r Ile Leu Val Ile Asp Pro
 Asn Ser Ala Ala Val Leu 
Gln Ser Ser             5
60                 565   
              570 GGG AAA
 AAT CTG TTT TAC TTG CCA 
CAT GGC TTG AGT ATA GAT A
AA GAT   1959Gly Lys Asn 
Leu Phe Tyr Leu Pro His G
ly Leu Ser Ile Asp Lys As
p         575            
     580                 
585 GGA AAT TAT TGG GTC A
CA GAT GTG GCT CTT CAT CA
G GTG TTC AAA TTA   2007G
ly Asn Tyr Trp Val Thr As
p Val Ala Leu His Gln Val
 Phe Lys Leu     590     
            595          
       600 GAT CCA GAC AG
T AAA GAA GCC CCT CTG TTA
 ATC CTG GGA CAG AGC ATG 
  2055Asp Pro Asp Ser Lys
 Glu Ala Pro Leu Leu Ile 
Leu Gly Gln Ser Met 605  
               610       
          615            
     620 CAA CCA GGC AGT 
GAC CAG AAT CAC TTC TGT C
AA CCC ACT GAC GTG GCT   
2103Gln Pro Gly Ser Asp G
ln Asn His Phc Cys Gln Pr
o Thr Asp Val Ala        
         625             
    630                 6
35 GTG GAT CCA GAC ACT GG
A ACC ATC TAT GTA TCA GAT
 GGT TAC TGC AAT   2151Va
l Asp Pro Asp Thr Gly Thr
 Ile Tyr Val Ser Asp Gly 
Tyr Cys Asn             6
40                 645   
              650 AGT CGG
 ATT GTG CAG TTT TCA CCA 
AGT GGA AAG TAC ATC ACA C
AG TGG   2199Ser Arg Ile 
Val Gln Phe Ser Pro Ser G
ly Lys Tyr Ile Thr Gln Tr
p         655            
     660                 
665 GGA GAA GAG TCT ACT G
GG GAC  AGC CCT AAA CCA G
GC CAG TTC AGT GTT  2247G
ly Glu  Glu Ser Thr Gly A
sp Ser Pro Lys Pro Gly Gl
n Phe Ser Val    670     
             675         
        680CCT CAC AGT TT
G GCC CTT GTG CCT CAT TTG
 GGC CAA TTA TGT GTG GCA 
  2295Pro His Ser Leu Ala
 Leu Val Pro His Leu Gly 
Gln Leu Cys Val Ala 685  
               690       
          695            
     700 GAC AGG GAA AAC 
GGT CGG ATC CAG TGT TTT A
AA ACT GAC ACC AAA GAA   
2343Asp Arg Glu Asn Gly A
rg Ile Gln Cys Phe Lys Th
r Asp Thr Lys Glu        
         705             
    710                 7
15 TTT GTG CGA GAG ATT AA
G CAT GCA TTG TTC GGA AGA
 AAT GTA TTT GCA   2391Ph
e Val Arg Glu Ile Lys His
 Ala Leu Phe Gly Arg Asn 
Val Phe Ala             7
20                 725   
              730 ATT TCA
 TAT GTA TCA GGT TTG CTC 
TTT GCT GTG AAC GGA AAG C
CT TAC   2439Ile Ser Tyr 
Val Ser Gly Leu Leu Phe A
la Val Asn Gly Lys Pro Ty
r         735            
     740                 
745 TTT GAG GAC CAA GAA C
CT GTA CAA GGA TTT GTG AT
G AAC TTT TCC AAT   2487P
he Glu Asp Gln Glu Pro Va
l Gln Gly Phe Val Met Asn
 Phe Ser Asn     750     
            755          
       760 GGG GAA ATT AT
A GAC GTC TTC AAG CCA GTA
 CGC AAG CAC TTT GAC ATG 
  2535Gly Glu Ile Ile Asp
 Val Phe Lys Pro Val Arg 
Lys His Phe Asp Met 765  
               770       
          775            
     780 CCT CAT GAC ATC 
ACT GCG TCT GAA GAT GGG A
CC GTG TTT GTT GGA GAC   
2583Pro His Asp Ile Thr A
la Ser Glu Asp Gly Thr Va
l Phe Val Gly Asp        
         785             
    790                 7
95 GCT CAC ACC AAC ACC GT
G TGG AAG TTC ACC TTG ACT
 GAG AAA ATG GAA   2631Al
a His Thr Asn Thr Val Trp
 Lys Phe Thr Leu Thr Glu 
Lys Met Glu             8
00                 805   
              810 CAT CGA
 TCA GTT AAA AAG GCT GGC 
ATT GAG GTC CAG GAA ATC A
AA GAA   2679His Arg Ser 
Val Lys Lys Ala Gly Ile G
lu Val Gln Glu Ile Lys Gl
u         815            
     820                 
825 TCC GAG GCA GTT GTT G
AA ACC AAA ATG GAG AAC AA
A CCC ACC TCC TCA   2727S
er Glu Ala Val Val Glu Th
r Lys Met Glu Asn Lys Pro
 Thr Ser Ser     830     
            835          
       840 GAA TTG CAG AA
G ATG CAA GAG AAA CAG AAA
 CTG ATC AAA GAG CCA GGC 
  2775Glu Leu Gln Lys Met
 Gln Glu Lys Gln Lys Leu 
Ile Lys Glu Pro Gly 845  
               850       
          855            
     860 TCA GGA GTG CCC 
GTT GTT CTC ATT ACA ACC C
TG CTG GTT ATT CCG GTG   
2823Ser Gly Val Pro Val V
al Leu Ile Thr Thr Leu Le
u Val Ile Pro Val        
         865             
    870                 8
75 GTT GTC CTG CTG GCC AT
T GCC TTA TTT ATT CGG TGG
 AAA AAA TCA AGG   2871Va
l Val Leu Leu Ala Ile Ala
 Leu Phe Ile Arg Trp Lys 
Lys Ser Arg             8
80                 885   
              890 GCC TTT
 GGA GGA AAG GGG AGC GGA 
GGC TTG AAT CTC GGC AAT T
TC TTC   2919Ala Phe Gly 
Gly Lys Gly Ser Gly Gly L
eu Asn Leu Gly Asn Phe Ph
e         895            
     900                 
905 GCA AGC CGG AAA GGC T
AT AGC CGG AAA GGG TTT GA
C CGC CTT AGC ACC   2967A
la Ser Arg Lys Gly Tyr Se
r Arg Lys Gly Phe Asp Arg
 Leu Ser Thr     910     
            915          
       920   GAG GGA AGC 
GAC CAG GAG AAA GAC GAG G
AT GAT GGG AGT GAA TCC GA
A   3015Glu Gly Ser Asp G
ln Glu Lys Asp Glu Asp As
p Gly Ser Glu Ser Glu 925
                 930     
            935          
       940 GCG GAG TAT TC
C GCA CCA CTG CCC ACA CCC
 GCA CCT TCC TCC TGAGATCA
AG 3067 Glu Glu Tyr Ser A
la Pro Leu Pro Thr Pro Al
a Pro Ser Ser         945
                 950 GCTT
TGACTT AGGTTGATGA GATTTAC
CAA GAATGCCAGA TTCCTTTCCC
 TTTAGCACGT  3127 TTAGAGT
TTT GTGTATTTAA CTGTAAACTG
 TACTAGTCTG TGTGGGACTG TA
CACATTTT  3187 ACTTCATTTT
 GGTTTAGTTG GCTTTGGTTT CT
AGTTGAGG AGTTTCCTAA AAGTT
CAGAA  3247 CAGTGCCATT GT
CTTTATAG GAACATAGGA TAGAG
AAGCA GTCCTCTTCT TCCATCAC
AC  3307 TAGTAAGTTA ATGAT
GGAAG GTTTGCTCAT CTGCATTT
TT GAGACTTTTC TGTAGTTTGT 
 3367 AAATAACCCC ATTCTCTG
CT TGAACACAGT ATTTTCCCAA 
CAGCACTTCC ATTGCCAATG  34
27 TCTTTCTTTG GTGCCTTTCC 
TGTTCAGCAT TCTCAGCCTG TGG
CAGTAAA GAGAAACTTT  3487 
GTGCTACATG ACGACAAAGC TGC
TAAATCT CCTTCTATTT TTTTAA
AATC ACTAACATTA  3547 TAT
TGCAATG AGGGAAGGAA AAAGAA
AGTC TCTATTTAAA TTGTTTTTT
T TTTAATTTTT  3607 CTTCTT
CAGT TGATGTGTTT TGGGGATGT
C TTATTTTTAG ATGGTTACAC T
GTTAGATCA  3667 CTATTTTCA
G AATCTGAATG TAATTTGTGT A
ATAAAGTGT TTTCAGAGCA AAAA
AAAAAA  3727  AAAA       
                         
                         
     3731 【0040】配列番号:6 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  合成DNA 配列 GGATTCACTG TGGACATGGC TGG
CTTT  27【0041】配列番号:7 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  合成DNA 配列 GGGACCTCAT CGTTTTGGTT GCT
GTAG  27【0042】配列番号:8 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  合成DNA 配列 GTTAATTCAC TTCTTTTGGA CTA
CATT  27【0043】配列番号:9 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  合成DNA 配列 GAACCTTGGT TGATCTCAGG AGG
AAGG  27【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】  AE−IとB ・PAM−1 のN 末端
側のアミノ酸配列の比較とPCR 用ミックスプライマ
ーの作製領域を示す。
【図2】  合成したPCR 用ミックスプライマー、
Primer−AとPrimer−Bの塩基配列を示す
【図3】  PCR 反応産物のアガロース電気泳動写
真を示す。
【図4】  ブタ心房アミド化酵素をコードするcDN
Aクローンの制限酵素地図を示す。
【図5】  動物細胞発現ベクターに組み込むcDNA
断片をPCR 法で作製するためのプライマーのデザイ
ンである。
【図6】  発現ベクターpcDL−SR α1134
、pcDL−SR α1296、pcDL−SR α2
862の作製を示す。
【図7】  アミド化酵素cDNAを含有する発現ベク
ターpcDL−SRα1296、pcDL−SR α2
862で形質転換したCOS1細胞が発現するアミド化
酵素活性を示す。
【図8】  アミド化酵素cDNAを含有する発現ベク
ターpcDL−SRα1134、pcDL−SR α1
296、pcDL−SR α2862で形質転換した各
COS1細胞培養上清のゲルろ過カラム分画におけるア
ミド化酵素活性を示す。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ブタ心房アミド化酵素をコードする遺
    伝子。
  2. 【請求項2】  配列番号5に記載の塩基配列で特定さ
    れる請求項1記載の遺伝子。
  3. 【請求項3】  配列番号5に記載の塩基番号196 
    から3057までの2862塩基対で特定される請求項
    1記載の遺伝子。
  4. 【請求項4】  配列番号5に記載の塩基番号196 
    から1491までの1296塩基対で特定される請求項
    1記載の遺伝子。
  5. 【請求項5】  配列番号5に記載の塩基番号196 
    から1329までの1134塩基対で特定される請求項
    1記載の遺伝子。
  6. 【請求項6】  配列番号5に記載のアミノ酸番号1か
    ら954 までの954 アミノ酸残基で特定される請
    求項1記載のアミド化酵素。
  7. 【請求項7】  配列番号5に記載のアミノ酸番号1か
    ら432 までの432 アミノ酸残基で特定される請
    求項1記載のアミド化酵素。
  8. 【請求項8】  配列番号5に記載のアミノ酸番号1か
    ら378 までの378 アミノ酸残基で特定される請
    求項1記載のアミド化酵素。
  9. 【請求項9】  ブタ心房アミド化酵素をコードする塩
    基配列を組み込んだ発現ベクター。
  10. 【請求項10】  請求項9に記載の発現ベクターを導
    入した細胞。
  11. 【請求項11】  請求項10に記載の細胞を培養し、
    培養物からアミド化酵素を採取することを特徴とするア
    ミド化酵素の製造法。
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Non-Patent Citations (6)

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Title
BIOCHEM BIOPHYS RES COMMUN 150=1988 *
BIOCHEM BIOPHYS RES COMMUN 169=1990 *
BIOCHEM BIOPHYS RES COMMUN 172-1=1990 *
J BIOCHEM 105=1989 *
MOL ENDOCRINOL 1=1987 *
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